コメント
無知は罪ってこういうことか。
彼らはそれがどういうことか、その言葉がどれだけ人をその尊厳を傷つけるかわかっていない。
まあ我が国の首相からしてそういう人間なのですから熟々我々という国民もどうしようもない訳ではあるけど。
でもこういうことって他にも身近にある気がして、自分も日々気が引き締められもする。
他人事じゃない。
何が違うの?
戦前の判例解釈では、娼妓の契約を売春に従事することを約束させる契約(娼妓稼業契約)と前借金に関する契約に分け、前者は公序良俗に反するので無効であるが、後者の金銭貸借契約は前者が無効になっても有効性を失わないという、ややこしい理屈で、このような人身売買契約を容認していた。
http://nagaikazu.la.coocan.jp/2semi/nagai.html
厳密には合法と言っていいのかは分かりませんが、誰も罰されず、誰も救済されなかったことは確かではないでしょうか。本人の意志に反してその身体を拘束し、労働を強制するのですから、これは奴隷と言っていいと思います。その労働は兵士への性的サービスですから性奴隷ですね。日本は当時人が奴隷にされる社会であったわけです。その1世紀前ならいざ知らず、もうその当時は国際的に人を奴隷にすることは許される事ではなかったと思います。他の国とどこが違うのかと言われたら、そこが違いだったかも知れませんね。
被害者である自覚の否認
今、誰かが叫んでる内容ソックリで笑える
http://d.hatena.ne.jp/dempax/20130127
責任の所在追及出来ないのは、人権感覚以前の問題なのだろう
国益とやらへ身を任せるのは、いいかげん止めろ
大変感銘を受けました
ですから、この記事が単なる「橋下」ネタと勘違いされないためには、タイトルの「橋下氏は」という部分はない方がむしろいいかもしれませんね。
○○君がやってたから
橋下に限らず、「他所もやってる(た)じゃないか」とか言う手合いを見るにつけ、私は嘉門達夫のある歌の一節(『小市民』だったかな?)を思い出します。確か、こんな感じ・・・
(悪いことをして先生に叱られている小学生)
先生:なんであんなことしたんや
生徒:山田君がやってたからです
謝罪も償いもしていないのに、「どうして日本だけなんだ、みんなやったじゃないか」と他所をとやかく言う資格はありません。
(ちなみに、オチは「ほな、山田が死んだらお前も死ぬんか!」とかいうようなものでした・・・)
賠償金の為に都合良く話している可能性は?
私も性的虐待を受けていたので、
辛い気持ちはわかりますが
韓国がベトナムでした事
アメリカが占領中ばかりではなく現在も沖縄県民にしている事
戦争に関わった国の全部がおそらくしている酷い事
日本とドイツは国家が関わっていたから責められる?
そんな理屈が通るとでも?
こちらのブログを読んでいると疑問符ばかりです
人の証言だけで証拠も無しに犯罪者扱いできるのなら
裁判所は必要ないですよね???
原爆は懲罰発言に多くの
韓国人が賛同してるそうです
その事に何かご意見は?
此方にも同じ内容で/宮武外骨の霊言
http://d.hatena.ne.jp/dempax/20110417
何か主張したオツモリなのかしらん?
そーっと近付いて、書き込んで走って逃げる、放課後の遊びみたいなのかしらん?
ワガラン?
今日は検査入院1日コースで暇だから、芸能ネタ連発する積もりなのに …… ムスタキ、石原慎太郎←御笑い系芸能チキン、さあ次は誰でいこう?
すぐ上の“蛇にペディキュア”さんのコメントをお読み下さい。
あなたの発言は、かつて朝生で小林よしのりが言った事と全く同じです。しかも辛淑玉さんを前にして。
「要するにお金が欲しいんでしょ!そう言いなさいよ!」
(この話は佐高信さんの「政経外科」に出ています)
もっと多角的な視野を
円錐を横から見るか、下から見るかで、三角だったり、丸だったり、同じものが異なってみえてきます。
被害者の主張というのは感情的なものであり、
それを受け入れることは、加害者に対する罪悪感を植え付けるに十分なものであるけれども、
その被害者の感情が、どういう背景から形成されてきたかということも見ておく必要があります。
韓国が反日国家であり、日本に濡れ衣をきせても構わないと国民的世論があること、
そういう背景の中で証言が形成された疑いがあること。
もうひとつ知らなければならないのは、
韓国が女性差別が酷い国であり、朝鮮戦争やベトナム戦争で、日本軍がやったとされる悪事よりよっぽどおぞましい犯罪を犯していること、それを隠蔽しようとしていること。
こういったところで日本軍の悪行を非難する人は、
ライダイハンの子どもたちのことを知ってください。
あなたの言っているのは真実に非ず、“正義”です。
それならば米軍にはアメラジアンについて謝罪と、将兵個々人には養育費などの然るべき補償をしてもらいましょう。
日本にもアメラジアンが何人もいます(著名どころではアジャ・コング、羽賀研二など)。
甚だしい例では赴任先に現地妻を作り子まで儲けたのに(二重結婚)、異動に託けて養育放棄した人までいます。
……しかし何でネットウヨって、「日本だけじゃないだろ!韓国だって!」的コメばかりなのかねぇ。
私は他の国もしていたから日本も許されるなんて
思ってませんよ。
ちゃんとした証拠を出しなさいと言ってるだけです。
本人の証言だけで通ると考えてる人達がいる事にビックリしてます。
パチンコマネーにやられてる
小林よしのりと同じかは良くわかりませんが
私は韓国人を許しません。
人の意見は色々
こちらのブログは韓国寄りの偏ったブログと感じたので
私の意見を言ったまで。
偏っていないと言うなら
それはそちらの勝手。
コメントを承認したので
排除している訳じゃないみたいですね。
>区間快速様、のらみ様、偏ったブログ様
「日本軍性奴隷(従軍慰安婦)について参考資料をメモ」
http://akiharahaduki.blog31.fc2.com/blog-entry-855.html
橋本発言以降のマスメディアの表層的な報道、ネットの伝言ゲーム、ゴー宣、
2ちゃん、ニコ動、ヤフコメ、まとめサイト、「だってみんなそう言ってるもん」ではなく、
専門の歴史研究者の書籍や論文や資料や、それに基づいた解説を読んでください。
証言だけではダメだとか、よその国もやってるとか、もう聞き飽きています。
それでツッコミを入れた気になっているなら「トップランナー気取りの周回遅れ」というやつです。
「証言を鵜呑みにしてるだけだろう」と思っている時点で、基本レベルの知識もないのが明らかです。
はじめまして。
> ○○君がしてたから?
> 私は他の国もしていたから日本も許されるなんて
思ってませんよ。
> ちゃんとした証拠を出しなさいと言ってるだけです。
はい、ここまでほぼテンプレ通りにいただきました。
なのでこちらも定型通りに返させていただきます。
ではどうして韓国のお話を持ち出されたんですか?
「ちゃんとした証拠を出しなさい」とおっしゃりたいだけなら必要ないですよね?韓国の話で「慰安婦」問題を相対化し、あわよくば相殺したいという欲求がダダ漏れですよ。
ドロップさんもおっしゃっていましたけど、あなたのような意見はありふれているんですよ。そしてそれは「トップランナー気取りの周回遅れ」でしかありません。
> のらみさん
はじめまして。
> 韓国が反日国家であり、日本に濡れ衣をきせても構わないと国民的世論があること
それどこ情報ですか?ネットで誰か言ってたとかそういうのは勘弁してくださいね。
で、あなたの中でかつて日本が朝鮮半島を植民地支配していたという歴史はどのように位置づけられているんでしょうか?
時々いらっしゃるんですけど、「韓国が反日だから」とおっしゃる方はなぜかこの歴史を無視するか忘れておられるかどちらかなんですよね。韓国や、あるいは中国から日本に対する反発が生じるのは植民地時代や侵略戦争を正当化する政治家の発言や行動(靖国参拝とか)がある場合がほとんど(あとは領土がらみですかね)ですよ。それを見ずに韓国や中国の反応だけ見ているから、わけもなく「韓国が反日」のように見えているだけです。
トップ気どりの周回遅れ?
いちいちケンカ腰なところが
いかにも…
他人の意見は一切聞かず
自分の考えを押し付ける
方みたいで…
あれを読め
これを読め
読んでみたけど
考えは変わらないです。
水掛け論は嫌いなので
もう終わりにします。
たまには他のブログでも覗いてみようと思い
色々廻っていて
ここのブログの偏り方に
ちょっと意見したくなったんですけど
無駄だったみたいです。
永遠に…
在日朝鮮(韓国)人
韓国人とは相容れないです。
偏った(略)さんへ
いかにも…
>>他人の意見は一切聞かず
>>自分の考えを押し付ける
方みたいで…
その言葉全て貴方に返ってますよ。
それにそもそも、「偏ったブログ」なんてハンドルネームや、終始質問攻めで他の方の意見に耳を傾けもしない態度もどうなんでしょうか。
あげく反論出来なくなったら、今度は意見者自身のことを責めだす。
もちろん喧嘩はそれに応じた方も瑕疵が大いにありますが、少なくとも貴殿にお返事して下さった方のコメント内容を見るにつけ、決して無闇に不必要に相手の怒りを誘うようなものには思えませんが。
まあ私の主観など大した問題ではないでしょうが。
それから最後に、「意見を聞け」と仰るなら、まず自分から先に相手方の意見に耳を傾けることが大事です。
だのに自分の意見だけを好き勝手述べて、「さあ俺の意見を聞け。聞くべきなんだ」ではお話しになりません。
縄文時代から始めて日中・太平洋戦争直前で終わり(時限数の関係で)、後は現代社会、政経公民。
近現代史が丸ごと脱落してる。
これで近隣諸国と歴史認識の共有なんか出来るわけがない。根本的に見直さなきゃだめ。
“ゆとり教育改善”だとか片腹痛い。
(私も実際、日本史の授業は日中戦争前夜で終わらされました)
【韓国人とは相容れない】おぼっちやま へ
政治家の皆さん、国民にまで恥をかかさないでください。
橋下・日本維新の会共同代表:慰安婦発言 オランダでも抗議 慰安婦支援者、大使に書簡
毎日新聞 2013年05月24日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/news/20130524ddm002010113000c.html
オランダ人慰安婦事件というのはこちらのことです。
Wikipedia.白馬(しろうま)事件
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E9%A6%AC%E4%BA%8B%E4%BB%B6
インドネシアのオランダ人民間人抑留所の中から若い女性を選び出して慰安所に連行、監禁の上、3年半にも渡ってレイプし続けたという事件です。
また、こちらは日本が一時占領していたアメリカ領グアムで起きた現地女性の誘拐、監禁、レイプ事件です。
在韓広島人、ハムニダ薫さんの、2007年のエントリー
「日本軍はアメリカ人女性も慰安婦にしていた」というニュース http://hamnidak.exblog.jp/6167961/
どちらも将校クラスの日本軍人が連行に直接関与したとして、オランダの慰安婦の件では裁判でも有罪判決を受けています。日本人の多くが知らなくても、おそらく、欧米では知られた話なのでしょう。これから類推して、欧米世界の人々が日本軍がアジアでも同じことをやったと思うのも無理はないでしょう。到底、「慰安婦は事実ではない」などと言って通用するような話ではありません。
慰安婦を事実では無かったと思いたい人たちは、オランダ人女性やアメリカ人女性も日本軍の慰安婦にされていたことを知らない人が多いようです。もしかしたら、橋下市長や西村氏、まさかとは思うが、平沼氏も知らなかったのかもしれません。だから、あんな発言が出来たのでしょうか?(石原氏や安倍氏はどうなんでしょう?)
上記、Wikipedia 白馬事件より
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概要
オランダの軍事裁判の報告を調査した吉見義明によれば、
当時スマランには既に慰安所があったが、性病の蔓延から新たな慰安所の設置が計画された。慰安所設置を要請された幹部候補生隊長は、慰安所には自由意思の者だけ雇うようにというジャカルタの第16軍司令部のガイドラインを無視した。(ガイドラインは未発見であるが証言やスマトラの第25軍の類似の通達からそのように考えられている。)
複数の将校と慰安所業者は、ハルマヘラ抑留所、アンバラワ抑留所、ゲダンガン抑留所から17歳から28歳の合計35人のオランダ人女性を強制的に集め、スマラン市内のカナリ通りの建物で日本語で書いた趣旨書への署名を強制した後、スマランの4つの慰安所(将校倶楽部、スマラン倶楽部、日の丸倶楽部、青雲荘)に連行した。
3月1日から営業を始め、女性達は毎日強姦された。給料は払われず、暴行され、その上、性病を移された者、妊娠した者がいる。週に1度医師の身体検査があったが、充分な治療はほとんど行われず、医師が強姦することさえあった。
しかし自分の娘を連れ去られたオランダ人リーダーが、陸軍省俘虜部から抑留所視察に来た小田島董大佐に訴え、同大佐の勧告により16軍司令部は、1944年4月末に4箇所の慰安所を閉鎖した。(小田島大佐の視察は、事件と前後して抑留所の管理が軍政監部から現地軍司令部に移管したためのものである。)しかしながら、日本軍は、当事者を軍法会議にかける事も処罰も行なわなかった。
終戦後の1948年、バタビア臨時軍法会議でBC級戦犯として11人が有罪とされた。罪名は強制連行、強制売春(婦女子強制売淫)、強姦である。有罪者は、軍人および慰安所を経営していた日本人業者等であり、責任者である岡田慶治陸軍少佐には死刑が宣告された。また、中心的役割をはたしたと目される広島県生まれの陸軍大佐は戦後、日本に帰っていたが軍法会議の終了前に自殺した。裁判では、慰安婦にされた35人のうち25名が強制だったと認定された)。
としている。
一方、オランダ人女性の強力な抵抗により若い女性が連行されることを防いだ抑留所(スモウォノ・バンコン・ランペルサリ)もあった。年上の女性たちが志願することで、若い女性が助かった事例もあった。また、以前に日本人と関係があった「道徳観念に乏しい」女性達のリストを作り若い女性の身代わりとさせたケース等もあり、これらの身代わりとなった女性は「志願者」と呼ばれた(この件では戦犯裁判で無罪)。
1994年のオランダ政府の報告書では、インドネシア各地の慰安所で働いていた200~300人のオランダ人女性のうち少なくとも65人は絶対確実に(most certainly)強制売春の犠牲者だったとされている。
1990年に対日道義的債務基金(JES)が結成され、日本政府に対し、その法的道義的責任を認めて一人当たり約2万ドルの補償を支払うよう求める運動が始まった。これに対し日本政府は、アジア女性基金により総額2億5500万円の医療福祉支援を個人に対して実施し、2001年オランダ人女性に対する「償い事業」を「終了」した。
しかし2007年、オランダ議会下院で、日本政府に対し「慰安婦」問題で元慰安婦への謝罪と補償などを求める慰安婦問題謝罪要求決議がなされた。2008年に訪日したマキシム・フェルハーヘン外相は「法的には解決済みだが、被害者感情は強く、60年以上たった今も戦争の傷は生々しい。オランダ議会・政府は日本当局に追加的な意思表示を求める」と述べ、日本側の償い事業の継続を求めた。
また同2007年、米国議会での慰安婦聴聞会にこの事件の被害者・証人としてたったジャン・ラフ・オハーン(ジャンヌ・オヘルネとも表記)は、 当時19歳だった42年、日本軍占領後、収容所に入れられ、「日本式の花の名前が入った名前を付けられ、髪が薄い日本軍将校が待つ部屋に連れて行かれた。 彼は刀を抜いて‘殺す’と脅した後、服を破り、最も残忍に私を強姦した。その夜は何度強姦されたか分からない」「一緒に連行されたオランダ人少女らと3年半、毎日こうした蛮行にあい、飢えて苦しみ、獣のような生活をした」と証言し、「日本は95年にアジア慰安婦財団を作って私的な補償をしたというが、これは慰安婦に対する侮辱」とも主張。 「日本は政府レベルで残虐行為を認め、行動で謝罪を立証しなければならず、後世に正しい歴史を教えなければならない」と求めた。 「日本人は私たちが死ぬのを待っているが、私は死なない」とし、日本が正式に謝罪するまで闘争を続けるとした。
------(引用ここまで)------
ためしに " Netherlands Japanese army Comfort women "で検索しただけでも886,000件、" Netherlands Japanese army Sex Slaves "では、1,240,000件の英文記事が出て来ました。(ちなみに「オランダ 日本軍 慰安婦」 では72,100件でした。)“Guam Japanese army Sex Slaves " では245,000 件です。
先だっての猪瀬都知事といい、口を開けば「日本人はもっと国際化せねばならんとです!」みたいなことばかり言うお偉い方々ですが、こうしたことも知らずに暴言を吐くというのは、国内でよほど甘やかされているから(特にマスコミに)としか言いようがありません。
己の無知から、政治家として(男として、人間として)“自爆”するのは勝手ですが、国民すべてにまで恥をかかさないでほしいと思います。日本は民主主義国ということになっていますので(最近、ちょっとあやしいなとは思っていますが)、不誠実で反省のない政治家を選んでいるのは、結局、私たち国民だと思われるのですから。
訂正
誤・これから類推して、欧米世界の人々が日本軍がアジアでも同じことをやったと思うのも無理はないでしょう。
正・これから類推して、欧米世界の人々が日本軍が他のアジアの国々でも同じことをやったと思うのも無理はないでしょう。
>偏ったブログ 様
>本人の証言だけで通ると考えてる人達がいる事にビックリしてます。
“オーラルヒストリー”をご存じない、貴殿に、わたくしめ、驚愕しております。(笑)
“オーラルヒストリー”とは、歴史研究のために関係者から直接話を聞き取り、記録としてまとめること…であり、主に欧米諸国で1990年代以降、学術研究における文献の存在しないものの代替資料(史料)としてや、裁判などの証拠能力等としての“価値”が認められているのです。
偏ったブログ 様…、こちらの類い稀なる優れたブログの各エントリー(アーカイブ)をわたしと一緒に熟読しましょうよ…、きっと貴殿の様な、『偏ったお考え…』等が、まともなものに、是正されることが確実だと思いますよ。冗談じゃなく、本気で、貴殿にお奨めしています。きっと貴殿の生涯の“知的財産”となること、請け合いです。( v^-゜)♪
偏ったブログさん。
要するに、自分は韓国人が嫌いだから認めたくない。ただそれだけのことでしょう。こんなものは「意見」とは言わない。
読んでみたけど 考えは変わらないです。>あなたには始めから「考え」などというものは無い。
ただ、単に自分の好みに合うか合わないかだけだ。これは三歳児と同レベルの心性だ。
「清郷隊」
実は、橋下氏についての御意見を、私のブログで、少し引用させていただいたことがあります。
私も、「従軍慰安婦」なる存在について、東南アジア各国での事例を挙げて紹介してきておりますし、橋下氏のような「証拠を出せ」一辺倒の意見には大いに批判的立場ですが、こちらさまと、すべてにおいて同じ考えかたではないと思いますし、一応「日本人」のうちに入れられていたという当時の朝鮮の人々と、それ以外のアジアの人々とを、まったく同様に考慮して妥当なのかどうかとか、戦争の初期と末期での情況の違いとか、難しいところだと思っています。
それでも、「管理売春」自体で、完全な糾弾の対象になることは間違いないことと承知しております。
それにしても、米軍基地の兵士の性犯罪に、地元民が巻き込まれていることについて指摘したかったのだというはずが、どんどん、変な方向に向かって走り出してしまいましたね。
このエントリーを拝読させていただいた今回、私が初めて知ったのは、
「清郷隊(地元の住民により組織された日本軍に協力した武装組織)」という組織のことです。
なぜ、こういうことになるのかと思い、単に日本人だけの犯罪であったとされる以上のショックを覚えました。
興味深く読ませてもらいました。
だいたい日本を比べる時はドイツを持ち出しますが、
ドイツがどう責任取ったのか教えて欲しいですね。
慰安所という呼び名は国際的には通用しないですね。
売春宿と呼ぶべき。
ドイツが売春宿にいた売春婦にどう責任を取ったのか
知りたいです。
他の国々、アメリカやロシアや韓国や韓国が
戦争中の売春宿にいた売春婦にどう責任を取ったのか
知りたいです。
>日本人 様
>ドイツがどう責任取ったのか教えて欲しいですね。
以前、聞いたことがあるんですが、ドイツは、ヒトラー率いるナチスの咎(トガ)としながらも、ユダヤ民族の方々を大量虐殺した大罪の戦後補償として、国家として、日本円換算で、約6兆円を充てたそうです。( v^-゜)♪
>日本人様
私も日本人の一人として申します。
秋原さんのエントリーにもあるように、戦時中に軍や国家の管理の下で慰安所を設け、強制売春を行わせた例は、現在のところ、過去のドイツと日本でのみ確認されているそうです。(上にある秋原さんのエントリー本文を読み直してみてください)
>国家が犯罪を行ったのですから、国家が責任をとらねばなりません。
>当時日本とドイツだけが国家による管理売春を行っていましたが、これほど大規模な性奴隷制度を国家が取り仕切って行ったのは日本だけであり、その悪質さは比類がありません。
ナチスドイツ下の「慰安所」についてはこちらのドイツ在住のジャーナリストの方のブログが詳しいです。
明日うらしま 在ベルリンジャーナリスト・梶村太一郎の反核覚え書き
橋下市長の「慰安婦必要」発言は強盗の居直り説教に等し/ナチスの強制売春施設研究の紹介
http://tkajimura.blogspot.jp/2013/05/blog-post_16.html
強制収容所内の作業の「生産性」を上げるために男性収容者への「報償」のひとつとして、特定の女性収容者との性交渉が与えられたそうです。軍隊の兵士向けのものではありませんでした。この点で、日本軍の慰安所とは大きく異なります。もちろん、人間に対して、まるで「家畜」のような扱いをしているわけで、これ自体、たいへん非人道的な制度であったでことには変わりありません。ナチスがユダヤ人・他の人々に犯した非道な犯罪の一つと言えるでしょう。(よく考えると、日本軍の慰安所創設の「発想」や、米軍に風俗を勧めた橋下氏の言葉だって、個々の女性や男性の人格を尊重せず、「効率」を上げるためにその集団としての「性」を管理しようという点では、こちらと変わらないような気もします)
しかし、事の性質上、この事実が世間に知られたのが遅かったらしく、ごく近年のことのようでした。(上記ブログの梶村氏によれば、「これについては若い研究者が10年をかけて追求し、2009年に学位論文ととして出版されたおかげで、全体像を知ることができます」とのことです)だから、この事柄に対して、何かの対応が出るとしてもこれからかもしれません。一方で日本の慰安婦問題が世間で言われ、調査もされるようになってからどれくらい経つでしょうか?(たしか河野談話の前には政府機関による調査もあったわけですが)
そもそも、被害者が門口に来て謝罪してほしいと言っているのに、「俺と同じことはあそこに家の人間もやった、あっちのあいつもやった。なぜ俺だけが謝らなければならん?」と開き直るのは正しい態度でしょうか?
私はここで、他国がどうこうと持ち出すこと自体、卑怯だと思っています。私は日本人の一人として、海外から日本の代表者と見做される政治家の皆様には、これ以上、そのような卑怯未練なまねはしていただきたくありません。
要するに、自分の信じたくない事象は認めたくないんですね。
そして正当化の為に、外国の解決済みの物事を持ち出す。毎度の話ですが、全く見当違いの「日本だけじゃないだろ!**だってやってるだろ!」。
ワイツゼッカーの言葉「過去に目を閉ざす者は、未来に対してもまた盲目となる」を、改めて肝に銘じたいものです。
日本が取るべき責任とは、石原・橋下・中山のような人物がもてはやされない社会、「WiLL」「撃論」「正論」のような雑誌が掃けない・売り物にならない社会を作る事です。
お返事ありがとうございます。
亡くなった方は受けとることは出来ないのですから、
残された家族が受け取ったのでしょうか。
それともドイツは世界中にいるユダヤ民族に対して
賠償金を支払ったのでしょうか。
被害にあったユダヤ人は今でもドイツ政府から
戦争中にあったことに対して謝罪と賠償金を取ることは
可能なのですか?
携帯からなので改行がおかしかったらすみません(笑)
連投すみません
日本もドイツに見習って戦争被害者の方々に謝罪や賠償するとよいですね。
ただ日本は過去に謝罪と賠償をしている。
国と国では経済的な援助もしている。
なのに被害者からさらに要求されるのはユスリタカリとかわらないのではないのか?
というのが私の正直な感想なんです。
日本はドイツを見習い韓国はユダヤを見習えば良いのでは。
それともユダヤ人はいまだに過去のことをネタにして謝罪と賠償を求める記者会見なんてやるのだろうか。
また、韓国では日本の謝罪と賠償や経済的援助を
正しく報道されてないから、韓国世論が敵対的になるのではないのでしょうか。
秋原さんも、承認すべきではないと思います。
こういう連中のやっている事は単なるディベートです。ああ言えばこう返す。見ていて不快です。
ASさん,日本人さん(江川紹子さんのインタビュー記事)
日本人さんの「慰安所を売春宿と呼ぶべき」などの発言は,確かにご自分の無知・不勉強をさらしていて,本当に(読んでいる方も)恥ずかしい限りですが,でも唯一,彼の最後の部分の記述
>また,韓国では日本の謝罪と賠償や経済的援助を 正しく報道されてないから、
>韓国世論が敵対的になるのではないのでしょうか。
は,江川紹子さんのインタビュー記事を読むと,理があるかもと言えそうかと思いました。
→http://bylines.news.yahoo.co.jp/egawashoko/20130525-00025178/
この記事は,大村保昭・元東大大学院教授へのインタビュー記事です。
大村先生は,村山内閣当時(1995),戦時中に日本兵相手の慰安婦となった海外の被害女性への償い事業を行うための財団法人・アジア助成基金の呼びかけ人兼理事だった方だそうです(インタビュー記事の中に書いてあります)。
この記事の中の,後半の
・『総理の手紙』と
・『日本が誇るべきこと,発信すべきことは何か』
の部分,ASさんはお読みになられましたか。(なられてたらエラそーなこと申し上げてごめんなさい!)
日本の歴代総理が被害者宛に謝罪文を書き,それを被害者個々人に渡した事実などはあまり知られておらず,現在報道もされないのですが,これがあまり評価されていない,そのことの日本の発信が少ない,韓国で知られていないことなどの過去のツケが回って来て,現状があると書かれています。
あ,同じところには,次のようにも書かれています。>がインタビュー記事からの引用部分です。
ココは特に「日本人」さんに読んで頂きたいんですよ!
>強制を示す文書がないから強制もなかったというのは、実にナンセンスです。
>文書は証拠の1つであって、あれだけ地域も年齢も境遇も違う人たちが、細部では異なる点はあっても、大筋のところで話は一致してるわけです。
>これは証拠がない、というのとは違う。文書がないから事実がないことにはなりません。そもそも、そんな文書を作るはずもない。
日本人さんに読んで頂きたいのは,もちろん,この引用部分だけではないですよ…
あなたがこのリンク先を読んでないことは,先のコメで明白なので(ドイツの基金のことも書かれていますが,あなたはドイツのことはご存知ないようだったから)…ココだけでなく,記事は全部読んで下さい。
そして,慰安所=売春宿などという恥ずかしい認識は,撤回して下さい。
(でも読まないかもねー。人さまのブログに意見書きにきてるのに,そのブログ主の文は読んでないんだもん…)
あなたの言ってることは,村野瀬玲奈さまのブログ(→http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-4343.html#comment-top)で紹介されていた例えで説明すると,わかりやすいかも。それに少し詳細を付け加えただけの例ですが,以下ポイントのみ。
○「下校途中で,人さらいの工作員に海から北朝鮮に連れて行かれた横田めぐみさんは,拉致被害者だが,
○卒業旅行で海外にいる時に近づいて来た工作員に「(北朝鮮?海外=日本外?で)いい仕事があるんだけど,ちょっとやってみない?]と誘われ,『自発的に』目的地・北朝鮮への中継地に向かい,そこで落ち合った工作員と同伴で北朝鮮に渡った(そしておそらく,北朝鮮でそのおもしろい仕事とやらをすることになった)有本恵子さん他は,拉致被害者ではない,
と言ってるのと,あなたの主張は同じだと思います。
拉致だって,拉致せよという命令文書があるとは思えませんし,自発的にそこに行っても,『騙すこと』『組織的移送』『意に添わない労働』のどれか1つがあれば,それは人身売買に数えられるそうですし。
でもまあ,言うまでもなく,恵子さんは自発的に行ったから拉致されたとは言わない,なんてバカな認識は,日本人の誰一人持っていません。お二人ともが拉致被害者というのには,あなたも賛成されるでしょ?
ドイツの「戦略」
朝鮮日報 【社説】戦争責任に向き合うドイツと戦争犯罪を否定する日本 2013/05/30 09:52
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/05/30/2013053000890.html
実はこれは、ドイツ在住のジャーナリスト、永井潤子さんの2006年の講演と同じタイトルなのです。たまたまそうなったのかもしれませんが、お陰でこの記事を見つけることが出来ました。
戦争責任に向き合うドイツと戦争犯罪を否定する日本 ~被害国に受け入れられたドイツの戦後補償の歩み~
(これは台湾の元慰安婦の方たちへの支援サイトに載っていました)
http://www.jca.apc.org/taiwan-ianfu-support/support_group/2006/06.4nagai_junko_speech.html
これを読むと、ドイツと言えどもけして簡単にナチス時代を反省出来たわけではない、そこにはいろいろ紆余曲折もあったことがわかります。特に若い世代の「自分たちの知らないことなのに、なぜ謝罪しなければならないのか?」、「いつまで過去のことに責任を負わなければならないのか?」という、日本でもよく聞かれるような不満は当然、ドイツでもあったようです。それでもなお、政治家も国民も辛抱強く対話を重ね、努力を重ねて、周辺国との和解に務めてその信頼を得て来たということが、詳しく書かれています。かなりの長文になるので恐縮なのですが、以下に一部を引用させていただきます。(興味を持たれた方はぜひ、全文を読んでください)
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去年、当時の町村外相が言った言葉がドイツに伝えられてきて、私は非常に驚きました。どういうことかと言いますと、「ドイツは全てのことをナチの責任、つまり戦争責任とか、そういう全てをナチのせいにして、一般の人たちは頬かむりできるけど」、正確にはそういう表現ではなかったですけど、「ドイツは全てのことをナチのせいにできる。だけど日本はそうはいかない」というようなことを話されたんですね。私はそれを聞いて、びっくりしました。
★政府・政治指導者そして市民の両側から変わっていった
西ドイツでも敗戦直後は、やはり「自分たちには責任がない」「自分たちは知らなかった」「ナチがやったことだ」という態度が社会に蔓延していましたが、そういう態度をとったのはせいぜい戦後20年くらいです。その後は社会の動きが変わりましたが、それは一度に変わったわけではありません。
政府とか政治指導者の側と、市民の側の両方から変わっていったわけです。日本とドイツは同じ敗戦国で共通の課題を持っている国。その日本の外相が、そういう事実を認識していないことで、私はすごく驚きました。それはただ認識していないのか、あるいは「新しい歴史教科書を作る会」の西尾幹二さんたちが、やはり「ドイツはそういう責任をぜんぶナチのせいにしている」というようなことを言っていた時期がありますので、その人たちの言い分がずいぶん浸透したのかと思ったのです。でも日本の外相たちはすごく認識不足だと思いました。そして外務省の人、あるいは在独の日本大使館の人たちが、ドイツについてどういう情報を伝えているのかなと疑問に思いました。
(中略)
★ニュルンベルグ裁判で「人道に対する罪」という観念ができる
最初、敗戦直後は「自分たちには関係ない。ナチがやったんだ」というようなことをドイツ国民も思っていたわけです。「自分たちは知らなかった」というようなことをずっと言ってたんですけど、そういう雰囲気がだんだんと変わってきた。長い時間かかってそういうふうになったんですけど。よく言われるように、東京裁判と同じようにニュルンベルク裁判が1945年8月8日に開始されて、侵略的な戦争は犯罪であるとか、占領地での虐待とか、捕虜の虐殺、そういうものに対して罪を問われたわけですが、「人道に対する罪」ということがユダヤ人の虐殺などに関連して問題視されて、結局12人に死刑が言い渡されました。ニュルンベルク裁判で「人道に対する罪」という観念ができたわけです。
(中略)
★西ドイツの政治家たちは自分たちの責任を感じ、近隣諸国との和解をめざした
第二次大戦後の西ドイツの政治家たちは、とにかくヨーロッパを荒廃させた自分たちの責任を感じて、まずアデナウアー初代首相は西ヨーロッパとの和解をしまして、ヨーロッパの近隣諸国との善隣友好関係を築くように努力しました。西側に属するようにしたので、それが良いか悪いかという論議もありましたが、アデナウアーは、まずドイツは西ヨーロッパの一員として生きていく、という方向を打ち出しました。
それから1970年代になって、社会民主党のブラントが首相になりまして、東西両陣営の緊張緩和を目指す東方外交を進めたわけですけど、そのヴィリー・ブラントはナチに抵抗して、ナチから国籍をはく奪されて、スウェーデンとかノルウェーに逃れて、そこからナチへの抵抗運動をした人です。首相としてのブラントは東方外交を進め、ソ連とか、ポーランドとか、東ドイツとかと条約を結びました。
そして和解につとめたブラント首相がポーランドのワルシャワに行ってユダヤ人のゲットーの碑の前で思わずひざまづいてしまった。これは計画した行動ではなくて、ナチに抵抗した人が西ドイツの首相として、ポーランドに行って、ワルシャワでそのことをいろいろ話を聞いているうちに、くちびるを震わせて、突然ひざまづいてしまったというのです。その人間的な姿勢がポーランド人の心を打って、当時のポーランドとドイツの関係好転に非常に寄与したと言われています。
★ヴァイツゼッカー大統領の「荒野の40年」
でも若い人たちの間には自分たちが直接行なった犯罪ではないのに、外国に行くと「ナチスドイツの末裔」ということで軽蔑されたり、ののしられたりするし、いつまでもナチスの行為の責任を自分たちで負っていかなくてはいけないのかという不満が高まってたんですけど、これに応えた歴史的な演説が、1985年5月8日の敗戦40周年の記念日にフォン・ヴァイツゼッカー大統領が連邦議会で行なった演説なんですね。
これはドイツ語では「あれから40年」というだけのタイトルなんですけど、日本語に翻訳された永井清彦さんは「荒野の40年」という訳を付けて、ヴァイツゼッカー大統領の言わんとするところを翻訳しました。みなさんもご存じのように、このヴァイツゼッカー大統領の演説は「過去に目を閉ざす者は、現在にも盲目になります」という言葉で有名です。ヴァイツゼッカー大統領の演説はそういうふうに若者たちの不満をとらえて、ドイツ人としてどう考えるべきかを言ったわけです。
(中略)
★「過去を心に刻む」とは
そしてそれ以降は「過去を心に刻む」というようなことが現在のドイツ人のアイデンティティーになりつつあるんですね。それはどういうことかと言いますと、今生きているドイツ人たちにはナチの直接的な責任はないけれども、そのドイツ人の名において行なわれた犯罪の過去を、一人ひとりのドイツ人が心に刻んで、それを思い起こし、それから教訓を汲み取って未来につなげる、という意味なんです。この演説からもう20年も経っている。1985年の5月8日ですから、去年の段階で20年経っている。でも去年、日本の当時の外相は、そういうことを一切認識していないような発言をしたので、私はびっくりしたわけです。
(中略)
そのシュレーダー首相は、今生きているドイツ人はほとんど、過去に直接責任があるわけではないけれども、ドイツ人としてナチの過去を伝えていかなければならない。それをいつも思い起こして、現代と未来に生かしていかなくてはいけないというような演説をしているんですね。それはフォン・ヴァイツゼッカー大統領の演説のように格調の高いものではないかもしれませんけれど、非常にはっきりと「過去を心に刻むことが、ドイツ人のアイデンティティーになりつつある」というようなことも言っています。
もうひとつ資料としてお配りした中に、「梟」に書いた私の原稿のコピーもあります。それは去年、反日デモが韓国や中国で荒れた頃に、ドイツで戦争責任を考え、憲法改正について思いをめぐらせた原稿です。そこにも書きましたように60周年が経って、ドイツはかつてのものすごい被害を与えた国々から仲間として認められていて、友好国として認められている。それに反して日本は中国や韓国の人たちから責任をとっていないと見られているんですね。補償を求める要求が爆発的に起こったりしています。
日本の首相の靖国参拝とか、「新しい歴史教科書を作る会」の動きとか、そういうことによって、彼らが今までずっと抑えていたこと、日本がちゃんと謝罪して適切な行動を取らなかったということに対する不満が爆発したのだと私は思います。それを日本の人たちは、かえって逆に、日本に対する反感にまた反発して、反中国、反韓国、そのような感情的な動きが出ているのは非常に残念だと思います。
★首相としての行動がシンボルとしての重さをもつと自覚
ドイツの政治家たちはシンボルとしての行動を非常に大事にします。たとえばシュレーダー首相をはじめ、歴代の首相や大統領は、首相としての行動がシンボルとしての重さを持つということを自覚して、かつての被害を与えた国の首相との話し合いをいつも前面に出したり、自分たちは過去を克服して、こういう中でヨーロッパの一員として生きなくてはいけないんだというようなことを言ったり、象徴的な行動も意識してするようにしています。
だから日本の首相が、靖国参拝することが、彼は「自分は憲法で認められている権利を行使しているだけ」みたいなことを言っているようですけれど、やはり首相としての自覚に欠けて、歴史の反省というか、そういうことを何もしていない人だと受け取られても仕方がないと思います。
・ドイツは、日本がどういう態度をとるか注目 ~謝罪も補償もしていないとみている~
ドイツは日本がどういう態度を取るかということを、同じ第二次大戦で悪いことをした国として、非常に注目しているわけですけれど、ドイツの人たち、あるいはドイツのメディアは、日本は日本軍「慰安婦」の問題にしても、強制連行した人たちにしても、ちゃんと謝罪をしていない、はっきりと謝罪をしていない、そして補償もしていないというふうに見ています。
そしてドイツ人と時々そういう話をするんですけど、やはり日本はこのままでは済まないだろうというふうに見ている人が多いんです。国連の人権委員会が日本軍「慰安婦」のことについて警告をするような時代になってきています。
(中略)
・ドイツは補償を継続してきた、そして個人補償も ~「戦争・記憶・未来」という基金が誕生~
被害者にたいする補償は戦後西ドイツはずっとやってきています。
(中略)
その合意が生まれたのが1999年12月17日ですが、その後それが「記憶・責任・未来」という基金となって、実際に犠牲者たちにお金が支払われるようになったのは2000年7月以降なんですね。なぜ「記憶・責任・未来」なのかということになるんですが、過去を「記憶」し、「責任」を取り、そして「未来」につなげるということで、「記憶・責任・未来」という基金の名前になったんです。その実現には2人の功労者がいました。ひとりはドイツ政府を代表してアメリカの補償問題の担当だったアイゼンシュタット財務次官などとの交渉に当たったラムスドルフ元経済大臣、自由民主党の政治家なんですが、この人がものすごく粘り強い交渉を行なったこと。それから途中で挫折しそうになった時に、その時のシュレーダー首相が、政府が拠出するお金を上積みしてまで実現させたという経過があります。
(中略)
この「記憶・責任・未来」基金が設立して、配分の具体的なことが決まるまで、ずいぶん時間がかかったんですけど、その間のドイツのマスメディアは非常に感動的だったんですね。それはNHKと同じようなドイツの公共テレビ、アー・エル・デーとかツェット・デー・エフなんかが、強制労働者の名前を毎日のように、テレビに映し出して、この人たちはもう高齢だから、早くまとめないと手遅れになると毎日のようにキャンぺーンを続けました。日本のマスメディアとはずいぶん違うと思いました。当時のラウ大統領も、ナチスの独裁体制のもとで強制労働に従事しなくてはならなかった全ての人に、ドイツ国民の名において許しを乞うというような、これも感動的な話をしています
------------------------(引用を終わります)
このように、ドイツはこれまでナチス時代の国家犯罪を徹底して究明謝罪してきたようですが、それは単に道徳的な見地からだけではなかったとも聞いたことがあります。つまり、ヨーロッパ社会で生き残り、経済、文化の面で再び影響力のある国になるための「戦略」でもあったと。それには過去に侵略して被害を与えた周辺国からの信頼が不可欠だからです。それに比べると、哀しいかな、日本にはそこまでの「戦略」など、あったためしがないような気がします。近頃、この国では「国家戦略」とかいう言葉がよく飛び交いますが、なぜか空虚に聞こえてなりません。
>えるまあ様
わたしは、>日本人様…宛てのコメントで、“ドイツはナチスに戦争責任を被せた…”と記しましたが、貴殿の資料により、誤った認識であることが解りました。
ドイツにも、戦争責任を認め、戦後個人補償を実施するうえで、葛藤や紆余曲折が、多々あったことが、窺えますね。それに比べて日本は、葛藤どころか、歴史を歪曲し、靖国参拝など、戦争被害者(国)の心情を逆撫でする蛮行を繰り返している…、誠に情けない限りですね。
>国からの信頼が不可欠だからです。それに比べると、哀しいかな、日本にはそこまでの「戦略」など、あったためしがないような気がします。近頃、この国では「国家戦略」とかいう言葉がよく飛び交いますが、なぜか空虚に聞こえてなりません。
同感です。ドイツ人は40歳の知恵がある大人だが、日本人は12歳の知恵しかない子どもだ…と、アメリカの某元大統領が言ったそうですが、ドイツの“戦略”には、正しく“大人の知恵”が活かされていますし、何より日本と決定的に違うのは、葛藤がありながらも、真摯な態度で歴史の事実に向き合い、厳しく反省して、国として戦後個人補償を成し遂げ、周辺諸国と良好な関係を構築したことでしょうね。日本は、ドイツを見倣うべきですね。
えるまあ様…、ありがとうございました。(^-^ゞ
ドイツの補償について
>えるまあ様…、ありがとうございました。(^-^ゞ
いえいえ、とんでもありません。私もただ、日本人さんのご質問が気になって、「そいうえば、ドイツはどんなことをしていたんだろう?」とググってみたら、見つけただけなのです。いわば日本人さんのお陰です。いいきっかけになりました。日本人さん、ありがとうございます。(^^)
ところで、私の前回コメントの中で、永井潤子さんの御文章でドイツ国家によるナチス政権時代の被害者への補償のところをを中途半端に端折ってしまったので、もう一度、その部分だけを引用させて頂きます。(興味を持った方はリンク先の原文を見てくださると思うのですが、一応)
永井潤子 <公開学習会>2006年5月17日
戦争責任に向き合うドイツと目をそむける日本 ~被害国に受け入れられたドイツの戦後補償の歩み~
http://www.jca.apc.org/taiwan-ianfu-support/support_group/2006/06.4nagai_junko_speech.html (以下末尾の部分を引用)
★首相としての行動がシンボルとしての重さをもつと自覚
ドイツの政治家たちはシンボルとしての行動を非常に大事にします。たとえばシュレーダー首相をはじめ、歴代の首相や大統領は、首相としての行動がシンボルとしての重さを持つということを自覚して、かつての被害を与えた国の首相との話し合いをいつも前面に出したり、自分たちは過去を克服して、こういう中でヨーロッパの一員として生きなくてはいけないんだというようなことを言ったり、象徴的な行動も意識してするようにしています。
だから日本の首相が、靖国参拝することが、彼は「自分は憲法で認められている権利を行使しているだけ」みたいなことを言っているようですけれど、やはり首相としての自覚に欠けて、歴史の反省というか、そういうことを何もしていない人だと受け取られても仕方がないと思います。
・ドイツは、日本がどういう態度をとるか注目
~謝罪も補償もしていないとみている~
ドイツは日本がどういう態度を取るかということを、同じ第二次大戦で悪いことをした国として、非常に注目しているわけですけれど、ドイツの人たち、あるいはドイツのメディアは、日本は日本軍「慰安婦」の問題にしても、強制連行した人たちにしても、ちゃんと謝罪をしていない、はっきりと謝罪をしていない、そして補償もしていないというふうに見ています。そしてドイツ人と時々そういう話をするんですけど、やはり日本はこのままでは済まないだろうというふうに見ている人が多いんです。
国連の人権委員会が日本軍「慰安婦」のことについて警告をするような時代になってきています。
ドイツは苦しみながらこういう結果になりました。指導層からも、市民の下からの運動も、両方が相まって今のようになりましたから、やはり日本人も考えた方がいいんじゃないかと思います。
日本の細川護熙元首相とか、謝罪をなさった人たちがいましたけれど、ドイツ人たちに言わせると、全然補償はしていないし、それは本当の謝罪したことにはならないということになります
・ドイツは補償を継続してきた、そして個人補償も
~「戦争・記憶・未来」という基金が誕生~
被害者にたいする補償は戦後西ドイツはずっとやってきています。
最初は西ヨーロッパの被害者に対する補償だったり、ナチスドイツ当時はイスラエルという国はなかったわけですけれども、ユダヤ人が作った国に対する補償とか、非常に多くのことをやってきているわけですけど、積み残してきたことがひとつあって、それは東ヨーロッパの、例えば強制労働に従事させられた人たちに対する補償ができていなかった。個人補償ができていなかったということが、統一後あるいは鉄のカーテンが崩壊した後で、問題が出てきました。
それと同時にアメリカにいるユダヤ人たちが、昔の強制労働者について集団でドイツの企業を訴えるというようなことが起こって、それに対してずいぶん紆余曲折があったんですけど、ドイツ政府と企業とが費用を折半して、まず連邦補償基金を設立するということが決まりました。それは当時の1940年代、要するに戦争中に占領地から連れてこられた強制労働者たち、そして軍需産業に従事させられた人、それから農場で働かされた人たちなど、そういう人たちが1200万人くらいにのぼったと見られています。そのうち生存者は120万人くらいいたんですが、その人たちに対して個人補償をするということをドイツは決めました。
その合意が生まれたのが1999年12月17日ですが、その後それが「記憶・責任・未来」という基金となって、実際に犠牲者たちにお金が支払われるようになったのは2000年7月以降なんですね。
なぜ「記憶・責任・未来」なのかということになるんですが、過去を「記憶」し、「責任」を取り、そして「未来」につなげるということで、「記憶・責任・未来」という基金の名前になったんです。
その実現には2人の功労者がいました。ひとりはドイツ政府を代表してアメリカの補償問題の担当だったアイゼンシュタット財務次官などとの交渉に当たったラムスドルフ元経済大臣、自由民主党の政治家なんですが、この人がものすごく粘り強い交渉を行なったこと。それから途中で挫折しそうになった時に、その時のシュレーダー首相が、政府が拠出するお金を上積みしてまで実現させたという経過があります。
結局ドイツ政府と企業が50億マルク、合わせて100億マルク、これは当時のお金で約5500億円くらいになるんですけど、これが決まるにあたっては、やはり社会民主党と緑の党の連立政権だったからことが進展したというところもあります。
・マス・メデイアの感動的な働き~日本との違いを痛感~
この「記憶・責任・未来」基金が設立して、配分の具体的なことが決まるまで、ずいぶん時間がかかったんですけど、その間のドイツのマスメディアは非常に感動的だったんですね。
それはNHKと同じようなドイツの公共テレビ、アー・エル・デーとかツェット・デー・エフなんかが、強制労働者の名前を毎日のように、テレビに映し出して、この人たちはもう高齢だから、早くまとめないと手遅れになると毎日のようにキャンぺーンを続けました。
日本のマスメディアとはずいぶん違うと思いました。
当時のラウ大統領も、ナチスの独裁体制のもとで強制労働に従事しなくてはならなかった全ての人に、ドイツ国民の名において許しを乞うというような、これも感動的な話をしています。
--------------------------------(引用終わり)
ここで語られている近年の補償は、強制収容所に入れられた人たちとは別の、労働力として強制連行され、働かされた人々のようです。日本でいうと、中国人や朝鮮人の人たちを強制的に連行して日本企業所有の鉱山などで働かせていた件に相当するようです。こうした件については最近まで全国で幾つかの裁判が続いていたようですが、原告はいずれも高齢の方たちでした。私も詳しいことは知らないのですが、解決に至った例は少ないようですね。
法学館憲法研究所 戦後補償裁判――(8)福岡強制連行訴訟一審判決
ttp://www.jicl.jp/now/saiban/backnumber/sengo_8.html
慰安婦関係でも、白馬事件の被害者のオランダ人女性が「日本人は私たちが死ぬのを待っているが、私は死なない」(wikipadia 白馬事件より)と言ったという言葉を思い出します。
強制収容所を生き延びた、いわゆるホロコーストの生存者への補償については、日本語記事では、なかなかわかりやすいところが見つからないのですが、去年の同じニュースを伝えているらしい、ブログ「壊れる前に」さんのエントリーと、産経新聞の記事にそれらしい手掛かりがありました。どうも一種の「年金」として長く継続して支払われていたようです。
ドイツが戦後補償を増額
http://eunheui.cocolog-nifty.com/blog/2012/11/post-78ad.html
> Germany expanding compensation for Nazi victims - ドイツがホロコースト生存者への補償額を引き上げるというニュースです。
> ドイツは、1952年に賠償条約を結んで以来、ナチスにより迫害を受けたユダヤ人などの人たちに対して補償を行なってきました。累積額は700億ユーロ(約7兆3千億円)に上ります。幸存者たちが高齢になったことによって、医療などの負担が大きくなってきたことに鑑み、旧東欧圏に居住する人への補償月額を最大5割引き上げました。また、ドイツ侵攻直前に避難した人たちへの賠償もはじめて行ないました。
> 補償に関しては、対ドイツ請求会議(Conference on Jewish Material Claims Against Germany)という団体がドイツ政府と定期的に交渉して決められるようです。その会議の交渉役の Stuart Eizenstat さんが記事の終わりのほうで、「これは自分たちの責任を認識するという点において日本がやってきたことと鋭い対比をなします。非常に印象的です」と語っています。
ホロコーストでドイツ、新たに生存者8万人に補償金 (産経新聞)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/europe/607195/
2012/11/16 16:22更新
>ドイツ財務省は15日、第2次大戦中にナチスが実行したホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)の生存者で、これまで補償を受けていなかった人に対し、ユダヤ人団体の基金を通じ1人当たり2556ユーロ(約26万5千円)を支払うと発表した。対象は東欧など旧共産圏の居住者を中心に約8万人になるとみられる。
> また強制収容所やゲットーに入れられた旧共産圏居住者に支払っている年金を月200~260ユーロから300ユーロに引き上げる。ショイブレ財務相と「ユダヤ人請求会議」の代表が同日、ベルリンで協定書に署名した。
> 西ドイツ(当時)は1952年、イスラエルとユダヤ人請求会議の間で、ナチスの戦争犯罪の被害者に対する補償を定めた協定を締結。東西ドイツ統一後の92年には、補償の対象を旧共産圏居住者にも拡大した。しかし、政治的な混乱などから受け取れなかった人も多く、救済に向けた交渉が進められていた。(共同)
『ジャッカルの日』で知られる作家フレデリック・フォーサイス氏に『オデッサ・ファイル』(1972年初版)という元ナチのSS隊員たちの逃亡組織を追う小説があるのですが、その発端は1963年の初老のユダヤ人男性の自殺で始まります。その男性が残した日記が主人公である若いジャーナリストの手に渡った事から、物語が展開するのですが、その日記にの中に書かれていたこととして、強制収容所の生存者であった男性が、収容所でのある悲劇的な体験のために、ドイツの「補償局」の職員が勧める賠償金の受け取りを拒んでいたという話がありました。
また、その日記を巡って、30歳前後かと思われる主人公と、学生時代の友人である警部補の会話もあるのですが(永井潤子さんが言われていたように)その当時のドイツの若い世代が、ユダヤ人の強制収容や虐殺を含むナチスの戦争犯罪をまだよく知らないでいたということもよくわかります。フォーサイス氏はBBCの記者としても活躍した優秀なジャーナリストでもあった人ですから、こうした「時代考証」はいい加減にはしなかったでしょう。
あらためてドイツの地図を見てみますと、四方がかつて侵略した国と地続きですので、必死で反省、謝罪しなければならなかった理由も少しわかるような気がします。個人は引っ越せますが、国は引っ越せません。田舎の付き合いとおんなじで、代々隣近所に住んで、これからも一緒に生きて行くしかないわけですから、相手に悪いことをしたら謝るしかないんです。一方、日本はそれぞれの相手国とは海で隔てられています。その狭い海と、そしてアメリカの威光を笠に着ていることが、反省しないで済んできた理由ならば、それは、すでに危ういような気がします。
ドイツと日本の“覚悟と誠意”の違い。
>累積額は700億ユーロ(約7兆3千億円)に上ります。生存者たちが高齢になったことによって、医療などの負担が大きくなってきたことに鑑み、旧東欧圏に居住する人への補償月額を最大5割引き上げました。また、ドイツ侵攻直前に避難した人たちへの賠償もはじめて行ないました。
>政府が拠出するお金を上積みしてまで実現させたという経過があります。
>慰安婦関係でも、白馬事件の被害者のオランダ人女性が「日本人は私たちが死ぬのを待っているが、私は死なない」(wikipadia 白馬事件より)と言ったという言葉を思い出します。
基金の拠出金をドイツ政府と企業で折半し、戦後個人補償をキッチリ遂行する辺りは、流石にドイツですね。覚悟と反省の度合い、誠意の示し方が、日本のそれとは、根本が違うことが、悲し過ぎます。
日本の大企業などは、戦後個人補償基金などに莫大な内部留保を充てることなぞ、ハナから思考の片隅にも存在しないのではないでしょうか?。 非正規雇用勤労者をゴミの如くに平気の兵左で使い棄てる冷血漢=日本の大企業に、求めること自体、徒労なんでしょう。 欧州と日本の違いと諦めるには、なんとも歯痒く、腹立たしいことですが…。
挙げ句の果てに、>白馬事件の被害者のオランダ人女性が「日本人は私たちが死ぬのを待っているが、私は死なない」 と、言わしめてしまう…“日本”は、なんなのでしょう。
責任もとらずに、真摯な反省もせず、挙げ句に、“自虐史観だ”と叫び続ける、日本の絵図を俯瞰すると、これこそ、国際社会に赤っ恥を晒していると言えるでしょうね。
約266兆円(いまは、もっと多額の筈ですが…)にも登る、大企業の内部留保のほんの一部を取り崩し、ご高齢になられた元従軍慰安婦の方々に対する個人補償に充てたり、鬼畜関東軍による南京大虐殺の犠牲になられた中国人民のご遺族にお支払いする補償金に充てても、金萬ニポンは、ビクともしないであろうに…。( v^-゜)♪ね…。
勉強になります
このHPの冒頭にヘルマンゲーリングの言葉を良く理解し国の戦略に国民は翻弄されないよう、国と国が戦争に巻き込まれないよう、国民は政治に気を付けてなければならないと思う。
慰安婦問題に関していえば法的に言えば解決済み。賠償金も支払い済み。賠償金の支払い義務は韓国政府にあり、韓国政府も元慰安婦に対して賠償金を支払った。アメリカの最高裁判所でも解決済みと判断された。
ユダヤの例のように法的には解決されているが未だにその傷は癒えていないと訴えれば日本人もその心情はわかるのに、意図的に隠すのならば、対立感情を生むだけ。
そしてそれらの背後には国と国の国益をかけた戦略的な交渉だと理解しました。私は。日本人として。