政府の貧困な貧困対策
- 2011/01/03
- 17:00
年末年始の反貧困運動の情報の拡散に協力できなかったお詫びも込めたエントリーです。(且つ、転載満載のエントリーです(^^;)
私は派遣村を開かないという報道をお知らせしただけでおわってしまったのですが、年末年始の反貧困運動の情報を村野瀬玲奈さんが報道記事や、「くろすろーど」さん「すくらむ」さん「労働組合ってなにするところ?」さんなど様々なブログから丁寧にまとめてくださいました。
◆村野瀬玲奈の秘書課広報室
年末年始、反貧困運動の情報を見よう(1)~(6)
年越しSOS電話相談 (年末年始、反貧困運動の情報を見よう。 (7))
・http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-2164.html
・http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-2185.html
・http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-2194.html
・http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-2197.html
・http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-2200.html
・http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-2201.html
・http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-2203.html
昨年国が主催した「公設派遣村」は開設されないので、これを補うのため「年越しSOS電話相談」と宿泊費支援が行われました。湯浅氏は政府の立場ではなく、民間ボランティアとして有志とともに支援に当たりました。
「昨年の公設派遣村と比べても特徴的だったことは、携帯電話をもっている人が大幅に減ったことです。携帯電話は仕事探しなどの必要からいのちの綱ですが、1年、2年呂と失業が長引くなかで、携帯電話も維持できないくなった人が増えているのだなと感じています。」と、くろすろーどさんは報告されていますが、以前にも増して厳しい状況になっているのに、再び国は貧困者を見捨て、民間のボランティア任せにしたわけです。
ただでさえ貧困な貧困対策は一歩も二歩も後退したと言わざるをえません。
菅総理は一昨年の派遣村で自分が何と発言したのかすっかり忘れてしまったようです。
民主党が提案する改正派遣法はとてもでないけれど賛成できるシロモノではなく、今後も派遣切りが改善される見通しは立っていません。
(日弁連:真に労働者保護に値する労働者派遣法抜本改正を求める会長声明をどうぞ)
日本は「失業が自殺につながってしまう社会(byくろすろーどさん)」です。
しかし北欧では失業したからといって、生きていく最低限の生活を送る屋根すら奪われ自殺に追い込まれることに繋がるなんて、考えられません。
日本では社会が果たすはずのセイフティネットが全く機能していないのです。これは日本の社会そのものが正常に機能していない証左と言っていいでしょう。そんな異常状態がもう何年放置されているのでしょうか。
では、どんな状態にあるのか、その実態を「低気温のエクスタシーbyはなゆー」さんから。是非リンク先をお読みください。
●〔関西〕日雇い派遣は「大阪あいりん事業」でも保護されていないらしい
http://alcyone.seesaa.net/article/177461057.html
●〔日本〕原発や核燃料施設で被爆労働をされられる失業者が増加か
http://alcyone.seesaa.net/article/177624639.html
●細川厚労相は「ハローワーク」混雑の実情を把握していなかった
http://alcyone.seesaa.net/article/177631503.html
●〔日本〕派遣社員が「放射能やアスベスト」がある職場で働かされるケース
http://alcyone.seesaa.net/article/177639607.html
●ハローワークと生活保護担当窓口をたらい回しされる極貧者
・http://alcyone.seesaa.net/article/177789956.html
貧困層に対する年末年始の政府の対応は、貧困者は飢えて死ね、と公言しているに等しいのですが、国民の方も異常事態が長く続くと感覚が麻痺して、もはや異常を異常だと認識できなくなり、それが「正常」になってしまします。
自己責任だとか、みんなが苦しいんだから堪え忍ぶべきだ、といったレベルはとうに超えているのに、派遣村を敵視する某知事に、放置する政府。
もう、この国全体がブラック企業ではないかと背筋が寒くなります。
私は派遣村を開かないという報道をお知らせしただけでおわってしまったのですが、年末年始の反貧困運動の情報を村野瀬玲奈さんが報道記事や、「くろすろーど」さん「すくらむ」さん「労働組合ってなにするところ?」さんなど様々なブログから丁寧にまとめてくださいました。
◆村野瀬玲奈の秘書課広報室
年末年始、反貧困運動の情報を見よう(1)~(6)
年越しSOS電話相談 (年末年始、反貧困運動の情報を見よう。 (7))
・http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-2164.html
・http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-2185.html
・http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-2194.html
・http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-2197.html
・http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-2200.html
・http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-2201.html
・http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-2203.html
昨年国が主催した「公設派遣村」は開設されないので、これを補うのため「年越しSOS電話相談」と宿泊費支援が行われました。湯浅氏は政府の立場ではなく、民間ボランティアとして有志とともに支援に当たりました。
「昨年の公設派遣村と比べても特徴的だったことは、携帯電話をもっている人が大幅に減ったことです。携帯電話は仕事探しなどの必要からいのちの綱ですが、1年、2年呂と失業が長引くなかで、携帯電話も維持できないくなった人が増えているのだなと感じています。」と、くろすろーどさんは報告されていますが、以前にも増して厳しい状況になっているのに、再び国は貧困者を見捨て、民間のボランティア任せにしたわけです。
ただでさえ貧困な貧困対策は一歩も二歩も後退したと言わざるをえません。
菅総理は一昨年の派遣村で自分が何と発言したのかすっかり忘れてしまったようです。
民主党が提案する改正派遣法はとてもでないけれど賛成できるシロモノではなく、今後も派遣切りが改善される見通しは立っていません。
(日弁連:真に労働者保護に値する労働者派遣法抜本改正を求める会長声明をどうぞ)
日本は「失業が自殺につながってしまう社会(byくろすろーどさん)」です。
しかし北欧では失業したからといって、生きていく最低限の生活を送る屋根すら奪われ自殺に追い込まれることに繋がるなんて、考えられません。
日本では社会が果たすはずのセイフティネットが全く機能していないのです。これは日本の社会そのものが正常に機能していない証左と言っていいでしょう。そんな異常状態がもう何年放置されているのでしょうか。
では、どんな状態にあるのか、その実態を「低気温のエクスタシーbyはなゆー」さんから。是非リンク先をお読みください。
●〔関西〕日雇い派遣は「大阪あいりん事業」でも保護されていないらしい
http://alcyone.seesaa.net/article/177461057.html
●〔日本〕原発や核燃料施設で被爆労働をされられる失業者が増加か
http://alcyone.seesaa.net/article/177624639.html
●細川厚労相は「ハローワーク」混雑の実情を把握していなかった
http://alcyone.seesaa.net/article/177631503.html
●〔日本〕派遣社員が「放射能やアスベスト」がある職場で働かされるケース
http://alcyone.seesaa.net/article/177639607.html
●ハローワークと生活保護担当窓口をたらい回しされる極貧者
・http://alcyone.seesaa.net/article/177789956.html
貧困層に対する年末年始の政府の対応は、貧困者は飢えて死ね、と公言しているに等しいのですが、国民の方も異常事態が長く続くと感覚が麻痺して、もはや異常を異常だと認識できなくなり、それが「正常」になってしまします。
自己責任だとか、みんなが苦しいんだから堪え忍ぶべきだ、といったレベルはとうに超えているのに、派遣村を敵視する某知事に、放置する政府。
もう、この国全体がブラック企業ではないかと背筋が寒くなります。
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