コメント
http://www.asahi.com/national/update/0109/TKY201101090325.html
http://www.asahi.com/national/update/0109/TKY201101090326.html
現在でも既にこの状況なのに、これ以上悪くなるとどうなるか、あまり想像したくない事態ですね。
そしてこの分野でも例によって大阪のバカ殿は、私立高校の無償化というネタを飛ばしてくれています。この制度、現在年収350万円以下の世帯の無償化を年収610万円の家庭にまで拡張するという制度で、聞こえはいいのですが実態は私学潰し。無償化というものの実際には府内私学の平均授業料の58万円を上限に国の補助に府が上乗せする形で補助するのですが、上限を超えた分に関しては学校側の負担、しかも負担に応じなければ年収350万円以下の世帯の分も含め府の補助分は全額カットというシロモノ。まさに一族郎党覚悟しておけを地で行くやり口。しかもその予算を確保するために私立小・中学校への補助をカットするという念の入れよう。自分の影響力の及びにくい私学はよほどお嫌いのようです。それでも足りない予算は府職員給与のカットでしっかり公務員叩きもやるという恐ろしさ。結局1校を除いてすべての私学が参加を決めたのですが、補助金を人質に取られ苦渋の決断を迫られ止む無く参加した学校も多いようで、教員の削減などで差額負担に応じざるを得ないとの悲鳴も上がっているようです。とりあえず新年度の入学生からの適用ですが、全生徒が対象となる3年後に負担に耐えられない学校が出てきても不思議はないですね。
(私立小・中学校とすべきところを市立小・中学校と間違えていましたので訂正しました)
> 2割しかいない少数派の府民さん お返事遅くなりました。
知事閣下は「高校生の教育費は、家計にだけ重い負担を掛けるのではなく、社会全体で見ていくべきもの。私は、将来的には、高校生が教育費で悩んだり、苦労することなく、公私問わず、自由な学校選択ができるような、教育環境を作りたい。全国民に関係することなので、担当職員に、国を引っ張っていってもらいたい」なんてことを殊勝げに述べてますけど、ほんとにそう思うのなら一定額以上は学校負担てどういうことでしょうか。そんなことしたら人件費削減、過重労働で先生に負担がいくのは目に見えているのに。
それに出た出た、バカ殿の恫喝。
負担に応じなければ年収350万円以下の世帯の分も含め府の補助分は全額カットって、本気で子どものための無償化を考えてるならなんでそうなるのか。オレの言うこと聞かなきゃ制裁してやるって意思表示でしかありません。
文科省も府の方針を高く評価しているそうですが、文科省の目は節穴としか言いようがないですね。
ネタ男のずるがしこさ全開(怒)
学力低下が顕著だってことでゆとりを止めたのに、この政策で学力は更に低下する気がしますね・・。
>Agenさん
日弁連はこの他にも地方分権は男女平等を後退させる懸念があるという意見書も出しています。
教育水準を下げたがっている知事がいます
見出しに騙される人、多いんでしょうね。しっかりと大阪市と堺市を外しています。しかも、予算がないなら人件費削れって例によって公務員叩きも忘れないあたり、いつものことながらあまりに露骨で幼稚な意趣返しであきれ返るよりありません。ただでさえ教員不足なのにこれ以上減らしてどうするの。教育非常事態を宣言したのは誰でしたっけ?
ちなみにバカ殿はこんなことを言っていますね。
http://miniosaka.seesaa.net/article/180907136.html
もしかして大阪市と堺市の市民から徴収した府民税を両市には使わせないための第一歩ってことですかね。
> 2割しかいない少数派の府民さん
この症状は「いるいるこんな人」のエントリーで書いた項目に当てはまりそう。
教育といえば、バカ殿は朝鮮学校の補助金を打ち切りました。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110128/lcl11012812240015-n1.htm