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中世以下
ほぼ軍事政権であった日本の中世はともかく、それ以前の平安時代には一時期。法的に死刑制度が廃止されていたと言われています。ということは、現代の日本の権力者の人権意識は中世以下どころか古代以下ということになりますね。
これは国際的にかなり恥ずかしい。
「もちろん、普通の人間は戦争を望まない。しかし、国民を戦争に参加させるのは、つねに簡単なことだ。とても単純だ。国民には攻撃されつつあると言い、平和主義者を愛国心に欠けていると非難し、国を危険にさらしていると主張する以外には、何もする必要がない。この方法はどんな国でも有効だ」byヘルマン・ゲーリング
奥西死刑囚 意識戻らず
毒ぶどう酒事件 弁護人ら「予断許さず」
1961(昭和36)年に三重県名張市で女性五人が死亡した名張毒ぶどう酒事件で、殺人罪などで死刑が確定し、裁判のやり直しを求めて最高裁に特別抗告中の奥西勝死刑囚(87)=八王子医療刑務所収容=の病状について、弁護人らが二日、名古屋市内で会見した。六月中旬に一時危篤になって以降、意識が無く人工呼吸器による延命措置が続いており、「危険で予断を許さない状態」になっている。
会見した弁護団長の鈴木泉さんと特別面会人の稲生昌三さんによると、奥西死刑囚は五月上旬続いて六月十九日に再び危篤状態となった。肺にたんが詰まったのが原因と見られ、人工呼吸器で空気を送り込む措置が取られた。翌二十日、医療刑務所の医師から、「人工呼吸器に頼る状態が続くと肺が硬くなり、機能不全に陥る」と説明を受けた。二十日の時点で「今後二~三週間がヤマ」と言われたという。
医師の説明だと、人工呼吸器の使用は苦痛を伴うため鎮静剤を投与。意識のない状態が続いている。稲生さんが直近で面会した六月二十六日も、意識が無く、呼びかけにも反応がなかった。今月二日、鈴木さんが医療刑務所に電話で聞いたところ、意識は依然戻らず人工呼吸器も外せていないが、肺の硬化は見られていないという。鈴木さんは「若干明るい材料だが、良くなってもいない。非常に心配な状況は変わらない」と話した。
奥西死刑囚は意識不明になる五日前の六月十四日、稲生さん宛に手紙を書いた。職員の代筆で「面会をお願いします」と記され、震える手で書いた自筆の署名と拇印が押されてあった。
稲生さんは「面会して何が訴えたかったのか。きっと最後まで、『自分は(事件現場とされる)公民館で一人になっていない』と言いたかったのだと思う」と説明。「最高裁は奥西さんの命あるうちに再審開始決定を出して欲しい」と訴えた。
Author:秋原葉月
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