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逆進化はまっぴらごめん
生物を退化させる光線を放つ特殊な銃という設定なのですが、アベシンゾーは自分から逆進化銃の光を浴びてしまったのでしょう。
早くこの男を一刻も早く公権力から追放させなければなりません。保守派の劣化を招いた最悪の戦犯です。本来保守派は、ドイツのコール元首相のように過去の戦争責任をきちんと認めて反省し償う姿勢を持ち続ける人たちのことですが、どういうことかそういう人たちが日本のネット空間では「左翼」などとデマを流されるありさまなのですから理解不能です。
「もちろん、普通の人間は戦争を望まない。しかし、国民を戦争に参加させるのは、つねに簡単なことだ。とても単純だ。国民には攻撃されつつあると言い、平和主義者を愛国心に欠けていると非難し、国を危険にさらしていると主張する以外には、何もする必要がない。この方法はどんな国でも有効だ」byヘルマン・ゲーリング
育鵬社「公民」、p.181でわざわざ囲みで「国際社会で通用する国旗・国歌への敬意の表し方」を詳しく解説。「公式行事などで国旗が掲揚されるときは、起立して国旗に対して姿勢を正(脱帽、目礼)敬意を評します。同時に国家が斉唱される場合は、声を出して斉唱します。」だそうです。
育鵬社「公民」の国旗国家囲み記事の続き「掲揚する時間は、通常、日の出から日没まで。雨や雪の日には屋外に掲げないのが原則です。「一般の家庭では国民の祝日などに国旗が掲げられ、喜びを表します」だそうですよ。。p.181
育鵬社の「公民」教科書、「個性尊重が強調される中、男女のちがいというものを否定的にとらえることなく、男らしさ、女らしさを大切にしながらそれぞれの個性をみがき、高めていくことが重要です」p.66
育鵬社「公民」教科書。「しかし大切なことは、そもそも家事は単なる「労働」なおんか、ということです。家事は家族生活の喜びやきずなを生み出す源でもあります」。(p.67)さぞかしこの教科書つくってる男性たちは家事しまくってるんですかね。著作関係者でリストされているのは全員男性ですが。
育鵬社公民教科書によれば、グローバル人材とは「各国の国民は、それぞれの国の歴史や伝統や文化を踏まえ、アイデンティティー(自分が何者であるかという意識)を確認しつつ、他国との良好な関係を築いてゆく必要があります。そのような資質をもった存在こそグローバル人材といえます。」(p.13)
育鵬社「公民」。「近年、時代や社会の変化を背景にして、家族のあり方も変わってきました。結婚していない働き盛りの男性や高齢者の単身者からなる単独世帯が増加しています。一方で、育児期の家庭では夫が仕事をして妻が専業主婦の夫婦が、現在も高い割合を占めています」(18) なんだこれ。
単身世帯は「結婚していない働きざかりの男性」と「高齢者」しかいないのかという感じの記述だし、「夫が仕事で妻が専業主婦の夫婦」が「現在も高い割合」といいつつ、数字は見当たらない。
「子どもを産み育てることは人間にとって喜びであり、その営みこそが次の世代、社会をつくりあげていきます。しかし、そのためには、自分本位の生活習慣から、家族の一員としての生活習慣への転換も必要です。」「少子化を克服するためには(中略).私たち一人ひとりの意識改革も必要です」(17)
と、意識問題にもっていかれている感。
シングルマザー家庭とかは華麗にスルーの育鵬社。
育鵬社公民「男女共同参画社会とは、男女のちがいを認めた上で、たがいに尊重し、助け合う社会をいいます」って定義違いませんかね。(65) そして「男らしさ、女らしさを大切に」というメッセージが。夫婦同姓についても「家族の一体感を保つはたらきをしていると考えられています」(67)
これは最悪すぎるニュースだ……。育鵬社の教科書は歴史修正主義、安部写真集、天皇賞揚と問題だらけだけど、もっとも嫌ななのは「伝統的な家族」をめちゃくちゃ押し付けて来て、それ以外のあり方を全否定しているところだよ。シングル、同性愛、養子、子どもいないカップルその他もろもろ全部……
— けい子 (@kei_00p) 2015, 7月 23
公民教科書の展示を見に行きました。育鵬社と自由社ともに天皇に関する記述の多さ、現政権の意向を記述する偏ったものになっています。写真の「天皇のお仕事」のページでは宮中行事を詳しく紹介、外国では天皇を元首扱いしている記述などの異様さです。 pic.twitter.com/VnhoeRpR0O
— 宮嶋良造 (@miyaryo7) 2015, 7月 9
安倍色が前面と話題の育鵬社の「公民」中学校教科書。人権の記述が、あまりにビックリな件。 pic.twitter.com/qn5PLyIJr7
— 吉岡正史 (@masafumi_yoshi) 2015, 7月 28
基本的人権について東京書籍の「人が生まれながらにして持っている人間としての権利」との記述に対し、育鵬社は「社会の秩序を混乱させたり社会全体の利益をそこなわないように戒めています」など社会秩序を重視する。:これ、自民党の憲法草案そのもの。個人より社会重視。お国のために、、、。
— はなちゃん (@mickhana) 2015, 7月 5
安倍首相が一番いいと支援する「育鵬社」の教科書を確認。大日本帝国憲法が「アジアで初めての本格的な近代憲法として内外ともに高く評価されました」と、大日本帝国憲法を賛美。2013年読売新聞世論調査の改憲すべき多数という世論結果を大きくのせ改憲を煽っている。率直に怖いと思いました。
— かばさわ洋平 (@ykabasawa) 2015, 7月 2
「育鵬社版には東京書籍版にある「立憲主義」「国民主権」「平和主義」がなく、逆に東京書籍版にない「憲法改正」があった。」→東京新聞:市の教科書採択、注視を 母親ら市民グループが学習会:神奈川(TOKYO Web) http://t.co/ZyAwb1U8GQ
— okasimon (@okasimon1) 2015, 6月 2
http://www.seihokyo.jp/seimei/2015/20150628-soukai2.html
(引用開始)
(1)基本的人権の尊重を蔑ろにしている
「基本的人権の尊重」の項目では、「憲法は、権利の主張、自由の追求が他人への迷惑や、過剰な私利私欲の追求に陥らないように、また社会の秩序を混乱させたり社会全体の利益をそこなわないように戒めています」(育鵬社公民p54)、「社会全体の秩序や利益を侵す場合には、個人の権利や自由の行使が制限されることもあります」(育鵬社公民p55)等と説明されている。あたかも、曖昧で抽象的な「他人への迷惑」や「社会全体の秩序」といったもので、権利や自由が制限されることを憲法が認めているかのような記述になっており、「侵すことのできない永久の権利」とした憲法11条に反するものである。
また、「国家と私たち」の項目では、「何か共通のものを軸にした「われわれ」という意識を、どこの国民ももっています。このような意識や国家への帰属意識、国の名誉や存続、発展などのために行動しようと思う気持ちを愛国心といいます」(育鵬社公民p180)と説明され、国家への帰属意識・国の名誉のために行動しようと思う気持ち等という特定の「愛国心」を誰もが持っているものとして記述されている。同じ頁には、「国を愛する気持ちを育てる必要性」について「必要だと思う79.8%」、「個人の利益よりも国民全体の利益を大切にすべきだ53.5%」という世論調査が取り上げられており、本文の記述とあわせれば、個人よりも国民全体の利益を大切にすることを内容とする特定の「愛国心」を持つことが必要であるかのような刷り込み・押し付けがなされていると言わざるを得ない。
さらに、その直後には、「それぞれの国の人々が、自国の国旗・国歌に愛着をもつのは当然のことです。」と記述され、「一般の家庭では国民の祝日などに国旗が掲げられ、喜びを表」すのが、「国際社会で通用する国旗・国歌への敬意の表し方」として取り上げられている。これは、国家への帰属意識を内容とする特定の「愛国心」を前提に、愛国心の在り方として国旗・国歌への愛着が「当然」として刷り込み・押し付けがなされているものである。
これらは、本来、国に対する気持ちという多様で個人の自由に委ねられる事柄について、ある特定の「愛国心」を一方的に押し付けるものであり、個人の尊厳(憲法13条)、思想良心の自由(憲法19条)に反するものである。
(2)国民主権に反する
国民主権について、育鵬社及び自由社は、国民主権よりも多くの分量を使って「天皇」について取り上げている。
自由社では「天皇はみずから権力をふるうことなく、幕府などそのときどきの政治権力に正当性をあたえる権威としての役割を果たしてきました。日本国憲法のもとでの天皇も、日本の政治的伝統にならった役割を果たしています」とされ、同頁には「歴史を通じて維持されてきた天皇の地位と役割」との文言も存在する(自由社公民p58)。
育鵬社では、天皇は「古くから続く日本の伝統的な姿を体現したり、国民の統合を強めたりする存在となっており、現代の立憲君主制のモデルとなっています」(育鵬社公民p51)と説明されている。
このような記述は、大日本帝国憲法から日本国憲法に変わり、天皇の地位が大きく変わったにもかかわらず、まるで、現在においても大日本帝国時代の地位が継続しているかのように扱うものであり、国民主権(憲法1条、憲法前文)に反する。
(3)平和主義に反する
太平洋戦争について、「アジア独立への希望」という小見出しのもと「日本軍の勝利に、東南アジアやインドの人々は独立への希望を強くいだきました」(育鵬社歴史p236)、「アジアの解放をかかげた日本は敗れたがアジアは植民地から解放され、独立を達成した」(自由社歴史p246)等と説明しており、侵略戦争を正当化するような記述になっている。
「平和主義」の項目では、「国民に国防の義務がない徹底した平和主義は世界的には異例」(育鵬社公民p56)とする一方、「戦後の日本の平和は、自衛隊の存在とともにアメリカ軍の抑止力に負うところも大きいといえます。」(育鵬社公民p58)と記述している。
日本国憲法は、戦争についての深い反省のもと、戦争や武力によらない平和外交を手段として安全保障を実現することを決意したのであり、上記の記述は日本国憲法が採用する平和主義(憲法9条、憲法前文)を蔑ろにするものである。
(引用ここまで)
「憲法改正の手続き」がやたら詳しい
育鵬社公民「社会権」について。「すべての国民に人間らしい生活を保障するためには、国が積極的にかかわる必要がある、という考え方から生まれた」(72)とした上で「社会権は国民が国に福祉的給付を求める権利であるため、外国人に保障されるものではありません」(73)だと。。
@yamtom @ishikawakz 社会権も、各人の所属する国によって保障されるべき権利であるが(中略)外国人に対して原理的に認められないものではない。(中略)法律において外国人に社会権の保障を及ぼすことは、憲法上何ら問題はないのである。(芦辺信喜「憲法」93年刊P.82)
育鵬社公民「外国人にも地方選挙権を認めるべきだとする意見もあります。しかし、憲法違反であって認められないとする有力な意見もあり、今でも議論が続いています」(69) 一つの意見だけを「有力」と書きつつ、その理由はわからないまま。
育鵬社公民。「理解を深めよう 人種差別をなくすために」の囲みコラムは、黒人差別、アパルトヘイトを扱うのみ。「世界の人権問題」は、チベット、ウイグル問題、アフリカ諸国での内線と人権問題。
育鵬社公民にまた戻ってみる。「政治参加の方法」として、チラシ配り、署名あつめ、講演会、パネル展示、デモ行進、住民運動への参加などを挙げているが、具体的な事例として写真がでてくるのが「北朝鮮による拉致問題の早期解決を求める署名活動」と「遺骨収集シンポジウム」というところがいかにも。
育鵬社公民、原発について。「原子力発電は放射性物質をあつかうことについて大きな不安がある一方、地球温暖化の原因となる二酸化炭素をほとんど出さず、原料となるウランをくり返し利用することで大きなエネルギーを安定的に得られる利点も指摘されています。」(p.200)(続)
原発続き「そのため、大量の石油等を輸入に頼る日本では重要なエネルギー源となってきました。しかし、2011年3月の東日本大震災の際に起きた福島第一原子力発電所の事故は、放射性物質による深刻な被害をもたらしました。200-201(続く
原発続き「この事故は日本だけでなく、世界各国の原子力発電のあり方にも影響をあたえ、各国でエネルギー政策全体を見直す議論が活発化しています。私たちは今回の事故の教訓を生かし、原子力発電への依存をできるかぎり減らしつつ、放射性廃棄物の処理問題や火力発電所の効率化(続く)
続き「安定して低コストにエネルギーを供給できる仕組み作り、地球温暖化対策などに取り組んでいかなければなりません。」(201) という記述になっている。微妙な記述だが、原発の利点のほうがマイナス面より記述分量が多く、「放射性物質による深刻な被害」の内容はよくわからない。
さらに「原子力発電への依存をできるかぎり減らしつつ」ということから、原発そのものをやめるという選択肢は示していないし、原発の利点として「地球温暖化対策」をあげていながら、最後にまたそれで終わるところとか、恣意的なものを感じてしまう。
ざっとみたところ、育鵬社公民教科書だけで、安倍晋三写真が11枚。もしかしたらほかに見逃しているのもあるかもしれない。
育鵬社の今回の「公民」教科書だと、安倍が首相に任命されたときから、選挙の応援演説し、国会で答弁したり、政府の会議に出席したり、国際会議で外国首脳と会談したり、、と、安倍晋三の活躍の様子をつぶさに写真で学ぶことができる。首相=安倍、という印象もさぞかし植え付けられることだろうと。
「どこかで見たことがあるような内容だな」。県立高校の元社会科教諭のHさんは自民党憲法改正草案を読みながら記憶をたどっていた。「そうだ。育鵬社の公民教科書に似ている」:時代の正体<144>採択の夏(中)教科書はいま 「自民改憲案に酷似」 http://t.co/RD6MT20H9q
— 早川タダノリ (@hayakawa2600) 2015, 7月 28
Author:秋原葉月
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