コメント
秋原さん、ありがとうございます!
実は私、こう見えて非常に神経が繊細なものですので(本当です!)とてもあのようなDVまがいのパワハラシーンというのは見ていることができません。(たぶん、子どもの頃、いじめられっ子だったので、そのトラウマがあるのかと思うのですが・・・)だから、未だに動画を最後まで、きちんと見ることが出来ないでいるのですが、秋原さんの書き起こしと丁寧な解説のお陰で、「橋下流言い逃れ&やり込め術」の実態を知ることが出来ました。たいへん気骨の折れるお仕事だったと思いますが、本当に感謝しています。どうもありがとうございました。
また、ふなぼりすたさん御紹介の、私学に通う高校生の皆さんとの会見の書き起こしもたいへん参考になりました。あの時の詭弁も今回、秋原さんの解説なさったものとほぼ同じやり口のような気がします。
http://www.daikyoso.net/wp-content/uploads/2008/11/bw-uploadsi7sjupjtjpacxo2cjvqqtolmlsqsa4kpgucucgrm.pdf
ふなぼりすたさんのコメント(実際には、高校生が負けていたわけではなく、圧勝であったこと、そしてその後の経過も紹介されています)
http://akiharahaduki.blog31.fc2.com/blog-entry-959.html#comment7643
こうして書かれたものを見ると、けして橋下氏の答弁が当を得ていないこと、相手が不勉強で馬鹿げた質問をしたわけではないことは良くわかるのですが、それでも動画を見た多くの人が橋下氏の詭弁を見抜けず、相手に非があるように思ってしまうのはどうしてなのでしょう?やはり、弁護士さんとして、数々の示談交渉の“修羅場”を踏んできた経験が、彼の言葉に勢いをつけて、見る人に錯覚を起こさせているのでしょうか?人間、何事も経験は積むものですね。
しかし、私が怖いと思うのは、ああいう場面を見て、橋下氏の側に感情移入出来る人たちが結構いるらしいということです。私などはやはり、どちらかといえば、あの記者さんや高校生たちに方に感情移入してしまう方で、間違っても橋下氏に感情移入などは出来ないのですが、どうも色々なところの書き込みやつぶやきなどを見ますと、まるで自身が橋下氏であるかのような視点で相手の非を責めている人たちがいます。
その人たちがすべて、橋下氏の進める新自由主義的な政策で利益を得る人たちだというのなら、まだわかりますが、おそらくそうではないでしょう。(これまでの傾向からいって、そうした政策で利益を得るのは一部の既に裕福な人たちだけですから)それなのになぜ、そうしたことが起こるのか、起こされているのか、解明していく必要があると思います。
また、ふなぼりすたさん御紹介の、私学に通う高校生の皆さんとの会見の書き起こしもたいへん参考になりました。あの時の詭弁も今回、秋原さんの解説なさったものとほぼ同じやり口のような気がします。
http://www.daikyoso.net/wp-content/uploads/2008/11/bw-uploadsi7sjupjtjpacxo2cjvqqtolmlsqsa4kpgucucgrm.pdf
ふなぼりすたさんのコメント(実際には、高校生が負けていたわけではなく、圧勝であったこと、そしてその後の経過も紹介されています)
http://akiharahaduki.blog31.fc2.com/blog-entry-959.html#comment7643
こうして書かれたものを見ると、けして橋下氏の答弁が当を得ていないこと、相手が不勉強で馬鹿げた質問をしたわけではないことは良くわかるのですが、それでも動画を見た多くの人が橋下氏の詭弁を見抜けず、相手に非があるように思ってしまうのはどうしてなのでしょう?やはり、弁護士さんとして、数々の示談交渉の“修羅場”を踏んできた経験が、彼の言葉に勢いをつけて、見る人に錯覚を起こさせているのでしょうか?人間、何事も経験は積むものですね。
しかし、私が怖いと思うのは、ああいう場面を見て、橋下氏の側に感情移入出来る人たちが結構いるらしいということです。私などはやはり、どちらかといえば、あの記者さんや高校生たちに方に感情移入してしまう方で、間違っても橋下氏に感情移入などは出来ないのですが、どうも色々なところの書き込みやつぶやきなどを見ますと、まるで自身が橋下氏であるかのような視点で相手の非を責めている人たちがいます。
その人たちがすべて、橋下氏の進める新自由主義的な政策で利益を得る人たちだというのなら、まだわかりますが、おそらくそうではないでしょう。(これまでの傾向からいって、そうした政策で利益を得るのは一部の既に裕福な人たちだけですから)それなのになぜ、そうしたことが起こるのか、起こされているのか、解明していく必要があると思います。
説明できない市長
どこかの大学入試で「卒業式で教員に君が代を歌わせる理由」を小論文の題材にしてほしいなあ。「国歌だからですよ、式典だからですよ」なんて書いたらまず不合格でしょうねえ。脳みそがそこで思考停止しているのが丸わかりです。全国学力テストの成績が悪いことを理由に立腹した知事がいたどこかの都道府県の生徒の方がもうちょっとましな理由を述べると思いますよ。
>風鈴草さん
書きおこしには少々骨が折れましたが、そういっていただけると頑張った甲斐があります。
私はドSツンデレメイドなので、ああいうDV男を見るとひざまづかせたくなりますね(笑)
強いモノと自分を同一視し依存することでアイデンティティを保ちたいのがネトウヨ的な思考なんでしょうね。ブログでも何回か触れてきたと思います、どのエントリーだったかぱっと見つからなくて申し訳ないのですが。
私はドSツンデレメイドなので、ああいうDV男を見るとひざまづかせたくなりますね(笑)
強いモノと自分を同一視し依存することでアイデンティティを保ちたいのがネトウヨ的な思考なんでしょうね。ブログでも何回か触れてきたと思います、どのエントリーだったかぱっと見つからなくて申し訳ないのですが。
>nobuさん
それでもこれを何度も繰り返してたら疑問に思わなくなる人が増えるかもしれませんね。「何故殺人をおかしたらいけないか理由が言えるか?殺人はいけないことだというのは当たり前だ、理由なんかいらない。それと同じだ」とか言われるようにならなければいいが、と懸念します
ありがとうございました
詭弁術講座、ありがとうございました。
記者を恫喝するとは言語道断、事実をくまなく知りたい、と思ったものの、動画を見たらムカつき過ぎて憤死するか酷い鬱状態に陥るかもしれず、怖くて見ることができませんでした。
なので文字に起こしていただいて大変助かりました。
実際のところどういうやり取りがなされたのか、自分のペースで読むことができました。
それにしても理解できないのは、MBSの記者さんを責める声が一般人からも多く挙がっていることです。
橋下氏の術中に嵌まってしまっているのかもしれませんね。
記者を恫喝するとは言語道断、事実をくまなく知りたい、と思ったものの、動画を見たらムカつき過ぎて憤死するか酷い鬱状態に陥るかもしれず、怖くて見ることができませんでした。
なので文字に起こしていただいて大変助かりました。
実際のところどういうやり取りがなされたのか、自分のペースで読むことができました。
それにしても理解できないのは、MBSの記者さんを責める声が一般人からも多く挙がっていることです。
橋下氏の術中に嵌まってしまっているのかもしれませんね。
>くまきちさん
お役に立ててうれしいです。かきおこしがあれば冷静に判断できますもんね。
>それにしても理解できないのは、MBSの記者さんを責める声が一般人からも多く挙がっていることです。
映像の一部だけを見て「何にも知らない」「勉強不足」という橋下氏の言葉を信じちゃってるのかもしれませんね。
>それにしても理解できないのは、MBSの記者さんを責める声が一般人からも多く挙がっていることです。
映像の一部だけを見て「何にも知らない」「勉強不足」という橋下氏の言葉を信じちゃってるのかもしれませんね。
>くまきちさんへ
この件で橋下の味方をする一般人が予想以上に多いと考えられる理由は、
「橋下は一般人には日の丸君が代を押しつける姿勢を一切見せない」
ことと深い関係があると私は思います。
極論を言うと、彼にとっては、式に参加している保護者たちが国歌斉唱時によそ見をしようが携帯電話のメールを見ようが構わないのです。
あくまで、教員という「公務員」にだけ国歌を歌う義務があるというわけですから。
民間人なら国旗国歌に反対しようが自由であるという主旨の発言を、彼は実際に何度もしていますし。
これが例えば本当にゴリゴリの右翼の人だと、例え思想信条の自由を尊重するにしても、「民間人なら何をしても良い」
などとは決して言わないでしょう。
国旗国歌を尊重しない人たちには何らかの苦言を呈することはあっても。
要は一般人にとっては何の圧力もないから、橋下の考えに乗っかり易いんですよ。
この件で橋下に賛同するか否かは、私はイデオロギーとは全く別だと思います。
公務員と民間人との線引きに拘りを持つか否かによって賛成反対が分かれるんじゃないかと見ています。
拘りが強ければ強いほど、賛成の度合いも高まるでしょうね。
「橋下は一般人には日の丸君が代を押しつける姿勢を一切見せない」
ことと深い関係があると私は思います。
極論を言うと、彼にとっては、式に参加している保護者たちが国歌斉唱時によそ見をしようが携帯電話のメールを見ようが構わないのです。
あくまで、教員という「公務員」にだけ国歌を歌う義務があるというわけですから。
民間人なら国旗国歌に反対しようが自由であるという主旨の発言を、彼は実際に何度もしていますし。
これが例えば本当にゴリゴリの右翼の人だと、例え思想信条の自由を尊重するにしても、「民間人なら何をしても良い」
などとは決して言わないでしょう。
国旗国歌を尊重しない人たちには何らかの苦言を呈することはあっても。
要は一般人にとっては何の圧力もないから、橋下の考えに乗っかり易いんですよ。
この件で橋下に賛同するか否かは、私はイデオロギーとは全く別だと思います。
公務員と民間人との線引きに拘りを持つか否かによって賛成反対が分かれるんじゃないかと見ています。
拘りが強ければ強いほど、賛成の度合いも高まるでしょうね。
>元大阪府民からの伝言さん
> この件で橋下の味方をする一般人が予想以上に多いと考えられる理由は、
> 「橋下は一般人には日の丸君が代を押しつける姿勢を一切見せない」
> ことと深い関係があると私は思います。
「私達は強制されてないからほっとした」などという感覚は一般人にはあまりないのではないかと。
現に学校では子どもに対して「もっとも大きい声で歌え」「手は体の横に」と事実上の強制が始まっています。
> 「橋下は一般人には日の丸君が代を押しつける姿勢を一切見せない」
> ことと深い関係があると私は思います。
「私達は強制されてないからほっとした」などという感覚は一般人にはあまりないのではないかと。
現に学校では子どもに対して「もっとも大きい声で歌え」「手は体の横に」と事実上の強制が始まっています。
私は無関係ってやつでしょうか?
>「橋下は一般人には日の丸君が代を押しつける姿勢を一切見せない」 ことと深い関係があると私は思います。
私もそう思った事があります。「私は関係ないわ」っていうか…「ほっとした」とさえ思わないのではないでしょうか?
子供たちに対しても「最近の子供は甘やかされて我がままだから、厳しくして当たり前」と思う人も多そうで怖いです。
私は「橋下=自分」という視点でみる人か「橋下に罵倒されている人=自分」という視点でみるかで違う、と思うんですがどうでしょう?
いじめる側の傘下に入っていれば、自分はいじめられない。橋下に同調することが「傘下に入る」事だと勘違いしている人が多いのではないか?と。そういう「いじめの環境」を許している限り、いつか自分が「いじめられる時」がくると思うんですけど;
私もそう思った事があります。「私は関係ないわ」っていうか…「ほっとした」とさえ思わないのではないでしょうか?
子供たちに対しても「最近の子供は甘やかされて我がままだから、厳しくして当たり前」と思う人も多そうで怖いです。
私は「橋下=自分」という視点でみる人か「橋下に罵倒されている人=自分」という視点でみるかで違う、と思うんですがどうでしょう?
いじめる側の傘下に入っていれば、自分はいじめられない。橋下に同調することが「傘下に入る」事だと勘違いしている人が多いのではないか?と。そういう「いじめの環境」を許している限り、いつか自分が「いじめられる時」がくると思うんですけど;
詭弁術講座とコメントの感想
まず、橋下市長の事以前に自覚して詭弁を使う方とは議論できないです。自分の論理が破綻している事を指摘された場合、過ちを認め反省できる謙虚な方はそもそも詭弁なんて使いませんし。
それから他の方も言われているように政治家が記者会見ですべきことは、詭弁を使い記者との議論に勝ったと支持者に錯覚させる事ではなく、記者を通じて国民や市民が納得できるように誠実に説明する事ではないかと思います。
橋下市長と支持者が誰が命令したかに拘るのは、校長を庇いつつ条例を提案し成立させた責任を放棄し、責任を教育委員会に押し付けているようにしか見えませんでした。
また、社歌に相当するのは学校では国歌ではなく校歌じゃないのかなと。
国歌を強制する人達って、国家を国民より上だと考え、国歌を神聖視している人が多い気がしていましたが、国歌を強制するためなら、国歌を一企業の社歌と同等に扱っても批判しないんだなと思いました。本当にどうでもいい事ですが。
それから他の方も言われているように政治家が記者会見ですべきことは、詭弁を使い記者との議論に勝ったと支持者に錯覚させる事ではなく、記者を通じて国民や市民が納得できるように誠実に説明する事ではないかと思います。
橋下市長と支持者が誰が命令したかに拘るのは、校長を庇いつつ条例を提案し成立させた責任を放棄し、責任を教育委員会に押し付けているようにしか見えませんでした。
また、社歌に相当するのは学校では国歌ではなく校歌じゃないのかなと。
国歌を強制する人達って、国家を国民より上だと考え、国歌を神聖視している人が多い気がしていましたが、国歌を強制するためなら、国歌を一企業の社歌と同等に扱っても批判しないんだなと思いました。本当にどうでもいい事ですが。
秋原葉月さん、うろこさんへ
大阪維新の会の国政進出が話題になりはじめてから、大阪以外の人からの橋下応援コールが目立つようになっていると私は感じています。
まず、そういう人たちは、いま大阪で実際に何が起きているかをはっきりとは知らないんだと思います。
子どもへの強制の件も伝わっていないか、あるいはうろこさんのおっしゃるように、単にしつけの一環としてとらえられているのかも。
橋下という人は住民を啓蒙したり説得したりしない人です。
「僕も頑張るから皆さんも頑張って下さい」
という類いの言葉はほとんどといっていいほど記憶にありません。
例えば教育に関して、大阪の学力が低いのは教員と教育システムのせいと言わんばかりの主張をしています。
一方で、親に対して
「もっと子どもに勉強をするよう言ってくれ」
とは言わないし、子どもに対しても、
「例え一日15分でもいいから机に向かう習慣をつけよう」
とも呼びかけません。
考えようによっては、住民を過剰に免責しているようにもとれるのですが。
一方で、子どもへの国歌斉唱時の姿勢指導がなされているというのは矛盾していますが、この件についても自らがおおっぴらに指令を出しているわけではないようですね。
批判が出たら、
「指導は教員によって自主的に行われるようになった」
とかいいそうです。
何だかまとまりのない内容になってしまいましたが、
またなにか気がつきましたら書いてみます。
まず、そういう人たちは、いま大阪で実際に何が起きているかをはっきりとは知らないんだと思います。
子どもへの強制の件も伝わっていないか、あるいはうろこさんのおっしゃるように、単にしつけの一環としてとらえられているのかも。
橋下という人は住民を啓蒙したり説得したりしない人です。
「僕も頑張るから皆さんも頑張って下さい」
という類いの言葉はほとんどといっていいほど記憶にありません。
例えば教育に関して、大阪の学力が低いのは教員と教育システムのせいと言わんばかりの主張をしています。
一方で、親に対して
「もっと子どもに勉強をするよう言ってくれ」
とは言わないし、子どもに対しても、
「例え一日15分でもいいから机に向かう習慣をつけよう」
とも呼びかけません。
考えようによっては、住民を過剰に免責しているようにもとれるのですが。
一方で、子どもへの国歌斉唱時の姿勢指導がなされているというのは矛盾していますが、この件についても自らがおおっぴらに指令を出しているわけではないようですね。
批判が出たら、
「指導は教員によって自主的に行われるようになった」
とかいいそうです。
何だかまとまりのない内容になってしまいましたが、
またなにか気がつきましたら書いてみます。
効き目ありすぎて…
橋下vsMBS記者で炎上しかかってるコメント欄に、
この詭弁述講座の内容を、短文ですが紹介したら、
今のところ炎上ストップした様です。
なんというか・・・あれだけの人数で誹謗中傷してたのに、
ここまで効き目あると、あのコメント欄に書き込んでる
橋下氏のサポーターの存在そのものが、胡散臭く感じてきました。
この詭弁述講座の内容を、短文ですが紹介したら、
今のところ炎上ストップした様です。
なんというか・・・あれだけの人数で誹謗中傷してたのに、
ここまで効き目あると、あのコメント欄に書き込んでる
橋下氏のサポーターの存在そのものが、胡散臭く感じてきました。
おつかれさま。
秋原葉月様
5回にわたる「詭弁術講座」、おつかれさまでした。
1回目で「種明かし」してしまってドウモスミマセン(笑)。
実際、この「詭弁術講座」で披露されているトリックというのは、社会経験がそこそこあり日々の自他の言動を反省・批判する最低限の能力がある多くの人ならば、薄々は内実を察知し、秋原様やこちらの論客の皆さんのように言語化することはできないにしても、ウサンクサさや無意識の嫌悪感によって忌避できるし、しているものと思います。
ですから、本来ならば、この「講座」は、橋下氏の術中にまんまと嵌ってしまって、今なおその詐術によって目と耳に奇怪な膜を貼り付けられてしまっている人々にこそ、読んでもらうべきものでしょう。
問題は、そういう人々に限って、2個以上の連体修飾節の付いた発言を聞きとれなかったり、3行以上の文を読むことができないし、実際にもしないということですが。
丹精込めて書いたラブレターが読まれずにゴミ箱に押し込められるのを見て書いた本人ならぬ身ながら無念に思うのは、40前になっていまだ思春期(笑)な私の未熟さゆえんでしょうか(笑々)。
>いじめる側の傘下に入っていれば、自分はいじめられない。橋下に同調することが「傘下に入る」事だと勘違いしている人が多いのではないか?と。そういう「いじめの環境」を許している限り、いつか自分が「いじめられる時」がくると思うんですけど(うろこ様 2012.05.16 ( Wed ) 22:02:04)
市長閣下のご著書「どうして君は友だちがいないのか」でしたかで説かれていた氏の見解がまさにそれですね。
「スネ夫的生き方」。
一言で言えば、強者に阿り強者の側に立つことで身の安泰を図るという処世術です。
わたしが懸念するのは、今の日本社会がこういう生き方を許容するばかりか、こういう生き方以外を実力も人望もない一般庶民が取る余地がなくなってきていることです。
人情やら人間性というものが巷間に存在する世ならば、強者に手向かう弱者は同じ弱者から同情や支持を得ることは可能でしょうし、場合によっては、その一人の反抗が弱者を糾合して強者に対抗できる力になることもあるかもしれません。判官贔屓的に、より強い者からの協力を得られる可能性もなくはありません。
しかし、今の世間を見ると、そうも言えません。自分自身が最低賃金すれすれの収入であるにも拘らず労働組合を叩き、公務員をバッシングする、そんな笑えないバーレスクが方々で繰り広げられていることからすると、「毅然たるのび太」はさらなるイジメの好餌にしかならないのではないかと思わざるをえません。
しかし、「スネ夫的生き方」は、常に薄氷を踏むような処世術であることは、それをあえて実践する人こそよく認識しておくべきだと思います。「ジャイアン」が理性的・合理的な人物とは限りません。こちらが必死に忠誠を示しても、それが猫なで声で迎えられるか、拳によって報われるか、それは「ジャイアン」しか知りようがないのです。
「スネ夫的」に生きるということは、「ジャイアン」にラジコンを貸した対価として張り倒されたとしても、それを従容として受け入れなければならない、ということです。ある意味、弱者が自らの弱さを受け入れる以上の忍耐を要求する「茨の道」というべきでしょう。
5回にわたる「詭弁術講座」、おつかれさまでした。
1回目で「種明かし」してしまってドウモスミマセン(笑)。
実際、この「詭弁術講座」で披露されているトリックというのは、社会経験がそこそこあり日々の自他の言動を反省・批判する最低限の能力がある多くの人ならば、薄々は内実を察知し、秋原様やこちらの論客の皆さんのように言語化することはできないにしても、ウサンクサさや無意識の嫌悪感によって忌避できるし、しているものと思います。
ですから、本来ならば、この「講座」は、橋下氏の術中にまんまと嵌ってしまって、今なおその詐術によって目と耳に奇怪な膜を貼り付けられてしまっている人々にこそ、読んでもらうべきものでしょう。
問題は、そういう人々に限って、2個以上の連体修飾節の付いた発言を聞きとれなかったり、3行以上の文を読むことができないし、実際にもしないということですが。
丹精込めて書いたラブレターが読まれずにゴミ箱に押し込められるのを見て書いた本人ならぬ身ながら無念に思うのは、40前になっていまだ思春期(笑)な私の未熟さゆえんでしょうか(笑々)。
>いじめる側の傘下に入っていれば、自分はいじめられない。橋下に同調することが「傘下に入る」事だと勘違いしている人が多いのではないか?と。そういう「いじめの環境」を許している限り、いつか自分が「いじめられる時」がくると思うんですけど(うろこ様 2012.05.16 ( Wed ) 22:02:04)
市長閣下のご著書「どうして君は友だちがいないのか」でしたかで説かれていた氏の見解がまさにそれですね。
「スネ夫的生き方」。
一言で言えば、強者に阿り強者の側に立つことで身の安泰を図るという処世術です。
わたしが懸念するのは、今の日本社会がこういう生き方を許容するばかりか、こういう生き方以外を実力も人望もない一般庶民が取る余地がなくなってきていることです。
人情やら人間性というものが巷間に存在する世ならば、強者に手向かう弱者は同じ弱者から同情や支持を得ることは可能でしょうし、場合によっては、その一人の反抗が弱者を糾合して強者に対抗できる力になることもあるかもしれません。判官贔屓的に、より強い者からの協力を得られる可能性もなくはありません。
しかし、今の世間を見ると、そうも言えません。自分自身が最低賃金すれすれの収入であるにも拘らず労働組合を叩き、公務員をバッシングする、そんな笑えないバーレスクが方々で繰り広げられていることからすると、「毅然たるのび太」はさらなるイジメの好餌にしかならないのではないかと思わざるをえません。
しかし、「スネ夫的生き方」は、常に薄氷を踏むような処世術であることは、それをあえて実践する人こそよく認識しておくべきだと思います。「ジャイアン」が理性的・合理的な人物とは限りません。こちらが必死に忠誠を示しても、それが猫なで声で迎えられるか、拳によって報われるか、それは「ジャイアン」しか知りようがないのです。
「スネ夫的」に生きるということは、「ジャイアン」にラジコンを貸した対価として張り倒されたとしても、それを従容として受け入れなければならない、ということです。ある意味、弱者が自らの弱さを受け入れる以上の忍耐を要求する「茨の道」というべきでしょう。
>Sha Wujing さん
お返事の順序が前後して、また、大変遅くなり、すみません。
> 丹精込めて書いたラブレターが読まれずにゴミ箱に押し込められるのを見て書いた本人ならぬ身ながら無念に思うのは、40前になっていまだ思春期(笑)な私の未熟さゆえんでしょうか(笑々)。
その例え、身に染みます。
> 「スネ夫的生き方」。
> 一言で言えば、強者に阿り強者の側に立つことで身の安泰を図るという処世術です。
> わたしが懸念するのは、今の日本社会がこういう生き方を許容するばかりか、こういう生き方以外を実力も人望もない一般庶民が取る余地がなくなってきていることです。
格差が広がれば広がるほどそうなるでしょう。そして格差を広げようとする政治勢力を自ら後押しする人のなんと多いことか。
また、かつて逆境にあった人が自分の力でそこから上に這い上がった場合、かえって自分がいた下の層を激しく攻撃する側に回ることも往々にしてありますよね、体育会系のしごきが受け継がれるのもそれではないかと。
スネ夫がジャイアンに昇格したら、だれより残酷なジャイアンになった、それが橋下徹だと思います。
もっとも器はいつまでもスネ夫並みです。
しかし器が小さくても侮れません
> 丹精込めて書いたラブレターが読まれずにゴミ箱に押し込められるのを見て書いた本人ならぬ身ながら無念に思うのは、40前になっていまだ思春期(笑)な私の未熟さゆえんでしょうか(笑々)。
その例え、身に染みます。
> 「スネ夫的生き方」。
> 一言で言えば、強者に阿り強者の側に立つことで身の安泰を図るという処世術です。
> わたしが懸念するのは、今の日本社会がこういう生き方を許容するばかりか、こういう生き方以外を実力も人望もない一般庶民が取る余地がなくなってきていることです。
格差が広がれば広がるほどそうなるでしょう。そして格差を広げようとする政治勢力を自ら後押しする人のなんと多いことか。
また、かつて逆境にあった人が自分の力でそこから上に這い上がった場合、かえって自分がいた下の層を激しく攻撃する側に回ることも往々にしてありますよね、体育会系のしごきが受け継がれるのもそれではないかと。
スネ夫がジャイアンに昇格したら、だれより残酷なジャイアンになった、それが橋下徹だと思います。
もっとも器はいつまでもスネ夫並みです。
しかし器が小さくても侮れません
ザンネンな斉加さん
================================================
橋: 違います。教育委員会から全教員です。これが職務命令。教育委員会が決定したのが教育委員会から全教員に出される。それ知ってたか。知ってたのかどうか。
m: (最初の女性記者に戻る)ではですね(遮る
橋: まず知ってたのかどうか。僕が知ってることは全部知ってると言ってた
m: 知ってましたよ
================================================
橋下市長の解釈が曲がっているのも事実だけど、斉加記者が『知ってましたよ』と言っちゃったから、その曲がった解釈は双方共通の認識だったことになりましたね。
これでは、橋下市長に謝罪を要求するのはムリでしょ。
橋: 違います。教育委員会から全教員です。これが職務命令。教育委員会が決定したのが教育委員会から全教員に出される。それ知ってたか。知ってたのかどうか。
m: (最初の女性記者に戻る)ではですね(遮る
橋: まず知ってたのかどうか。僕が知ってることは全部知ってると言ってた
m: 知ってましたよ
================================================
橋下市長の解釈が曲がっているのも事実だけど、斉加記者が『知ってましたよ』と言っちゃったから、その曲がった解釈は双方共通の認識だったことになりましたね。
これでは、橋下市長に謝罪を要求するのはムリでしょ。
岡目八目さんへ
>橋下市長の解釈が曲がっているのも事実だけど、
>斉加記者が『知ってましたよ』と言っちゃったから、
>その曲がった解釈は双方共通の認識だったことになりましたね。
>これでは、橋下市長に謝罪を要求するのはムリでしょ。
いや、
橋下の、『教育委員会から全教員です。これが職務命令。教育委員会が決定したのが教育委員会から全教員に出される。』
この認識は間違えていません。
教育委員会が全教員に対して職務命令を出したと言っても間違えていないのです。
ですから、知っていると答えた記者も間違えていません。
ただ、橋下は、MBS記者が、より正確に、教育委員会の執行機関である教育長と
答えたことを否定して、記者を勉強不足だのなんだのいって詰ったことなんです。
ですから、橋下が間違えていたのであり、記者はなんら間違えた返答は
していません。
だから、橋下は記者に謝罪するべきだと言っているのです。
>斉加記者が『知ってましたよ』と言っちゃったから、
>その曲がった解釈は双方共通の認識だったことになりましたね。
>これでは、橋下市長に謝罪を要求するのはムリでしょ。
いや、
橋下の、『教育委員会から全教員です。これが職務命令。教育委員会が決定したのが教育委員会から全教員に出される。』
この認識は間違えていません。
教育委員会が全教員に対して職務命令を出したと言っても間違えていないのです。
ですから、知っていると答えた記者も間違えていません。
ただ、橋下は、MBS記者が、より正確に、教育委員会の執行機関である教育長と
答えたことを否定して、記者を勉強不足だのなんだのいって詰ったことなんです。
ですから、橋下が間違えていたのであり、記者はなんら間違えた返答は
していません。
だから、橋下は記者に謝罪するべきだと言っているのです。
お返事ありがとうございます
Re: お返事ありがとうございます
> http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1387425203
>「知ってましたよ」と言ってしまった斉加記者は、橋下市長に謝罪を要求できるせっかくのチャンスを潰しましたね。
なぜなら、通達の発令者と対象者に関しては、「橋下市長の認識と元から同じでしたよ」と言ったも同然ですから。
この部分が仰りたいわけですか?
「知ってましたよ」≠「橋下市長の認識と元から同じでしたよ」ですよ。こじつけが過ぎますね。
>「知ってましたよ」と言ってしまった斉加記者は、橋下市長に謝罪を要求できるせっかくのチャンスを潰しましたね。
なぜなら、通達の発令者と対象者に関しては、「橋下市長の認識と元から同じでしたよ」と言ったも同然ですから。
この部分が仰りたいわけですか?
「知ってましたよ」≠「橋下市長の認識と元から同じでしたよ」ですよ。こじつけが過ぎますね。
m: 先生に無理矢理歌わせることについて子供たちにどうご説明されるかと言うことを(遮る
橋: 公務員だから。当たり前です。公務員だからですよ。公務員に対して言ってるんだから子供たちにって対してとは違うでしょ。我々が言ってるのは、条例で決めてるのは、公務員に対していってるんですよ?
(ハイ、市長、トートロジー本日二本目のボトル、あざーーっす! )
話がむちゃくちゃ。国民に対しての義務じゃないわけ
こんなやりとりどこにもありませんよ・・
橋下氏がまったく同じことを二度言ったかのように書いてるので、フェアじゃないですよ
橋: 公務員だから。当たり前です。公務員だからですよ。公務員に対して言ってるんだから子供たちにって対してとは違うでしょ。我々が言ってるのは、条例で決めてるのは、公務員に対していってるんですよ?
(ハイ、市長、トートロジー本日二本目のボトル、あざーーっす! )
話がむちゃくちゃ。国民に対しての義務じゃないわけ
こんなやりとりどこにもありませんよ・・
橋下氏がまったく同じことを二度言ったかのように書いてるので、フェアじゃないですよ
多分ですが
自分の勘違いであったら、ごめんなさい。
ttさんの仰られてる事は、 23分台、23:50付近の会話、、ですよね?
「まったく同じ」が意味の事なのか、一言一句同じ事、なのかが判りませんが
21:25辺りから始まってる事なので、言ってはいない、という事も無いと思うのですが。いかがでしょうか。
21:25~
>m: じゃ、教員、先生が歌わなければいけないのはどういう理由かと言うことを子供たちにわかるようにお伝えいただけますか
>橋: 国歌だからですよ。式典だからですよ。
>(ハイ、トートロジー入りましたーーーー!
>「何故公務員は式典で国歌を歌わねばならないのですか?」「公務員だから」「国歌だから」「式典だから」
答えになってない~~)
・トートロジー http://bit.ly/gHHeP8
(トートロジーの意味はコレで良かったでしょうか;)
あと、遅ればせながら。
詭弁術講座という形での、文字起こしを用いたまとめ。ありがとうございました。
文字起こしがあるのと無いのとでは、こんなにも判り易さに差が出るのかと思う程、
皆さんのコメントも含めて、色々と勉強になり、非常に助かりました。
ttさんの仰られてる事は、 23分台、23:50付近の会話、、ですよね?
「まったく同じ」が意味の事なのか、一言一句同じ事、なのかが判りませんが
21:25辺りから始まってる事なので、言ってはいない、という事も無いと思うのですが。いかがでしょうか。
21:25~
>m: じゃ、教員、先生が歌わなければいけないのはどういう理由かと言うことを子供たちにわかるようにお伝えいただけますか
>橋: 国歌だからですよ。式典だからですよ。
>(ハイ、トートロジー入りましたーーーー!
>「何故公務員は式典で国歌を歌わねばならないのですか?」「公務員だから」「国歌だから」「式典だから」
答えになってない~~)
・トートロジー http://bit.ly/gHHeP8
(トートロジーの意味はコレで良かったでしょうか;)
あと、遅ればせながら。
詭弁術講座という形での、文字起こしを用いたまとめ。ありがとうございました。
文字起こしがあるのと無いのとでは、こんなにも判り易さに差が出るのかと思う程、
皆さんのコメントも含めて、色々と勉強になり、非常に助かりました。
>ある国というかある地域によっては映画を見終わった後で国歌が流れる場合もある、いろんな式典で国歌を歌うところもある、公立学校なのか式典なのか、そこはいろいろ様々じゃないですか
国歌斉唱を義務づけるのは「当たり前」が根拠じゃなかったんですか?
記者の質問に答えるなら「世界中のこれだけ多くの国で義務づけられている」と回答するならわかる。
いつも間にか「当たり前」の話から「ある」の話にすり変わっている。
挙げ句に「いろいろ様々じゃないですか」
もう少し前に「当たり前」と言ったことを忘れているかのような自己矛盾
国歌斉唱を義務づけるのは「当たり前」が根拠じゃなかったんですか?
記者の質問に答えるなら「世界中のこれだけ多くの国で義務づけられている」と回答するならわかる。
いつも間にか「当たり前」の話から「ある」の話にすり変わっている。
挙げ句に「いろいろ様々じゃないですか」
もう少し前に「当たり前」と言ったことを忘れているかのような自己矛盾