都議選での民主党躍進を受けて
- 2009/07/12
- 23:47
都議選開票途中ですが、民主が第一党、自公過半数割れが確実です。
しばらくお休みのつもりでしたが簡単に。
都議選は衆院選の前哨戦であることは間違いありません。
いくら麻生さんが「都議選は地方選挙、国政とは関係ない、自分に責任はない」とぶざまな現実逃避しようと、この選挙結果は麻生自民党に対するNOであるのは事実。
麻生さんの無責任な発言は、1日も早く総選挙によって民意を反映させたいという国民の願いに逆行し続ける党利党略、首相としての責任など微塵もなくただただ1日も長く総理大臣と呼ばれたいだけの器が極小な人間の私利私欲でしかないのが益々浮き彫りになりました。
ここまで来てまだ頑固に解散拒むかと呆れ果てます。
もう待ちくたびれてうんざりも限界、というのが国民の正直な気持ちではないでしょうか。
都議選で自公が下野したことで、きたる総選挙での政権交代は確実でしょう。喜ばしいことです。
もう私達国民が見据えるべきは政権交代そのものではなく、政権交代したあと民主がどのような政治をしていくかだと思います。
そこで一つ、こんなことも注目しておきたいと思います。
児童ポルノの単純所持規制が憲法上の自由を侵害するモラルパニックであることは前のエントリーで取り上げましたが、民主党は与党案に妥協する形ですり寄りました。
民主党は表現の自由を一歩後退させたしまったのであり、これにはとても失望しました。
政権交代を支持しつつも、第一党となる民主党が第二の自民党政治を行わないように(その不安要因はたくさんあるので)、真に国民の生活と人権を前進させる政治を行うよう常に批判と監視は怠ってはならないと強く思います。
政権交代してめでたしめでたしでは決してありません。政権交代はあくまで手段にしか過ぎないのです。
【追記】
民主が大躍進した一方で共産党が議席を減らしましたね。
共産党の票が民主に流れたのだと思いますが、民主には自民よりのカラーがある側面も否めないことに比べると共産党の主張は一貫して庶民の立場に立っており、共産党が議席を減らしたのは残念だと思います。
民主党一党だけではなく、共産党、社民党も同時に議席を増やすのが多彩な民意反映の観点からも望ましかった気がします。
【追記2】
民主党は合意に至ってなかったようです。保坂さんのブログより
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/8fe6ba919f8078904b3931b63d6b9b54
訂正しておきます。
しばらくお休みのつもりでしたが簡単に。
都議選は衆院選の前哨戦であることは間違いありません。
いくら麻生さんが「都議選は地方選挙、国政とは関係ない、自分に責任はない」とぶざまな現実逃避しようと、この選挙結果は麻生自民党に対するNOであるのは事実。
麻生さんの無責任な発言は、1日も早く総選挙によって民意を反映させたいという国民の願いに逆行し続ける党利党略、首相としての責任など微塵もなくただただ1日も長く総理大臣と呼ばれたいだけの器が極小な人間の私利私欲でしかないのが益々浮き彫りになりました。
ここまで来てまだ頑固に解散拒むかと呆れ果てます。
もう待ちくたびれてうんざりも限界、というのが国民の正直な気持ちではないでしょうか。
都議選で自公が下野したことで、きたる総選挙での政権交代は確実でしょう。喜ばしいことです。
もう私達国民が見据えるべきは政権交代そのものではなく、政権交代したあと民主がどのような政治をしていくかだと思います。
そこで一つ、こんなことも注目しておきたいと思います。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090711-00000005-mai-pol
<児童ポルノ>「単純所持」も禁止 与党と民主が合意
7月11日2時30分配信 毎日新聞
18歳未満を写した性的な画像を所持することへの規制を強化する児童買春・児童ポルノ禁止法改正案について、自民・公明両党と民主党は修正協議で、焦点となっていた「単純所持」を禁じることで合意した。今後、処罰範囲などを具体的に詰め、会期末が迫る今国会での成立を目指す。
児童ポルノの所持については、与党、民主党ともに規制を強化する改正案を提出。しかし個人で見るためだけに所有する「単純所持」を禁じ、そのうち「性的好奇心を満たす目的で所持」した者を処罰する与党案に対し、民主党は「画像を気付かずに持っている人が、恣意(しい)的な捜査で摘発される恐れがある」として、処罰対象を「有償または反復して取得」した場合に限る改正案を提出していた。
9日に衆院法務委の両筆頭理事と実務者議員による2度目の修正協議が開かれ、民主党側が「有償・反復取得」を取り下げ「単純所持」を違法とすることで了承。代わりに「自己の意思に基づいた所持」であることを捜査機関が十分に立証するよう求める条文を盛り込むことで合意した。ただし、改正法施行前から所持していた画像については、処罰対象に含むとする与党側と「さかのぼるべきではない」とする民主党とになお隔たりがある。【丹野恒一】
児童ポルノの単純所持規制が憲法上の自由を侵害するモラルパニックであることは前のエントリーで取り上げましたが、民主党は与党案に妥協する形ですり寄りました。
民主党は表現の自由を一歩後退させたしまったのであり、これにはとても失望しました。
政権交代を支持しつつも、第一党となる民主党が第二の自民党政治を行わないように(その不安要因はたくさんあるので)、真に国民の生活と人権を前進させる政治を行うよう常に批判と監視は怠ってはならないと強く思います。
政権交代してめでたしめでたしでは決してありません。政権交代はあくまで手段にしか過ぎないのです。
【追記】
民主が大躍進した一方で共産党が議席を減らしましたね。
共産党の票が民主に流れたのだと思いますが、民主には自民よりのカラーがある側面も否めないことに比べると共産党の主張は一貫して庶民の立場に立っており、共産党が議席を減らしたのは残念だと思います。
民主党一党だけではなく、共産党、社民党も同時に議席を増やすのが多彩な民意反映の観点からも望ましかった気がします。
【追記2】
民主党は合意に至ってなかったようです。保坂さんのブログより
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/8fe6ba919f8078904b3931b63d6b9b54
訂正しておきます。
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