忙しさにかまけてすっかりブログをほったらかしにしていました・・・m(_ _)m定期巡回も怠りがちに(汗)
しばらく忙しさは続くと思いますが、ここら辺でちょっと頑張らないとずっと放置しそうなので、数日おきでも書かなくっちゃf^o^;
ご無沙汰していた間にも麻生さんの支持率は順調に下がり続け壊滅的状態になっていますね。
自民党って民主党が何も攻撃してないのに、麻生さん本人や身内の失態でどんどん勝手にコケて自滅していく様が何とも笑えます。
それでものうのうと総理の椅子に座り続けることが出来るこの国って、まか不思議ですね(ついでに、麻生さん以下の低支持率記録保持者の森さんが未だに自民党内で大きな力をもっているというのも更に不思議です)
しかしこのダメダメ麻生政権に愛想をつかした国民は、真に国民の暮らしや人権を守る政権へチェンジさせることができるのか。弱気をくじき続けた政治にノーを突きつけ、互いに助け合う社会にしようとする代表を冷静に選ぶことができるのか・・・?
金融危機、雇用危機、GDPが12%という信じられない下げ幅で下がるというまるで「いつか来た道」のような不安な時代には、国民は強いリーダーに心酔したがります。
根強い小泉待望論がいまだにあるのがその良い例です。
定額給付金で麻生さんを痛烈に批判したことで、たとえ党内から批判されても、小泉さんを痛快に感じ、支持する人は増えたかと想像します。
反麻生→第2のコイズミ待望じゃ、話になりません。
小泉さんが何をしたのか、それによってどうなってしまったのか。
一体どれだけの人がこの事実をちゃんとわかった上で支持してるのか、私は不思議でなりません。単にあの風貌とイメージに酔って支持してるだけの人と、彼の構造改革の正体を見抜いた上で支持してる人と、どちらが多いのでしょうか。
今の貧困問題を作り出したのは紛れもなく自民政権ですし、これにたいする対策もいくつかあるのに牛の如く動こうとしないのも自民政権です。
何故、働いても働いても、暮らしは苦しくなる一方なのか、そのからくりをどれだけの人がわかっているのでしょうか。
今、高い支持率を誇っているのは橋下氏や東国原氏、石原氏などのバリバリのタカ派、新自由主義や自己責任論の権化です。
彼らの手法に多数の国民は痛い目にあったはずなのに、です。
他人に無関心、自分さえよければよい、他人が傷つき置いて行かれてホームレスとなって野垂れ死のうと、それは自己責任と冷たく放置する弱肉強食の冷たい社会ー私は私学助成金カットを見直すよう嘆願しに来た高校生に向かって橋下氏が言いはなった氷のような言葉は決して忘れません。
彼らを選ぶと言うことは、そんな冷たい社会をまだ維持して行きたいと言うことなのです。彼らを支持する人々はそれを自覚しているのでしょうか?
タレント性や何かガツンとやってくれそう、というイメージだけでリーダーを選ばないでほしいです。
眠り猫さんが書かれていたことに私も共感を覚えますので、引用させていただきます。
http://heiwawomamorou.seesaa.net/article/113922914.html
(引用開始)
私の関心、というより危惧は、このような政治のあとに、まるで快刀、乱麻を断つがごとき爽快さで国民を魅了して台頭してくるファシズムの懸念です。
「オレオレ詐欺」に、自分はだまされないと思っていても、いざ自分がその立場になると、引っかかってしまうように、今の日本でファシズムや独裁体制など起こりえない、と思っていても、気づかぬうちにそれは訪れるかもしれません。
最近の、右派、左派双方が、衰弱したアメリカから縁を切り、日本が独自の軍事的覇権主義として立つべきだというような論調の台頭が、その危険性を高めています。仮想敵は中国のようです。
私はこれには大反対で、アメリカとは真に対等な関係で友好関係を維持し、沖縄の基地などのように、占領軍のような扱いをやめてもらい、互いに軍備を縮小し、アジアにも無用な緊張関係をもたらさない道を支持します。
しかし、混迷の時代こそ、ファシズムが台頭する温床であります。何をすれば、どこに向かえばよいかわからない人々に、強烈な個性で意見を強制する個人または団体が現れると、人々はそれについて行ってしまう可能性が高いのです。第一次世界大戦後のドイツがそうでした。
最近、ますます記事の質が劣化している産経新聞は、橋下大阪知事を総統としたいらしく大阪とは何の関係もない記事にも、橋下知事の上半身の写真を載せまくっています。明らかに産経好みの発言をする橋下知事を持ち上げて行こうという魂胆ですが、橋下には、それだけの能力がないので、彼が独裁者になることはないでしょうが、そのような愚劣な産経マスコミの何も考えない行動の結果、何が起きるかです。
今のような時代こそ、ファシズムの到来を疑わねばなりません。
口先でポピュリズム的言葉を吐く人間を疑わねばなりません。
「ファシズムはそよ風とともにやってくる」という警句は、ファシズムが、最初から軍隊と鎧を着て現れるわけではないことを示しています。
一番可能性が高いのが、既存の腐敗勢力を批判する形で(その実中身はない)、国民受けする言説を振りまいて現れる勢力でしょう。
これは歴史が何度も証明していることです。
耳に快い言葉、官僚たたきなどなどの安易なポピュリズムに注意しましょう。
あの狂人安倍が、年金問題のとき、責任をすり替えて社会保険庁叩きにやっきになっていた姿を思い出しましょう。社保庁も組織ぐるみの悪行を行っていましたが、消えた年金の問題は、厚生労働行政とそれにかかわった政治家の怠慢と、年金資金を食い荒らした自民党議員の責任が大きいことをあらためて知るべきです。
今の政治状況や、もはや半年以内になった総選挙に着目するべきなのは言うまでもありません。
また、その政治状況の中で、いきなりファシズムが台頭するとも思えません。
しかし、日本人はつい4年前に、コイズミにその悪しき経済政策への批判も無視して、80%の支持率と、衆議院三分の二の議席を与えたことを忘れてはいけません。
その次の参院選で安倍が無能であったこと、強権的態度をあらわにしたこと、年金問題が噴出したことなどが、自民党が三分の二をとり改憲の条件を満たすことを阻みましたが、あの時点で首相がコイズミで、年金問題が出なければどうなっていたでしょう?
今、ようやくコイズミカイカクとやらへの批判が出ていますが、当時それを阻めなかった日本人は、何も考えないうちにファシズムの到来に手を貸すことになるかもしれません。
良く見、良く考え、「かっこいいから」などという理由で投票しない。テレビに出ていたから、というだけで投票しない。
そういう真面目な姿勢が望まれます。(引用終了)
同じ徹は踏まない!
それが歴史に学ぶということです。
私には今の時代は「前夜」のような気がしてなりません。
社会保障の充実した安心して暮らせる民主主義社会への道か、このまま経済的にも精神的にも殺伐とした社会に落ちていくか、今が分かれ道のような気がします。
賢い選択をしなければなりません。
自民党内で麻生降ろしがいよいよ動き出しそうと報道されていましたが、麻生さん以外にもう誰もいなかったから彼を総裁にしたわけで、今更他に人材があろうはずがありません。全くもって悪あがき、時間のムダ、税金の無駄です。
こうして無益な時間が流れる間にも国民の暮らしは徐々に崩壊が進んでいるのです。
しかしこういう自民に議席の三分の二を与えたのは他でもない国民自身です。
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