政府の詐欺、もう一丁
- 2010/08/30
- 23:00
まずは琉球新報からメモ
辺野古飛行経路 愚弄するにも程がある
2010年8月25日
「うそをついてはいけない」「正直になりなさい」。大人が子どもにそう諭すことがある。どうやらわれわれは自国の政府に対し、同じように諭さなければならないらしい。
米軍普天間飛行場の辺野古移設計画のずさんさがまた一つ明らかになった。代替施設の飛行経路に関する日本政府の従来の説明が間違いで、実際にはより集落の近くを飛び、騒音被害が拡大すると判明した。
2006年、日本政府は飛行経路を県に示す際、「審議官級協議で日米が合意した」と説明していた。ところが今回の日米協議で米側は、飛行経路について「われわれに照会せず、日本政府が勝手にやったことだ」と述べている。
政府はこれまで、台形の経路を飛ぶと説明してきた。だが今回、米側は「航空機が台形に飛べるはずがない」と述べている。こちらの方がよほど説得力があろう。
日本政府は、意図的に、できもしないことを沖縄側に説明していたことになる。ずさんという言葉では片付かない問題だ。
「いったん造ってしまえばこっちのもの。造るまでは虚偽の説明を通せばいい」とでも思っていたのか。県民を愚弄(ぐろう)するにも程がある。違うというなら、政府は、どんな合意だったのか、米側の誰と合意していたのか、具体的に示してもらいたい。
できもしない合意で県民の反発をかわそうとする。そんな構図はこれまでも繰り返されてきた。1995年の不幸な事件の後、県民の基地への反発が高まると、日米両政府は嘉手納、普天間両飛行場に関する騒音防止協定を結んだ。深夜・未明の飛行自粛をうたい、県民に期待を抱かせたが、全く守られず、何の効果もなかった。
米兵の夜間外出禁止措置も同様だ。今回の飛行経路も、仮に日本側の主張通りに取り決めたとしても、同じ経緯をたどることは想像に難くない。
これまで進めてきた環境影響評価(アセスメント)も誤った飛行経路でデータを取ってきたことになる。大前提が崩れたのだから、撤回が筋だ。
辺野古移設の日米合意は穴だらけ、もはや計画の体を成していない。米側は今回、日本政府に対し「正直に説明すべきだ」と求めたという。笑劇を見るかのようだ。虚構の合意にしがみつく日米両政府の姿はこっけいですらある。
こちらもメモ
◆海鳴りの島から
飛行経路のまやかし
◆写真で見る・知る沖縄
【普天間】 飛行経路で、沖縄県民をだましていた
普天間の騒音被害(だけではないけど)を解決するために移転するはずが、移転した先で実は新たな騒音被害が出るって何考えてるんですか政府は。
で、それを故意に嘘ついて隠してたって、どうですかこれ。
詐欺どんだけ・・orz
辺野古に基地を作るためなら住民の平穏な暮らしと安全なんぞどうなろうが知ったこっちゃないよアッカンベー、と政府が如何に沖縄を馬鹿にしているのか、よーーく分かりますね。
そして、こういう詐欺を平気で働く政府は、普天間問題に限らず、他のことでも常に国民を見下し、決して信頼できないと言うこともよく分かります(その証拠に既にマニフェストは散々破られすっかり過去のものに・・)
どこまで政府は沖縄住民を愚弄し食い物にすれば気が済むのでしょうか。独裁国家だってここまで国民に酷い仕打ちはしないんじゃないの?と言いたくなります。
この稀代の大詐欺師政権をどういう酷い言葉で罵倒してやろうかと思うのですが、なかなか思い浮かびません。
どなたか、良い罵詈雑言を思いついた方、コメント欄でにて思い切り政府を罵倒してください。
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