コメント
個人的な意見だから
起立しない教員はクビってのはあくまで個人的な意見ですよ。政治が教育に介入すべきってのも個人的な意見。で、実際に命令したのは教育委員会なんです。
確かに条例も立てたよ? でも、実行すんのは教育委員会であって、僕には責任ないんだって。
宿題の回答案
「条例案を提出したのは私だけれど、それを議決したのは議会。私が決めたわけじゃない。役所が自由に条例作れるんですか?」と逆切れする。
オプションとしてさらに、「議員を選んだのは大阪府民、これは民意だ。」とするのも展開しだいではあり。
条例に従わないケースに対しては、「条例に従わないのなら条例違反になりますからそれは規定どおり処罰します。当然です。規定どおりです。文句があるなら条例を制定した議会にいいなさい。」というところでしょうか。
ガリクソン
私自身は規律斉唱の強制について賛成か反対かずっと決めかねているのでなかなか自分の意見がまとまらないのですが、それは置いといて
確か大阪での起立問題は、橋下さんが知事に就任する以前から教師に対して国歌斉唱の際の起立の通達が出ていて、それを拒否する教師の方がいるのを各学校長や教育委員会が「話し合いで云々」となあなあで済ませていましたよね。それを橋下さんがなあなあで放置するのはけしからんと起立条例を制定して話題になったわけですよね。
ですので橋下さんの「命令するのは教育委員会」といった趣旨の発言は、発言の文脈も考慮して批評されるべきですが一理あると思うのです。正確には「ずっと命令してたのは教育委員会」というのが正しいのかもしれませんが。
私が強制反対の意見にいまひとつ納得できない理由の一つが、反対の主張のほとんどが橋下憎しで塗り固められていて橋下知事以前の教育委員会の長年にわたる「命令はするけど徹底はしない」というどっちつかずの姿勢に対する批判があまり見られないからでもあります。
また、これも反対派の意見で時折見かけるのですが「世界では国歌斉唱を強制している国は少ないから強制すべきではない」というものにも疑問が有ります。これはつまり多数派に従えというもので、私には維新の会が府議会で行った行動と近しいものに映ります。また死刑制度についても同様の論理で死刑廃止すべきという方がいらっしゃいますがそれもおかしいと感じます。
とは言うものの橋下さんの言い分も極端であれをそのまま全部受け入れろというのも難しい。
思考が堂々巡りしています。
特にバカ殿が記者会見を記者との議論と曲解しまくってる件について
http://goo.gl/o7yzB
(引用開始)
1 昨日、橋下市長がMBS記者とのやり取りについて、再度、ツイートしていた。その中に、「記者は忙しくて全てを勉強しているわけではないから記者が答えられなくてもしょうがないと言うどこかの市長の頓珍漢な意見」というフレーズがありました。
posted at 00:15:02
2 この「頓珍漢な意見」を言う市長とは私のことでしょう。橋下市長が激昂された記者会見を見て、思わずツイートしたことが波紋を呼び、橋下市長ご本人からも言及されるとは全く予想だにしておらず、改めてツイッターの拡散力に驚いた次第です。
posted at 00:15:23
3 さて、橋下市長の一連のご意見について、合点がいかない部分があり、懲りずにツイート致します。「僕は公人だから記者会見の場、朝夕囲み取材の場などでは出来る限り記者の質問には答える。しかしそれは一方的な僕の義務ではない。
posted at 00:15:47
4 (3からの続き)記者の認識に誤りがあったり、見解に合理性がなかったりすれば、当然僕から質すこともある。権力と記者のやり取りの中で真実が見えてくる。それが民主主義における議論の重要性だ。」との部分についてはその通りだと思います。
posted at 00:16:54
5 しかし、ここで考えてみたいのは、政治家が記者を通じて有権者に負っている説明責任と、記者が政治家に負っている説明責任が同じかということです。
posted at 00:17:32
6 政治家は有権者に対し自分が関係する政治課題について説明責任を負っています。ですから、自分に無関係なこと以外は、他に特別な理由がなければ、記者の質問に答える政治的責任があります。もちろん、ノーコメントもあり得ますが、それは納得できる理由がなければ有権者には理解されません。
posted at 00:18:25
7 一方、報道機関は有権者との関係で事実を正確に伝える社会的責任を負っています。従って、政治家から記者への質問は、記者の質問の趣旨がわからないとか、質問の内容が論理的に整合性を欠いているとかの場合に、質問の趣旨を踏まえたきちんとした回答をするためにするものです。
posted at 00:18:50
8 では、記者の質問の趣旨に関係なく、政治家が「記者はこのことを知っているか?」「記者はこれについてどう考えるのか?」など、質問することそのものを目的として記者に質問した場合に、記者は答える必要があるでしょうか。
posted at 00:20:31
9 私は、記者はそのような質問に答える必要はないと思います。なぜなら、記者は有権者との関係で事実を正確に伝える社会的責任は負っていますが、その際、自分の認識や見解を有権者に伝える責任は負っていないからです。
posted at 00:22:15
10 言い換えれば、記者やディレクターは自分の認識や見解を、自分の記事や番組の中で予め述べないと報道してはならないということはありません。世界中どこを探してもそのような報道ルールが確立している国は無いでしょう。
posted at 00:22:41
11 もちろん、前回ツイートしたように報道には何らかの形で報道する側の主観が入っています。そもそも記事や番組にするかどうか自体、報道する側が取捨選択するのですから、内容に主観が入るのは自明のこと。それを読み解き、真実に迫るのが、前々回申し上げたメディア・リテラシーということです。
posted at 00:24:32
12 ですから、記者は質問すること自体を目的としたような政治家の質問に答える必要は無いのです。今回、橋下市長の取った行動でさらにまずかったのは、その質問に答えないと、自分も記者の質問に答えないと言ってしまったことです。ここまで来ると、政治家の説明責任の放棄です。
posted at 00:25:20
13 そして、もっともっとまずかったのは、橋下市長は自分が答えを知っている質問に記者が答えないと、記者が橋本市長に発した質問(しかも、その質問と橋本市長が発した質問はあまり関係がない)に答えないと言われたことです。
posted at 00:25:59
14 例えて言えば、「自分の出すクイズに答えないと君の質問にも答えないよ」と。どうやら、橋下市長は、記者会見は記者との知恵比べの場と認識しているかのようです。
posted at 00:27:00
15 「僕はいつも事前のペーパーなしで記者とやり合っている」とツイートで強調されていることからも、記者会見を記者との知恵比べの場と勘違いされているかのような認識がうかがえます。
(引用ここまで)
生駒市長の「記者観」に同意します
研修の講師曰く、「説明責任とは、その説明を受ける人間が納得する(若しくは飽きるか事象が終了する)まで説明をし続けること。」
で、ここからが私の考えなのですが、いわゆる「マスコミ」は、質問機能のある「マイク(兼スピーカー)」であって、彼らが納得したからと言って、説明責任が終わるものではないと…ただし、マスコミという「マイク」の向こう側にいる本来説明を受ける権利のある人の理解度についての「目安」にはなる…
そう考えると「マイク」相手にエキサイトするのは単なる「阿呆」ですし、ましてや「マイク」に逆質問をするのは「間抜け」となります。
でこの時、橋下市長は、この記者の後ろ(にいる視聴者=市民・有権者)を見ていたのか…たぶん目の前にいる記者個人しか見てなかったんだろうなぁ…
宿題の回答例
例えばバカ殿は今日だけでも
「批判してきた者には100倍返しする」というツイートをし、節電のための密告監視制度導入を提案しています。
どんだけ弾圧密告が好きなんだか
>ガリクソンさん
私は全文書き起こししましたが、MBS記者にはそのような誘導尋問は見受けられませんでした。もし誘導尋問があるというなら、どの質問がそうなのか具体的に指摘して下さい。
それから国旗国歌斉唱について私はいろいろ書いております。右サイドカラムのカテゴリー「日の丸君が代」に私の考えが入っておりますので、もしよろしければごらんください。
>ガリクソン様
国旗国歌強制、および死刑に関してそれに反対する側が、
世界ではそれがむしろ少数派であることを提示するのは、
ただ単に「皆やってないんだから我々もやめよう」、
「多い方に合わせよう」と唱えているのではありません。それは誤解です。
強制派、および死刑支持派がしばしば「当たり前だ」「常識だ」
「世論調査で支持されている」といった主張ばかり繰り返すのに対し、
それが現実には視野狭窄であることを指摘するための例示であって、
多寡がそのまま反対する理由になっている訳ではありません。
強制派も死刑支持派も論理を持たず、多数派を名乗ることと、
既成事実に乗っかることしかしないので、そこを突くためには
そのような指摘の仕方が有効と考えてのことだと思います。
直接の根拠となるのはあくまで、全ての人を個人として尊重する人権思想の論理です。
人権尊重の観点から正しく、かつ世界的にも主流である考えから
何故、目を背けるのかと問うているのです。
こちらはとても勉強になるブログですので、色々お読み頂ければ、
わけもなく「橋下憎し」で訴えている訳ではないことが分かって頂けると思います。
>秋原様
私もあまりの醜悪さに動画を見通すのをギブアップしてしまったので、
文字起こしして頂いたことにお礼申し上げます。
過去に橋下氏に論破「されたことになっている」学者たちでも、
例えば往復書簡のような形で議論すれば、むしろ彼に勝てない人はいない気がします。
ややエントリーの主旨から逸れますがこんな記事が。
http://www.asahi.com/international/update/0514/TKY201205140214.html
〈報道陣、座り込みで抗議 起立要求のギリシャ極右党首に〉
ギリシャ国会に初めて議席を得た極右政党「黄金の夜明け」のミカロリアコス党首が13日、再選挙回避を模索するパプリアス大統領と会談した。地元メディアによると、党首が入場する際、複数の記者が床に座り込み、同党への抗議の姿勢を示した。
黄金の夜明けは、総選挙の勝利会見の際、報道陣に党首への敬意を表して起立するよう求め、反論した記者に退場を促すなど摩擦を起こしていた。
大統領との会談は約15分で終了。会談後、党首は報道陣に対し、大統領に国境警備や不法移民の問題について提議した、と述べた。また「ギリシャは豊かな国なのに、高利貸の犠牲になっている。欧州連合と国際通貨基金はこの国から出ていけ」などと自説を展開したという。(アテネ=石田博士)
日本のマスコミもこれくらいの気概を持ってほしいものです。
マスコミの気概を問う に共感して
パワハラに 立ちすくみたる ヒツジ記者
誰かが質問者に加勢していればあの場でボクちゃんの楽しい画像が見られたかも
通りすがりのもですが
”また、記者は恫喝口調で記者の萎縮を狙い”の部分ですが、最初の”記者”は”市長”ですよね。