選挙が終わり10日ほどたちましたが、早くもこれです。
前のエントリーで、『(メディアの選挙報道で)大事なのは、それぞれの政党の政治スタンスや主張や公約の詳細、それが実現可能か、
票ほしさの口から出任せではないかの検証までしっかり行い、有権者の投票行動に役立つ情報を提供することです。』
と。書きましたが、ほ・ら・ね?口から出任せのオンパレード
安倍政権は選挙が終わったら早速国民の生活を苦しめる平常運転に舵を戻しています。
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安倍首相、独裁の本性がさっそく全開! 国会を開かず議論からトンズラ、全世代の社会保障をカットする公約破りhttp://lite-ra.com/2017/10/post-3541.html(引用開始)
(安倍首相は選挙戦で訴えていたことを、投開票から1週間も経たないうちに安倍首相はどんどん反故にしようとしている)
その最たるものが、社会保障の問題だ。25日に開かれた財務省の財政制度等審議会で飛び出したのは、社会保障費をカットする見直し案。たとえば、75歳以上の患者の自己負担の割合を現在の1割から2割へと段階的に引き上げるという案や、介護報酬および診療報酬の引き下げ、所得が高い世帯への児童手当支給廃止などが提案されたのだ。
一体どういうことだ。安倍首相は今回の選挙で「子育て、介護。現役世代が直面するこの2つの大きな不安の解消に大胆に政策資源を投入する」「社会保障制度を全世代型へと大きく転換します」と宣言していたが、これでは全世代に身を切らせるものではないか。
(引用ここまで)
社会保障費については消費税導入したときからずっと嘘をつき続けてきました。
前回8%に消費税率アップするときもこういってましたが、実際は社会保障費は削減されました
見事な大嘘でした
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介護報酬が切り下げられれば介護に携わる人材がさらに確保できなくなり、満足な介護サービスを受けられず、家族の負担は増大します。
実は安倍政権は選挙中こんな姑息なことをやっていました。
●介護経営実態調査、公表を自粛 厚労省「選挙に配慮」 事業者からの反発恐れ
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171016/ddm/001/010/228000c
2018年度介護報酬改定の基礎資料となる介護事業経営実態調査の結果公表を厚生労働省が衆院選後に先送りしていたことが、同省関係者への取材で分かった。社会保障費抑制の観点から介護報酬は厳しい改定になる見通しで、今回の調査結果は財務当局が報酬引き下げを主張する後押しになるデータも含まれる。引き下げ論が強まれば介護事業者らの反発も予想され、同省幹部は「選挙に影響を与えないため、公表を遅らせた」と明かす。
(引用ここまで)
情報隠蔽しといて、「子育て、介護。現役世代が直面するこの2つの大きな不安の解消に大胆に政策資源を投入する」 なんてよくもこんな嘘を選挙中につけるものだと
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安倍政権が描く、この恐ろしい未来を本当に許すのか? 労働者は使い捨て、家族は国家の下請けに、そして緊急事態条項で独裁OKにhttp://lite-ra.com/2017/10/post-3532.html 一日どれほど働こうとも8時間労働と見なされてしまう「裁量労働制」や、時間外労働の上限規制を、過労死ラインの月80時間を超える「月最大100時間未満」に設定(これでは上限ラインを設けることによって過労死が促進されてしまう)、など、近代の人間らしい労働から遙かにかけ離れた奴隷労働に逆行することを目指しています。
18世紀後半の産業革命時の悲惨な労働状況から、長い年月かけて人間らしい労働を勝ち取ってきたのが人類の歴史だというのに、日本はまた逆戻りですか?
さらには戦前戦中の「戦時家庭教育指導要綱」のように国家が家庭に介入し、似非科学「親学」に基づいた親のあり方や家庭教育を強制しようとしています。ふたたび家庭の中から国家に都合の良い臣民メンタリティ作りしょうか
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経団連会長「国民の痛みを伴う思い切った改革を」にネットがドン引きの模様(まとめNaver)
https://matome.naver.jp/odai/2150882290502525301 経団連会長は、『国民の痛みを伴う思い切った改革は、安定的な政権基盤がないとできない。消費税は増税しないと財政を再建できないので、勇気を持ってやって頂きたい」と述べ、国民の痛みを伴う改革が必要だと強調』しましたが、どれだけ自分たち以外の一般人を痛めつければ気が済むんですか。さんざん法人税下げさせて過去最高に内部留保ため込んでるくせに自分たちは高見の見物ですか?
●国民に延々と「痛み」を要求する政治経済の権力者を傷害罪、暴行罪で告発したくなる。(村野瀬玲奈の秘書課広報室)
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-7556.html
(引用開始)
腹が立つのは、「可能な範囲内で応分の負担をお願いしたい」とでも言うならまだしも、「痛み」という言葉を当たり前のように使うことです。財界人はどれだけ傲慢、強欲なのかと。
「痛み」という言葉を好んで使いながら国民を繰り返し痛めつけようとするこのような財界人は傷害罪、暴行罪で告発すべきではないかとすら思います。いえ、傷害罪や暴行罪はそのようなものではないというのはわかっていますが、わざわざ「痛み」という言葉を使う底意地の悪さはほとんど暴力であると言いたいです。
(引用ここまで)
原発もこれ
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安倍首相が必死で逃げてるモリカケ問題は
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いやいやいやいや、証明なんかされてませんから!
通常国会でしなかったから臨時国会開いて説明しろと言ったのに三ヶ月も開かずじまい、やっと開いたと思ったら100秒で解散。選挙中も説明するする詐欺で、結局ひとっっっことも説明ありませんでしたから!
で、速攻これ
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加計学園の獣医学部新設を「認可」の方針http://news.livedoor.com/article/detail/13838098/高等教育無償化もこの詐欺っぷり
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大学在学中は授業料無償化 自民が検討案まとめるhttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20171102/k10011208321000.html大学などに在学中は授業料を支払わず、卒業後に一定の年収を超えた場合、所得に応じて国に納付する新たな制度の導入に向けた検討案をまとめました。
いやいやいや、これ無償化じゃなくて、単なる後払いでしょ(呆)カードで買い物して「無償です」と言ってるようなものです
無償火については既出ですがこれもも一度。
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いくら国民の政治への関心が選挙終われば急速に薄れるからといって、ほんの10日ほどでこの傍若無人ぶりは国民をバカにしすぎでしょう
腹が立たない方がどうかしていると私は思います。
選挙が終われば次の選挙まで主権者の出番はお休み、になるわけではありません。むしろ本番は選挙後から。
彼らがどんな嘘で国民を欺くのか、監視と抗議をし続け、覚えておくことが主権者の仕事です。
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