コメント
いざとなったら他国に守ってもらおうっていうのも自分勝手な論理だと思います。
自分は何もしないのにいざとなったら人に守ってもらう。都合が良すぎます。
私はeuみたいに東アジア共同体、共同通貨などすべきだと思いますが、歴史的に難しい部分もありますが少しずつ乗り越えてでもすべきだと思います。
稚拙なコメントばかりですいませんが来年も宜しくお願いします。
中国とよい関係を築きたければ、軍事を含めて日本が今までの十倍自己主張することで、そうすれば中国も日本を見直します。
日本が核武装したって構わないのです。
相手の機嫌を損ねたくないばかりに卑屈に下手に出て、金だけ出して済まそうとするから、中国になめられるのです。
韓国のように中国の不法漁船はがんがん捕獲すればよいのです。
ゲーリングの言葉も一面の真理にすぎず、ナチスの台頭期にイギリスなどが融和的姿勢を取ったことが第二次大戦の原因になったのは常識です。
国際政治は、国益をめぐって国同士の厳しい力のせめぎ合いだということを理解せず、書生論に終始する護憲派の言う通りにしていたら、日本は確実に中国の属国になります。
中国とよい関係を築きたければ、アメリカ支配や軍事万能主義から抜け出して、相手とwinwinの関係を築く「努力」をしなければなりません。
日本が中国と同盟を組んだって構わないわけです。
どの時代、どの世界でも為政者は仮想敵を作ります。その方が国を運営しやすいからです。
うまく乗せられて、深く考えなしに軍事力増強は絶対必要と唱えるから、為政者になめられるのです。
韓国だって、「警備艇に体当たりして転覆した中国漁船の乗組員3人を処罰せず、中国に急いで送還」したのです。
ゲーリングの言葉は一面ですが、真理をついているのです。当時のイギリスの状況と今の日本の状況は全く違うのに、同じように考えることが妥当ではないことは常識です。
国際政治は、国益をめぐっての国同士の厳しいせめぎ合いだということを理解せず、為政者に乗せられ、盲目的にアメリカに追従し、軍備増強「しなければならない」という思考停止状態の改憲派の言う通りにしたら、日本は確実に世界から取り残されます。
>sulalaさん、こちらこそ来年もよろしくお願いします
東アジア共同体の話はすっかり下火になりましたね。試練はいくつかあるものの悪くない試みだと思っていたのですが、言い出しっぺはあの朝令暮改王の鳩山さんですから普天間海外移設と同じで、簡単に無かったことにされそう^^;
フリスキー
>日本が核武装したって構わないのです。
日本が核武装するためには、
NPTを脱退しなければなりませんが、
それによってウランの輸入がストップされ、
さまざまな経済制裁が加えられることになりますが、
それでどうやって日本が
やっていけるのか
そのロードマップをお示しいただけますか?
田母神さんといい、あなたといい
お花畑核武装論に過ぎない主張ですよ。
つまり、
真之さんがおっしゃりたいのは、
中国の脅威に対抗するためには、
日本の国際的孤立も恐れずということかな?
だとすると、
資源に乏しく、貿易立国としての道を歩むしかない
日本はどうするんでしょう?
まさか、
いつか来た道に戻れと?
秋葉月さん、よいお年を~
軍備増強は、周辺国との摩擦を強め、戦争の誘発につながりかねないと思うのですがね。スポーツじゃあるまいし、「あいつ強え!認めてやるぜ!」なんてことあるのか。後、第二次のナチスやイギリスの融和政策を引き合いにだすのもどうかと思いますね。融和政策ってのは、国が侵略されるのを黙って認める主義ではないはずですが。
後、第二次の時、ばりばりに武装してたポーランド、フランスはドイツにズタズタにやられてるんですけど?
戦争おこした時に備えて軍備増強(というか、はたから見ると戦争おこす為に軍備増強)とか、トチ狂ったことを言うのはどうなんだろうかと。
軍備増強して、戦争誘発「ほら、やっぱり、戦争起きたじゃん。戦争に備えててよかったね!」茶番としか思えませんね。
核武装は例としてあげただけで、アメリカの核の傘の下でぬくぬくとしているから、日本は核を持たずに済んでいるのです。
日米同盟がなければ九条なんて屁のようなものなんです。
軍事と外交は車の両輪で、軍事力がなければ尖閣だけでなく、沖縄にも中国系住民の保護とかかこつけて、人民解放軍が駐留するようになりますよ。それでもいいのですか。
中国と本音でものを言いあって、対等・良好な関係を築くためにこそ、ある程度の軍備が必要なんです。
誰も外交の重要性を否定なんかしていません。
ただ護憲派にはいまだに非武装中立とか寝言を唱える御仁が多いから、からかいたくなるのです。
護憲派はなぜ日本ではなく、軍拡に血道をあげている中国に説教しないのか、まったく理解に苦しみます。
>真之さん
>軍事を悪だと決めつけ、軍事について知ろうともせず~
>保守的なのが気に入らないかもしれないが
とのことですが、軍事を知ろうともしていないのはあなたのほうではないですか?
憲法との整合性を図るために「専守防衛」考え出し、その建前だけはかろうじて守ってきたのは、保守である自民党です。
今回憲法との整合性を守る最低ラインを国権の最高機関である国会での議論も経ないでぶっちぎろうとしているのが民主党。
民主党って、あなたたちから言わせれば左翼政党なんじゃなかったのですか?
Q2.
あなたは今回の防衛大綱がアメリカの言いなりシロモノであることはすっかりスルーされておられるようです。記事本文をきちんと読まれたのでしょうか?水島教授の論評にそのへん詳しく書いてあるはずですが。
それで、あなたは、一国の防衛大綱がアメリカの意向を忖度してばかりいる腰巾着によってアメリカの言いなりにつくられたものであることはどう思われるのでしょうか?
そんなことする国がほかにありますか?イギリスやフランスや韓国といったアメリカとの友好国がそんなことしてると思いますか?逆にアメリカが何か日本の言いなりになった事ってありますか?
私は愛国者ですから、このような属国扱いにはとても耐えられませんね、愛国者ならプライドが許さないと思います。このような属国扱いを良しとするような非国民はどうぞ日本から出て行ってアメリカにでも帰ればよろしい、と思いますよ(笑)
Q3.
ところで専守防衛の枠を外そうと言うことは憲法にも抵触する重大事ですから、少なくとも国権の最高機関である国会で議論くらいはしないととても議会制民主主義の国だとは思われません。
どうやらあなたにいわせれば、保守というのは議会制民主主義の手続も経ないで憲法上とても許されない軍事拡大をやってのける集団のことをいうようですね。憲法を遵守する法治主義や議会制民主主義といった近代先進諸国の大原則は無視ですか?違いますか?
まるでどこかの独裁国家の考え方そっくりですね。
Q4.
私はこの記事で、隣国と緊張関係になる要因が生じたときにバカの一つ覚えのように軍事をエスカレートさせるしか能がないことを憂えているのです。外交というものが全く存在しないのです。
>相手の機嫌を損ねたくないばかりに卑屈に下手に出て、金だけ出して済まそうとするから、中国になめられるのです
↑
これがすなわち「外交が存在しない」ということです。外交が存在しないからバカにされるのだと私も本文中に書いてあるではありませんか。
この部分です↓
「日本は、どういう信念をもってどう粘り強く交渉するかまったく自分の頭で考えることができず、慌てふためいてなんとか丸く収めたいとご機嫌をとり、うやむやのうちに収拾をはかろうとした情けない姿を世界に晒しただけでした。
日本は外交が全くできないから足元見られて尊敬されないのではないでしょうか」
あなたはちゃんと私の記事を読んで理解してから書き込んでらっしゃるのでしょうか?疑問に思わざるをえません。
私の記事内容を理解しないまま書き込まれるコメントは承認されない率が高くなりますことをご了承ください。
それで、あなたも隣国との関係改善には外交など必要ない、軍事だけをエスカレートさせればうまくいくとお考えですか。北朝鮮でさえ、色々なカードを取引に使う外交戦略を頭を使って展開してきてるというのに、それじゃあ北朝鮮にもたちうちできるわけないですね、バカにされるのも無理ないです。
Q5.
>中国とよい関係を築きたければ、軍事を含めて日本が今までの十倍自己主張することで、そうすれば中国も日本を見直します。
これまたなんとお花畑な・・・
そうですか。
戦後中国は軍事力を強化し、核兵器も持って日本にガンガン自己主張してきたわけですが、あなたはそういう中国を「見直した」わけですか。だから日本もそうしろとおっしゃるわけですよね?
日本が自らの憲法の枠を越えて武装し、世界各国で戦争を仕掛けてるアメリカの更なるポチになれば、中国は反感を持ちこそすれ、日本を見直したり尊敬したりすることはないことぐらい簡単に想像がつきそうなものですが。
Q6.
>ゲーリングの言葉も一面の真理にすぎず、ナチスの台頭期にイギリスなどが融和的姿勢を取ったことが第二次大戦の原因になったのは常識です。
あなたはゲーリングが何を言わんとしたか全く理解されていないようですし、私がなぜここでゲーリングの言葉を引用したかも理解されてないようですね。非常に有名な言葉なんですけど。
ゲーリングはドイツ国民をどのようにファシズムに煽動するか、そしていかに国民はその国の施政者に煽動されやすいかについて語っているのです。外国がドイツに取った政策のことなど関係ありません。おそらくあなたは私がこの言葉を対中国向けに引用した言葉だと勘違いされたのでしょう、でなければナチス台当時のイギリスがどうこう言うはずありませんから。
私はこの言葉を「民主党という施政者が日本国民を煽動しようとするときにもつかう常套手段だから気を付けるように」という意味でつかっているのです。が、残念ながらわからなかったようですね。違いますか?。
以上の質問に答えて頂けると有り難く思います。
あなたには「我、自衛隊を愛す 故に、憲法9条を守る」という本をお薦めします。
これは自衛隊を愛する軍事のエキスパートである防衛省元幹部、箕輪登さん、竹岡勝美さん、小池晴彦さんの対談集です。もっともあなたがこのお三人よりも「軍事について知っている」というなら別ですけど。
>真之さん
先ほども述べたようにあなたが理解しているとはとても思えません。田母神さんみたいな人もいますが、自衛隊にいる人間は実は9条を支持してる人が多いのですよ、知ってました?防衛の最先端にいる人だからこそ9条の大切さを身に染みてわかっているのです。イラクで自衛隊委員が無事だったのも「日本は軍隊をもたない」という建前があったからイラクで反感を買わずにすんだからなのです。
>誰も外交の重要性を否定なんかしていません。
そうですか。では外交上の努力をしようともせずにアジアで不安要因にしかならない今回の防衛大綱をうちだすことにはあなたも反対と言うことですよね?
なにせ今回の防衛大綱を出すに当たって脅威とされてる国と話し合ったり交渉した経緯はほとんどないのですから。
どうもあなたの言うことを聞いてると論理一貫性がありません。
>ただ護憲派にはいまだに非武装中立とか寝言を唱える御仁が多いから、からかいたくなるのです。
冷やかしのコメントは今後一切固くお断り致します。からかいのためにコメントを入れるとは失礼な話です。
それにこの記事では非武装中立云々については述べていないし関係ありません。自分が語りたいとなると記事に関係あるなし関わらず書き込まれる方がいますが、それはマナー違反というものです。マナー違反のコメントは承認される率が低くなります。ご了承ください。
忠告もこれで二回目ですね。
それにあなたは他のコメンターの方々があなたにした具体的質問に答えていませんね?例えばNPT脱退の件はどうです?
こういう質問に答えないで、護憲派はからかいがいがあるだの軍事を知らないだの言っても所詮それはタダの「寝言」、負け犬の遠吠えにしかなりません。
>護憲派はなぜ日本ではなく、軍拡に血道をあげている中国に説教しないのか、まったく理解に苦しみます。
まず第一に、中国のGDPの伸び率と軍事費との比較から言うと、中国は「軍拡に血道を上げている」とは言えないことを御存知ないのですか?
第二に、あなたのいう「護憲派」なるものが中国が軍事大国であることを歓迎しているとでも思ってるのですか?
第三に、仮に中国が増え続ける日本の防衛費に説教したら、あなたはそれを「内政干渉だ」と抗議しませんか?
専守防衛の枠を外したわけでも、アメリカの言いなりでもないのに、水島教授の評価はおかしいし、護憲派って自衛隊が乏しい予算でやりくりして国を守る努力をしているのになぜいちいち文句をつけるのですか。
戦車も陸自の定員も減らしているのに、中国の大軍拡に比べれば、今回の大綱が東アジアの緊張要因になるなんてありえません。
中国に外交で十倍ものを言え、国益は主張し、できればWin-Winの関係を築けと言っているわけで、誰も日本が軍拡をエスカレートせよとは言っていないし、今の財政状況でそんなことができるはずもない(あなたも僕の書いたものをきちんと読んでいないのは同じです)。
中国の軍事費の伸びはGDPの伸びを明らかに上回っているし、公表の三倍というのは常識です。
逆に日本の防衛費はわずかずつ減っているのですよ。
左翼はすぐ日本をアメリカのポチだというが、中国はそのうち軍事超大国になって日本に圧力をかけてくるはずで、アメリカに頼る以外にどんな方法があるのか。賢明な八割の国民は日米同盟を支持しているし、左翼はいちゃもんをつけるだけだから支持を得られず、だから沖縄知事選挙でも負けている。
中国と同盟なんかしたら、今度は中国の属国になるが、まだアメリカの方がましだと思うけれど。
それで、中国がまた民間人を尖閣に上陸させたりして、尖閣の領有を主張してきたら、具体的にどうするのでしょうか?
左翼の言う通り沖縄から米軍を追い出せば、中国は軍艦も出してきかねないが、それでも左翼は安保には反対なのですか?
ご賢察をお聞かせ下さい。
>真之さん
え?
>中国とよい関係を築きたければ、軍事を含めて日本が今までの十倍自己主張することで、そうすれば中国も日本を見直します。
日本が核武装したって構わないのです。
してるじゃないですか。核武装って軍事のエスカレートのうちに入らないんですかね?
民主はわからず屋の社共よりはましです。
日本人は今まで平和ボケすぎたのがようやく国防の重要性に目覚めつつあるところです。今の日本をファシズムに例えるのはファシズム概念を拡張しすぎで、たいていの国がファシズムになってしまうじゃないですか。北朝鮮は真性ファシズム国家だが、共産党独裁の中共だって、反日教育はしているけれどファシズムとは言えない
核武装の例は、左翼が日米同盟反対の人が多いので、でも安保がなくなれば日本の核武装はほぼ確実に必要なのに、それもわからずに安保反対ばかり言うなと思ってあげたのです。日本が核武装するふりをするだけで、中国は北の核開発にストップをかけざるを得ないのに、日本は核を論議するだけでもタブーです。
中国が今後軍事超大国になるのは間違いないのに、左翼の言うように日米同盟はやめて、日本は憲法改正・軍拡もせず、外交努力だけで中国の無理難題にどう対処するのか、シーレーンを取られて属国にならずにすむ方法があるのか、そんな「知恵」があるなら、是非お聞かせ願いたいと思います。
>戦車も陸自の定員も減らしているのに、
>中国の大軍拡に比べれば、今回の大綱が
>東アジアの緊張要因になるなんてありえません。
>逆に日本の防衛費はわずかずつ減っているのですよ。
日本の軍事力を考えるに当たって、
防衛費の数字だけを見るべきではありません。
その“軍事力の実体”の変遷を見ていくべきだと思います。
実は、日本の軍縮という点については、
虹の日記という元自衛隊員の方のブログの
コメント欄で議論したことがあります。
そこにおいて、
私が指摘したことをこちらでも一部修正して
以下に引用させていただきます。
さて、
自衛隊の体制と編成と装備が従来のままである
という前提に立って、既存の装備の縮減があれば、
その分の軍縮と言えるでしょう。
しかし、その前提が成り立たないのです。
昨今の自衛隊は大幅な編成の見直しが行われ、
変革が現在進行形で進められているのです。
そこを念頭に置かなければなりません。
そして、既存の装備の縮減と引き換えに、
高性能レーダーとコンピューターで制御された
対空・対艦・対潜ミサイルとMDシステムを装備した
イージス艦のような
新たな大掛かりな装備が米国に次ぐ規模で
備えられたのは、真之さんもご存知でしょう。
まず、
「平成17年度以降に係る防衛計画の大綱について」
(〇四大綱)
をお読みいただければと思います。
この大綱については、
岩波新書の「自衛隊」(前田哲男著)にその要旨が
分かりやすくまとめられています。(p116)
『我が国に対する本格的な侵略事態生起の可能性は
低下していると判断される。
したがって、
冷戦型の整備構想ー対機甲戦、対潜戦、対航空侵犯を想定した
装備・要員ーについては抜本的な見直しを行い、
(在来型装備の)縮減を図る。
それに変えて、防衛力整備の目標を
「新たな脅威や多様な事態」ー大量破壊兵器や
弾道ミサイルの拡散の進展、国際テロの活動等、
新領域に転換していく必要がある。
そこで、今後の我が国の防衛力は、多機能で弾力的な
実効性のあるものー即応性、機動性、柔軟性及び多目的性を備え、
軍事技術水準の動向を踏まえた高度の技術力と情報能力に
支えらた体勢を目指す。
新たな多様な事態として、ゲリラや特殊部隊による攻撃、
島嶼部に対する侵略への対応が求められる。これらに向けた
実効的な対処能力を備えた態勢を確立する。
また国際社会における軍事力の役割は多様化している。
国際的な安全保障環境の改善による脅威の防止のため、
我が国は国際社会や同盟国=米国と連携して行動する。』
となっています。
この大綱の下、自衛隊は大幅な改編が行われました。
まず、陸海空の各自衛隊を統合して運用する
“統合運用態勢”への移行ですね。
そして統合幕僚長というポストが新設され、
(従来の統幕議長とは違います。)、
陸海空の自衛隊を一元的に統合して直接に
指揮命令する指揮系統が出来上がりました。
これは米軍のシステムに対応したものだそうです。
そして、
・海自・自衛艦隊司令部と米国第七艦隊司令部が
横須賀の同じ基地を共有する態勢への移行
・日本版海兵隊とも言うべき、
「中央即応集団司令部」を新設され、
それを2012年までに米軍座間基地に移転
・空自航空総体司令部の米軍横田基地への移転
さらに同基地に「共同統合運用調整所」の新設、
ミサイル防衛の共同対処
このように、
自衛隊を米軍に対応する組織に改編、変革した上で、
米軍と一体化した運用態勢へと移行が現在進行形で
進められているのです。
つまりですね、
近年における防衛費総額の微減があっても
旧来の戦闘形態を想定した戦略、戦術を
前提としたものから、
これからの戦闘形態を想定した戦略、戦術のための
新たな編成、変革に伴ったものであって、
決して実質的に軍縮と言えるものではありません。
既存の装備の縮減と引き換えに、
自衛隊を大幅に再編、変革した上で、
イージスシステムのような大掛かりな新兵器の
装備が進められ、
同時に日米の軍事的連携、協調体制、一体化が
進められているのであって、
ですから、日本は数字の上では、近年、
防衛費の総額は、微減していますが
上述のように、
想定される現代戦に即応する形で
日本の軍事力は格段に増しているのです。
まずは、
『平成17年度以降に係る防衛計画の大綱について』
『日米同盟: 未来のための変革と再編』
『自衛隊ー変容のゆくえ』(岩波新書)
こういった文書をよーく読まれてから、
それでもなお日本の軍事力が縮減しているのかどうか
ご再考頂ければと思います。
ご存知のように
イージス艦は、高性能レーダーとコンピューターに制御された
対空・対艦・対潜ミサイルと強力な戦闘能力を
備えた大掛かりな兵器です。
これを米国に次ぐ規模で配備しました。
また、
2007年に空中給油機も導入されました。
それ以前に、2003年にF15戦闘機への
空中給油訓練が米軍の協力で実施され、
戦闘機への空中給油の運用態勢が動き出したのです。
この空中給油機の導入ですが、もともとは
政府見解で出来ないとされていたのです。
専守防衛に徹する日本の防衛政策においては、
空中給油機を導入することは、
戦闘機の航続距離を伸ばし外征能力をもたらすこと
につながるからです。
しかし、
「中期防衛力整備計画」によってこの整備が認められ、
2007年に配備され、
これによってF-15が楽に朝鮮半島を
隅々まで往復できる飛行距離を確保できるように
なったのです。
これは近隣諸国から見て日本の戦力の拡大を意味します。
ヘリ空母ひゅうが、いせの配備もあげられるでしょう。
そして既述したように、
自衛隊と在日米軍の提携、強調、一体化の態勢の
構築が進められていることと合わせて鑑みるに、
日本の軍事力は、現代戦に適応する形で
上がっているとしか考えられず、
日本が軍縮しているという意見には
いっこうに同意できるものではありません。
繰り返しますが、
昨今の日米の軍事的連携、協調体制、一体化の
動きが、日本の軍事力を格段に上げていると
言わざるを得ません
>真之さんへ追伸2
ちなみに、
虹の日記のどろさんは、
9条の会のメンバーで護憲論者ですが、
同時に自衛隊合憲論者でもあり、
自衛隊の任務、専守防衛の必要性を
認める立場から、
護憲的保障論という考え方を展開しておられます。
護憲論にもいろいろな考え方があるのです。
ご参考までに。
http://d.hatena.ne.jp/dondoko9876/20100423/1271996723
ただ、他所のブログの話題ですので、
この点についての議論はこちらでは控えましょう。
P.S
秋原さん、
すみません。他所のブログの話題まで出してしまい
脱線してしまいましたね。
>日本が核武装するふりをするだけで、
>中国は北の核開発にストップをかけざるを得ないのに、
え~~~?!
まさに“お花畑核武装論”の典型ですね。(苦笑)
さすがに田母神さんでさえ、
そこまでは言ってないような・・・
てか、
逆でしょう。
東西冷戦における米ソの核開発競争を想起してごらんなさい。
エスカレートにエスカレートを重ね、
結局はどちらかが政治的、経済的に破綻するか、
本当に戦争がおっぱじまって破局を迎えるかするまで、
その競争は続いていくのですよ。
そして、東西冷戦以降今度は、核の拡散、最悪テロリストの手に渡ってしまうという
危険が現実味を増しているのです。
核が個々の国家の管理を離れてしまうリスクですよ。
そうなると従来のパワーゲームでは済まされない局面へと
さらにエスカレートしてしまうのです。
オバマのプラハ宣言は、単なる理想論ではなく、
そういう切実な背景があって出されたのです。
それと、
NPTの件はどうするんですか?
>真之さん 今時間がないのでとりあえず二つだけ。
いいえ、お答えになっていませんよ。もう一度書かなくてはいけませんか?よくお読みください。答えて頂けないなら後程また書きます
> 中国が今後軍事超大国になるのは間違いないのに、左翼の言うように日米同盟はやめて、日本は憲法改正・軍拡もせず、外交努力だけで中国の無理難題にどう対処するのか、シーレーンを取られて属国にならずにすむ方法があるのか、そんな「知恵」があるなら、是非お聞かせ願いたいと思います。
じゃあ、話し合いや外交など全然役に立たない、専守防衛すら捨てた軍事しか役に立たないと言ってるのと同じことじゃないですかw
あ、あと一つ
>左翼の言う通り沖縄から米軍を追い出せば、中国は軍艦も出してきかねないが、それでも左翼は安保には反対なのですか?
安保に賛成反対はここでは関係ありません。そうやって論点をそらすのはおやめください。
沖縄から米軍がいなくなれば中国が軍艦をよこす・・スゴイですね、根拠を述べてください。
ちなみに、
今までの私の書き込みから、
あなたは、私が非武装中立論者であるという印象を
お持ちになるかと思いますが、
実は私は、非武装中立論者でも日米安保破棄論者でもありません。
まあ、なんかどっからつっこんでいいのか分からないというか・・日本が核武装するふりだけで、北の核開発がストップ?w
>寝言を唱える御仁が多いから、からかいたくなるのです。
失礼ながら、寝言を唱えられているのはむしろあなたではないですか?
後、陸自の戦車っておそらく旧式の物を減らしているにすぎないと思いますよ。代わりに最新鋭のレーダー哨戒機をアメリカから買ったりしてるし・・。
専守防衛を大幅に超えたことをやっているわけじゃないから、新大綱が憲法違反じゃないでしょう。
憲法解釈がややこしくなるから、早く改正するのが一番だけど。
もともと無理な憲法を守れというのが、どうかしている。
イージス艦なら中国も配備しているし、攻撃型兵器をもたない日本が、北や中国のミサイルに対する防衛に力を入れるのは当然じゃないですか。
もっと早い段階で北の核開発を止めないと日本も核を持つぞと言えば、中国ももう少し本気になって、北に圧力をかけたはずだけど(中国も本当は北が核を持つのを嫌がっているし)。
フィリピンがアメリカの基地を無くしたらすぐ、中国海軍に島を取られたから、似たようなことが尖閣等で起きてもおかしくない。
フリスキーという人は日米安保は肯定しながら、日米が何か協力しようとするのには反対で、そんなわがままをアメリカに聞いてもらえると思っている。秋原さんは多分安保反対なんだろうけれど、安保がなかったら、日本が専守防衛でいれるはずがない。
結局左翼は反米で、寄らば大樹の陰という知恵がないから国民に支持されないんです。
で、結局中国が軍事超大国になったときの日本の防衛はどうするのですか。
結局は、
NPTの件は答えられずじまいでしたね。(^^;;
あなたの核武装のお考えはその程度のものだったんですね。
次に、
>フリスキーという人は日米安保は肯定しながら、
>日米が何か協力しようとするのには反対で、
>そんなわがままをアメリカに聞いてもらえると思っている。
あのね、
私は、あなたの以下のコメントに対して、
>戦車も陸自の定員も減らしているのに、
>中国の大軍拡に比べれば、今回の大綱が
>東アジアの緊張要因になるなんてありえません。
>逆に日本の防衛費はわずかずつ減っているのですよ。
具体的に事例を列挙して、
日本の軍事力は格段に増強されている、
という認識を示したのですよ。
違うというのなら、
あなたももっと文書に当たって
詳細に基づいた反論をするべきでしょう。
防衛費だけを見ていたのでは
議論が深まりませんよ。
私は、日米が何かを協力することじたいに反対だとは
一言も言っていませんよ。(苦笑)
ちなみに私は反米主義者ではありませんので。
ただし、
是は是、非は非、こういう立場で物申したい
だけです。
それともあなたにとってはパートナーとは
何でもかんでも相手の言うことを聞かないといけないし、
一切の批判を封じないといけないということでしょうか。
だとしたら、
それこそ本当の属国になってしまいますよ。(苦笑)
私は、真之さんというHNから、天下の秀才、秋山真之を
連想しまして、もう少し聡明な骨のある方かと期待して
いましたが、この方のレスを拝読して、
拍子抜けしてしまいました。
期待はずれもいいところです。
こちら側の質問や論点をはぐらしては、
意図的かどうか知りませんが、
ずらした論点を持ち出して批判してくるという
ピントのずれた論法には呆れています。
もう一度、上の記事を読み直すことをお勧めします。
>専守防衛を大幅に超えたことをやっているわけじゃないから、
上でフリスキーさんが述べられていますが・・。ヘリ空母、空中給油機の導入、いずれも専守防衛を超えているかとおもいますが・・どうでしょう?これらは他国への侵略をも可能にできる兵器ですよ。
周辺国が大軍拡しているのだから、日本が装備を近代化して何が悪いのかと書いているでしょう。よく読まずに批判するな。
フリスキーさんはアメリカが日本に求めている集団的自衛権の行使には賛成なのですか、反対なのですか。
護憲派は卑怯そのものの存在で、憲法九条を守れと言いながら、自衛隊も安保もいるという。
社会党の言っていたように本当に九条を守って非武装中立だったら、日本はソ連に占領されて北朝鮮のような国になり、「憲法守って国滅んで」いたはずなのに、そのことの責任は認めず、自衛隊の装備が少し専守防衛から逸脱しただけでねちねち文句を言う。
社民なんてじき消滅するし、護憲政党は共産党だけになるから、九条の寿命はせいぜいあと十年だね。
米軍再編で米軍がグアムに移転したら、日本が平和だったのは似非平和憲法のおかげではなく、安保のおかげだったと日本人は悟るでしょう。
日中友好には改憲派も反対ではないのだから、早く「知恵」を聞かせてください。
北がミサイルを撃ちそうになったときに自衛隊が何もせず座して待っていたら、護憲派はまた文句を言うのでしょう。
文句だけは多い人たちだ。
後ね、ヘリ空母、空中給油機はいずれも侵略戦争でこそ威力を発揮する兵器です。まさか、あなたは侵略されない為に先に侵略してしまおうなどと考えてるんじゃないでしょうね?正気の沙汰ですよ
> agen
> フリスキーさん
> 真之さん
議論の途上、横入り失礼します。
> 真之さん
はじめまして。
ひとつだけ。
> 自衛隊の装備が少し専守防衛から逸脱しただけでねちねち文句を言う。
言うでしょう。これは護憲派でなくたって言います。自衛隊が専守防衛から逸脱するのは、明確な憲法違反ですし、自衛隊法の趣旨にも反します。法治国家の軍隊が法を無視するような装備を整える事に文句が出ないとしたらその方が異常です。法で縛られない軍隊ほど危険なものはありません。
日本は専守防衛を守って、北や中国にミサイルを撃ち込まれても反撃するな、反撃力自体持つなというのですか。
新大綱が専守防衛を少し逸脱していることは認めたから、本題の中国の軍拡にどう対処するかに進んでほしい。
>真之さん
だからなんでいきなりミサイルぶちこんでくると思うのか、根拠を示して下さい。先ほども書きましたよね?何故沖縄から米軍がいなくなればいきなり中国の軍艦が来ると思うのか根拠を書いてくださいと。
根拠がなければただの空想です。
>新大綱が専守防衛を少し逸脱していることは認めたから、本題の中国の軍拡にどう対処するかに進んでほしい。
これもさっき書いたじゃないですか。
こうやって言うってことは結局ハリネズミみたいにどんどん軍事をグレードアップするしか対処法はないと言ってる=話し合いや外交は全く役に立たないと言ってるのと同じだって。
あなたは「外交の重要性は否定してない」と言いながら、その実、外交の重要性を全然認めてないじゃないですか。
「外交の重要性は否定してない」といったのと矛盾してますよ?
それから専守防衛を超えてると認めたなら、国会の議論を経なかったかのは法治国家、民主主義国家として大問題でしょう?それはスルーですか?ちなみにこれ、私が最初のコメントであなたにした質問です。
真之さんへ
>周辺国が大軍拡しているのだから、
>日本が装備を近代化して何が悪いのかと書いているでしょう。
>よく読まずに批判するな。
いきなり命令口調で言われても困ります。(^^;;
頭を冷やしましょう。
>逆に日本の防衛費はわずかずつ減っているのですよ。
私は、このコメントに対して、
防衛費だけを見ていたのでは
議論が深まりません。
日本の軍事力は格段に増しているのだということを
具体例を挙げて詳述したのです。
繰り返しますが、
その認識に対して反論があるのならば、
あなたももっと文書に当たって
詳細に基づいた反論をするべきでしょう。
もういい加減、
この点はご理解くださいませ。
自明のことですので。
さて、
東西冷戦に遡れば、
もしソ連が攻めてきたらどうする、
逆に米国が攻めてきたらどうする、
両陣営の大義名分はそこです。
つまり、相手の軍事的脅威を名分にして
飽くなき軍拡競争はエスカレートしていったのです。
中国や北の軍拡も大義名分は
極東において圧倒的なプレゼンスをもつ米軍と、
その米軍と同盟関係を持つ日本や韓国の存在が
あるのです。
あちらの核武装の名分は、米国の核の傘です。
(だからといって、中国や北を擁護するつもりはさらさらないので
誤解なきよう。)
どっちかが軍拡すれば、
どっちがか萎縮してストップがかかるものではない
ということは軍拡競争の歴史を見れば明らかです。
軍拡は相手の軍拡を煽り、結果として際限の無い
軍拡競争へとエスカレートしていきます。
そうして、自国を守るはずの軍拡競争が、
めぐりめぐって自国への脅威となって帰ってきてしまうのです。
東西冷戦の終結によって当初アメリカの一人勝ちのように
思われましたが、それによってアメリカの安全保障は
万全になりましたか?
違いますでしょう。
さらにアメリカは新たな敵におびえ続けているのです。
プラハ宣言の中で、
オバマ大統領は、次のように発言しました。
「リンゴ1個ほどのプルトニウムがあれば、
数十万人を殺傷できる。国際テロ組織アルカイダの
手に核物質が渡れば、世界は滅びる」
既述したようにオバマの核なき世界を目指すという
プラハ宣言の背景には、核拡散によってやがて
核が国際テロ組織の手に渡ることが
現実味を帯びてきたことへの
懸念があるわけです。
そして、同時多発テロを引き起こしたアルカイダですけど、
これは、東西冷戦の落とし子なんですね。
ソ連のアフガン侵攻に対抗させるべくCIAが援助、訓練、
育成したのがアルカイダの前身だったのですよね。
東西冷戦の頃は、二つの超大国に世界のパワーが収斂されて
いましたが、これが崩壊すると、過激な民族主義が各地で
勃発してテロがエスカレートしていき、
それが国境を越えて多国籍化した国際組織となって、
反米、反イスラエルを標榜して各地でテロを起こしてきました。
もはや国vs国の構図では捉えられない、制御できない
ところまで来てしまいました。
世界を圧倒する軍事力を誇る米国でさえ、
2001年以来未だにアルカイダを制圧できていません。
対国家間の戦いと違い、
相手がどこにいるのか、どこを拠点にして、どのような形で、
いつ攻めてくるのか捉えられないのです。
東西冷戦時代の飽くなき軍拡競争が、核を世界に波及させ、
それがもはや、国家の管理下の及ばないところまで
至ってしまう危険性が出てきてしまったのです。
一瞬のうちに人類を何回破滅に至らせる
ことが出来るだけの核を人類は作ってしまったのでしたっけ?
それを作ったのが米国をはじめとする世界の国家であり、
核抑止力論でこれを正当化してきました。
米国もこれを誇ってきました。
米国はそれで世界を圧倒してきたつもりでしたが、
しかし、その抑止力が機能しない勢力に核が渡ってしまう
危険性に当の米国が怯えだしているのです。
いつ、どこから、誰によって、どういう形でそれが
飛んでくるのかわからないわけですからね。
だから、今のうちに、
この厄介な核について国家間で話し合って、
国家の管理下から離れないよう目を光らせながら、
核なき世界という昔日に一歩でも近づこうという
アクションを起こさざるを得なくなってきた
ということでしょう。
これは、単なる平和主義という理想論ではなくて、
現実論としてそうせざるを得なくなってきたのです。
繰り返し申し上げますが、
際限の無い軍拡は、国を守るはずだったのが、
結局は、
巡り巡って自国に対する脅威となって帰ってくるのです。
日本核武装のためにはNPT脱退も可とするという真之さんの
立場ですが、現実においては、核拡散を何よりも忌避している
米国が認めるとはまず考えられません。
そして、
日米同盟の強化を主張しながら、米国の忌避する暴挙に出る
というのは愚の骨頂というべきでしょう。
さらに、
さきほど申し上げたように、
NPTおよびIAEAに加盟している日本は核燃料を平和目的で
利用するという条件でこれを分配されているのであり、
ここから脱退することはこれの輸入がストップすることに
なります。日本は100パーセントウランを輸入に
頼っているのですよ。
これでは原子力発電がストップされます。
さらにですよ。
考えてみてください。
その肝心の核兵器自体が作れなくなるのです。
だってその原料である核燃料の輸入がストップされるのですから。
これで日本はどうやって核武装競争に参入していく
のですか?
非常に非現実的な考えなのです。
真之さん、
あなたは、際限の無い軍拡競争、核武装競争を
是とする立場なのですか?
あなたの今までのコメントを見る限りにおいては、
軍拡に伴うリスクという観点が一切出てきません。
私は、この軍拡競争には歯止めが必要で、
エスカレートさせるのではなく、
逆に軍縮へと世界の安全保障のベクトルを向けていくべきだと
考えているのです。
P.S
私は、集団的自衛権の行使には反対するものです。
既述したように、
軍拡競争に歯止めをかけるべく
日本は国際的な働きかけをしつづけるべきだと
考えるからです。
>拍手鍵コメントを入れられた方へ
http://akiharahaduki.blog31.fc2.com/blog-entry-617.html#comment2491
ミサイル防衛で策源地攻撃力が必要で、専守防衛とばかり言っていられない状況になってきたし、国会の議論を経なかったのが気に入らないなら、今からでも社共に働きかけて審議すればいいじゃないですか。
外交・軍事の両方が必要と何度も言っているのに同じことを蒸し返すのはやめてください。
だけど領土問題は北方領土や竹島と同じで、日本がいくら外交で尖閣の領有権を主張しても,あの中国が引き下がるはずがないし、秋原さんこそ何か良い考えがあるのですか。
中国との関係が今後の日本の命運を左右すると考えているのは保守も同じで、嫌中に凝り固まった馬鹿ばかりじゃないですよ。
自衛隊の福山隆氏は、落ち目のアメリカのために日本が防波堤になって中国の強大な軍事力を日本が一手に引き受けるのは損な選択で、安保を破棄して中国と組むのも国益を考えたらありかな、と言っている。
でも普通に考えたら、中国の軍拡が止まらなければ、アメリカに防衛を頼りきりではなく、改憲して日本も自主防衛力を持たざるを得ないのじゃないですか(香港市民のアンケートでも、中国が空母艦隊を持つのに賛成で、50年後にはアメリカを抜いて世界最強国になるという結果が出ている)。
アメリカが落ちぶれたら九条を守れどころじゃなくなると思うのだけど、そろそろ本題に入って護憲派の対中関係の展望、自衛隊は専守防衛のままでよいのか、安保はいるのかいらないのか、東アジア共同体はどうするのか(聞こえはよいが、中国系の移民で一杯になる)を聞かせてください。
日本と違って、アメリカも中国も軍事力が強いのはいいことだという価値観の人が多いから。
福島瑞穂や志位さんより、もっとすごい護憲派の政治家が首相になって、世界に軍縮を呼びかけたらいかが?ハトポッポじゃ話にならないし。
護憲政党は日本で政権を取ったことがないどころか、消滅寸前なのに、世界的核軍縮を実現するとか言うことだけは立派。
まず政権を取るところから始めないと、九条は宝の持ち腐れ。
概ね同意です
しかし、話し合いにも一定の軍事力という抑止力が無いと、相手は話し合いにすら応じないのが現実です
フィリピンにある米軍が、フィリピンの米軍反対運動と、ピナツボ火山噴火による基地のダメージが深刻だったのを期に米軍はフィリピンから撤退しました
その後、中国はフィリピンが領有権を主張していたスプラトリー環礁を実効支配するための軍事行動を起こし、実行支配しました
当然フィリピンは中国に抗議していますが、中国は話し合いにすら応じず無視しています
それはフィリピンにはまともな戦闘機すら無い貧弱な軍備しか無いからです
中国にとって、フィリピンが何を言ってこようが実際に何もできない事が分かってますから、話し合いなどする必要もないのです
翻って、日中間ではガス田問題では一応話し合いが行われています
これは自衛隊(及び在日米軍)の戦力がフィリピンと違って中国が警戒せざるを得ない戦力を有していると判断しているからこその話なのです
もし日本がフィリピン並の軍事力しかなかったとすれば、中国はガス田問題には話し合いにすら応じないでしょう
それどころか日中中間線すら認めず、ガス田を沖縄の近くで建設するでしょう
それは中国の海軍大増強を見れば容易に想像できることです
なにしろ中国は近い将来空母を運用し、日本周辺に中国の数十機の戦闘機が飛び回るんですから
そうなれば、中国は日本に今まで以上に自国の主張を飲ませようとするでしょう
日本に9条があるからと、遠慮するような国とは到底思えませんので
外交は大事です
そして対等な外交をするには軍事力という抑止力も大事なんです
軍事を否定する人達は、フィリピンのスプラトリー環礁問題で、フィリピンは具体的にどうすれば良かったのか
どうすれば軍事に頼らずに中国からスプラトリー環礁を守れたのか
是非具体的に提示して欲しいですね
残念ながら、
あなたの書き込みは、
回を重ねるごとに、その単純思考が
浮かび上がっています。
>社民なんてじき消滅するし、
>護憲政党は共産党だけになるから、
>九条の寿命はせいぜいあと十年だね。
>護憲政党は日本で政権を取ったことがないどころか、
>消滅寸前なのに、
>世界的核軍縮を実現するとか言うことだけは立派。
>まず政権を取るところから始めないと、
>九条は宝の持ち腐れ。
まずですね、
護憲政党云々とおっしゃいますが、
自民党の歴代の議員の中にも護憲的信条を持っている人たちが
いることをご存知ですか?
自民党というのは旧来寄り合い所帯で来ているのです。
故三木武夫首相や故後藤田正晴、
宏池会の故宮沢喜一首相は護憲派ですし、
加藤紘一も改憲には元来消極的ですよ。
河野洋平や野中広務、山崎拓などもそうだっと思います。
自民党は、結党以来、
党是として自主憲法制定を掲げてきましたが、
党内の改憲に消極的な勢力および護憲派によって
実際に改憲へと踏み出すことに対するブレーキとなって
きたのです。
余談ですが、
自主憲法制定論者で右派の中曽根康弘が首相在任当時、
自分とは信条の異なる、中道やや左よりの後藤田(護憲派)
にあえて官房長官という要職につかせた理由として、
政権のバランスを取らせ
安定を保たせることが出来ると考えたと本人が言っています。
なかなか老獪ですね。
ちなみに、
のちに後藤田は、中曽根の憲法改正案を批判して、
「自衛隊の国際活動を認めるならば、
海外で武力行使はしないことを明記してもらいたい」
「60年間、ともかく日本は武装部隊によって
外国人を殺した経験がない。
また、外国の武力によって殺された経験もない。
これは戦後、先進国の中では日本しかない。
そういう意味で憲法の大きな役割を今後とも残す必要が
あると思う。
ところがいまの改憲はそれと逆の方向ではないか」
こう述べているのです。
こういう人が自民党にいたのですよ。
護憲を党是としている政党が政権を取っていないから、
護憲が国民の支持を受けていないと、もし思うのであれば、
それは大間違いです。
そもそも、
世論を御覧なさい。
真之さんのおっしゃるような
支持率を得ていますか?
保守寄りとされる読売新聞の今年3月の世論調査でも、
憲法改定をすべきかという漠然とした質問には
賛否が拮抗していますが、
9条に限ると改定に反対する割合が6割、賛成は3割に
留まっています。
依然として、世論は9条改定に反対する意見が
多数なのです。
次に、軍縮についてですが、
先ほど、米ロ軍縮条約(新START)が米国上院にて
批准されました。
オバマのプラハ宣言についても先ほど言及しましたが、
軍事力が強いのは良い事だという考えの人が多い米国で
このような軍縮条約が批准されるのです。
また、
軍縮といえば、NPTもそうですよ。
対人地雷禁止条約もそうです。
化学兵器禁止条約もクラスター爆弾禁止条約も
その一環です。
つまりですね、
私が何度も言っているように、
歯止めがかからない軍拡を放任しておくと、
それが人類の破局に至ってしまう
ということを軍事力が強いのは良い事だという考えの
人にも共有されているのです。
繰り返しますが、
大事なのは、
自由放任の軍拡競争に対する“歯止め”です。
軍拡は相手の軍拡を煽り、結果として際限の無い
軍拡競争へとエスカレートしていきます。
そうして、自国を守るはずの軍拡競争が、
めぐりめぐって自国への脅威となって帰ってきてしまうのです。
軍拡さえしていれば、それですなわち自国の安全が保たれる
などという単純な考えに対しては、
世界最強の軍事力を持つ米国でさえ、
自省しはじめているのです。
あなたのように、単細胞的に
“お花畑軍拡論”にしがみつくことは
人類を破局に追いやることに
つながりますよ。
私は各国によって批准されてきた
数々の軍縮条約および日本における9条の
理念が、“歯止め”として、
これからますます大事になっていくと考えています。
専守防衛を少しでも逸脱するのが気に入らないらしいが、護憲派は昔は自衛隊そのものが違憲だと言っていたのではなかった?
国民が少し軍事に詳しくなれば、策源地攻撃力を持つのは自衛の範囲で、専守防衛なんて馬鹿げていることが分かるから、憲法がそれを認めないというのなら改憲しようということになる筋道だね。
北や中共なんて侵略したいと思う日本人はいないから、憲法改正が侵略戦争の準備だなんていうのは言いがかりだ。
今まで策源地攻撃力なしでやってこれたのは、左翼の嫌いな日米同盟のおかげで、九条がある限り日米同盟はやめられないんだけど。
フリスキーさんは日米同盟を肯定しているくせに、北や中共の軍拡はアメリカのせいだというのだから、自分で矛盾に気がつかないのかなあ?
十年以上交渉しても北の核開発一つ止められないのに、包括的核軍縮なんて21世紀の間にもできるかどうかわからない。それまでの防衛はどうするの?
それに核は悪魔の兵器だけど、核のおかげで大国間の戦争が防止できているのは事実でしょ。
護憲派の言うことは立派なんだけど、大抵絵にかいた餅で、中共の軍拡は止まらないし、日本も国防の大切さに目覚めて憲法改正ということに近い将来なるのは避けられないんじゃないのかなあ。
そうじゃないというのなら具体的にどうするのか、いちゃもんばかりつけてないで、いい加減本題に入ったら?
ちなみに中共は空母を6隻も持つ計画だそうよ(そのうち20隻くらいになったりして)。だから日本のヘリ空母1隻くらい許してくれないかなあ。
米軍再編で10年後には大半の米軍は日本から出ていくから、その時には憲法改正が必要という声が大きくなる。
日本のケチな軍拡(?)を非難するより、アメリカや中共にどうしたら軍縮させられるのか、そっちの話を早くしてください。
米ロが核軍縮に合意したといっても、完全に核を無くすところまではいかないし、そうしない方がむしろいいと思う。
大国間の戦争がないのは、核抑止が働いているのが理由の「一つ」だから。
>名無しさん、次回からハンネをお願いします
・自国の防衛大綱をアメリカにいわれるがまま
・憲法に抵触すると思われる「専守防衛からの逸脱」を
・国会での議論も経ないで決めたこと
・そこには(今までもでしたが)外交でものごとを解決していこうという姿勢が全くないこと
です。
真之さんもなのですが、ここではとりあえず「日本は一定の軍事力さえ持たざるべきか」と言う論点はおいといてください。そこはこのエントリーでいいたいことではありません。
専守防衛の自衛隊を合憲とする立場からでも、安保を認める立場からでも、今回の専守防衛を逸脱する防衛大綱は認められない、という立場に立つことは十分可能です。本文中で、河野洋平氏はまさにそういう立場からこの防衛大綱を批判しているのですから。
論点を広げたりずらしたりすれば議論は散漫になり収拾つかなくなるだけですので、ご理解頂けるとありがたいです。
だけど護憲派はその話はせずに、日本の軍拡ともいえない軍拡のケチばかりつけていて議論が生産的じゃないんだね。
ひょっとすると護憲派は、日米同盟をやめれば中共が軍縮に応じるとでも思っているの?
中共がそんなお人よしじゃないことは、子供じゃなければわかるでしょ。
これが結論。
中共の大軍拡が近い将来止まると護憲派が証明してくれた場合だけ、この意見は撤回する。
だけど護憲派に中共を止める力はないくせに、日本の非難ばかりするから、反日に見えてしまうんだね。
出来そうもないきれいごとを言うくせに、日本にだけは厳しいのが左翼だ。
「隣国とうまくやっていくための知恵を絞ろう」と言っておきながら、米ロの核軍縮の話とかは出るのに、本題に進まないからいらいらする。
外交は大事だし、日本が軍拡せず中共と仲良くやれたら万々歳だけど、そうはならなさそうだから警鐘を鳴らしている。
結局「知恵」なんて大してなかったということになるのでは?
>真之さん
読んでらっしゃらないかもしれないので、名無しさんへのコメントに書いたことを繰り返します。
私はこの記事で批判していることは
・自国の防衛大綱をアメリカにいわれるがまま
・憲法に抵触すると思われる「専守防衛からの逸脱」を
・国会での議論も経ないで決めたこと
・そこには(今までもでしたが)外交でものごとを解決していこうという姿勢が全くないこと
です。
ここではとりあえず「日本は一定の軍事力さえ持たざるべきか」と言う論点はおいといてください。安保が必要かどうかということも置いといてください。そこはこのエントリーでいいたいことではありません。
専守防衛の自衛隊を合憲とする立場からでも、安保を認める立場からでも、今回の専守防衛を逸脱する防衛大綱は認められない、という立場に立つことは十分可能です。本文中で、河野洋平氏はまさにそういう立場からこの防衛大綱を批判しているのですから。
論点を広げたりずらしたりすれば議論は散漫になり収拾つかなくなるだけですから、論点はハッキリさせる必要があります。
論点は私がこのエントリーで述べた要点4点(上記)に関わる事です。
従って、あなたの「自衛隊は専守防衛のままでよいのか」は本題となりえますが、「安保はいるのかいらないのか、東アジア共同体はどうするのか」「日本のケチな軍拡(?)を非難するより、アメリカや中共にどうしたら軍縮させられるのか、そっちの話を早くしてください」は本題ではありません。あなたは勝手に本題だと決めつけているようですけどね。
これをご理解した上で議論に参加してください。よろしいですね?
さて、以上を前提として話を進めましょう。
随分とまあ同じ事を何度もこれでもかとコメントされていますね。人のコメント欄に書き込むときは、思いつくまま次々と投稿せず、自分の主張の要点をきちんとまとめてから投稿されることをオススメします。
でないと第三者の目のには、焦ってる、思考が浅く文章をまとめる力がない、と言う風に映りますよ。
あなたは自分の言いたいことを上手にまとめられず散文的に投稿するしかできないようですから、私が代わってあなたの仰りたいことを次のコメントで箇条書きに整理してみましょう。
(これまでのあなたのコメントを見ていると、同じ内容の繰り返しですので、私が次のコメントを投稿するまでまた同じ内容のコメントを投稿される必要はありません。コメント欄が見づらくなるだけです。)
>政府はすでにアメリカと話くらいはしているでしょ。
>これならNPTを脱退しなくてもできるはずだし
日本の核武装に対する批判から、
田母神さんが持ち出してきたのがニュークリアシェアリング
ですが、これがまた非現実的なのです。
NATOにおいても認められているのは
戦術核ですよ。戦略核ではないのです。
これでは、
かりに日本が戦術核のニュークリアシェアリングをもっても
中国や北との相互確証破壊、つまり相互に相手国を
破滅させることが出来るという確証に基づく
均衡が成り立ちません。
またニュークリアシェアリングにおいても、
管理と使用において最終的には米国の決断に
ゆだねらるものなので、
自国の核武装とは異なります。
ニュークリアシェアリングなどは、
それを盛んに持ち出してきた
田母神さんとそれを真に受けて受け売りしている人たちの
間で語られているものですよ。
非現実的な話なんです。
そもそも、
真之さんのお考えは、
相互確証破壊による均衡を持たせるべきだという
ことになるのでしょうけど、
相手の軍拡に対してはこちらも軍拡、
こちらの軍拡に対しては相手は軍拡という
歯止めの利かない軍拡競争では、
その限界値がエスカレートしていくばかりです。
軍拡の当事者であり最強のアメリカから
軍縮の声が出ているのは、
既述したように、それではアメリカの安全保障が
かえって脅かされていくという現実的な要請が
あるからなのです。
昨日も申し上げましたが、
一発でもテロリストに核が渡ってしまったら、
それだけで世界は混乱に陥りますよ。
核の拡散はもう十分に危険水域にあるのです。
そもそも、
60年代半ばから70年代、80年代の日本の防衛費の推移を
見て御覧なさい。
右肩上がりで増加しています。
70年代は10パーセント台から多いときで
20パーセントを超える伸び率です。
しかも、数字のみならず
日米安保改定に伴い日米同盟が強化されていきました。
そもそも、東アジアにおいて圧倒的なプレゼンスを
持つのは米軍なのです。
その米軍との一体化を近年ますます強めていくことで
実質的に日本の軍事力が格段に増しているのが
実情であって、この点を無視して、
さらなる軍拡路線を歩み続けることに対して
懸念をしているのです。
私は何度も言いますが、
大事なのは、軍拡に対する“歯止め”です。
軍縮条約も9条も、歯止めとして大事だと
いうことです。
抑制無き軍拡の危険と歯止めの重要性については
すでに書いてきたとおりです。
こちらのエントリーの趣旨は、
タガをはずす事への懸念と批判、歯止めの必要性を
説いていおられるのです。
憲法は縛りをかけるための最高法規として
きわめて重要なのです。
真之さんは、その視点が一切欠けているのです。
軍事力の肯定か否定かという二者択一の議論ではなく、
“たが”“歯止め”“縛り”“抑制”
ここでは、それらが問われているのです。
ゼロか100かという議論ではありません。
いい加減、
他者の書いたエントリーに対する読解力を
もう少し発揮するべきでしょうね。
P.S
他者のブログにおいては、
ブログ主およびコメンターとの対話の場所なのですから、
敬語を使うのがマナーですよね。
真之さんも最初はそれを踏まえていましたが、
いつのまにやらため口あるいは独言調になってますね。
自身のブログ化していますよ。
秋原さんがおっしゃっていますが、
こちらのエントリーの趣旨と論点を
踏まえるべきでしょう。
あなたが、エントリーの内容や
こちら側の批判から論点をそらしたり、
我田引水的に話をもっていく議論に
お付き合いしてきましたが、
いい加減、自らを省みたらいかたでしょうか。
>真之さん
あなたの仰りたいことを箇条書きにしてみました。
①北の崩壊・暴発は十分あり得る状況になったし、中国は軍事・資源両方の理由で絶対尖閣がほしいと思っている(政府関係者が公言している)から、武力行使の可能性がないと思う方がおかしい
②この防衛大綱が専守防衛を越えることは認める(最初は専守防衛を越えないと仰ってましたが、訂正ということでいいですね?)
しかし、もともと無理な憲法(少なくとも専守防衛)を守れというのが、どうかしている。周辺国が大軍拡しているのだから、日本が装備を近代化して何が悪いのか。
国会での議論を経なかったのは問題かもしれないが、日本がいつまでもアメリカに甘えていず、一人前の国になるには、専守防衛を越えた戦力を持つのが必要だ。
③専守防衛から転換しないで結局どうすればいいというのか
こんな感じですかね?
ではまず①から
いきなりミサイルを撃ってくるかもしれないという根拠はたったこれだけですか?これじゃあ単に「そんな気がする」の域を超えませんね。
中国が攻めてくるなんて蓋然性はありません。言っておきますがそう分析してるのは私ではありません(笑)、アメリカであり、日本の防衛省の機関がそう分析してるのです。よろしければどうぞ。
http://lib21.blog96.fc2.com/blog-entry-1143.html
http://lib21.blog96.fc2.com/blog-entry-1144.html
http://lib21.blog96.fc2.com/blog-entry-1163.html
北朝鮮のミサイルにも同じようなことが言えますね。北朝鮮が最も敵国として関心を持ってるのが「休戦中」の韓国、次にアメリカです。北朝鮮のミサイル実験はアメリカの気を引こうとしてやってることであって、日本は単にアメリカの金魚のフンくらいの扱いです。金魚のフンごときにいきなりミサイルうつバカはいません。
私は中国が日本に対し軍事行動を起こすことは客観的に見てまずないと考えていますが、脅威は存在するんだ、怖いんだ、と言ってる人にはいくら脅威はない、怖くない、と言っても通じません。怖いと感じるかどうかは主観ですからね。
脅威はある、いや、ない、で平行線になるのは目に見えていますし、ここで中国、北朝鮮の脅威の有無について議論の大半を割くのは本意ではないので、これでとどめておきましょう。むしろ問題は②と③です。
②について
これは看過できませんね。あなたは目的のためなら手段を選ばないと宣言されたも同然です。
国会の議論を経なかったのは問題だが、と仰っていますが、それに目をつぶって良いような次元ではないですよ。
もしどうしても専守防衛の枠を外したいのなら、せめて憲法を改正してから行うのが法治国家としての最低限のルールです。それを憲法が気に入らなければ無視しちゃってもいいってい暴論は、もう法治国家、民主主義国家ではありません。それこそ「法治国家ではない中国(by枝野氏)」や北朝鮮と同じではありませんか。
この点だけをもってしても、真之さんの主張には正当性は全くありません。
法治国家、民主主義国家の最低限のルールさえ破って良いと宣言されるようではそれだけ失格です。これについて何か申し開きはありますか?
それから余談ですけど、「日本がいつまでもアメリカに甘えていず、一人前の国になる」ために専守防衛の枠を外すんじゃないでしょう?日本がアメリカに甘えずって、じゃあアメリカとの同盟を解消するから専守防衛をヤメにするんですか。違うでしょう?今までよりももっとアメリカと一体となって動くためのは「専守防衛」が邪魔だから取り外そうというのです。日米同盟の更なる深化って政府も言ってるじゃないですか。
こんなところにも真之さんの「我田引水的解釈」が垣間見えますね。
③について
結局どうすればいいわけ?に対する答えは既に記事本文で書いてるじゃないですか。「外交だ」と。
専守防衛の枠を外すのは、過去の日本の行状から中国をはじめとするアジア諸国から歓迎されず反発を招くだけで効果的な方法とは言えないし、憲法上も問題がある、と。
でも、真之さんとしては具体例を聞かないと今ひとつ納得できないのですよね?
じゃあ例えば尖閣諸島問題の時に政府はどういう外交を展開すべきだったか。それは私のような素人が浅知恵を提案するより、例えば元外務省の天木直人さんが提案なんかが参考になります。
http://akiharahaduki.blog31.fc2.com/blog-entry-551.html
日本政府はこういう外交を展開すべきだったんじゃないですか?まず必要なのはこういう芯の通った毅然とした外交であって、それ以上に専守防衛を捨てる必要性なんてないわけです。
それどころか自国の憲法さえ無視しアメリカ更なる一体を成し遂げようとする日本に対してアジア諸国は今以上に警戒を強めるだけ、つまり逆効果なのですよ。
あなたはどっちの軍事力がより勝っているか、という単純な物差し一本でしか考えられないようですね。日本がこれまで守ってきた専守防衛の枠を外すことによってアジア全体から警戒され孤立するという非常に大きなデメリットがあるんだ、ということをこれっぽちも考えてないでしょう?日本はアジアから孤立したらやっていけないのに、このデメリットについてどう考えているのですか?
さて、今回尖閣諸島を巡って中国と揉めたとき、中国は自らの軍事力を指一本動かさなかったし、ちらつかせもしませんでした。レアアース禁輸のほのめかしや日本人社員の逮捕や、日中の人的交流のストップなどで圧力をかけてきたのです。汚いやり方だと思いますけどね。
それに対して日本政府はどんな対応策をとりましたか?天木さんの仰るような真の通った外交を展開しましたか?最初こそ威勢良く船長を逮捕してみたものの、あとは目も当てられないダダ崩れの対応、軍配は完全に中国に上がってしまいました。で、その後その対抗策としてやろうとしてることは「もっと軍事を!専守防衛なんか止めちゃおう」です。中国は軍事力の影なんかこれっぽちもちらつかせなかったのに、こっちは「圧力変えられたらこっちは即軍事で対抗しよう」ですよ?(これ自体憲法の精神に反してるのですけどね)
馬鹿丸出しです。一体これのどこに「外交」が存在するのですか?あるのはなにか困ったことがおきたら即軍事力にすがろうとする臆病者の単純思考だけでしょう?
だからいくらあなたが「外交・軍事の両方が必要と何度も言っているのに~」と言ったって、あなたが専守防衛を外そうという民主党の防衛大綱に諸手を挙げて賛成する以上、「それは口先だけで実は外交のことなんか考えていないも同然だ」と私は批判しているのですよ。この論旨が理解できませんか?
あなたに答えて頂きたい点を太字にしておきましたから分かりやすいと思います。これなら論点も散逸しないでしょう。
ところで、私が次のコメントを投稿するまで真之さんはコメントをいれないようお願いしたはずですが、なんのエクスキューズもなく見事に無視して投稿されましたね。しかも書いてる内容も今までと変わりない繰り返しでした。せっかく前のコメントでフリスキーさんがしてくださった忠告も無視した内容です。そういうの、どうかと思いますよ。少しぐらい辛抱できないのですか。
従って、あなたがこのコメントの直前に投稿したコメントは承認しません。ご理解ください。
建設業の派遣が容認され、障害者いじめの悪法がまかり通り
格差や貧困が広がる今の世の中で、
社会保障より軍拡ですか?
真之さんは、よほど裕福な家庭にいらっしゃるか、働いたことがないのでしょうか。
中国に対抗対抗と仰いますが、経済的に依存している状態で日本側から戦争なんて100%無理です。
私など、いかに中国をお得意様にしようか、利用しようかは考えてはいますけど^^
まともに働いている社会人なら、私が言っていることが理解できるはずです。
中国脅威論は誰にとって特なのかよく考えるべきです。
借金ばっかりつくって、アメリカに貢いでる人たちには都合が良いと思いませんか?
あなたのような人は為政者にとって非常に都合が良いと思われます。
また仮に戦争すれば日本がいかに軍拡しようと負けますよ。
10億人以上の人口、国土25倍に勝てますか?
核を10発ぶち込んでも中国は死にませんが、日本は確実に死にます。
軍拡競争して緊張感を高めるより
貢物をしてでも手を組むことを考えた方が賢いと思いますけど…。
あたなは、「自分は喫緊の現実問題を考えているから軍拡軍拡だと言っている」と仰っていますが、
どうも聞いていると、お花畑的な妄想論、現実の生活感を欠いた意見としか思えません。
あなたは日米同盟を支持しているのだから、アメリカの核抑止力を当てにしていることになりませんか。言っていることが矛盾しているじゃないですか?
僕は日本が今すぐ核武装せよとは言わないが、日本の周辺国は核保有国ばかりだから、いつか日米同盟がなくなるか縮小されるときに核保有を検討する必要はあるかもしれない、持たずに済めばそれに越したことはない、と言っているのです。日本と北や中国沿岸部との距離はそう遠くないから、アメリカには届かない、戦術核に近いものでも何とかなるかもしれない。アメリカとの交渉次第です。
秋原さんへ
(1)北の核開発は予想以上に進んでいて、今後予想される体制崩壊時に「暴発」する可能性はゼロとは言えない。同じ民族の韓国より、日本の方がむしろ核を使う可能性が高いかもしれない。
中国がいきなり攻撃してくることはないが、漁船から徐々にエスカレートさせて武力行使に至るのは、今までの手口だから、それに備える必要があるのは自明でしょう。
(2)国会での議論がなかったのは僕の責任ではないし、むしろ追及のたりない社共の責任も少しあるのではないか。
憲法学上は自衛隊の存在自体が違憲というのが定説で、専守防衛かどうかではなく、自衛隊を認めるかどうかで憲法改正国民投票が既になされているべきだったのに、それを逃げてきたのは護憲派じゃないですか。
今自衛隊を認めるかどうかで投票したら、改憲派が圧勝するはず。
専守防衛を逸脱するのが解釈改憲だと非難するより、解釈改憲で自衛隊が今まで存在してきたことに感謝するべきでしょう。秋原さんも自衛隊は認めているのでしょう?
自衛隊を認めるかどうかではやく国民投票をするべきだ、というのが答えです。
(3)尖閣問題で民主の対応がまずかったのも僕の責任ではないし、天木氏の言うように対応していたとしても、今後中国が尖閣の領有の主張を取り下げるとは思えません。
秋原さんの言うように自衛隊が専守防衛のままでもかまわないけれど、それだと国防における日本の対米依存は変わらないことになるし、この点はスルーですか?国民はいざというときはアメリカが助けてくれるだろうと思って九条を支持しているだけで、日米同盟がなくなったら、九条なんてすぐ吹き飛びますよ。
さて、(3)に関連するが、護憲派にとって痛いところを突いたみたいなので没にされた質問の繰り返しです。
(4)外交が重要なのはわかっているけれど、具体的にどういう手順で、どういう条件を出して尖閣、ガス田、(北方領土、拉致、核開発)問題を解決するのですか。尖閣で将来強大化した中国が軍艦を繰り出してきたときにはどうするのですか。
(5)僕は米軍は「第七艦隊だけで十分」という小沢氏や鳩山氏や田母神氏と同じ考えで、憲法改正して、通常戦力に関する限り日本も攻撃兵器を持って自主防衛できるようにし、日米同盟は縮小してしまおう、そうじゃないと対米従属の構造は変わらないと思います。護憲派が九条にこだわるから、日本はいつまでもアメリカから独立できないのです。
具体的には米軍のグアム移転が完了したころの憲法改正を考えています。
これについてはいかがですか?
真之さんへ
後、日本が核武装したら北や中国が大人しくなるなんて事が起きますかね?
それと中国が国際的な孤立を承知であちらこちらの国を占領し始めるとは到底考えられませんが。昔の日本帝国じゃあるまいし
真之さんへ
>真之さん
時間がないので一つだけ。本題からずれるけど、笑っちゃったので・・
>秋原さんの言うように自衛隊が専守防衛のままでもかまわないけれど、それだと国防における日本の対米依存は変わらないことになるし、この点はスルーですか?国民はいざというときはアメリカが助けてくれるだろうと思って九条を支持しているだけで、日米同盟がなくなったら、九条なんてすぐ吹き飛びますよ。
さて、(3)に関連するが、護憲派にとって痛いところを突いたみたいなので・・・
「護憲派にとって痛いところ」・・・(笑)
真之さんて日米安保は9条のせいで軍隊持てない日本を代わりにアメリカが守るためのものだ、なんて神話をいまだに信じきっているんですねえ、あれ、日本を守る条約なんかじゃなくて、しかも日本に対しての不平等条約だって言うのを知らないようですね。
だいたいアメリカが日本の代わりに中国から守ってくれるというなら、これは一体どういうことなんでしょうね?
↓
ニューヨークタイムズ
「いくら日米安保条約があるからといっても、米国がそれを馬鹿正直に履行して、不毛の岩島=無人島である尖閣を死守したり奪回したりする可能性は、現実にはゼロである」
☆Look Out for the Diaoyu Islands
http://kristof.blogs.nytimes.com/2010/09/10/look-out-for-the-diaoyu-islands/
(9月10日のニューヨークタイムズ)
☆日中は対話で妥協点を、米国務副長官…尖閣衝突 (読売新聞)
(略)
副長官はまた、「日中の良好な関係は、米国の国益だ」と指摘。「(日中間の)領土問題に関する米国の立場は、従来表明している通りだ」とし、米政府は日中いずれにも肩入れしない姿勢を示した。
http://www.asyura2.com/09/china02/msg/506.html
☆「クリントンが『尖閣は安保5条の適用対象』と言った」というのは前原外相が言っているだけでどこにも証拠がない
(Peace Philosophy Centre)
http://peacephilosophy.blogspot.com/2010/09/blog-post.html
クローリーの会見を読んでも、アメリカ側のは「安保があるから軍事衝突があったら米国が日本を守ってあげるよ」というような趣意のことは全く言っていない。「大人の国なんだからしっかり解決してください」と言っているだけなのである
↑
どうですか?どこが「アメリカが守ってくれる」んだか(苦笑)
それから氷室さんのコメント、スルーしないでくださいね。仮に軍拡して専守防衛捨てるとして、日本は中国に勝てますか?
あと、agenさんの指摘通り、「暴発」するとなぜ日本を狙うのか、様々な角度から客観的な資料をもって立証しないと「専守防衛」では足りないことの論証になりませんよ?単に「ミサイル言ってくるかもしれないじゃないか」だけではダメなんです。
どの家にも火事にはならなくても消火器が置いてあるでしょう。
有事にならなかったらよかったと思えばよいだけで、自衛官は日本を守るために毎日勤務に就いているのです。
北が崩壊して難民などが流入するのに備えるのも自衛隊の仕事です。
日本の核武装は日米同盟がなくなった遠い未来の仮の話で、仮の話でこれ以上議論しても仕方ない。
アメリカが日本を必ず守るとは信じていないからこそ、国防をアメリカに任せきりではなく、自主防衛のための装備、そのための憲法改正が必要なんじゃないですか。
自衛隊が海外で一人も殺していないのは事実だが、PKOをさぼりまくって金で済ませてきただけのことだ。
そうならない方がよいけれど、尖閣で紛争になれば、たとえ中国軍より劣勢でも自衛隊は日本を守るために戦います。それが武人の誇りです。
ここにいる護憲派の人たちは、そんなに国防・軍事を軽視するのなら、なぜ非武装中立と言い切らず、自衛隊(や日米同盟まで)いると言うのですか。卑怯じゃないですか。本当に度し難い人たちだ。
さっき秋原さんも書いてましたけど、真之さんのこの言い分、変ですよ。
政府は日米同盟を深化させるっていっています。もっともっと日米一体になる、言葉を変えれば互いに依存しあうっていってるんです。
政府は対米依存するといってるんだから、真之さんによれば専守防衛のままでいいことになりませんかね。
まず、言葉遣いに関しては、
ご理解頂いたようで、有難うございます。
さて、
>あなたは日米同盟を支持しているのだから、
>アメリカの核抑止力を当てにしていることになりませんか。
>言っていることが矛盾しているじゃないですか?
私が、日米安保破棄論者ではないと申し上げました。
その趣旨は簡単に言うとこういうことです。
冷戦時代以降、
既に既成事実として日米安保体制による
防衛システムが出来上がっており
主にソ連、ソ連崩壊以降は中国、北朝鮮と向かい合う形で
双方が軍拡してきたことは事実として受け入れなければ
なりません。
核武装においては、誰でも知っているとおり
最初にこれを備えて核抑止力に依拠した軍事態勢を整えたのは
アメリカであり、これに対抗する形でソ連が核武装し、
東西両陣営の核武装競争がエスカレートしていきましたね。
そういう経緯から緊張関係が生まれてきたわけです。
ですから、
国際関係におけるリアリズムという観点から
私は、現状からいきなり日本が日米安保を破棄して、
さらに自衛隊を解散して、非武装中立政策を取って
軍事力をゼロにしてしまうことに伴う急激な真空状態の
発生を危惧するのです。
言い換えれば、
お互いに強い力をかけあって向かい合っている時に
いきなり一方をゼロにしてしまうことによる反動を
危惧しているのです。
しかしながら、
そういう現状があるからといって、
無制限に相手への圧力を高めつづけることは
さらに危険だと言っているのです。
既述しように、
軍拡というものは一方が強めたからといって
相手がひるむものではありません。
こちらの軍拡は相手の軍拡を煽り、
相手の軍拡はこちらの軍拡に名分を与えてきました。
抑制無き軍拡は、どちらかが戦争で敗れて破局を迎えるか、
どちらかが経済的に行き詰まるかするまで
続いていったことは、わが国が参戦した第二次世界大戦
においても東西冷戦においても明らかなことでしょう。
相互確証破壊による均衡によって平和が保たれる
というのは幻想であって、
戦闘になれば多くの流血、流浪、別離、
戦闘にならなくても、
政治的、経済的破綻、貧困がその行き着く先なのです。
これだけの深刻な財政難を抱えている現状にあって、
日本がこれから単独で中国との軍拡競争に入っていったと
して、実際に戦闘にはならないとしても、
日本が経済的に破綻しないという保障はどこにもありません。
さらに、
核兵器のその恐ろしい破壊力を鑑みると、
核武装競争は、やがて、
人類全体にとっての破局への道筋となってしまう
リスクが高いのですよ。
中国の軍拡があるのを放置して、
どうして日本の軍拡が許されるのかという論点ですが、
そもそも、
60年代半ばから70年代、80年代にかけて
二桁成長で軍拡を続けていたのは日本のほうであって、
経済的に長らく停滞期にあった中国はその間、
防衛費の伸びは停滞しています。
そして、
急激に軍拡している現在においてさえ、
核武装についても、中国の核の配備数は、2009年の
時点で、アメリカの2702に対して、中国は186です。
NPT五か国(米、露、中、英、仏)の中で4番目に位置している
状況です。
もし、相互確証破壊による均衡を正当化するのであれば、
中国がアメリカと同じだけの軍事力を求めても、
文句を言えなくなってしまいます。
なんせ、中国にとっての仮想敵国はまずは
圧倒的に米国なのであり、
日本は米国の子分程度にしか見られていませんので。
その中国を仮想敵国として、
日本単独で相互確証破壊による均衡を追っていくと、
日本は、米国を仮想敵国として軍拡している
中国を追って軍拡していかなければ均衡が取れません。
抑制無き軍拡とはこういう状態になっていきますよ。
それで日本はどうなるのか?
戦闘の事態は避けられたとしても、
既に日本の経済力は下降に向かっていて、
浮上するめどが立っていません。
既に斜陽期に入っている経済大国というのが
現実的な認識かと思います。
残念ながら、
Japan as No1の時代はとっくに過去の話なのです。
深刻な財政赤字を抱えている現状で、
これを続けていくと、最悪経済的破綻、
少なくとも相当な困窮を国民に強いる
蓋然性が高いと思いますよ。
つまり、
日本がいつか来た道をたどることになります。
「欲しがりません、勝つまでは。」
こんなスローガンがもてはやされた時代に
後戻りしてもかまわないというお考えなのでしょうか。
あなたの私への批判の文面を拝読しますと、
私が日米安保、自衛隊の存在を認めながら、
抑制無き軍拡を批判することが
矛盾するという筋の通らない主張をされています。
ところで、
私は、再三、真之さんに申し上げたことをもう一度
言います。
ここは大事なところなのでよく読み返してください。
あなたはこの点を頑なに理解しようとしないですから。
私は、タガをはずす事への懸念と批判、歯止めの必要性を
説いているのです。
軍縮条約も憲法も縛りをかけるためのものとして
きわめて重要なのです。
“軍事力の肯定か否定か”
“日米安保の肯定か否定か”
という議論ではなく、
“たが”“歯止め”“縛り”“抑制”
ここでは、それらが問われているのです。
真之さんの主張は、
その視点が一切欠けているのです。
ゼロか100かという議論ではありません。
他人の書いた文章をきちんと読解する力をまずは
身に着けるべきかと思います。
それとも、
真之さんは、
NPTも各種軍縮条約も、制限規範としての憲法の機能も、
平和宣言も全て不要なもので、
軍備は、自由放任による軍拡競争に任せておけば
それで良いというお考えなのですかね。
その考えによると、
いつか来た道をたどりますよ。
今まで議論してきてちょっと
思い出したのですが、
以前もこちらのブログのコメント欄にて
私の知人の幸福実現党支持者の話をした
ことがあります。
彼とは時折り、同席する機会がありまして、
(彼も事あるごとに護憲派たたきを口にします)
あちらから政治の話をしてくるのですが、
彼がいつも口にするのは中国、北朝鮮脅威論ですね。
今にも侵略してくるぞ、属国化されるぞ。
(3年以内に日中の軍事衝突が起きるとか)
近々起こる中国の侵略と軍事衝突と属国化こそが
今の日本の喫緊の課題だと
声を大にしておっしゃるのですが、
そのための核武装、敵基地先制攻撃の備えを
しっかりとしておかなければならない。
要するに、
核武装、軍事拡張主義へと日本を導いていくことが
大事だと力説しているのですが、
その根拠をお聞きしたところ、
幸福の科学の総裁の大川隆法さんが、
秋山真之の霊をあの世から呼び出し、
語らせた言葉にそうあったとのことでした。
根拠は、秋山真之の霊言というわけです。
ちなみに、
この秋山真之の霊言に基づいて、
幸福の科学出版からは最近、
「秋山真之の日本防衛論」というものが
出版されているようです。
こちらの真之さんと議論を交わさせていただく中で、
ふとこの事を思い出しました。
主張内容と非常な熱意に似ているところを感じたもので。
失礼いたしました。
僕が無制限の軍拡を主張したことが一度でもありましたか。
そんなことしたくても財政的に無理なことは百も承知しています。
あなたは改憲派は好戦主義者と決め付けているようですが、日本人の4割は改憲派なのですよ。
ただ世界中のすべての軍隊はそれぞれの国の憲法にその存在を明記されているのに、日本だけ変な憲法があって、自衛隊はその存在を否定されているように読めるのが悲しいのです。普通に憲法で戦力として位置付けて欲しいというだけなんです。
憲法改正したって日本に大して軍拡する余裕はないし、あなたたちは世界の軍事費の半分近くを占めているアメリカと、それに対抗して「無制限の軍拡」の過程に入っている中国にこそ軍縮をさせるべきだ。
でも中国というのは、非常に長期的な視野を持って物事を決める国で、40年後くらいにアメリカみたいな超大国になるのを国家目標として決めているし、日本の泡沫政党(失礼)の言うことになんか耳を傾けるはずがない。
逆にアメリカはリーマンショック以後落ち目で、いずれ米中で覇権が交代すると言われている。以前はアメリカと中国の力の均衡点は朝鮮半島だったのが、今はグアムになりつつある。
日本は軍縮したくてもできる見通しじゃないんです。中国の属国になりたくなければ少しでも軍備を増やし、今まで通り日米同盟に頼るしかない。
護憲派が心配しているのは憲法改正して集団的自衛権を認めたら、アメリカの戦争に巻き込まれやしないかということでしょう。
だからアメリカの中東での戦争が終って、在日米軍のグアム移転が完了する10年後くらいを待って憲法改正と言っている。日本政府だって馬鹿じゃないから、いくらアメリカに言われたって、自衛隊が何十人も犠牲者を出すような作戦に従事させたりはしません。
アメリカがアジアから後退していく分、日本が自主防衛力を増やさなければいけないのはものの道理で、憲法改正はいずれやらなければいけない。
憲法改正はもう決まったことで、政治家たちはみんな分かっています。国民投票法も既にできているでしょう。
申し訳ないけど、九条を守ろうなんて無駄なあがきで、10年後くらいなら戦中派世代もほぼいなくなっているし、ちょうどいいんじゃないかな。もう少し先かもしれないけれど。その時は大連立になるのは間違いない。
日本人は今沈滞しているけれど、変わるときは変わるから、米軍が日本からいなくなって、憲法改正が必要なのが明白になれば、みんな改正に賛成しますよ。
無知ほど怖いものはない。
>僕が無制限の軍拡を主張したことが一度でもありましたか。
>そんなことしたくても財政的に無理なことは百も承知しています。
いや、そもそもが、
財政的な理由による消極的理由ではなくて、
NPT、軍縮条約や平和宣言、プラハ宣言、9条のような
財政状況に関わらず、
軍拡競争をエスカレートさせていくことによる
破局、リスクを回避するというコンセプトに基づく
制約、歯止め、タガのことを指しているのです。
あなたの今までの議論では、
“したくても財政的に無理”という消極的理由以外
一向に出てこないですね。
そもそも、
今回のエントリーおよび真之さんと議論してきた
私の主張の趣旨は、
この歯止め、タガをはずす事に対する疑念、批判を
しているわけで、
この論点を前提とされない議論をしているあなたとは
一向に話がかみ合わないことになります。
結局、あなたの議論の仕方は、
論点をそらして、我田引水的に自分の言いたいことを
いつまでたっても書き連ねているにすぎないのです。
ということで、
あなたは、
NPTも各種軍縮条約も、制限規範としての憲法、
平和宣言といったタガに対しては否定的で、
本当は軍備は、自由放任による軍拡競争をしたいのだけど、
財政的理由により日本はしたくても出来ないのだから
消極的理由により制約があるという考え方なのでしょうかね。
だとすると、
きわめて危険です。
>憲法改正はもう決まったことで、
>政治家たちはみんな分かっています。
それは、初耳です。
寡聞にして聞いたことがありません。
どこでどういうプロセスで決まったことなんですか?
もしかして、
どなたかの霊言とやらでそういうことを
言っていたのですか?
>申し訳ないけど、九条を守ろうなんて無駄なあがきで、
>10年後くらいなら戦中派世代もほぼいなくなっているし、
>ちょうどいいんじゃないかな。
9条に関する世論調査の動向をこの10年で振り返ってみる
ことをお勧めします。
2000年以降小泉政権時代には、実は9条改憲賛成派が
反対派を上回っていた時期があったのです。
これを受けて、改憲に執念を持つ安倍政権は勢いづいたのですが、
結局、国民投票法という手続きを定めたにとどまりで、
改憲の発議はおろか審議までも至りませんでした。
でね、
その後、9条改憲賛成派は右肩下がりで落ちているんですよ。
最新の今年度の読売、朝日両調査でも、
9条改憲派は、前者で32%、後者で24%、
9条改憲反対派は、
前者で、60%、後者で67%
という調査結果が出ています。
さらに、
戦中派、団塊の世代ほど9条改憲反対派が多いという
データもありません。
むしろ逆に20代、40代という若い世代に9条を
評価する割合が多いのです。
こういった
現状をまずは認識しておくべきで、
あなたの思い込みだけで物事を決めるのは
冷静な議論とは言えないと思いますよ。
P.S
真之さんの改憲への情熱はとても伝わってくるものが
ありますが、護憲派、9条への執拗な批判の物言いに
私は友人、知人の幸福実現党支持者と政治の話をした時と
類似する雰囲気を感じるのですね。
また、最近、幸福実現党支持者の間では、
防衛問題に関して、
秋山真之の霊言というものが重視されているようです。
これは、プライバシーに関することですし、
もし差し支えなければ、
参考までにお教えしていただきたいのですが、
真之さんは幸福実現党の支持者でしょうか?
ノーコメントで
スルーしてくださってもけっこうですので。
米軍再編で米軍の多くが日本から出ていくことが分かれば、世論調査の数字なんてすぐ変わります。基地は残るけど。
せっかく紹介したJBPressや「スパイ&テロ」や、特に「リアリズムと防衛を学ぶ」とか見もしていないのでしょう。
日本人は軍事を知らなさすぎるから、日本の平和が平和憲法とやらではなく日米同盟のおかげだということが分かってないだけなんです。
馬鹿は死ななきゃ治らないと言ったら怒られるかな。
いずれ思い当ることがあるでしょう。
あたりまえのこと
軍事力は戦争を避けるための手段ですが唯一の手段ではありません。しかもおよそ60年前から自衛隊は存在し、多数の人材と多額の資金をかけて来ました。にもかかわらず、どっかの国が攻めてくるぞというのが現状ならば、それが軍事的手段による平和の限界なのだから、別の手段(非軍事的手段)が必要でしょう。 9条改正反対派は当たり前のことを言っているにすぎません。
中国が攻めてくるぞとの意見もありますが、そうならばなおのこと非軍事的手段による平和創造に力を注ぐべきです。日中が全面戦争に突入したら、双方数百万~数千万人の命が奪われるかもしれないのですから。戦争は絶対に避けなければいけないものなのです。
ではどうするか?まずはあたりまえのことをすればいい。莫大な予算と人材をかけて育んできたのが自衛隊です。同じように平和のために、平和省をつくりそこに人・モノ・情報をかけて育んでいけばいい。大学における紛争解決学のレベルの底上げも必要でしょう。なんせ、紛争解決学を学ぶために日本人は外国に留学するのが未だ主流ですから。というかそもそも数も少ないし。
また信頼醸成のためには、交流や共同作業を増やすことが必要でしょう。身体を使わずに頭だけしか使ってないから、すぐ戦争だと非現実的なことがいえるのでしょう。相手も生身の人間なのに。
日本は災害も多いことですから、災害時緊急支援の部隊を作り、後々にはアジア人の混成部隊を創ればいいんじゃなかろうか。まずは韓国と。またEUにはEU域内であればどこでも見れるユーロニュースなんてものがありますが、過度なナショナリズム抑制のためにこういったメディアも必要だと思う。まずは表現の自由がきちんと保障されている韓国あたりからはじめてそこでのモデルを他の国にも適用できるか検討すればよいと思う。あと100億円ぐらいの兵器をポンポンっと買えるんだったら、100億円で市民交流会でもやればいい。これもまた韓国あたりから。
優先順位で国防より国内の社会保障。
アメリカの換金できない国債を買い続ける日本の為政者の行為をカモフラージュする仮想敵国の作成。
本気で中国と戦争したら勝てるわけはない日本。
という話に対しては真之さんは明確なお答えはないのでしょうか?
すみません。他の方。憲法問題とか抜きにお話させていただいてます。
真之さんの壊れぶりが酷くなってきました
①もしどうしても専守防衛の枠を外したいのなら、せめて憲法を改正してから行うのが法治国家としての最低限のルール。それを憲法が気に入らなければ無視しちゃってもいいってい暴論は、もう法治国家、民主主義国家ではない。それこそ「法治国家ではない中国(by枝野氏)」や北朝鮮と同じだ。これについて何か申し開きはあるか
↓
<真之さんの回答>
国会での議論がなかったのは僕の責任ではないし、むしろ追及のたりない社共の責任も少しあるのではないか。
憲法学上は自衛隊の存在自体が違憲というのが定説で、専守防衛かどうかではなく、自衛隊を認めるかどうかで憲法改正国民投票が既になされているべきだったのに、それを逃げてきたのは護憲派じゃないですか。
今自衛隊を認めるかどうかで投票したら、改憲派が圧勝するはず。
専守防衛を逸脱するのが解釈改憲だと非難するより、解釈改憲で自衛隊が今まで存在してきたことに感謝するべきでしょう。秋原さんも自衛隊は認めているのでしょう?
自衛隊を認めるかどうかではやく国民投票をするべきだ、というのが答えです。
????
こ、答えになってないーーー!!ビックリ。
私の質問がまっったく理解できなかったと見えます。救いようのない読解力としか言えない・・orz
真之さん、法治主義って、何か知ってます?議会制民主主義って知ってます?知らないなら知らないって言えばいいのに・・
②専守防衛という自国の憲法の最低ラインさえ無視しアメリカ更なる一体を成し遂げようとする日本に対して、アジア諸国は今以上に警戒を強めるだけ、つまり逆効果。このデメリットについてどう考えるのか?
↓
回答無し。真之さんにとって「痛いところを突いたみたい」です(笑)
③いくら真之さんが「外交・軍事の両方が必要と何度も言っているのに~」と言ったって、真之さんが専守防衛を外そうという民主党の防衛大綱に諸手を挙げて賛成する以上、それは口先だけで実は外交のことなんか考えていないも同然である。この論旨が理解できないのか
↓
<真之さんの回答は多分この部分になるのかしら?>
外交が重要なのはわかっているけれど、具体的にどういう手順で、どういう条件を出して尖閣、ガス田、(北方領土、拉致、核開発)問題を解決するのですか。尖閣で将来強大化した中国が軍艦を繰り出してきたときにはどうするのですか
だから普段から軍艦なんか出されないような友好関係を外交で作っておくのが一番確実だって何度言えば・・・読解力なしorz
それで、なんでこう中国がまるでジェイソンみたいにひたすら襲ってくると思うのかその根拠を示せと私もagenさんも言っているんですけど、だって来るに決まってるんだもん!程度の思い込みくらいの理由しか書かないんですよね。
他国に攻め入る戦争を起こすというのは起こす方にとっても一大事でそうそう簡単にできることではないし、そうなる前に明らかに開戦間近という客観的な状況があるからそういう資料を出せと言っても何も無し。
真之さん、こういう思い込みは「社会科学」の名に値しませんから、議論の価値のないものとみなされても仕方ありませんよ。説得力ある資料や理論に基づかないのを「社会科学」とは言わないのです。「幸福の科学」とは言うかもしれませんけど(笑)。あ、冗談ですから。
(2)アジア諸国が警戒するだけって、馬鹿ですか。日本なんかお構いなく北は核開発、中国は軍拡を続けるし、日本なんかなめられ切っているから、改憲したってどの国も警戒なんかしません。でもできれば日本が強い軍事力を持たない方が周辺国にとって得だから、マスコミを使ってそんなことを日本人に信じ込ませている。
(3)信頼醸成、人材交流とかもやればよい。しかし、鳩山が友愛の海とか寝ぼけたことを言っていたすぐ後に尖閣の問題が起きた。
個人間の友情とは異なり、国家間の関係は利害と打算だけで動く。仏独だって、今は利害が一致するから手を組んでいるだけだし、米英だって一体ではない。
軍事的手段・非軍事的手段両方が必要で、改憲派・護憲派は国際関係という同じものを違う角度から見ているだけ。
しかし、これだけは言っておくが、国家というのはあなたたちが言うようなきれいごととは違う次元で、もっと冷徹な計算・戦略のもとに動いている。北朝鮮だって、軍事だけでなく、生き残るためにすさまじい駆け引きを周辺国とやっている。
こうしたことを理解するのは書生じみた護憲派には無理で、もう少し大人にならないと分からない。
真之さんの言ってることが支離滅裂な件
●「憲法学上は自衛隊の存在自体が違憲というのが定説で、専守防衛かどうかではなく、自衛隊を認めるかどうかで憲法改正国民投票が既になされているべきだったのに、それを逃げてきたのは護憲派じゃないですか。」
↑
言ってることが全く意味不明なんですけど。
「憲法学上は自衛隊の存在自体が違憲というのが定説で」
ここまではまあいいでしょう。
「専守防衛かどうかではなく、自衛隊を認めるかどうかで憲法改正国民投票が既になされているべきだったのに、それを逃げてきたのは護憲派じゃないですか。」
自衛隊を認めるかどうかで憲法正国民投票って、意味不明。だれか解説してください(;_;)
●フリスキーさんもあげてらっしゃいますが、
「憲法改正はもう決まったことで、政治家たちはみんな分かっています」
あと「九条信者は困ったもので、今後の国際情勢を予測すれば九条改正は時間の問題なの。」
すごーい!真之さんて予言者だったのですか?いつ憲法改正するって決まったんです?いつ国会で発議したんです?知らなかったわ。
どうやら「客観的事実だから信じる」ではなく、「そうあって欲しいから
信じる」という段階に来ちゃってるようですね。これ、世の中では「妄想」っていいます。真之さん大丈夫ですか?私、少々心配になってきましたよ。「馬鹿は死ななきゃ治らないと言ったら怒られるかな。」←お借りしました。
●日米同盟がなければ日本は中国に占領される!
↓
私:じゃあ、どうして今回の尖閣諸島問題でアメリカは一切関知しないで日本を助けてくれないわけ?
↓
「アメリカが日本を必ず守るとは信じていないからこそ、国防をアメリカに任せきりではなく、自主防衛のための装備、そのための憲法改正が必要なんじゃないですか。」
↓
私:いや、ますます日米同盟を深化させてアメリカの言われるがままに動けるようにするために専守防衛のタガを外そうとしてるんであって、これは政府の方針や防衛大綱ができたいきさつから間違いないこと。決してアメリカを信じないから独自の防衛をするために専守防衛のタガを外そうとしてるんじゃないんだけど。
↓
回答無し
しかし再びこういっている。
↓
「中国の属国になりたくなければ少しでも軍備を増やし、今まで通り日米同盟に頼るしかない。」
あれ?信じてないんじゃなかったの?
それに今回頼ったのに袖にされたのはスルーなの?
一体どっちなんでしょう、言ってることがばらばらです。
支離滅裂滅茶苦茶ぶりが高じてきたので、そろそろタオルを投げます
だめだ、やっぱり法治主義とか立憲主義とか議会制民主主義を全然知らないことがこれでまたしてもバレしまった・・・話になりません。もうこれだけでほんと、真之さんはこの話題について議論する資格がないといっていいでしょう。何故なのかいくら説明してもご本人には決して分からないだろうけど。
2)>アジア諸国が警戒するだけって、馬鹿ですか。
おやおや、またフリスキーさんの忠告をお忘れのようですね。礼儀知らずの化けの皮がまた剥がれてきましたか?私、礼儀知らずのコメントは嫌いなんです。
さっきも私のお願いを無視してコメントを書き込んだし、そのことを指摘しても一言の謝りもなかったですよね?
今後あなたのコメントがどういう扱いを受けても文句は言わないでくださいね。
>日本なんかお構いなく北は核開発、中国は軍拡を続けるし、
だから日本が専守防衛の枠を外すようなことしたら日本に対して「悪感情を抱くから」日本により不利な状況になるでしょう、と言ってるのです。こんな簡単なことがわかりませんか?
>日本なんかなめられ切っているから、改憲したってどの国も警戒なんかしません。でもできれば日本が強い軍事力を持たない方が周辺国にとって得だから、マスコミを使ってそんなことを日本人に信じ込ませている
これまたスゴイ。あなた第二次世界大戦で日本がアジアで何をしたか、そしてそのために今でも日本の軍拡は警戒されてる事実を知らないんですね?あなたが認めようと認めまいと、これはマスコミの捏造じゃなくて現実。
あなたの発言を読んでいると、あなたは実際に存在する現実ではなく、自分がそう思いたいことを現実だと思い込む癖があるようだと判断せざるをえません。そういう人は一般に「無敵クン」と呼ばれます。無敵クンには私も勝てません。
(3)>個人間の友情とは異なり、国家間の関係は利害と打算だけで動く
国家間の友好関係と個人の友情と同列じゃないことなど当たり前だし、利害と打算で動くからこそ普段からの外交、交渉が大事なのだというのは仕事の世界でも国家間でも常識。「こうした当たり前のことを理解するのはカルトじみたネトウヨには無理で、もう少し大人にならないと分からない。」←お借りしました。
>仏独だって、今は利害が一致するから手を組んでいるだけだし、
EUを御存知ない?
>米英だって一体ではない。
当たり前でしょう、アメリカと一体になってるのなんか属国日本くらいのモノですよ。
>しかし、これだけは言っておくが、国家というのはあなたたちが言うようなきれいごととは違う次元で、もっと冷徹な計算・戦略のもとに動いている。北朝鮮だって、軍事だけでなく、生き残るためにすさまじい駆け引きを周辺国とやっている
ええ、ええ、そうでしょうとも、私も平気で国際法に違反して凄まじい基地被害を沖縄に与えた国を知っていますよ。
「冷徹な計算・戦略のもとに動いている」のはもちろん日本という国家も例外ではありませんよね?「きれいごととは違う次元で、もっと冷徹な計算・戦略のもとに動」くんでしょうから、日本も中国みたいに隙あらば他国に侵略しようとするんでしょうねわかります。日本はそんなことしないと言ったって下克上ですもの、他国には通じませんよね?
↑
あなたの論理から行けばこういうことになりますよ?
あなたの論理の乗っ取るとこういう破綻を招くケ-スを先ほどのコメントで例示しておきました。
あ、氷室さんの質問にどうかお答えくださいね
平和憲法教条主義
しかし、為政者の行為・従米政策をカモフラージュするためだけに中国を仮想敵国にしたてているわけではなく、中国が資源・軍事目的で国家戦略として明らかに尖閣を取りに来ており、また台湾攻略のための最大の障害である在沖米軍をあわよくば追い出すため、反基地運動を煽る工作を裏でしている以上、それに対する軍事・外交両面の対処が必要だ。
アメリカ政府が尖閣は日米安保の範囲内と明言したことは中国に対する一定の抑止力になっている。しかし、あなたたちの言う通りアメリカが本当に助けてくれるとは限らないし、もし尖閣で有事になれば最初に戦わなければならないのは日本だから、自衛隊の南西諸島への配備を決めたのは正解。
憲法改正が時間の問題だというのは、護憲政党は衰弱する一方で、九条の拡大解釈を全然止めることができていないから、この流れのとどめの一撃として、完全に死に体となった九条が明文改憲されるのは理の必然だから。
ただし、加藤鉱一氏の言うように、九条改憲には東南アジア諸国等の了解は取り付けるべきだ。一時的に反発はあるかもしれないが、東南アジア諸国も中国の軍拡への警戒は共有していて、むしろ日本がカウンターバランスとして機能するのを期待している。
アメリカに言われるままの改憲ではなく、また国民が納得した上での改憲にするため、米軍のグアム移転が完了したあたりの改憲が時期的に適切だ。九条信仰は根強いのでもう少し時間がかかるかもしれないが、共産以外の全政党が足並みをそろえ、いつまでもアメリカに国防を甘えているわけにはいかなくなったと為政者が国民に説明すれば、賢明な国民は納得する。九条と安保は一体で、九条こそ対米従属の構造を生み出していることを護憲派は分かっていない。
中国はもともと外交に長けているうえに、特に海軍の軍拡にも力を入れている。日本が改憲しようがしまいが、中国の大軍拡は今後50年は続き、軍事力を外交にも活用して日本に圧力をかけてくるのは目に見えている。日本としては外交努力もし、また今まで通り日米同盟に頼りつつ、日本自身の防衛力も高めていかねばならない。
中国が外交・軍事の両方をフルに活用しようとしているのに、護憲派が平和憲法がそう規定しているから、日本は外交だけでいけ、というのは教条主義そのものだ。
日米同盟が強固だった今までならそれでもよかったかもしれないが、前提条件が変わり、アメリカの覇権は衰えていくから、そんなことは言っていられなくなる。
日本が普通の国の憲法を持つかどうか、最終的に決める権利は日本国民にあるし、これまでの解釈改憲の流れ、今後のアメリカの衰退・中国の勃興という歴史の流れを考慮すれば、九条改正がそう遠くない将来行われることは%断言できます。
見たくない現実から目をそむけているのは護憲派の方だし、これだけ言ってもわからなければ、大変失礼ながら石頭だと言うしかない。反論するなら、よく読んだ上で反論してください。
こうした国際情勢の動きは、右寄りだから気に入らないだろうが、「ロシア政治経済ジャーナル」というメルマガを読めばよくわかることも付言しておきます。
縛りとしての憲法の重要性について、
私は再三申し上げてきました。
いっぽう、
真之さんは、改憲の必然性をひたすら説いておられますが、
ここでお聞きしたいのは、
9条を改憲するとして、
では、どのような内容にするべきだとお考えでしょうか?
真之さんの最良と考える9条改憲試案を教えていただけ
ますでしょうか?
そこまで9条改憲を主張するのなら、
参考までにあなたの対案をお聞きしたいです。
P.S
ブログのコメント欄において、
他者との議論をしているわけですから、
以前も言いましたように
独言調はマナー違反ですよ。
基本的なコミュニケーションの作法の問題です。
ここはあなたのブログのエントリーを書いている
場所じゃないのですよ。
>真之さん
真之さんのその主張内容のみならず、
語調がですね、
幸福の科学の大川隆法さんによる霊言シリーズのそれ
そっくりなんですよねえ・・・
もしかして、
この方は、秋山真之さんの霊がが霊界から降りてきて
物申していらっしゃるのでしょうか。
面白いですね
憲法九条の堅持を掲げる方々に聞きたいことがあります。
今回、真之さんが反対の論陣を張っていますがこの方一人を納得させられない時点で、他国の政府を外交だけで納得させることは不可能だと思うんですけれど。いかがですか?
また、日本の軍事費の伸びと、中国の軍事費の伸びはパラレルではないですよね。ということは中国は日本に関係なく軍拡を行っていると思えるのですが。
あと氷室さんが仰っている中国依存とは何ぞや?という感じですね。現在はGDPに対する輸出入では中国依存度はかなり低いはずですが。何か根拠はあるのですかね?
中国と経済面でWin-WInの関係を作ることは僕も大歓迎です。
でもそれとは別に、中国が長い目で見て尖閣を狙っているのは明らかだから、軍事的にも対処する必要があります。
尖閣は資源だけでなく、東シナ海を完全に中国の内海にし、米海軍が立ち入れないようにする、いわゆるアクセス拒否のためにも中国は欲しいのです。
中国と同等の軍備を持たなくても、自衛軍に手痛い反撃を受けると分らせれば、それだけで抑止力になります。
中国だって、そう簡単に日本と戦争はできないし、日本の守りがしっかりしていれば、中国の圧力はほかの方向を向きます。でも本来大陸国の中国が資源を求めて大海軍を建設し、海に出ようとしているのは、島国の日本にとって国家存亡の危機なんです。
融和政策だけで通用する甘い相手じゃないんです。台湾の人に中国の干渉ぶりについて聞いてごらんなさい。
日本が安保を今すぐにでも破棄できる強い軍備を持っていないから、アメリカ国債を買わなきゃいけないことも分かりませんか。
中国の沖縄での工作については佐藤優氏が触れています。
僕は特に嫌中ではなく、ただ日本の国益を考えて、ありのままの事実を述べているのです。
(2)新憲法については、例えば鳩山前総理の改憲案を見てください。
日本の自主独立のための自衛軍の保持と、国連など多国間の軍事行動への参加、侵略戦争・徴兵制の禁止などが明記されています。
こういうと侵略と自衛の区別はつけにくいとか言われそうだけれど、日本が非武装でいるわけにもいかないし、あからさまな侵略戦争を国民が支持するはずもないし、他に書きようがないでしょう。
日本の財政状況を考えたら、専守防衛の縛りを外しても、無制限の軍拡なんかできるはずがないし、(核以外は)英仏と同等ぐらいの軍備を持つことになるだろうと思います。
九条命の人が、そのうち九条がなくなるなんて言われたらショックだろうけれど、世の中は変わるし、新しいものにも人間は馴染んでいかないといけないんです。どちらの言っていることが正しいか、まあそのうちわかりますよ。
中国は自国の威信をかけて更に軍拡をエスカレートさせていくと思いますが?
後、太平洋戦争の事もアジア諸国にとっては生々しい歴史として残ってます。下手したらアジア全ての国を敵に回しかねないと思いますがどうでしょう。
まさか、アジア全ての国を敵に回しても大丈夫な軍備を持つとか言うんじゃないでしょうね?
それは、軍の装備の横流し品がテロリストやマフィア犯罪者に渡ってしまう事です。これについてはどう思われますか?
やはり、あなたの改憲論の考え方は危険だと
言わざるを得ません。
観測霊さんも指摘しているように、
縛りを受けない軍隊ほど危険なものはありません。
そして制度的にも縛りをかけておく必要があります。
NPT、軍縮条約や憲法といった形で制度的に縛りをかけて
おく必要性はきわめて高いです。
ここでは、論点は改憲論ですので、憲法に絞りますと、
憲法とは国家権力の濫用を抑制するために縛りをかけておく
ための最高法規なのですが、
統治機構の中でも特に軍事組織というものは大量に物を破壊し、
人を殺せる暴力装置を備えているだけにその濫用や暴走に
至らないよう、縛りの必要性が特段に高いのです。
ところが、
真之さんの主張には、この縛りという観点が欠如しています。
縛りを緩めようという志向ばかりです。
縛りの否定的評価ばかりです。
そして、
財政的理由により軍拡には限界があるという消極的理由の提示
および、
日本の軍備が侵略を犯すわけが無いという主観の提示のみです。
歴史学的時間軸で見れば、現代史において
日本がアジア諸国を侵略したのは最近の出来事です。
そういう前歴がありながら、
侵略を犯すわけが無いという主観の提示のみで、
どうしてアジアの理解など得られましょうか。
また、
アメリカとの軍事的一体化がここまで進められてきた中で、
9条という縛りを無くし、集団的自衛権まで認め、
海外における戦闘行為まで認めてしまったらですね、
たとえば、9条を改憲してしまうと、
あのイラク戦争において米軍を支持した日本は、
軍事行動を共にしたことになるでしょう。
結局は、大量破壊兵器の存在など米国のでっち上げに過ぎず、
国連決議を無視してまで暴走した米軍の正当性は
時間を追って否定されていくばかりなのですね。
また、一向にイラクの政情と治安は安定に向かいません。
そして、大量の無辜の市民と双方の兵士たちが
死んで行きました。
しかし、9条があったからこそ、日本には
米軍の暴走に加担することに対する
最低限の歯止めが効いていたのです。
自民党の故後藤田正晴の言葉をもう一度紹介しておきましょう。
「自衛隊の国際活動を認めるならば、
海外で武力行使はしないことを明記してもらいたい」
「60年間、ともかく日本は武装部隊によって
外国人を殺した経験がない。
また、外国の武力によって殺された経験もない。
これは戦後、先進国の中では日本しかない。
そういう意味で憲法の大きな役割を今後とも残す必要が
あると思う。
ところがいまの改憲はそれと逆の方向ではないか」
もし、9条が無かったら、イラク戦争において、
アメリカの暴走に付き添って、
自衛隊員の大事な命が奪われていた可能性が
きわめて高いですよ。
さて、
私が言いたいのはここからです。
真之さんは、非常な熱意を持って改憲論を主張しているのですが、
そもそも、あなたは、以下のようにおっしゃっていますよ。
>九条の拡大解釈を全然止めることができていないから、
>この流れのとどめの一撃として
>完全に死に体となった九条が明文改憲されるのは
>理の必然だから。
9条は、縛りの規定ですが、
“死に体”ということは、9条が縛りの規定として
機能していないということを意味します。
それならば、
どうして、あなたはそこまで執拗に、異様な情熱をもって
改憲論を主張し続けるのですか??
死に体となって縛りが機能していないのなら、
放置しておいても軍拡できるでしょうに。
ところがあなたは
他者のブログにコメント欄において
ここまでの並々ならぬ情熱をもって改憲を主張する。
これはどういうことかわかりますか?
自分で解っていますか?
それはね、
実は9条が依然として縛りとして機能していることを
あなたご自身が一番良くわかっているからです。
だから、縛りに否定的で、軍拡路線を歩みたいあなたには
9条がとても目障りなのです。
9条が邪魔なのです。
これは、断言して良いです。
次に、
解釈改憲、拡大解釈の問題ですが、
たしかに解釈改憲によって9条は、
縛りを緩められました。
タガを緩められてきました。
だとするとですよ、
9条を改憲して、条文上の根拠をもって縛りを
緩めてしまうとですね、
その“新9条”に対してさらに解釈改憲によって
縛りを大きく緩めていく、
最悪、縛りが無化される危険が格段に増大するのです。
軍拡が暴走する危険が増大するのです。
この問題に、改憲論者は触れようとしません。
これは、とても危険なことです。
これらの点を、
改憲論者は、肝に銘じておくべきです。
何度でも言いますが、
縛りを受けない軍事組織ほど危険なものは無いのです。
先の私の投稿の中で侵略という言葉に対して
抵抗感を持つ右派の人たちがいると思いますが、
ならば、
侵略の箇所を暴走という言葉に置き換えて、私の先の投稿を
読み直してみてください。
中国は日本の核武装は嫌がっているが、通常戦力に関する限り日本が少々軍拡したって気にしない自信はもう持ちつつあると思う。
台湾有事の際に後方支援ではなく、米軍と共同で本格介入されたら嫌がるだろうけど。
何度か書いている通り、中国は日本は落ちぶれていく国と思って相手にしていなくて、中国の軍拡は台湾攻略と中東などへのシーレーン防衛を意識したもの(台湾への武力行使はカードの一つであって、必ずやるわけではない)。
口先では改憲に文句をつけるかもしれないが、中国自身が日本を相手にしていないのだから、日本が中国に気を遣う必要も全然ありません!中国が尖閣領有の主張を取り下げることはないが、日本だって防衛の努力をしないより少しでもする方がよいでしょう。
それに改憲は北や中国がどうこうというより、これから数百年の日本の国防のために絶対必要なものだ。
日本はASEAN諸国と友好関係にあるし、改憲したらアジア全部を敵に回すとか、こんな自虐的妄想(!)をいまだに持つ人がいることの方が驚きです。あなた自身も含めて、よその国の憲法のことなんか知りもしなければ気にもしないのが普通でしょう。
ロシアじゃあるまいし、自衛隊の装備がテロリストに横流しされたなんて話は聞いたことがありません。
とにかく、憲法改正が時間の問題であることはわかっていただけたと思います。
今大規模な侵略戦争が可能な戦力投射能力を持っている国はアメリカだけです。
日本が世界中の他国並みの憲法を持ったらすぐ侵略国家になるなんて、そんなに自分の国が信用できないのですか。
日本とほぼ同規模の国、例えばフランスやドイツやイタリアの国民は自国が侵略戦争をするとはさらさら思っていないし、それに改憲して今さら日本がどこに侵略戦争を仕掛けるのですか。
朝鮮半島ですか?中国ですか?東南アジアですか?
妄想も度が過ぎるというものです。
アメリカに引きずられるのが心配なら、田原総一郎等が言うように自衛軍の海外派遣は後方支援に限ると憲法に明記すればよいのです。
今のように憲法に何の規定もないほうが、歯止めがきかなくなりつつあります。
それにアメリカはこれから没落していくから、日米同盟だって数十年後にはあるかどうかも分かりません。在韓米軍も在日米軍も兵士の数は減る一方です。
アメリカに安保廃棄を通告されてもあわてずに済むように、通常戦力に関する限り、自主防衛できる体制はつくっておく必要があります。
日本は半人前の国だということを証明している憲法がなんでそんなに誇りなんですか?
九条は、はたから見れば日本的甘えの構造そのものなんです。
アメリカももう面倒を見きれなくなりつつあるし、中国という急速に力をつけている厄介な隣人と、今後半永久的に付き合っていかないといけないから、日本もそろそろ親離れしないといけなくなってきたんです。
憲法改正って、九条信者以外が客観的に見ればそれだけのことですよ。
こう言われれば、少しは夢から醒めたんじゃないでしょうか?
これでもまだ何か言うことがあるんですか?
真之さんへ
戦争が起きたら真っ先に死ぬのが誰かという事も考えずに、戦争を誘発しかねない意見を言うのは軽はずみという物です
あなたが言いたいのはつまりこういう事ですか?侵略される心配がないのに軍拡をするんですか?
それとですね、アジア諸国と日本の関係が良い=過去の戦争をもう気にしていないという事ではないですよ。
軍拡を暖かい目で見守ってくれる…なんて事がありますかね?
皆さんお疲れ様でした
真之さんは結局氷室さんの
・食べていく為に中国に依存している日本。
・優先順位で国防より国内の社会保障。
・アメリカの換金できない国債を買い続ける日本の為政者の行為をカモフラージュする仮想敵国の作成。
・本気で中国と戦争したら勝てるわけはない日本。
という点に対しては正面からお答えになることはありませんでした。
真之さんご本人は既に答えたつもりになってらっしゃるらしいけど、真之さんのコメントを読みかえせば、これらの項目に答えてないのは一目瞭然です。
また、私が指摘した数々の論理破綻も完全にスルーし、意味不明な箇所に答えることもありませんでした。
これも私のコメントと真之さんのコメントを対比して読みかえしていただければ、いかに彼が完全スルーしてるかわかると思います(特に法治国家あたり)
そうしておいてこれまで繰り返してきたのと全く同じ内容をオウムのように繰り返しすだけ。
「無敵クン」の生態がよくおわかりいただけたのではないでしょうか。
それから彼は、こちらが指摘した非礼について、ひとことの謝罪もなくこれまたスルーでした。
彼が礼節を見せてくれるのをお待ちしていたんですが、もうタイムアップ、残念です。
真之さんにも礼儀に欠けるコメントは嫌いだと忠告しましたのにスルーされましたので、今後彼のコメントは私に「それなりの扱い」を受けることになるでしょう。
普段は「無敵クン」をコメント欄で好き放題遊ばせることはしないのですが、たまには無敵クンの
・非礼を詫びない
・こちらが指摘した論理破綻、矛盾は断固無視する
・こちらが最初に設定した論点をそらすなという忠告を無視して自分が言いたいことに我田引水(だったら自分のブログでどうぞって話)
・こちらが指摘した点に正面から答えないので、議論が積み重なって発展せず堂々巡りになる
いう生態を示すサンプルとしていいかなと、気まぐれにネトウヨに寛大になってみました。年末の出血大サービスですw
それでは皆様、よいお年を。
要約
one!日米安保の核の傘のおかげで日本は生き延びる事が出来たんだ。
安保破棄するなら、日本は軍拡、核の装備もok。今にも中国が攻めてくるて何十年と言ってるのになんで気付いてくれない?!
two!軍拡したら中国は恐れをなして、日本には手出ししなくなる。
SAN!軍拡するには九条邪魔~こんなん何の役に立つんだ?廃棄しよう!こんなのがあるから海外でも活躍できなかったんだ!
YON!軍拡したからて周辺国が警戒するわけないない。きっと認めてくれるさ
気付けば、コメント70超え…私のHPでもそんなに行きませんよ。凄いなあw
良いお年を~
まずはじめに、
>日本が世界中の他国並みの憲法を持ったらすぐ
>侵略国家になるなんて、
>そんなに自分の国が信用できないのですか。
>妄想も度が過ぎるというものです。
私は、一言もそのようなことは言っていませんよ。
私が言ってもいないことを言ったといって
妄想扱いする前に、
あなたは小学校レベルからの国語読解の勉強を
し直すべきでしょう。
さて、
あなたは、私の追伸を読み飛ばされていませんか。
解りやすいように該当箇所の
侵略を暴走と置き換えてこちらに掲載します。
財政的理由により軍拡には限界があるという消極的理由の提示
および、
日本の軍備が“暴走”を犯すわけが無いという主観の提示のみです。
歴史学的時間軸で見れば、現代史において
日本がアジア諸国を暴走したのは最近の出来事です。
そういう前歴がありながら、
“暴走”を犯すわけが無いという主観の提示のみで、
どうしてアジアの理解など得られましょうか。
ここで誤解なきようご説明しますが、
私が、先ほどの追伸で侵略を暴走と置き換えて読んでいただきたいと
お願いした理由は、侵略は暴走の一形態ですが、
タガが外れてしまうことによる軍事組織の暴走を、
侵略という言葉に限定されることを避けるためです。
たとえば、
9条が無ければ、
イラク戦争というアメリカの“暴走”と一体化して
これに参加していたことになるのです。
そうして自衛隊員を死なせることになったのでしょう。
次に
以下の箇所について補足します。
>もし、9条が無かったら、イラク戦争において、
>アメリカの暴走に付き添って、
>自衛隊員の大事な命が奪われていた可能性が
>きわめて高いですよ。
さらに、米軍とイラクに対する
軍事行動を一体化させた国として、
テロの標的とされ日本の本土のどこかで
テロが勃発していた可能性があります。
そうすると無辜の市民が犠牲になります。
つまりですね、
9条が自衛隊員と一般市民の命を守ったと言えるのです。
再三、私が言ってきたように、
私が強調しているのは、
憲法の“縛り”としての機能です。
これをきちんと機能させることが極めて大事です。
軍事組織に対しては特にそうです。
ところがですね、
日本の裁判所は
この9条の解釈をめぐって判断を
下すことを避け続けているのです。
立法府と行政府に9条の解釈と運用を
丸投げしているのです。
つまり9条に関しては司法権が機能していないのです。
この上に
解釈改憲が許されてきてしまったという
こととあわせて
そこに日本の特有の事情があるのです。
あなたの改憲の考えでは、
他国のような普通のことをするだけだと
おっしゃいますが、それは違うのです。
この日本特有の事情の下で、
9条改憲をしてしまうと、
その“新9条”に対してさらに解釈改憲によって
縛りを大きく緩めていく、
最悪、縛りが無化される危険が格段に増大するのです。
軍拡が暴走する危険が増大するのです。
ですから、
こういう日本特有の事情の下では、
9条を民意によって支えるということが、
軍拡に対する縛りとして極めて有効かつ
唯一の手段なのです。
日本特有の事情を一切無視した、
“普通の国論”は、
右翼の思考停止以外の何物でもありません。(苦笑)
繰り返しますが、
日本が軍拡しても暴走するわけがないというのは
あなたの根拠無き情緒論に過ぎませんよ。
いい加減、
ご自身の単細胞的お花畑軍拡主義を自省してみては
いかがでしょうか。
それでは、みなさま
良いお年を。
> みなさま
2010年はいろいろとお世話になりました。
勉強させていただくばかりで申し訳なくも思いますが、来年もよろしくお願いいたします。
> うーんさん
はじめまして。
> 憲法九条の堅持を掲げる方々に聞きたいことがあります。
わたしなどが僭越ですが、お答えしてみようと思います。拙いものになるかと思いますが、ご容赦ください。
> 真之さんが反対の論陣を張っていますがこの方一人を納得させられない時点で、他国の政府を外交だけで納得させることは不可能だと思うんですけれど。
まず、なぜ「九条堅持派」に「だけ」、そうお尋ねになるのでしょう。逆に真之さんの九条改変の主張こそ、ここにいる、少なくともわたしひとりを納得させられないようでは、先の戦争で多大な被害を被ったアジア諸国を納得させられないのではないですか?
そもそも利害調整のための駆け引きである外交と、ブログでの意見交換を同一には考えられないと思います。それにこのスレッドのような場合では、わたしは真之さん以外と議論はできないのですが、外交ではあるルートがダメでも他のルートを模索するという事も可能ですし、外交では交渉を「続ける」というのも立派な成果です。結果を出さず先延ばしにすれば、現状は維持できるのですから。
> 日本の軍事費の伸びと、中国の軍事費の伸びはパラレルではないですよね。ということは中国は日本に関係なく軍拡を行っていると思えるのですが。
はい。中国がアメリカを意識した軍事政策を採っていることは間違いないとわたしも思います。
それはソ連崩壊後、アメリカ一極支配となった世界で、アフガン戦争、イラク戦争、リーマンショックといった様々な問題がアメリカを中心に生じ、それに世界中が振り回されたという苦い経験を世界中がしており、世界が多極化の方向へと舵を切っているという経緯があります。EUはもちろんですが、たとえば中南米では近年立て続けに「反米」政権が樹立されましたし、インド、アフリカ諸国も懸命に経済発展を目指しています。もちろん試行錯誤のさなかですから、問題はいろいろありますが、中国もそれらの国々と同様にアメリカに対抗するひとつの極になろうとしているわけで、中国がより強く意識しているのは軍事的にも経済的にもアメリカで、日本に対する経済的意識はともかく、軍事的意識は相対的には決して高くはないと思います。しかし、それは日本が九条を堅持し、安保体制を維持する限りにおいてです。九条を改変し、自衛隊を軍隊として認め、アメリカ軍と本格的な共同歩調をとる、あるいは安保を破棄して独自の防衛政策をとるとなれば話は別です。
中国は日本を軍事的にも意識せざるを得なくなるでしょう。それもよい意味ではなくてとても悪い意味で。なぜならそうする事によって、日本は中国にとって、具体的な軍事的脅威となるからです。そしてそれを主張しているのは、ここでは真之さんであって、九条堅持派ではありません。つまり中国の「軍拡」と日本の「軍拡」をパラレルにすべきだと主張しているのは真之さんです。
真之さんはことさらに中国の軍事的関心を引き、警戒をさせる事=九条改定を主張しているのです。これが日本の安全保障にプラスになるという理由がわたしには理解できません。隣国と上手くやっていくために知恵を絞ろうというエントリに対する提案として、ことさらに相手の警戒感を買おうという姿勢は下策中の下策だと思うのですが。日本人が国防意識に目覚めるとか、そういった精神論でなんとかなるほど安全保障は甘いものではないと思います。
> 中国依存とは何ぞや?
現在リーマンショック以降の低迷しかかった世界経済を先頭に立って牽引してきた、そして現在も牽引しているのは中国という市場だというのは、その是非はどうあれ、経済の専門家の間でも意見が一致するところだと思いますが。もちろん日本経済もその中に含まれる以上、日本もまたその恩恵にあずかっているのは自明です(わたしなどにはいまいち実感は薄いですが、それは大企業の利益が社会に還元されていないせいです)。また中国が高度成長を終えた後でも、隣国であり十五億人という巨大な顧客を抱えた市場であることを考えれば、ここをあえて市場として避けるという選択肢は日本にはないと思いますが。
だからこそ、尖閣諸島で中国漁船の船長が逮捕されたとき、経済界が早期の関係修復を日本政府に働きかけたのではないですか?
とりあえず、こんなところでしょうか。
不備がありましたら、申し訳ないですが。
それでは、皆様
よいお年をすごされますよう。
日本は戦争を仕掛ける国になりますか?
改憲の危険性を具体的に挙げてほしいです
戦争するような動機を今の日本は持っているのですか?
また改憲したらアメリカの戦争に参加するという意見もよく聞きますが
大した軍事力もないうえ軟弱野郎だらけの日本人の軍隊など
アメリカもあてにしない気がします。
現にそろそろ安保をやめたいとアメリカが言い出してますよ。
仮に戦争協力をするにしても日本は自衛隊員を戦場に送らないでしょう、怖いから。
>R2様へ…
>できれば改憲することのリスクを教えていただけないでしょうか?
わたしは、“日本国憲法”をわが国のみならず、国際的にも非常に大切な“財産”であると考えます。
伊勢崎 賢治(いせざき けんじ)さんという方を、R2さんはご存じでしょうか?…。氏は、国連職員として世界各地の紛争現地での紛争処理、武装解除などに当たった実務家で、東ティモール、シエラレオネ、アフガンなどの紛争地域において、紛争解決の実務にあたられました。 氏が、武装解除などの数々の紛争解決に成功した最大の要因について…『わたしが、日本人だからです。日本国憲法、なかんずく、第九条を持った国の人間だったからです。だから紛争当事者の皆んなが信用してくださったのです。』と以前、述べられていました。日本国憲法の先見性と存在価値が事実証明された話だと考え記させて頂きました。
殆どの改憲推進陣営の狙いは、平和憲法の“平和”と、主権者たる国民の“基本的人権”をむしり取ることに主眼を置いているんだとわたしは考えます。昨今の“北”の所謂、衛星発射問題や“中国脅威論”など極東アジアの不安定要因を殊更にデフォルメし、あらぬナショナリズムを換気させる策動をみれば、如何に改憲派勢力が裏で血眼になっているかが手に取るようにわかります。
改憲されれば、それは、“自衛隊”が“軍隊”に変わることを意味します。太平洋戦争を思い出せばすぐわかりますが、国の命令で市民を徴兵し、熾烈なる訓練と軍事教育などにより、殺人鬼に変えられてしまうのですよ。米軍海兵隊の熾烈なる訓練を見れば明らかです。彼らは、軍隊の本隊が攻撃に入る事前の“殴り込み殺人集団”なんですね…、市街戦などで命を賭して戦わされているのですよ。毎日、毎日、人間を物と思わせる熾烈な訓練を“殺せ!殺せ!”と大声で叫びながらやっているのです。自衛隊の富士山麓の樹海地帯での厳しい訓練や、米軍との共同演習など考えれば、改憲され“自衛隊”が“軍隊”に変わった途端に、殺人鬼集団になることは、火を見るより明らかだと、わたしは考えます。そんな不毛で、余りに残酷な状況に向かい、突っ走るより、平和外交に尽力し、国際協調体制を構築して、極東安定に資する策をとる方が、より現実的であり、軍事力行使による破壊よりメリットが比べものにならない程に大きいとわたしは考えます。
平和憲法を持つ日本が国際平和と核兵器廃絶に向けて尽力することは、日本に期待される国際的な使命であり、国際社会(アメリカを除く)もそれを強く望んでいるのではないでしょうか?…。
R2様…、以上、僭越ながらわたし個人の考えを記しましたが、こちらのブログの様々なエントリーで、優れた論評が記録されていますので、お読みになることをお勧め致します。 実を言えば、わたしも未だに勉強中なんですけど…。
昨日NHKのニュースで昨年の“世界の軍事費”についての報道がありました。
世界の軍事費総計が約140兆円でおよそその半額が米国の軍事費です。中国は約11兆円、日本は約4兆8千億円だそうです。こんな大金を何のメリットも無い軍事に費やすより、飢餓で死んでゆく、幼い子供たちの為に食糧援助や、発展途上国のインフラ整備、技術援助、地球環境保護技術の研究開発等に使う方が、余程よいのではないかと思います。
昨年の3.11の大災害で無念にも失われた多くの人命に対し、わたしたち日本人のみならず、全世界のひとびとが、深い悲しみにうちひしがれたにも関わらず、ことが軍事に及ぶと、“人命の尊厳”に意が及ばない…、わたしは大変、不思議でしようがないんですが…。(笑)
はじめまして。
> また改憲したらアメリカの戦争に参加するという意見もよく聞きますが
> 大した軍事力もないうえ軟弱野郎だらけの日本人の軍隊など
> アメリカもあてにしない気がします。
なるほど、自衛隊は軍隊として役に立たないと。じゃ別に改憲しなくてもよくないですか?だって自衛隊が役に立たないんなら、日本は金輪際戦争なんてできないでしょう。自衛隊は災害救助隊とかスーパーレスキューとか国境警備隊とかにしちゃってむしろ9条を徹底させればいいんじゃないですかね。