(ひとこと)5月の日米合意は「第二の敗戦(by朝日新聞)」なの?
- 2010/11/28
- 17:30
朝日新聞が鳩山内閣が締結した5月の日米合意は「第二の敗戦だ」と書いています。
私はこれに違和感を覚えました。
敗戦?
てことは私達はアメリカに再び負けたという趣旨でしょうか?
負けたと言うからには日本はアメリカと戦ったという事実がなければなりません。
でも5月の日米合意に至るのに、当時の鳩山内閣は日本を沖縄を代表してアメリカと一度だって戦ってなどいません。
戦う前に勝手にひるんでとっとと沖縄を裏切り、沖縄に刃を向けてきたのです。
日米合意を締結して沖縄を踏みにじった張本人はアメリカというより、日本政府です。
これは第二の敗戦ではなく、現代の琉球処分と言うべきでしょう。
アメリカに負けた「第二の敗戦」という表現は、微妙に鳩山さんを免罪している印象を受けました。
asahicom
共振する「第二の敗戦」 沖縄基地問題をめぐる日米合意
2010年11月28日10時31分
忘れかけていた言葉に出会った。「第二の敗戦」という比喩(ひゆ)である。
ベテラン政治学者の篠原一氏(85)は、雑誌「世界」11月号に寄せた論考「トランジション 第二幕へ」でこう述べた。
「私はあの五月末の(日米)合意は、日本の第二の敗戦だったと思っています」
鳩山前政権が今年5月、米軍普天間飛行場(沖縄県)の国外・県外移設を断念する決定をしたことへの感想だった。
敗戦――第2次世界大戦の記憶を、今なぜ呼び起こすのか。雑誌で語られなかった答えを求めて取材をした。進歩派として知られる篠原氏は、次のように語った。
米国による占領とも言える現状を脱するには最低限、自国内にある米軍基地を「動かす」必要がある。その意味で今回、国家の最高責任者が「最低でも県外」と初めて本格移設を掲げ、海兵隊が沖縄にいる意味にも疑問を投げかけた。だが国民は既成事実に追従し、首相も結局は……。
戦後体制の根幹にかかわる改正をめぐって政府も国民も屈服した、との認識だろう。
(引用ここまで)
私はこれに違和感を覚えました。
敗戦?
てことは私達はアメリカに再び負けたという趣旨でしょうか?
負けたと言うからには日本はアメリカと戦ったという事実がなければなりません。
でも5月の日米合意に至るのに、当時の鳩山内閣は日本を沖縄を代表してアメリカと一度だって戦ってなどいません。
戦う前に勝手にひるんでとっとと沖縄を裏切り、沖縄に刃を向けてきたのです。
日米合意を締結して沖縄を踏みにじった張本人はアメリカというより、日本政府です。
これは第二の敗戦ではなく、現代の琉球処分と言うべきでしょう。
アメリカに負けた「第二の敗戦」という表現は、微妙に鳩山さんを免罪している印象を受けました。
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