自民党の真性ファッショぶりをメモ
- 2013/12/09
- 19:00
石破幹事長が、大声のデモはテロと変わらぬとブログで発言したのはつい最近のことです。
(ちなみに石破氏は「テロ」文言を撤回、謝罪した、とされていますが、石破氏の訂正されたブログを読んでみると、「お上が良しと認めたデモだけが、やってもよいデモ」という彼の主張の神髄は一切変わっていません。つまり「誤解を与えたのならお詫びする」という典型的東大話法で、謝罪も撤回も全くしてないのです)
この石破発言に対し、神原弁護士が自民党本部に抗議の電話をした録音テープが公開されています。
必聴!!是非翻訳して海外にも!!
石破氏抗議に担当者が暴言
電話のやり取り録音(ノーカット版)
http://t.co/QwFZqpL96v …
— 秋原葉月 (@akiharahaduki) 2013, 12月 3
リンク先で是非ともお確かめください。これが天下の公党の対応かと(予想できていても)唖然とします。
@kambara7 テープ聞き直しました。こんな発言「官邸に集まっている方々要するにテロと言われても良いくらいの暴力的な、ね、そういう表現の自由を盾にやってる人たちっていうのはたくさんいるんですよ。あなた方が該当するのであれば、あなた方もそのひとつじゃないですか。」
— 弁護士神原元 (@kambara7) 2013, 12月 3
だいたいこんな感じの内容ですが、聞いてると同じはぐらかし、同じ繰り返しで途中からうんざりしてきます。
会話が成り立っていません。
いやあ、ホントに詐欺師か闇金のヤクザかって感じです。
だれがじゃ~
↓
どうしてじゃ~
↓
なにがじゃ~
↓
だれがじゃ~
↓
どうしてじゃ~
と、延々と話をループさせる間寛平さんの持ちネタを思い出したのは私だけw?
延々ループさせて相手をうんざりさせる「ネトウヨ話法」ですね。
このネトウヨ的対応をしたのが、こちらの猪俣氏と思われます。
覚えておきましょう。
どなたか自民党のこの対応を要約、翻訳して海外にも発信していただけないでしょうか。
で、抗議文は別途郵送されていましたが、それがどうなったかというと・・・
テロ発言抗議の件、続報です。自民党から抗議文が「受取拒否」で戻ってきました。市民を「テロ」と呼ぶのみならず、抗議も受け付けず、抗議文を返送してくる政党がこの国の政権党なのです。 pic.twitter.com/HeaKeGcXC7
— 弁護士神原元 (@kambara7) 2013, 12月 5
予告通り、受け取り拒否
国民の声を一切シャットアウトする政党に民主主義を語る資格はありません。
自民党のファッショぶりを示す妄言をもう一つメモ
この秘密保護法には国内の非常に多くの識者、団体のみならず、海外からも批判が沢山寄せられました。(「続きを読む」に12/5の東京新聞から抗議一覧の表を載せておきます。加筆予定)
国連人権弁務官からも批判がきたのを遅まきながらメモ。
国連人権高等弁務官、特定秘密保護法案に懸念
2013/12/3 0:30
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM0203J_S3A201C1FF2000/
【ジュネーブ=原克彦】国連のピレイ人権高等弁務官は2日の記者会見で日本の特定秘密保護法案について「秘密の要件が明確でない。政府がどんな不都合な情報も秘密に指定できてしまう」と懸念を表明した。「日本の憲法が保障する情報へのアクセスと表現の自由を担保する条項を設けないまま、急いで法案を成立させないよう政府と議会に呼び掛けたい」とも語った。
ピレイ氏は法案が衆院を通過したことについて「状況を注視している」と強調した。国連人権高等弁務官事務所は11月22日に、言論の自由などを担当する特別報告者2人が、告発者やジャーナリストへの脅威を含むとして法案に「重大な懸念」を表明したと発表していた。
国連が一国内法に対し批判するのは異例のことです。
秘密保護法はそれほどあってはならない弾圧立法であり、国際社会が日本が再び戦前のような国家に戻らないかを注目しているのです。
この国連人権弁務官の批判に対し、跳ねっ返りの武闘派(?)城内実氏がやらかしました。
「(ピレイ国連人権高等弁務官は)なぜこのような事実誤認の発言をしたのか、調べて回答させるべきだ。場合によっては謝罪や罷免(要求)、分担金の凍結ぐらいやってもいい」←キタコレ自民の城内実!是非とも国連および国際社会に伝えて下さい!!http://t.co/tkZmXQ8s2p
— 秋原葉月 (@akiharahaduki) 2013, 12月 6
毎日新聞のリンク先が読めなくなっているので、コピペを拝借
国会の内外で高まる特定秘密保護法案への反対論に対する自民党内のいら立ちが5日朝、党本部で開かれた外交・国防合同部会で噴き出した。矛先が向けられたのは「『秘密』の定義が十分明確ではない」と特定秘密保護法案に懸念を表明した国連の人権部門のトップ、ピレイ国連人権高等弁務官。
「なぜこのような事実誤認の発言をしたのか、調べて回答させるべきだ。場合によっては謝罪や罷免(要求)、分担金の凍結ぐらいやってもいい」。安倍晋三首相に近い城内実外交部会長は怒りをぶちまけた。ピレイ氏は2日の記者会見で「表現の自由に対する適切な保護措置を設けず、法整備を急ぐべきではない」とも語っており、議員からは「そもそも内政干渉」「弁務官という立場は失格だ」などと強硬意見が相次いだ。
うっわー・・言っちゃったよ・・
これって、アレですよね?
日本が1933年に当時の国連(国際連盟)を脱退して、一気に軍国主義ファシズムに突っ走り、戦争に突入していった歴史と全く同じですよね?
1923年 関東大震災
1925年 治安維持法制定
1933年 国際連盟脱退
そして、日中戦争、太平洋戦争へ
2011年 東日本大震災
2013年 特別秘密保護法制定
20xx年 国際連合脱退(?)
そして・・・
ショックドクトリンはいつの時代も健在ですね。
過去に学ばない者は歴史を繰り返す。
今の日本はすでに1930年代の「戦前」だということです
どんなに控えめに言っても、自民党は正真正銘のファッショ政党です。
自民党は、民主主義国家の公党として存在してよい資格は、ありません。

オリバー・ストーン監督が、「問題となっている日本の国家秘密法は醜悪な怪物であり、日本の『平和憲法』の終わりの始まりである」として、この記事を紹介していました。
→http://t.co/5KaMC3SyYf
(ニューヨークタイムズ) pic.twitter.com/OZzWlmU6E8
— sig_yok (@yoksig) 2013, 12月 7
ドイツはファシズムに敏感→ RT @1691S: @iwakamiyasumi《特定秘密保護法》ドイツの大手メディア、成立直後から大きな懸念を表明する報道を開始。報道の自由を制限するものとし、安倍政権の国家主義を厳しく批判。 http://t.co/WAQktSHB3b
— 星川 淳 (@HoshikawaJun) 2013, 12月 7
「特定秘密保護法」成立を報じる、リベラシオン紙7日付です。
http://t.co/I1RmaDlVxp
— jeanvaljean (@julesmicheletjn) 2013, 12月 7
明日の自由を守る若手弁護士の会: ツワネ原則発表のオープン・ソサエティ財団が“今世紀最悪”と声明発表 http://t.co/k7Xk3InkYN
— 秋原葉月 (@akiharahaduki) 2013, 12月 6
秘密保護法、海外メディアが速報 強い反対世論も紹介 - 47NEWS(よんななニュース) http://t.co/bXq1yIFsvy
— 秋原葉月 (@akiharahaduki) 2013, 12月 6
(後ほど加筆予定)
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