コメント
身近に実感できますか?
その例に持ち出されていたのが高級絵画の売り上げが伸びていること。都心の高級ホテルの一泊60万円のスペシャルコースが予約でいっぱいになっていること。
どの辺が潤っているのが良くわかる話です。
高給だと言われるTV局員でも、なかなか1泊60万円は身近に感じられないのではと思うのですが、それでも、にこやかに平然と放送していたのはエライですね!(笑)
イカサマとトンデモと
(http://diamond.jp/articles/-/30804?page=6)
ようするに、雇用を増やすために、物価を上げて賃金を抑制するんだそうです(雇用はきっと企業の“善意”によって増えるんでしょうw)。
そして、最終的に「第3の矢(笑)」で企業が潤ったら、その結果賃金が上がる「はず」(←本文では省略されていたので私が書きましたw)なんだそうで。
つまりは、あの「トリクルダウン(爆笑)」が景気回復の根拠になっている、というのが「アベノミクス」の正体なんです。
この発想、「失われた20年」の時代といったいどこが違うんでしょうか?
ところで、その「失われた20年」の原因が内需の縮小にあるというのは、いまや安倍氏ですら共有している認識のはずなのですが(だから賃金を上げてくれとお願い“だけ”はする)、その安倍内閣の政策といえば「最低賃金据え置き→生活保護削減」「解雇自由化とそれに見合わない失業補償・社会保障」と内需を縮小させるものばかり(最低賃金を上げると企業の負担が増えるので景気が悪化するからだから上げない、ということらしい。)。
これで一体どうやって景気が回復するというんでしょうか?
「第3の矢」とは、どうやら普通の人には見えない魔法の矢のようですw
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話は変わって、ここ近年、不景気の原因を「デフレ」に求めて、「だから通貨を増やしてインフレにすれば景気は良くなる」などといった「トンデモ理論」が、特にネット上で目立つように思います。
(実際はクルーグマンや、黒田総裁ですらそんな粗雑なことは言っていません。)
「『原因』と『結果』を取り違えているもの」、「『相関関係』なのに『因果関係』だと勘違いしてしまったもの」、「理論が適応される『前提条件』に気がつかずに(または無視して)、常に成り立つと思い込んでしまったもの」など、実にさまざまな「トンデモにはまるパターン」がそこでは見られます。
具体的には・・・さすがにこちらに長々と書くわけにはいきませんので、私のブログ(http://d.hatena.ne.jp/funaborista/20130201/1359671246:本文及びコメント欄・TBと同じ)と村野瀬さんのブログ(http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-4252.html:もちろんコメント欄)に書きました、という今回はご紹介(≒アクセス稼ぎw)のみに留めさせていただきたいと思います。
ムッとした
あなたのあげたリンク先群のコメント欄に関わった者として
これらを総合して、あなたは自分と違う考え方をする人を、権威ある人であれ、私のような者であれ、ペテン師であるか愚鈍であると言っていることになります。反対にあなたは…ということですね。そういうポーズだよということでしょうが、それにしでもですね。
私は別にムッとはしていませんが、
が、さっき自分でも読み返してみようと思ったら、これがまた結構ダラダラと長かったw、ので、こちらに少し書かせてください。
今回コメント・TBするにあたり、私はまず、こちらに投稿する前に、「誰が読んでも誤解のないように」自ブログコメント欄に「今までのまとめ」的投稿を書きました。
そこでは、 1.「上質のリフレ論」と「トンデモリフレ論」をハッキリと区別し、 2.決して「リフレ論」全体がトンデモという訳ではないということを明示し、 3.また私がsuterakusoさんを「上質のリフレ論者」とみなして議論していることが、4/29のコメントだけを読んだだけでもわかるようにしています。
(suterakusoさんに質問している項目の中には、「さまざまなトンデモにはまるパターン」に抵触するものもありますが、回答をいただいていない以上、私の判断は当然「保留」です。)
suterakusoさん、
>これらを総合して、あなたは自分と違う考え方をする人を、権威ある人であれ、私のような者であれ、ペテン師であるか愚鈍であると言っていることになります。
などと、私が書いてもいないことを勝手に「総合」しないでいただきたい。
私がいつ、クルーグマンやsuterakusoさんを「ペテン師であるか愚鈍である」かのように書きましたか?
(森永卓郎については、「私がそのように扱う根拠を示した上で」ペテン師扱いしました。)
「~ということになります」というのは、suterakusoさんの思い込みによる勝手な解釈に過ぎません。
(もちろんこれを読んでいる人は、どちらの言い分が正しいのかを「自分で」判断(もしくは保留)しなければなりません。←なんかエラソーな書き方ですが、一回読んでもらえることが、私にもsuterakusoさんにとってもイイコトなんだと思いますので、未だの方は是非とも読んでください(ペコリ)。)
つまり、
suterakusoさん、あなたとコメント欄で関わったものとして
これらを総合して、あなたは、「これらを総合して、あなたは自分と違う考え方をする人を、権威ある人であれ、私のような者であれ、ペテン師であるか愚鈍であると言っていることになります。」というように物事を解釈する人・・・ということになります。
(既に自ブログコメント欄にも書きましたが、)suterakusoさんに必要なのは「行間を埋めない努力」です。