ブッシュに靴辱を~(ブログ旗旗さん・「英霊」こそ死者を冒涜する言葉-ブッシュ来日抗議11・3緊急アクションに参加して)
- 2009/11/07
- 14:25
旗旗さんありがとうございました。(いただいたトラバが何故か文字化けしててすみません)
◆「英霊」こそ死者を冒涜する言葉-ブッシュ来日抗議11・3緊急アクションに参加して
(引用開始)そもそも日本野球機構は何を考えているのか。ブッシュ氏と言えば大量の民間人を殺傷したアフガン・イラク戦争、アブグレイブ刑務所での拷問、国際法違反のグアンタナモ収容所と、数限りないくらいの戦争犯罪人じゃないですか。もし彼がアメリカのような大国の元大統領ではなく、ユーゴのミロシェヴィッチやイラクのフセイン、チリのピノチェトやペルーのフジモリくらいのクラスの国の「元大統領」であったなら、現在確実にその逮捕と処罰が国際社会の課題として浮上しているはずです。私にしてみればアルカーイダのウサマビンラディンを始球式に呼ぶのとさして違う行為とは思えません。それが言いすぎだというなら、上に並べたような連中と同じようなもの。つまりブッシュとはそういう男なのです。
(略)
そういう侵略・虐殺・戦争行為に純粋素朴な怒りを燃やし、糾弾し、その責任を問い、ましてや自分が(被害者であれ加害者であれ)当事者になることを拒否することは、ごく普通の人間の素朴で当たり前な行為です。つまりそれは「政治」ではありません。政治や理屈はその次の段階で出てくる話であり、こういう当たり前の人間としての普遍的な叫びを真摯に受け止め、実現していくことこそが「政治」に求められる役割なのです。
(略)
まさしく私が数ある集会の中でも、このデモにこそ一番参加したいと思ったのは、「政治的動機」以前の、人としてやむにやまれぬ気持ちからでした。イラクでブッシュによって無残に殺されていった人々は、あるいは今でも苦しんでいる人々は、彼が安穏と他国を行き来し、彼に協力した盟友小泉と共に始球式を行うなどと知ったらどう思うでしょう!そしてどんなに悔しいでしょう!「日本ではブッシュが暖かい歓迎を受けた」。そんなことで終わらせていいわけがありません。(引用ここまで)
政治や理屈以前に人間としてやむにやまれぬ気持ちで、どうしてもこのデモに参加したかったと旗旗さんは仰ってます。
その通りですね。世界中の非難を無視して罪のないイラクの人々を何十万も虐殺し、収容所で拷問を続け、人間の尊厳を踏みにじりまくった権力者への怒りは政治以前の問題です。グアンタナモ収容所はナチスのユダヤ人収容所や北朝鮮の政治犯収容所と並べて記憶されていいでしょう。(ちょうどJANJANで元グアンタナモ被収容者が語る拷問の実態が掲載されました)
その最高責任者がのほほんと遊びに来るのを暖かく歓迎するなんて、政治的信条以前にまず「人としてどうなの?」という思いを抱きます。
AP通信が海外に配信してくれたようでよかったと思います。
麻生リアリティツアーもそうでしたが、最近はネットですぐに世界に配信されちゃうので、警察もあまりに酷いことは控えるかもしれません。
でも動画にもありましたが、こういうデモって必ず警察の嫌がらせが入りますね。
デモは市民の意思を表す手段で表現の自由が尊重されねばならないのですから、警察はデモの妨げにならないよう基本的に周辺の交通整理をするだけの中立な立場にいるべきなのです。
あ、在特会のデモの時はなぜかちゃんと‘中立の立場’を守ってましたっけ(笑)?
本来デモはもっとのびのびと楽しい(というのも変ですが)表現の場であっていいはずなのですが、いつも物々しく警察が出向いて取り囲みますから、どうかするとデモは一部の風変わりな人々が行うことでなにか悪いことでもしてるみたいに見えてしまいます。
いつも逮捕されないように警察の挑発を我慢し、遠慮し、ストレスを感じながらデモをせねばならないなんて、おかしなことです。不自由な国ですね。
ブッシュに靴辱を←プラカードにあったこれ、気に入りました^^
- 関連記事
-
- 新年のご挨拶 (2010/01/04)
- ブッシュに靴辱を~(ブログ旗旗さん・「英霊」こそ死者を冒涜する言葉-ブッシュ来日抗議11・3緊急アクションに参加して) (2009/11/07)
- お知らせ (2009/10/18)