コメント
なお明朝4時30分より再放送があります。氏の訴えを直接見ることができるチャンスですのでご紹介させていただきます。私は先ほど録画セットしました。
> 2割しかいない少数派の府民さん
これから見ます。
「もちろん、普通の人間は戦争を望まない。しかし、国民を戦争に参加させるのは、つねに簡単なことだ。とても単純だ。国民には攻撃されつつあると言い、平和主義者を愛国心に欠けていると非難し、国を危険にさらしていると主張する以外には、何もする必要がない。この方法はどんな国でも有効だ」byヘルマン・ゲーリング
地域新党 大阪維新の会、減税日本
“国難”に語るものなし
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-04-04/2011040404_01_1.html
(引用開始)
一方、いわゆる「地域新党」はどうでしょうか。たとえば、橋下徹大阪府知事が代表を務める「大阪維新の会」の設立目的には、「新たな地域経営モデルを実現する」こととあります。いま日本社会が直面する国難と復興、原発を含むエネルギー政策のあり方など、まさに国政の大問題について、そもそも政策提起する立場も用意ももちあわせていません。
「大阪維新の会」の法定ビラには、防災対策については「危機管理体制の一元化」をいうだけで、事故が起これば近畿の水がめの琵琶湖を直撃する敦賀原発をはじめとした原発問題には、いっさいふれていません。また、防災の強化が求められているのに、「水道・交通・消防等の職員数の3割削減」を主張しています。
ですから橋下知事は、将来の震災で「東京がだめな時は大阪がサポートする」ために「大阪都」をつくる程度のことしか言えず、しかも、この間、防災関係予算を4割減らし、救命救急センター補助を大幅カットし、府立高校の耐震化を放置してきた責任は頬かむりしています。
「維新の会」が争点に掲げていた湾岸部への府庁舎移転問題も、今回の地震で移転先の超高層ビルが被災し、防災拠点の役割を果たせないことが実証されました。今や、橋下知事と「維新の会」に日本と大阪の希望ある未来は託せないことが明らかになりました。
◆ ◆
河村たかし名古屋市長率いる「減税日本」の旗印はさらに大義を失っています。河村市長は、被災地救援と復興、原発に関してまじめに語らず、「減税」に固執しています。しかし、いま、数十兆円ともいわれる復興財源についてはどう考えるのでしょうか。
もともと河村市長の「10%減税」は大企業や大金持ちほど大減税で庶民に恩恵が薄く、逆に福祉の後退の危惧ばかりでした。しかし、社会と国民は、いまやそのことの是非ではなく、もっと根本的に、大震災からの復興と安全・安心の国と地域づくり、原発・エネルギー政策のあり方を求めています。そのなかで、「減税日本」に、その語るべき立場と政策はありません。
「地域新党」をもちあげてきたマスメディアも「国民の関心が被災者支援や防災に集まり、掲げてきた『大阪都構想』や『減税』という言葉に有権者が反応しなくなってきている」(「産経」3月31日付)と論評する変化も生まれています。
日本社会と政治、国民の関心が、いまの国難をどう乗り切るか、どういう日本をつくっていくのかに根本的に変わったもとで、これら「地域新党」の「旗印」と存在意義は急速に色あせています。(自治体局・金子邦彦)
Author:秋原葉月
当ブログはリンクフリーです。転載はご自由にどうぞ(引用元の提示はお願いいたします)後ほどコメントかトラックバックでお知らせ頂ければ嬉しいですが、それが無くても構いません。
【コメントについてのご注意・必ずお読みください】
コメントは承認制をとっています。
承認するまでコメントは表に反映されません。承認まで時間がかかることがあります。
コメントを書き込む際にパスワードを入れていただくと、後程コメントを編集しなおすことができます。
コメントを編集した場合、再度私が承認しないと表に出ませんのでしばらくお待ちください。
記事に関係ないコメント、中身の乏しいコメント、非礼なコメント、HN未記入のコメント等々は私の一存で表に出さない場合もあります。
時間的な制約もあるので、いただいたコメント全部にお返事できるとは限りませんが、エントリーを書いて自分の意見を発信していくことに主力をおきたいので、ご了承くださいませ。
【その他のお知らせ】
エントリ-は、趣旨を変更しない範囲でより的確な表現だと思われた場合には文章を修正させていただくことがあります。