安倍首相が出席する平和祈念式典は、犠牲者にとって屈辱でしかないと思う
- 2015/08/10
- 06:00
「安倍首相がこういう式典に出席して、平和について言葉を述べること自体が大きな矛盾だし、犠牲者への侮辱だと私は感じます」と前のエントリ-で書きましたが、あまりに腹に据えかねるのでもう少し付け足し。
これ、日本でなかったら最低でも生卵は飛んでるでしょうね。
まず宮武嶺さんのブログから。全文をリンク先でどうぞ
<Everyone says I love you !>
こんな裏切り者の安倍首相には式典に出席する資格なんかないのに、なぜ厚かましく出席するのか。毎年不思議に、そして不快に思っています。
昨日の長崎の式典後の記者会見では、安倍首相はまたしても安保法制を「戦争を未然に防ぐためのもので、国民の命と平和な暮らしを守り抜いていくために必要不可欠だ」と述べました。式典にいた人々は誰もそんなことに騙されないというのに、まだ言いますか。
安倍首相は安保法制に言及した市長と谷口さんのスピーチでおきた大きな拍手に目が泳ぎまくってましたが、臆病者はそうやって耳をふさぐのですね
思えば政権交代前の麻生自民党政権の時、麻生氏はオバマ大統領に核は重要だと書簡で呼びかけ、広島の式典後の記者会見で「核の傘は必要」とのたまって、核廃絶を願う広島、長崎の人々を激怒させたことがありました
そしてよりによって8/6のその日、核武装論者の田母神氏が辞めて欲しいという声を無視して広島で講演したのでした。
●ヒロシマ、ナガサキに寄せて~核廃絶に逆行する自民党政府に断固抗議します
●人の痛みがわからない人間は総理になるべきではない。
そういえば今年の8/6も核武装論者の極右、櫻井よしこが広島で「反核平和70年の失敗」とかいう神経を逆撫でするような講演を行いました。
安倍と麻生、似た者同士です。そして、これこそが自民党です。
過激な言い方をするなら、ずるむけになってしまった被爆者の皮膚に塩を塗り込んでるのが自民党です。
こんな過激な表現をしたくなるほど、私は怒っています。
安倍首相は去年の広島の式典では「前年のスピーチのつかいまわし」がバレて批判され、今年は国是の非核三原則をすっ飛ばして批判され・・・
沖縄戦没者追悼式もそうですが、広島や長崎の平和祈念式典は、いつからこの愚か者達に土足で踏みにじられる屈辱を耐える我慢大会になったのでしょう
核兵器廃絶を目指す以前に自分の国からこれほどの裏切りにあうとは、いつになったら犠牲者に安息は訪れるのか。なんとしても安保法案を廃案にし、安倍政権を退陣に追い込まなくては、私達も亡くなった人々にせめてもの顔向けができません
祈念式典の度に屈辱に耐えるのは今年限りにしたいと切実に思います
これ、日本でなかったら最低でも生卵は飛んでるでしょうね。
まず宮武嶺さんのブログから。全文をリンク先でどうぞ
<Everyone says I love you !>
●中国・北朝鮮も賛成する核兵器禁止条約に反対する安倍首相に、「核兵器のない世界」を語る資格はない。
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/c6669e93b333456ec2ef7aa3bdd3a547
(引用開始)
本日、2015年8月9日、安倍首相は長崎原爆の日の記念式典で次のようにあいさつしました。「今日の復興を成し遂げた長崎の街を見渡すとき、改めて平和の尊さを噛(か)みしめています。そして、世界で唯一の戦争被爆国として、非核三原則を堅持しつつ、「核兵器のない世界」の実現に向けて、国際社会の核軍縮の取り組みを主導していく決意を新たにいたしました。
特に本年は、被爆70年という節目の年です。核兵器不拡散条約(NPT)運用検討会議では、残念ながら最終合意には至りませんでしたが、我が国としては、核兵器国と非核兵器国、双方の協力を引き続き求めつつ、「核兵器のない世界」の実現に向けて、一層の努力を積み重ねていく決意です。この決意を表明するため、本年秋の国連総会に新たな核兵器廃絶決議案を提出いたします。」
このように、安倍首相は、まるで自分たちが真摯に核兵器廃絶のために国際社会で努力しているかのよう言います。
しかし、日本の多くの市民には知られず、また信じがたいことだと思いますが、「唯一の被爆国」として核兵器廃絶を主張しているはずの日本の政府は、核兵器廃絶禁止条約締結の足を引っ張り続けているのです。
2014年末に開かれた国連総会は12月2日、軍縮・国際安全保障問題を扱う第1委員会に付託された63本の決議を採択しました。このうち32本は無投票で採択され、残りが採決に付されました。核軍縮関連は21本で、そのうち主な決議の採決状況は冒頭の表の通りです。
驚くべきことに、「唯一の被爆国」を旗印にかかげ核兵器の廃絶を目指しているはずの日本が、アジアの核保有国である中国・北朝鮮・インド・パキスタンが賛成した核兵器使用禁止条約に棄権していることがわかります。
そればかりか、同じくこの4か国が賛成している国際司法裁判所の勧告的意見の後追いにも棄権しています。
この国際司法裁判所の勧告的意見とは、国際人道法の見地から見て核兵器による威嚇・核兵器の使用は一般的に見て国際法違反であるという内容の勧告です。
これら、非同盟諸国を中心に提出された「国際司法裁判所の勧告的意見の後追い」「核兵器使用禁止条約」「2013年国連総会核軍縮ハイレベル会合の後追い」の決議はいずれも、核兵器禁止条約の国際交渉開始を求めています。
この3つの決議に、核保有国の米英仏ロはそろって反対ないし棄権しました。
つまり、日本がこの3つの決議に棄権するということは、日本はアメリカに追随して、核兵器を禁止すべきではないという立場を取っていることを意味しています。
(引用ここまで)
こんな裏切り者の安倍首相には式典に出席する資格なんかないのに、なぜ厚かましく出席するのか。毎年不思議に、そして不快に思っています。
昨日の長崎の式典後の記者会見では、安倍首相はまたしても安保法制を「戦争を未然に防ぐためのもので、国民の命と平和な暮らしを守り抜いていくために必要不可欠だ」と述べました。式典にいた人々は誰もそんなことに騙されないというのに、まだ言いますか。
安倍首相は安保法制に言及した市長と谷口さんのスピーチでおきた大きな拍手に目が泳ぎまくってましたが、臆病者はそうやって耳をふさぐのですね
思えば政権交代前の麻生自民党政権の時、麻生氏はオバマ大統領に核は重要だと書簡で呼びかけ、広島の式典後の記者会見で「核の傘は必要」とのたまって、核廃絶を願う広島、長崎の人々を激怒させたことがありました
そしてよりによって8/6のその日、核武装論者の田母神氏が辞めて欲しいという声を無視して広島で講演したのでした。
●ヒロシマ、ナガサキに寄せて~核廃絶に逆行する自民党政府に断固抗議します
●人の痛みがわからない人間は総理になるべきではない。
そういえば今年の8/6も核武装論者の極右、櫻井よしこが広島で「反核平和70年の失敗」とかいう神経を逆撫でするような講演を行いました。
安倍と麻生、似た者同士です。そして、これこそが自民党です。
過激な言い方をするなら、ずるむけになってしまった被爆者の皮膚に塩を塗り込んでるのが自民党です。
こんな過激な表現をしたくなるほど、私は怒っています。
安倍首相は去年の広島の式典では「前年のスピーチのつかいまわし」がバレて批判され、今年は国是の非核三原則をすっ飛ばして批判され・・・
沖縄戦没者追悼式もそうですが、広島や長崎の平和祈念式典は、いつからこの愚か者達に土足で踏みにじられる屈辱を耐える我慢大会になったのでしょう
核兵器廃絶を目指す以前に自分の国からこれほどの裏切りにあうとは、いつになったら犠牲者に安息は訪れるのか。なんとしても安保法案を廃案にし、安倍政権を退陣に追い込まなくては、私達も亡くなった人々にせめてもの顔向けができません
祈念式典の度に屈辱に耐えるのは今年限りにしたいと切実に思います
- 関連記事
-
- お勧め~NHKスペシャル「きのこ雲の下で何が起きていたのか」 (2015/08/10)
- 安倍首相が出席する平和祈念式典は、犠牲者にとって屈辱でしかないと思う (2015/08/10)
- 平和祈念式典に出席するなら安保法案を断念してから来て下さい (2015/08/09)
スポンサーサイト