コメント
それについていけない児童はどうするのでしょうかね?
私立進学校は、超一流大学を目指してのハードなカリキュラムを課しているわけですが、
一般の児童が入学してくる公立校でそれをやるとなると、その学校の学区内に在住している、
ついていけない児童は、転校を余儀なくされて
わざわざ不本意な遠距離通学を強いられることにもなりますね。
そういう子供たちの学力のみならず精神的なケアはどうするのでしょうか?
それと公私混同については、橋下の論理によれば、自分は多数派の支持を得て市長になった。
その自分がやることなんだからこれは民意を背景にしている。文句があるなら選挙で勝ってみろ。
自分を落とせないなら自分のやることに文句は言わせない。
これが民主主義だと、そういうことなんじゃないかと。
お前は“セミ”か?
やはり、ハジズムに対抗するためには、正論・筋論で攻めても、暖簾に腕押し・糠に釘で、何の効果もなく、攻めている方が悪者に仕立てあげられてしまうという悪循環を断ち切らないかぎり、“悪魔のハジズム”が国政にまで繁殖してしまいますね…。消費税増税を応援したりハジズムを礼讚したり、マスコミの本来の役割を放棄する態度をとり続けることは、憂々しき事態ですね…。ハジズムに鉄槌を下す名案は、何かないかしらん…?。(-_-)
ユーチューブで見たところ、確かに渡辺淳一は橋下礼賛のコメントをしていましたね。
ちなみに、市長選で橋下が当選した直後選挙事務所で世界的建築家の
安藤忠雄がえびす顔で橋下に寄り添っていたシーンは記憶に新しいです。
知人の某知識階級に属する方も橋下に肯定的なようですし、
東京郊外在住の私の周囲にいる人たちでも、
橋下のことを悪く言う人はほとんど目にしないような。
政財官マスコミ国民こぞっての橋下翼賛体制がこの国に
出来上がりつつあると思います。
このままいくと、いずれ橋下首相誕生まで行くでしょうし、
その際は憲法改定(9条のみならず人権規定まで改悪して国民の義務を強調し、
立憲主義の本質を捻じ曲げてくることでしょう)、
軍拡、福祉切り捨て、格差拡大、ナショナリズムの強化などなど極右政治家たちの宿願を
次々と果たしてくれるのでしょうし、それを知識人を含む国民が熱狂して迎えることになるのでしょうね。橋下のエスカレーションはまだまだ序の口かと思われます。
公私混同、依怙贔屓は必ず政治が悪くなる。
これまでがひどいので
公私混同あるやもしれませんが、民間に比べ高すぎる給料のバスや地下鉄、意味のわからないインフラ整備や、公務員の人員など、大阪の現状がひどすぎるものを変えてくれようとしている。それが終わった後でそのような公私混同等、問題点を批判してほしいと個人的に思います。つまり、批判対象となる問題のスケールが違いすぎる・・・。
大阪の現状を知り、税金を払いたくなりましたが、今はどんどん払ってもいい。そう思えるくらい変わっていく期待感があります。
民間が酷すぎるんですね…
公私混同あるやもしれませんが、民間に比べ高すぎる給料…
お怒りのお気持ちお察し申し上げますが…。わたしは、元銀行に勤めてました。1980年代の後半、所謂、バブル経済の絶頂期、公務員の約2倍の賞与を手にしてました。証券会社の友人などは、約4倍の賞与でした。つまり、現在、民間の給与水準が酷すぎるんですね…大企業などは、非正規労働者をゴミの様にいいように使い棄て、下請け中小零細企業の単価を叩き貯めたあぶく銭である内部留保が約257兆円!。巨額すぎてピンと来ませんが、例えば1兆円…これは、毎日一千万円ずつ遣い、約274年もかかるんですね、その更に257倍ですから驚きですよね…、このベラボウな内部留保に課税し応分の負担をさせれば、社会保障の安定運用なんかできますし、労働者派遣法を廃止し、正社員が当たり前の社会にすれば、間違った公務員叩きなどしなくて済みます。怒りの矛先が違うんです。真の敵は、橋下人気の影でほくそ笑んでいるんですよね…。橋下市長は社会の矛盾点を頬かむりし、公務員や労働組合をスケープゴートにし吊るし上げ民意を間違った方向へ、誘うのが誠にお上手なんですよ…。公務員の皆さんの給与は決して高くないんですよ…。われわれ労働者を低賃金でコキ使う民間が酷すぎるんですね…。われわれ民間企業で働く労働者とわれわれ庶民の為に粉骨砕身働いてみえる公務員の皆さんと連帯・団結して、真の敵をあぶり出し皆が幸せに暮らせる日本社会を築こうではありませんか?今の日本人は怒らないし、怒りの矛先を間違っているからいつまでたっても暮らしが楽にならず、嫉妬、ネタミ、ソネミなどの負の感情に支配され、橋下市長の間違った公務員叩きや労働組合叩きに万雷の喝采を送ってしまうんですね…。まさに「豚が肉屋を称賛」の図…(秋原さんの名言です。)このしっぺ返しは、ブーメランの如くわたしたちに返ってくるんですね…。このあたりのことは、このblogのご主人様であられる秋原葉月さんや、常連の優秀な論客であられるコメンテーターの皆さんが縷々記されてみえますので一度ごゆっくり、各記事をご覧になることをお勧めします。秋原さんの霊験あらたかな“壺”のご購入もネ…。(^_-)-☆
WTC問題で橋下氏に対する住民訴訟が提訴されます~ジャーナリスト西谷文和さんのブログとツイッターより +
2012.01.10(Tue) 03:00
http://akiharahaduki.blog31.fc2.com/?mode=m&no=840&cr=161ca9e209fd96865406d7a08ab28492
↑ こちらをお読みくだされば、日本社会の矛盾点が明らかになると同時に、橋下市長の欺瞞がご理解頂けると思う所存です。失礼いたしました。
はじめまして。
いくつか申し上げたいことがありますので、失礼します。
> これまでの大阪市役所がひどすぎるのです。
公私混同あるやもしれませんが、
まず「相手がひどいから自分も道を踏み外していい」というのは幼稚園児並みの理屈です。分別のある大人が、ましてや公人の立場にある人間がしてよいことだとは思えません。
また、「公私混同」は民主主義社会の政治家としてはもっとも恥ずべきことで、してはならないことのはずです。自民党の金権政治に対する批判以来、政治資金規正法が制定されたのも「献金を受けた相手に便宜を図る」という自身の私的な利益を自身の政治権力によって得る行為が公正さにもとるという理由からです。
橋下市長が自身の私的な利益をその権力において実現する事を批判しなければいけないのは、「既得権益」の打破を期待して橋下市長を支持しているあなたのような人たちでなければいけないはずです。なぜなら橋下氏の公私混同を是認する事は、すなわち橋下氏の既得権益を是認する事になるからです。
> 民間に比べ高すぎる給料のバスや地下鉄
まず、第一に民間が不当に低すぎるとは考えられませんでしょうか。「○○に比べて高い/低い」というのは所詮相対的な評価でしかありません。たとえ月に100万円の手取りだとしても、最低限の生活をするのに必要なお金が月200万円だったらその給料は低い=憲法に保障された最低限度の健康で文化的な生活を送るには不足しているという事でしょう。
その点大阪府科の最低賃金は800円弱(産業別最低賃金でも850円程度 http://os7.biz/u/igftR)で、たとえフルタイムで月20日働いても13万円弱にしかならず、到底独立して生活できる水準にはありません。
このとき要求すべきなのは最低賃金の値上げであって、公務員の給料を下げることではありません。なぜなら公務員の給料を下げても「到底独立して生活できる水準にはない」給与で働く人たちの生活が楽になることは決してないからです。公務員の生活が苦しくなって、それでその後はどうするのですか?公務員が困窮すると大阪の経済がよくなるのでしょうか?公務員も消費者である以上、むしろまったく逆の効果が現れそうですが。
そして第二の問題は公務員の給与引き下げが緊縮財政のアリバイにされているという事です。つまり財政的には大して効果のない公務員給与の引き下げを行って、財政立て直しをアピールする一方で、大型開発などの過大な支出は温存され、結果として財政は一向に好転しないという事が大阪でも起きています。
これはあなたの「批判対象となる問題のスケールが違いすぎる」というお言葉をそのまま返させていただきますが、橋下氏が府知事時代に府議会で否決されたにもかかわらず強引に購入を進めた大阪WTCビルは東日本大震災の折、大阪府下の公共施設でほとんど唯一実質的な被害を受けたところです。要するに遠方の地震に対してさえ被害を出してしまう脆弱な耐震性しか有していないということです。
WTCビルは購入に85億、府職員の移転に11億かかっており、更に耐震補強工事に130億以上が必要といわれています。これは府職員や市職員の給与を多少削ったところで補填できるような損失ではありません。
繰り返して申し上げますが、公務員の給与を多少削って得られる財政効果など微々たる物です。その一方で橋下氏は府知事時代に件のWTCビルの購入をはじめとして、伊丹空港廃港・関西空港のスーパーハブ空港化、リニア新幹線構想、「咲洲」地区再開発、現府庁周辺の再開発、数箇所の高速道路建設など大型開発事業ばかりを促進してきました。これらに必要とされる支出は数千億単位になることは容易に予想できます。これが「破綻会社」で許される支出でしょうか?あなたが「どんどん払ってもいい」とおっしゃった税金はこうした大型開発や、橋下氏がゴリ押しした欠陥ビルの損失補填に消えていってしまっているのですよ。
ちなみに橋下氏の在任中3年9ヶ月の間に大阪府の負債残高は過去最高にまで膨れ上がっていますし、「黒字決算」も借金を収入に含めた結果の粉飾的なものでした(http://os7.biz/u/pZqHV)。
あなたは公務員の給与が高すぎるとおっしゃいますが、橋下氏を常日頃から批判してきた者の立場からすれば、それこそ「批判対象となる問題のスケールが違いすぎる」お話でしかありません。公務員の給与などという財政に対する効果の少ない問題などよりも、以上のような財政に対する効果も大きい大型開発に対して批判を向けるべきで、であるならば「橋下氏支持」という選択肢はありえないと思うのですが。
このブログで橋下氏に関連するエントリをざっとでも見ていただければ、氏への批判が多岐にわたっていることは自明です。このエントリもそのひとつに過ぎないのに、まるで橋下氏への批判が「小さな公私混同」にのみあるかのような認識は改められたほうがよろしいかと思われます。
ちなみにこれは財政に限った話で、氏の民主主義国家の政治家としてはあまりに粗雑な民主主義への認識に対する批判はこれ以上にこのブログをはじめとして各所で論じられておりますので、そちらもご考慮ください。平たく言えば百歩譲って橋下氏が有能な政治家だったとしても、その手法はどうなのよ?という問題です。特に「敵」をつくりそれを攻撃する事で支持を得るという彼の手法は、文字通り彼の攻撃によって傷つく人が常にでてくるという事を意味します。それが本当の意味で不当な利益を得ている人間(たとえば内部留保を従業員の利益に還元せずに溜め込んでいる大企業とか)ならまだしも、一般の公務員や障害者、女性、あるいは高校生などの社会的に弱い立場の人たちに向かっているのですから、二重に問題があるといえます。
以上、長文になりましたが、橋下氏への批判に反論する上で踏まえておいていただきたいことばかりです。以後ご考慮いただきますようお願いします。
それでは。