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そんな安倍首相に一句
友達と 思っているのは 自分だけ
「もちろん、普通の人間は戦争を望まない。しかし、国民を戦争に参加させるのは、つねに簡単なことだ。とても単純だ。国民には攻撃されつつあると言い、平和主義者を愛国心に欠けていると非難し、国を危険にさらしていると主張する以外には、何もする必要がない。この方法はどんな国でも有効だ」byヘルマン・ゲーリング
安倍首相はトランプ大統領の親友というより家来や子分の類でしょう。主権国家同士の対等な付き合いに見える方がおかしいですよ。 pic.twitter.com/UNdUgxS0Bm
— 異邦人 (@Beryozka1917) 2017年11月3日
ようやくトランプ米大統領のアジア歴訪が終わるが、この間、日本のマスコミは日本政府の“おべっか外交”を持ち上げまくり、韓国や中国と比べてどれだけ安倍首相による“おもてなし”が素晴らしかったかばかりを強調してきた。
しかし、今回のトランプの訪日での安倍首相がやったことといえば、むしろ世界に恥をさらすようなものだった。世界中で批判され、軽蔑されているトランプ大統領にしっぽをふり、「武器を買え」と迫られれば「買います」と丸呑み、接待では、トランプとそっくりな反知性。無教養ぶりを見せつけた。
だが、日本のマスコミはそうした安倍首相のとほほな失態を全く報道しない。たとえば、本サイトでも紹介した安倍首相の“バンカー転倒事件”についてもそうだ。5日のトランプとのゴルフで、安倍首相がスタスタと先へ行くトランプを見て焦り、駆け足で追いつこうとしたところバランスを崩し、一回転しながらバンカーに転落。ところが、トランプは安倍首相の転倒を気遣うどころか、完全に無視して歩いて行ってしまったのだ。
前回記事では、こうした二人の関係性は日米外交にもそのまま反映されていると論評した。だが、ゴルフ当日、テレビ各局はヘリを飛ばしてその模様を収めていたはずなのに、本サイトが確認した範囲では“バンカー転倒事件”を放送したのはテレビ東京だけ。安倍首相のミスは放送してはならぬとばかりに、他局は沈黙を守っている。
だが、そんな忖度をしているのは国内マスコミだけ。実は海外メディアはこの転倒事件をまさに、日米関係を象徴するシーンとして、こぞって報道していた。たとえば、米NBCはどこから入手したのか、転倒事件を映像付きで報道していたし、英BBCは「Trump carries on golfing as Japan's Shinzo Abe falls into bunker」(安倍がバンカーに落っこちる一方、トランプはゴルフを続ける)と題して、転倒シーンをスローモーションで何度も放送。その後にトランプが落っこちた安倍首相を気にせずどんどん歩いていったことにもコメントしていた。
(引用中断)
(続き)外交の警備のために、警視庁は今回、過去20年間で最大規模の約1万8000人を動員。首都高など一部で交通規制も敷いた」「このバカらしいゴルフ外交を大々的に取り上げた日本の大マスコミはどうかしている」安倍晋三様のイメージアップと支持率回復のために、警察官もメディアも奉仕する。
— 山崎 雅弘 (@mas__yamazaki) 2017年11月7日
国内では削除されまくってる安倍さんバンカーにハマる動画、BBCもABCもアップし世界中に拡散中 https://t.co/viAR7ck3pA
— ホワイト労働を広める会 (@WhiteworkJP) 2017年11月11日
ハマったことを責めはしないけど、貴重な外交の時間をこんな風に使ったあげく1兆円の武器購入にあっさりOKとか。自民党に票入れた人は、ホントよく考えた方がいいよ pic.twitter.com/sGozZgqi65
バンカーならしを自分でやらず、1番近い所からバンカーから出ずに、足跡をつけまくって傾斜が急な所から出ようとして失敗。バンカーが怒っている。VIPたりとも一介のアマゴルファー。自分でバンカーをならす姿が世界に配信されれば、少なくともいくばくかの尊敬を得られたものを。 https://t.co/M7E0LClr5D
— ラサール石井 (@lasar141) 2017年11月13日
なぜ世界中で安倍が転落する映像が拡散するかを考えたい。
— 桐谷育雄 (@kiriyaikuo) 2017年11月12日
もしも安倍が誠実な政治家なら、
このような映像は拡散しない。
国会を軽視し、
憲法を守らず、
日本の自由を奪い続けるから、
世界は安倍の独裁を
放置してはならないと考える。https://t.co/LtQKMVWp4o
「大統領を急いで追いかけようとしてバンカーの縁から転げ落ちた首相の姿は、日本という国そのものの象徴であった。」山口二郎「東京新聞」2017/11/12 pic.twitter.com/dfThWYt3gr
— KoichiroKOKUBUN國分功一郎 (@lethal_notion) 2017年11月13日
(トランプ氏は)安倍首相がバンカーで転んだことについて「私は見ていないが、ヘリコプターが上空から(転ぶところを)撮っていた。私は感動した。今まで見てきたどの体操選手よりも素晴らしかった」と語った(朝日)https://t.co/KwaIkhnJ8E 完全にバカにした物言いだが、親衛隊の人は平気なのか。
— 山崎 雅弘 (@mas__yamazaki) 2017年11月12日
親しい友人がゴルフ場で転倒した時、普通は不特定多数の第三者向けに「私は感動した。今まで見てきたどの体操選手よりも素晴らしかった」などと嘲笑しない。米大統領以外の外国政府トップも、日本の首相にこんな言い方はしない。非礼に当たる。今の米大統領は、日本の首相をどこまでもバカにしている。
— 山崎 雅弘 (@mas__yamazaki) 2017年11月12日
(引用再開)
いや、それだけではない。アメリカのニュースショーなどはもっと強烈で、多くがトランプ訪日に対する安倍外交のお粗末さを、皮肉たっぷりの論調で話題にしていた。そのひとつが、アメリカ三大放送ネットのひとつであるCBSの番組『ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア』だ。
MCのスティーブン・コルベアは、トランプに対して連日のように苛烈なジョークやツッコミを浴びせて人気を博しているコメディアン。トランプ訪日を報じた放送のなかで、トランプとともに安倍首相もいじりまくったのである。
たとえばコルベアは、安倍首相が北朝鮮問題でアメリカの支持を熱望していると解説したうえで、ゴルフ前の昼食会の場面についてこう述べる。
「まずアベは、ふたりのBFF(best friend forever)な関係をオフィシャルなものにしたのです。トランプにもわかるように英語を使って……といっても帽子でね!」
画面に安倍首相がトランプに金の刺繍入りの白い帽子を“サプライズプレゼント”した場面が映されると、スタジオは大爆笑。ちなみに、BFFはアメリカのティーンズが使う言葉で、日本風にいうと“ズッ友”(=ずっと友だちだよ)という意味なのだが、続いてコルベアが「DONALD & SHINZO MAKE ALLIANCE EVEN GREATER」(ドナルドとシンゾーでもっと偉大な同盟にしよう)という帽子のメッセージを読み上げると、さらに大きな笑いが巻き起こった。
当然だろう。国家のトップが「偉大な同盟」などという政治的メッセージを帽子につけてプレゼントするなんて、普通の知性とセンスを持ち合わせている人間からしたら、何かのギャグとしか思えない。案の定、これはコルベアの格好の餌食となった。コルベアはポケットに手を入れ、大真面目な顔をしながらこう続けたのである。
「完璧です! みなさんもご存知でしょう、歴史家の『すべての最良の外交は、帽子によって成立する』という言葉を。1945年のヤルタ会談で、ルーズベルトが配った帽子を思い出してください」
もちろん、そんな言葉も史実も存在しないのだが、画面が切り替わると、そこには「HITLER SUX」(ヒトラーってサイテー)と書かれたベースボールキャップをかぶるルーズベルトとチャーチル、スターリンの雑なコラージュ(いわゆる“雑コラ”)が。スタジオは大爆笑。野暮なので多くは解説しないが、ようするに、逆説的に安倍首相がトランプに送った帽子の幼稚さを揶揄したのである。
(引用中断)
🇺🇸 本質を捉えた上でユーモアを交えて情報を提供する米国のTV番組。スティーヴン・コルベアのみならず、トレバー・ノアやセス・マイヤーズ等、米国指折りのTVホストが安倍首相のおべっか使いを報じた。多くの人が見られるよう字幕を付けました。ご覧ください。フル: https://t.co/pYOrDUNByO pic.twitter.com/g6BB8qEaey
— Chihiro Muranaka (@chivillain) 2017年11月11日
Colbert氏にこれだけ安倍晋三がバカにされたということはアメリカ人の大半にバカにされたに等しい。それどころかこんなダメ総理を選んでいる日本人もバカにされていると考えた方がよい。この番組はアメリカでは相当な影響力がありますよ。 https://t.co/LO9nnk8kTI
— kozohys2002 (@kozohys2002) 2017年11月8日
イヴァンカさんは集金に来て、トランプさんは押し売りに来て、アメリカにカモられてるのになぜかお祭りモードの日本って・・。
— はるみ (@harumi19762015) 2017年11月7日
首相のゴルフ場での転倒を、外国のメディアは報じているが、テレビ東京以外のテレビ局が横並びで、実際に起きたそのシーンの放送を「自粛」したのは無視できない問題だろう。自国の指導者にとって不都合な事実をメディアが国民に伝えないのは、中国や北朝鮮など非民主的な国のメディアに共通する特徴。 pic.twitter.com/o71mzldW2y
— 山崎 雅弘 (@mas__yamazaki) 2017年11月12日
Author:秋原葉月
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