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これを読めば早稲田大学に受かる!
この問題集を読んで受かった人もいるかも
「もちろん、普通の人間は戦争を望まない。しかし、国民を戦争に参加させるのは、つねに簡単なことだ。とても単純だ。国民には攻撃されつつあると言い、平和主義者を愛国心に欠けていると非難し、国を危険にさらしていると主張する以外には、何もする必要がない。この方法はどんな国でも有効だ」byヘルマン・ゲーリング
http://akiharahaduki.blog31.fc2.com/blog-entry-732.html#comment5608
世界の「国歌斉唱」事情
永井愛の作・演出による、この問題を題材にした舞台「歌わせたい男たち」の
2005年の初演時のチラシに以下のようなエピソードが記載されています。
「歌わせたい男たち」は、
ロンドンのとある劇場との提携公演になるはずでした。
そこの芸術監督、マイクさんが、
私に新作を依頼してくださったのです。
私は喜んで新作のあらすじを書き、マイクさんに送りました。
しばらくして、マイクさんから連絡がありました。
「あのう……これはいったい、何十年前の話なんですか?」
「えっ、今の話ですけど……」
「今? 本当に?」
「ええ、今、本当に日本で起きていることなんです」
マイクさんは困っているようでした。
そして、慎重に言葉を選んでこう言いました。
「私は確かに、あなたの書きたいことなら何でもいいと言いました。
ただ……もうちょっと普遍的なことが書けないでしょうか?」
「これ、普遍的じゃないですか?」
「はい、少なくともロンドンの観客にとっては……」
「でもマイクさん、どこの国の話であっても、人間に起こりうることなら、
それは、普遍的な芝居になるって、そうおっしゃいましたよね?」
「ソーリー!この芝居をロンドン市民に理解させることは不可能です。
彼らはきっとこう言うでしょう。この芝居は変だ。
もし学校でこんなことがあったなら、
全国の先生たちがストライキをして、国中が大騒ぎになるはずだ。
なのに、この芝居じゃ全然そうなってない……と」
「でも、でも、日本では……」
「ナガイさん、もっと文化的に越境が可能なコラボレーションをしましょう」
ということで、この芝居はロンドン市民に振られてしまいました。
まぁ、しょうがないことなのかもしれません。
この芝居は、海外のメディアが、
”仰天ニュース”として伝えたという
「日本では先生が国歌を歌わないと罰を受ける」話なんですから。
2008年の再演時のパンフレットには、「世界の国歌斉唱事情」というページがあるのですが、
全部書き起こすにはかなりの情報量だなあ…と思っていたら、
既に書き起こしてくださっている方がいらっしゃいました。
世界の「国歌斉唱」事情
http://kokoro-no-jiyuu.blog.so-net.ne.jp/2008-04-08
アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア、中国、韓国、
カナダ、スウェーデン、デンマーク、スイス、オーストリア、ベルギー、
オランダ、スペイン、ポルトガル、インドの調査結果が載っていますが、
その中で学校での国歌斉唱、国旗掲揚が法律で義務づけられ、
罰則も定められているのは中国だけのようです。
Author:秋原葉月
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