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詐欺は心の遠隔操作
http://twtr.jp/dempax2012/status/352571028343500801
http://twtr.jp/dempax2012/status/352572786365038592
選挙運動の景気付けにじゃぱにーず・とらでぃっしょなる・ぱんくお囃子
土取利行(perc.)明治大正演歌百撰 ゆとべ
明治のプロテストソング 電車問題市民と会社
土取利行…演歌百選:http://m.youtube.com/watch?hl=ja&gl=JP&v=AR4br_yahj8
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**電車問題市民と会社
□(市民曰く) 天下の公道を利用して 不当の暴利を占め乍ら
尚飽足らで嘘をつき 値上げするとは太い奴
トコトットット
■(会社曰く) 雨の降る日も風の夜も あちらこちらへ乗り換えて
広い市中を乗り廻しそれで四銭ぢや安すぎる
トコトットット
□ 勝手な無駄口[牟田口は社長]きくよりも 外国[よそ]の電車の例を見よ
安くて広くて清潔で 人をひき殺すこともない
トコトットット
■ 我利我利亡者と呼ばれよが 詐欺よ泥棒と罵られよが
痛くも痒くもありゃしない カネになりさえすればよい
トコトットット
□ 市民の権利を踏みつけて すむと思うか間抜けども
なんぼ大きな会社でも 市民を除けば客は無い
トコトットット
■ 三社合同したからは もはや動かぬ大資本
素直にして居ちゃ癖になる ぐずぐず吐かせばまた上げる
トコトットット
□ 市民が不乗総同盟すれば会社は立ち行かぬ
会社がぶっ潰れりゃ汝等も 可愛い妾をかこはれぬ
トコトットット
■ 反対なんぞと騒いでも まるで蚊の泣く様なもの
75日が関の山 実に市民は馬鹿ばかり
トコトットット
□ 野次馬騒ぎや投石が、無くなりゃそのまま泣き寝入り
などと市民を馬鹿にするハラ(内務大臣原敬)の黒さよ愚かさよ
トコトットット
■ 何のかんのと騒いでも カネの力は強いもの
去れよ弱虫めくら共 汝等の名前は市民なり
トコトットット
□ 不義の暴富を鼻にかけ 時を笑顔のでくのぼう
金の奴隷よ意気地なし 汝等の名は社員なり
トコトットット
□ 狭い車内へドンドンと無闇に客を詰め込んで
歳暮の鮭ではあるまいし つるべぶらんこさしておく
トコトットット
□ 辛い勤めも金ゆえの 車掌や旗ふり運転手
日給はいつも居座わりで 高くなるのは株ばかり((添田1963: p.116))
トコトットット
□ 名誉名誉と煽てあげ だいぢな伜をむざむざと
砲(つつ)の餌食に誰がした もとの伜にしてかへせ((添田1933: 復刻版 p.231))
トコトットット
歌詞: 不知山人
曲: 『ラッパ節』添田1963: p.111 楽譜を参照
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【参考文献】
添田1963: 添田知道『演歌の明治大正史』岩波新書旧青501 1963/10/21 p.116
添田1933: 添田唖蝉坊・知道著作集別巻『流行歌明治大正史』(刀水書房1982/09/30) = 春秋社 1933/11/20 復刻版 p.231
添田1967: 添田知道『生活史叢書14 / 演歌師の生活』雄山閣 1967/09/30 p.100
社会主義喇叭節 唖然坊「私は党といふ字が嫌だつたが…」
土取利行明治大正演歌百撰 http://m.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=oJZ_FCqeVQc
アゼンボウ2009[ラップ対小沢昭一]
http://m.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=ullxGkvjFFs
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□社会党ラッパ節
華族の妾のかんざしに ぴかぴか光るは何ですえ
ダイアモンドか違ひます 可愛い百姓の膏汗
当世紳士のさかづきに ぴかぴか光るは何ですえ
シャーンペーンか違ひます 可愛い工女の血の涙
大臣大将の胸先に ぴかぴか光るは何ですえ
金鵄勲章か違ひます 可愛い兵士のしやれこうべ
浮世がままになるならば 車夫や馬丁や百姓に
洋服着せて馬車に乗せ 当世紳士に曳かせたい
待合茶屋に夜明しで お酒が決める税の事
人が泣かうが困らうが 委細構わず取立てる
お天道様は目がないが たまにゃ小作もしてごらん
なんぼ地道に稼いでも ピーピードンドン風車
名誉名誉とおだてあげ 大切な伜をむざむざと
包[つつ]の餌食に誰がした 元の伜にして返せ
子供の玩具[おもちゃ]じやあるまいし 金鵄勲章や金平糖
胸につるして得意顔 およし男が下がります
あはれ車掌や運転手 15時間の労働に
車の軋るそのたんび 我と我身を削いでゆく
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不知山人がソシアリズムをかみしめているうちに、その機関誌『光』がラッパ節の替歌を出した。これを機縁に堺枯川と握手をする。そして『社会党ラッパ節』ができる。……この頃から俳号であった唖蝉へ、坊をつけて名のるようになった。
『演歌の明治大正史』刀水書房 1982/11/30 p.131
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私は堺枯川を元園町に訪ねた。敬う気持ちがあったが、着流しに兵児帯を無雑作に巻きつけて、「わたし、堺です」と出て来た、その初めての印象がよかつた。其の時氏は「家庭雑誌」をやつていたが、一方新聞に、ラッパ節の替歌を募集したが思はしくないので、私のを入れたいといふのであつた。私はラッパ節を新作した。社会主義喇叭節と題したら、社会党喇叭節の方がいいといふので、私は党といふ字が嫌だつたが、それに従つた。
『唖然坊流生記』大空社 1996/04/26 = 那古野書房 1941/02/28 復刻 = p.192
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添田唖蝉坊 労働問題の歌 **祝** 東京新聞 2013/07/08 「添田唖蝉坊 演(説)歌社会を斬る」 掲載(関東地方限定) 河豚食ふて 北を枕に寝たりけり … 茅ヶ崎市 長福寺 句碑
土取利行の明治大正演歌番外地 http://m.youtube.com/watch?hl=ja&gl=JP&v=yC8UHtH1YuU
津田耕次(河内音頭版) http://m.youtube.com/watch?hl=ja&gl=JP&v=hgyDy_wXnuI
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**労働問題の歌**
あちら立てればこちらが立たぬ 両方立てれば身が立たぬ
社会の風潮日に荒む 労働問題研究せ研究せ
物価が高いから賃金増してくれと いふてる間に物価がまたあがる
社会の風潮日にすさむ 労働問題研究せ研究せ
[((土取利行さんの演奏では省略))]手をつなぐ手をつなぐみな手をつなぐ つなぐ労働者の 手と手と手
社会の風潮日にすさむ 労働問題研究せ研究せ
労働者の力は大したものよ 寝ていてこの世を闇にする
社会の風潮日にすさむ 労働問題研究せ研究せ
資本家の腹のなかどのくらい黒い 工場の煙よりまだくろい
社会の風潮日にすさむ 労働問題研究せ研究せ
会社そまつに身を大切に 以心伝心サボタージュ
社会の風潮日にすさむ 労働問題研究せ研究せ
犬が吠えるとて魚の骨投げて 投げて誤魔化す 温情主義
社会の風潮日にすさむ 労働問題研究せ研究せ
大正8年(1919)
(唖蝉坊詞・曲)
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出典 … 添田知道『演歌の明治大正史』岩波新書 → 『演歌の明治大正史』刀水書房 1982/11/30 p.240 楽譜 p.242
関連情報
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1589
20ミリ避難基準の転換を〜国連勧告の受け入れ求め緊急集会
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1592
慰安婦問題についても、いいまとめがありました
2013/06/24 【IWJブログ:「慰安婦は合法」の詭弁!安倍内閣閣僚の歴史認識を問う】
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/86615