辺野古のアパルトヘイトウォール
- 2010/08/31
- 13:00
アパルトヘイトウォールってお聞きになったことありますか?分断壁・隔離壁とも呼ばれます。
ベルリンの壁のように人々の行き来を断つ壁で、現在イスラエルが「パレスチナのテロ防止」を口実に、パレスチナの土地を奪いながら建設中です。
そういう壁を、在沖海兵隊が辺野古に建造しようとしています。
◆沖縄タイムス
辺野古の境界線 強固な構造物へ 海兵隊、来月にも着工
2010年8月27日 09時33分
在沖米海兵隊が名護市辺野古のキャンプ・シュワブと辺野古漁港が隣接する砂浜の境界線の有刺鉄線を撤去し、さらに強固な構造物の設置を検討していることが、26日までに分かった。具体的にどのような構造物が設置されるのかは明らかになっていない。既に県内業者が工事を落札しており、早ければ9月にも着工するとみられる。
有刺鉄線には、米軍普天間飛行場の代替施設に反対するリボンやメッセージが全国各地から寄せられ、結ばれている。過去には、反対運動をしている住民と米兵のトラブルや、リボンが焼かれるなどの混乱があった。隣接する辺野古漁港では代替施設建設に反対する座り込みが2321日続いており波紋もありそうだ。
関係者によると、海兵隊は「保安のための有刺鉄線が老朽化した。張り替える工事を計画している」と日本政府側に伝えている。
在沖米海兵隊報道部は、沖縄タイムスの取材に対し「日本側と調整している」と述べるにとどめた。沖縄防衛局によると、日本政府側の予算計画はない。
◆ネット9条高知
辺野古の境界線
(引用開始)
先日、「辺野古に巨大な壁」というメールが飛び込んできたが、やはり本当のことであった。美しい浜辺を歩くと程なく目の前に、これより先へ立ち入ると罰せられる、という沖縄県警の警告と共に砂浜を隔てる有刺鉄線が現れる。いたるところ結び付けられたメッセージの色とりどりのリボンの一つ一つに、日本国民の願いを見て切なくなる。向こうのキャンプシュワブから時折、あどけない顔の米軍兵士が来て言葉を交わすこともあるという。
強固というからには、コンクリートの壁だろうか。もう兵士の姿を見かけることもなくなり、米軍兵士が日本の人の声を聞くこともなくなるのだ。お互いを隔てる壁の両側で、それぞれの思いが別々に進行していくのだ。軍隊などという組織でなければ、どちらも異国の普通の市民として、当たり前の日常会話が行きかうはずの静かな辺野古の浜辺である。
(引用ここまで)
差別と分断の象徴であるアパルトヘイトウォールは、人間の作った最も愚かな建造物と言えるでしょう。
米軍はその愚かな建造物を自然からの贈り物である最も美しい浜に作ろうとしています。さすがイスラエルの親分といったところ。
(てか、借りてる土地で勝手にそんなもの作るな!くらい何故言えない日本政府orz)
それを請け負うのが地元の業者というのもまた、沖縄の分断を目の当たりにして悲しいです。
そしてその沖にある最も美しい碧いサンゴ礁を破壊し、その上に最も残虐な殺人行為を行う海兵隊の滑走路を作ろうという日本政府・・・揃いも揃ってキチガイ沙汰としか言いようがありません。
やがて辺野古の基地を自衛隊が使うようになったとき、このアパルトヘイトウォールは国民と自衛隊を隔てる冷たい壁となるのでしょう。軍隊は国民を拒絶することを象徴する壁として。
- 関連記事
-
- 政府は国内、国外の声に耳を傾け、一刻も早く辺野古移転を撤回し、普天間基地を撤去すべき。もう待てません。 (2010/09/13)
- 辺野古のアパルトヘイトウォール (2010/08/31)
- 政府の詐欺、もう一丁 (2010/08/30)
トラックバック
鉄の壁 (私たちとアラブ人) (1923)
- 2010/09/03(22:12)
- マスコミに載らない海外記事
小林よしのりも山野車輪もネトウヨに批判的だな。KOGとかJOGとかZOGでロート製薬は在日に支配された!とKKKのように妄想。
- 2012/05/27(23:02)
- 赤線与太話