アメリカがイラク市民を無差別に銃撃した映像
- 2010/04/09
- 13:30
イラク戦争をまっ先に支持した国の国民として、私達はこういう情報を知らなくてはいけないと思いますので、ご紹介します。
ただ単にのんびり歩いてるだけの市民やカメラマンをめがけていきなり一斉射撃を浴びせ、その射撃で重傷を負った人を助けようと車で駆けつけた人達(車には二人の子どもがいたのが映っている)まで掃射しています。
面白半分に何の罪もない市民を射撃ゲームの的にしているとしか思えません。
遺体も映っており、衝撃的な映像ですが、是非見てください。(二つめの引用記事の方にフルバージョンの映像が紹介されています)
ブッシュは「テロと自由との闘い」などという謳い文句でイラクに攻め入りましたが、イラクの一般市民に無差別テロをしてるのはアメリカであることがよくわかります。
こういう虐殺は日常茶飯事、理不尽に殺された一般市民はもっともっといます。どれほど無念だったことか・・・
情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)
イラクでのありふれた殺人~これが戦争の実態だ。9条=お花畑?ふざけんな!これが現実だ!
2007年7月12日、イラク・ニューバグダッドの郊外で、アパッチヘリコプター2機が公式発表では「反政府軍」とされる十数名を30ミリ砲で射撃した。しかし、映像では、彼らの一部は銃を持ってはいたが、完全にヘリコプターなど気にせず、リラックスして歩いていた。そのうちの二人は大きなカメラを持っており、一見してジャーナリスト、実際にもロイターのカメラマン、助手だった。
しかし、アパッチは、彼らの数人が武器を携行していることから射撃許可を得たうえ、RPG(対戦車、対ヘリコプター無反動砲)を持っているなどとして発射した。
確かに、RPGでアパッチを狙った男がいるようにも見える。しかし、それ以外の者はまったく油断をしており、仮に建物の陰にいた男がアパッチを狙っていたとしても、ほかの者との関連はまったく分からない状況だ。
連射の結果、十数人はほぼ即死、中には、木っ端みじんになった者もいるように見える。
たった一人、男性が生き延びてもがいていた。
アパッチは、射撃する口実を探していた。「武器をとれ」などとさえ言っている。
そこへ、一台の車が到着し、彼を病院へ運ぼうとした。すると、アパッチは武器を拾おうとしているなどと報告し、その車にも射撃を加えた。
明らかに病院へ運ぼうとしている車両、いわば、救急車だ。アパッチは、彼らにも射撃を加えた。
そして、二度目の殺戮を実行した。
なんと、車の中には、幼い子2人も乗っていた。
おそらく、置いてくる間もなく、助けにきたのだろう。
よく見るとアパッチの映像には射撃前に子供が映っている…。
まるでゲームのように人を殺す米兵…。
もちろん、米兵だけを非難することはできない。
その米兵はなぜ、戦地に赴く選択をしたのか?
そして、彼らはどこから出撃するのか?
出撃基地を保有する国はどこなのか?
(引用ここまで)
映像のフルバージョンはこちらで紹介されています。
米軍残虐アパッチヘリ、子ども二人を巻き添えにした直後、通行人を巻き添えに~リーク映像フルバージョン
(引用開始)
日本はロシア、中国の大陸間弾道弾、弾道弾積載潜水艦を監視する米国の砦となっている。在日米軍とともに、自衛隊がその役割を担わされていることは、明らかだ。
日本がその役割を果たしているからこそ、米国は安心して中東で侵略行為を続けることができるわけだ。
日本がノーと言えば、米国は中東で無謀な作戦を行うことはできないはずだ。
民主党政権に対し、世界における日米関係の持つ意味を十分に検討し、普天間を含む米軍基地問題を解決するよう期待したい。
5月の期限なんか守る必要はない。巻き添えになって死んだ人には、もう時間なんて関係ないのだから…。
(引用ここまで)
この映像は2007年のものですが、この時、沖縄から米軍の海兵隊がイラクに飛び立っていたのです。
自公政権は、国民の生活を守るための社会保障費をどんどん削減して国民が貧困にあえごうが自己責任だと突き放す一方で、こんなふうにイラク市民を虐殺する米軍に湯水のように思いやり予算をつぎ込んでいました。
私達の税金はイラクの人々の虐殺をバックアップしていたことになります。
野党時代民主党は自衛隊のイラク派遣を批判し、政権交代後鳩山総理は「イラク戦争は誤りだった」と表明しました。
しかし政権後退(交代)して半年たった今、共産党赤嶺議員がイラク戦争についての政府見解を問うたのに対し、政府は自身の見解を全く述べない逃げ一辺倒の姿勢でイラク戦争の検証は将来の課題だと先送りにする情けない答弁書を出しました。
(イラク戦争に関する鳩山内閣の答弁書はこちらをどうぞhttp://livedoor.2.blogimg.jp/ikedakayoko/imgs/6/2/621029f1.jpg)
先送りにする理由など何もないのに今やらないというのは、これから先も全くやる気はないということです。
いまやアメリカとともにイラク戦争に加わったイギリスオランダでさえ独立調査委員会を設け、証人尋問が進んでます。日本はどの国よりも早くイラク戦争支持を打ち出したというのに腰の引けたこのありさま・・。
そんな民主党政権は現在、海兵隊基地はでていけという沖縄の声を潰してなんとかアメリカ様のお気にいるような着地点を献上しようと必死になっています
オマケに県内移設に反対する社民党に向かって「政権を担うものとして自覚を持ってほしい」と来ました。
アメリカ様のためにまたしても沖縄を犠牲にするのをいとわないことが「(日本の)政権を担うものの自覚」なのですねわかります。
このまま基地を沖縄でたらい回しにしてまたまた思いやり予算をせっせと献上し続けるのは、米軍の残虐行為を陰に日向に支えていくということです。
私達はこんな残虐行為に間接的にでも手を貸すのはまっぴらごめんです。
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