普天間基地問題で問われるもの
- 2010/05/28
- 10:00
民主主義社会では、国民生活の向上という仕事をさせるため政治家を国民のなかから選出し、その政治家で構成される機関にその仕事を委託します。その機関が政府です。従って、国民の幸福のために努力するのがもっとも基本的な政府の仕事です。
そして政府は、対外的には、国民の意思と国民の利益を代表して、他国と交渉にあたるという仕事をします。
これが民主主義社会における通常の政府の姿です。
しかし、私達の政府の姿はどうも民主主義社会の通常の政府の姿とは違うようです。
アメリカ様のご命令を唯々諾々と実行し、アメリカ様の代弁者として国民に無理難題を押しつける姿は、宗主国に仕える植民地の傀儡政権そのもの。
普天間基地問題ではたくさんのことが問われています。
・日本は卑屈な植民地ではなく、他国と対等で友好な関係を築ける独立した主権国であるかどうかが問われています。
・民主党政権はその名に恥じない民主的な政治運営をしてきてるのかどうかが問われています。
・政嫌交代によって真に民主的な国家に変わることができたかが問われています。
・自分たちの意思により自分たちの運命を決定できる実質的な国民主権の国であるかどうかが問われています。
私達も問われています
・私達の差別意識が問われています。どうせ自分たちの所に基地が来るわけ無いんだから関係ないと、普天間問題に無関心になるのも差別のうちです。
・私達の無意識レベルにすり込まれた植民地根性から脱皮できるかが問われています。基地があることは実は間違いではないのか、本当に基地は必要なのかと、根本に疑問を抱き、考え、発言していけるのかが問われています。
・民主主義国家の政府の体をなしていない政権に対し、私達はどうアクションしていくべきか、主権者としての行動が問われています。
普天間基地問題は、この国の民主主義が問われているのだとおもいます。
当たり前の道理が当たり前に通らない国家を民主国家と呼ぶことは出来ません。
民主主義国家の本来あるべき当たり前の政府の姿に戻そうと政権与党の中で孤軍奮闘している福島大臣にエールを送り、また、
と、あるべき方向を明快に示してくれた村野瀬玲奈さんに共感と敬意を示して、こちらの記事を。
◆村野瀬玲奈の秘書課広報室
「日米同盟原理主義」と「沖縄差別」に抗する
【追記】
いかにも産経らしい記事をメモ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100527-00000636-san-pol
でました産経ワード「ごね得」
これは沖縄の人々が辺野古移転に明きまで反対する意思を強く示していることを「ごね得」と揶揄しているのと同じ、沖縄を侮辱するも同然です。
民主党の考えを代弁しているように思います。
所用で多忙になるため、来週前半までちょっとお休みです(^^)ノシ
そして政府は、対外的には、国民の意思と国民の利益を代表して、他国と交渉にあたるという仕事をします。
これが民主主義社会における通常の政府の姿です。
しかし、私達の政府の姿はどうも民主主義社会の通常の政府の姿とは違うようです。
アメリカ様のご命令を唯々諾々と実行し、アメリカ様の代弁者として国民に無理難題を押しつける姿は、宗主国に仕える植民地の傀儡政権そのもの。
普天間基地問題ではたくさんのことが問われています。
・日本は卑屈な植民地ではなく、他国と対等で友好な関係を築ける独立した主権国であるかどうかが問われています。
・民主党政権はその名に恥じない民主的な政治運営をしてきてるのかどうかが問われています。
・政嫌交代によって真に民主的な国家に変わることができたかが問われています。
・自分たちの意思により自分たちの運命を決定できる実質的な国民主権の国であるかどうかが問われています。
私達も問われています
・私達の差別意識が問われています。どうせ自分たちの所に基地が来るわけ無いんだから関係ないと、普天間問題に無関心になるのも差別のうちです。
・私達の無意識レベルにすり込まれた植民地根性から脱皮できるかが問われています。基地があることは実は間違いではないのか、本当に基地は必要なのかと、根本に疑問を抱き、考え、発言していけるのかが問われています。
・民主主義国家の政府の体をなしていない政権に対し、私達はどうアクションしていくべきか、主権者としての行動が問われています。
普天間基地問題は、この国の民主主義が問われているのだとおもいます。
当たり前の道理が当たり前に通らない国家を民主国家と呼ぶことは出来ません。
民主主義国家の本来あるべき当たり前の政府の姿に戻そうと政権与党の中で孤軍奮闘している福島大臣にエールを送り、また、
問題の中心は社民党論ではなく、沖縄米軍問題を手がける民主党のやり方のひどさであり、逆に、米軍基地をこれ以上望まない沖縄の意思です。社民党がこう動けば米軍をこれ以上望まない沖縄の意思が実現する、という画期的なアイデアが出ないのなら、話が沖縄の意思からはずれて社民党の戦術の巧拙や単なる社民党批判にずれていくままにするつもりはありません、少なくとも私のブログでは。
社民党を支持するかしないかという問題ですらありません。沖縄の意思をお政府様と日本国民が受け取るかどうかということが問題なのです。
マスメディア上で、またはあらゆる場の政治論議の中で、沖縄米軍問題が連立政権内部での政局論に移っていくなら、まさにそれは沖縄差別の精神構造だと思います。なぜなら、沖縄米軍問題を話しているつもりであっても、沖縄米軍問題よりも単なる政局話の方をしたくなるという精神状態のあり方が無意識のうちに出てしまっているということだからです。
と、あるべき方向を明快に示してくれた村野瀬玲奈さんに共感と敬意を示して、こちらの記事を。
◆村野瀬玲奈の秘書課広報室
「日米同盟原理主義」と「沖縄差別」に抗する
【追記】
いかにも産経らしい記事をメモ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100527-00000636-san-pol
閣議での福島氏の署名が不要な「首相発言」方式で政府方針を示す妥協案を引き出しつつあり、事態は社民党の「ごね得」(民主党議員)の様相を呈している。
でました産経ワード「ごね得」
これは沖縄の人々が辺野古移転に明きまで反対する意思を強く示していることを「ごね得」と揶揄しているのと同じ、沖縄を侮辱するも同然です。
民主党の考えを代弁しているように思います。
所用で多忙になるため、来週前半までちょっとお休みです(^^)ノシ
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