コメント
代弁
あぁ、お分かりにならないといけませんのでハッキリと申し上げましょう。
あなたのことですよ。
久々に「一発塹壕型ネトウヨコメント」が来ました
ちなみに一発塹壕型は、根拠を示して反論できなくなったときに子どもが泣きながら吐く捨て台詞「バカバカ!お前のかあちゃんでべそー!」と同列です
ただ、だからといって安易に「彼らに届く言葉で~」という考え方には、私は慎重です。
それよりも「私たちはこういう客観的事実を評価することを地道に積み重ねましょう。」の方を大事にしたいと思っています。
ネトウヨの害毒…
現在、あるネトウヨblogで、“嫌韓・民族差別キャンペーン”なるものを連日やっている様なのですが、現在の“韓流ブーム”が『脊髄に障るらしく反射的に反応』(秋原さんの名言を拝借…)しています。「韓流をタレ流す反日フジテレビ」とか「韓流スポンサーの反日企業・花王の製品は買うな!!。」とか…。殆どの国内の名だたる企業を反日企業と決めつけ「君ら不買運動してたら生活出来なくなるよ…。」とこちらが心配する程です。わたしの認識では、フジテレビや産経新聞などは、保守や右翼を礼讚するフジサンケイグループの中核企業であるというものでしたが…。さて、橋下市長も皆さんが縷々ご指摘の通りで、ネトウヨと同じく単細胞…。確固とした思想などなくなんとなく自分の気に障る日教組などの労働組合や日本共産党、自分を攻撃する北大山口二郎教授や内田樹さんなどを、“市民の敵”と決めつけマスコミをフル活用し御用弁護士時代に鍛え上げた「詭弁」を駆使し、叩きのめし溜飲を下げているんですね…。この野蛮な行為が思わぬ大衆の喝采を受けたもんだから、何を血迷ったのか、村野瀬さんが記された様に“塾”まで作り自分のクローン人形の製造を企み、次の総選挙に300人もの“クローン人形”を送り込もうなどと血迷ってます。自民党・民主党・機を見るに敏なコウモリも橋下市長に擦り寄っている…。この現状を見ると地道な“正攻法”の積み重ねは、王道だし、わたしも大賛成なのですが、余りノンビリと構えていると、橋下首相誕生が現実になってしまう危機感なるものが芽生えてきました。反ハシズム陣営の起死回生の一撃も必要なのではないかと思います。偉そうにホザイている、わたくしめにも妙案がないので情けない思いで満ち溢れているのですが…。嗚呼!恐ろしや、ハシズム体制翼賛政治…。(-.-;)
http://os7.biz/u/YZ2S1
内田樹「呪いの時代に」
ネットで他人を誹謗中傷する人、憎悪と嫉妬を撒き散らす人・・・・・・異常なまでに攻撃的な人が増えていませんか
(引用ここから)
(前略) 憎悪や嫉妬を撒き散らすこの風潮は、ネット世界から現実の社会全体に広がっています。テレビ番組に出てくる政治家を見ていると、平気で他人の発言を遮り、切り捨てて、大声で自説をまくし立てるだけ。相手の主張に耳を傾け、落としどころを探るというような政論番組はどこにも存在しません。まくし立て、揚げ足を取り、論点をずらすことに長けた脊髄反射的な政論家たちしか、テレビにはもう出てきません。
このように貧しく刹那的なやり方が、今は「ディベート」と呼ばれて話し方の標準になっています。隙あらば相手の話の腰を折り、どれだけ事実誤認や推論上の間違いを指摘されても自説を撤回しない。相手を絶句させるタイミングだけを窺っている。私たちの社会からはもう、「情理を尽くして説く」という作法が失われてしまっています。(後略)
(引用ここまで)
激しく同意です。
>「呪いの時代」はもう読まれましたか?
ご無沙汰しています。
内田氏の「呪いの時代」はもう読まれましたか?(私はまだです)
近々では、「内田樹の研究室」の中でも“呪い”をキーワードに2011年を振り返ってましたね。
最近ですが、ふとたまに、今の人類(特に日本)のメンタリティって、中世以前、下手したら古代くらいに逆行しているのではないか? 漠然と考えることがあったのですが、リンク先の記事の「私たちの社会でもやはり呪いは活発に機能しています。現に呪殺されている人もいる。」というくだりに、ああ、なるほどと納得するものがありました。
とにかく、橋下氏の“舌禍”政治が“呪禍”政治にならないことを祈るばかりです。
こちらこそ、ご無沙汰しております。
『呪いの時代』、購入はしたでのですが、積みっぱなしになっております(^_^;)
昔は本は図書館で借りて読むのが主流だったので、返却期限に追われるように読んでいたのですが、自分で買うようになると(図書館があまり欲しい本を入れてくれなくなったこともあり)、いつでも読めるという気安さからか、かえって読書が進まなくなってしまっているようです(^_^;)
こんな事ではいかんなぁと反省しております。
> 今の人類(特に日本)のメンタリティって、中世以前、下手したら古代くらいに逆行しているのではないか?
こと、日本においては人権意識も中世並みになりつつありますしね(=_=;)
> 橋下氏の“舌禍”政治が“呪禍”政治にならないことを祈るばかりです。
まったくです。
ですが既に「抵抗勢力」の烙印を押された、スティグマされた人たちは多数に上りますよね。これは橋下市長によって「呪い」をかけられた人たちと言えるかもしれません。今はテレビやネットなどで攻撃されているに留まっていますが、いつか“実害”が生じたりはしないか(社会的待遇は悪化の一途をたどっており充分実害と言えますが)心配になってしまいます。
あるいは橋下氏の府知事時代に府庁で自ら命を絶った人の中には、橋下氏に「呪殺」された人がいたのかもしれません。一部ネットでは橋下氏の「暗殺」を心配する声が上がっているようですが、心配すべきは彼よりはむしろ彼の周囲で彼の無茶ぶりを引き受けざるを得ない人たちだと、わたしは思います(あと、大阪を『北斗の拳』ばりの不法地帯だとでも思ってんのかと小一時間問い詰めたい)。
http://www.tv-asahi.co.jp/asanama/
さて、いつだったか橋下氏が田原総一朗氏に依頼していた「直接対決」が今晩放映されるそうです。
正直、悪い予感しかしません。
●1対多数
●司会が田原氏
●テレビ
これらの条件すべてが橋下氏に有利に働きます。
一人で多数を相手にすれば「負けて当然、勝てば効果絶大」です。橋下氏にとって出演のリスクは極めて低いです。逆に橋下氏に対抗する側は「多数で一人を攻撃する」=「いじめ」ととられかねない構図が初めから出来上がっています。あるいは、パネリストの何人かはそれを嫌って橋下氏側に回るかもしれません。
次に、司会の田原氏はどちらかといえば橋下氏よりの考え方をする人で、朝生の仕切りが彼の思想にそってされてしまうのは有名な話。
そしてテレビは橋下氏のホームグラウンドです。彼は自分の他者攻撃が受けていることがよく理解できています(だからこそ誰かを攻撃し続けないと支持が持たない事も理解しているのでしょうが)から、たぶん聞くに堪えない罵詈雑言と見るに堪えない嘲笑が絶えない3時間となるでしょう。
最悪橋下氏は言い負かされそうになったら、「いいアイディアですね。いただきます」とその場限りの”柔軟さ”を示すか、泣いて見せればいい。それだけで「“敵”のアイディアも良ければ受け入れる器の大きさ」、「多数の“既得権益”代表者にいじめられながらも戦う健気な自分」を演出できます。目に涙を浮かべ、声を詰まらせればそれだけで一気に視聴者の支持をかっさらっていく事が可能なわけです。
出演するパネリストの皆さんは、当然こういった事情を踏まえた上で、出演を決められたのでしょうが…申し訳ないですが、わたしは怖くてこの番組を見ることができそうにもありません。
山口二郎氏と橋下市長の対談を経て、秋原さんをはじめたくさんの方が「橋下氏との戦い方」をいろいろなところで提言されていましたが、それが有効に活用される事を期待したいものです(などという事を言わなきゃならんところが既に…ため息モノの状況なわけですが)。