コメント
サウジアラビアが実際にこうです。数年前まで憲法はなくてサウド家の勅令がそのまま国法。国際人権規約は未だに批准していない非人道的国家(先日は斬首刑が執行されました)。でも周囲(特にアメリカ)が何も言わないのは、石油輸入してる親米だから。日本はこういう物がなかったから完膚なきまでに叩きのめされたんです。
清和会(とその思想を奉じる連中)が全員いなくならなければ、日本の真の“夜明け”は来ないでしょうね。
近隣諸国にも「最先端の進んだ憲法」が広まれば、日本の憲法改定は不要です。
残念ながら日本の手ではどうにもなりませんでしたので、米国にはイラクではなく東アジアをお願いしたい。
三輪明宏さんの金言
1.私は原爆にあっている人間ですし、戦前、戦後の両方を知っています。ですから、新しい憲法ができて、とにかくよかったのは、「戦争を放棄します」ということでした。これを聞いて、私は少年でしたが、ほんとうに跳びあがるほど嬉しく思いました。もう逃げ惑う必要がないんだと。
2.憲法はGHQ(連合国軍総司令部)などが中心になり作られたものです。アメリカの女性も一人参加していました。日本は遅れていましたから、憲法もアメリカの言いなりになってしまったわけです。でも、外国人も人間です。アメリカ人も人間。日本人も人間。中国人もユダヤ人も朝鮮人も、全部人間です。だったら、何国人が作ったものであろうと、人間が作った法律で、すばらしければ、それでよいではありませんか。人間として、地球人としてよいものであれば、よいのです。日本人のどこかのバカな人がよってたかって作るより、はるかによいものです。しかもアメリカが作ったというのはありがたいことです。アメリカは自分たちが作った憲法だから、日本に戦争をけしかけてくるわけにはいかない。彼らは手も足も出せない、自縄自縛です。それを知ってるから、今、アメリカは憲法9条を解きたくてしよがない。憲法9条を変えようとしている政治家たちは、それに気がついていないのです。
3.9条を改悪する必要なんてありません。 ヨーロッパでは政治家や評論家というものは、つねに冷静沈着。がたがた見苦しい姿は見せない。いかなる場合もドーンと落ち着いていて知性的。勇気と胆力、やさしさと思いやりがある。ところが日本はまるで逆です。今の政治家は戦時中の軍人と同じです。そうゆう連中が、憲法改正、改正と言ってまた日本を戦争に引きずり込もうとしている。彼らこそ非国民です。鎖国の時代でもないのに、こんなに日本が戦争に引きずりこまれることなくこられたのは、日本始まって以来、世界始まって以来のことなのです。それは憲法に守られてきたからです。
4.正義の戦争なんてありゃせんのですよ。最近、「次は徴兵制度でしょ」と、私は言うんです。いいじゃありませんか、自分の夫が、ボーイフレンドが、わが子が、孫が、家に帰ったら赤紙一枚で出征させられて、それは死を約束されているわけですからね。また戦争中と同じように、日本中が老人と女子どもだけになればいいんです。自分の恋人を殺して、孫を殺して、さぞかし満足でしょうよ。みんな、全部他人のことだと思っているから平気でいられるのです。与党や野党の一部を支持している人たちはみんな、男たちのいない世界を作りたいのね。私がどれだけ悲劇を見てきたか…。汽車のデッキに立って出征しようとしている兵隊さんを、「死ぬなよー、帰ってこいよー」としがみついて見送る母親が、憲兵に引きずり倒され、ぶん殴られて、鉄の柱に頭をぶつけて血を流している。それを死地に赴くために出征しながら見ている子どもの気持ち、どんなだったろうかと思います。戦争中は、そんなことばかりでした。またそれが始まろうとしているのです。それが戦争です。
みんな戦争の正体を知らなさすぎます。
以上、長々、抜粋させて頂きましたが、エントリーの通り、50年経とうが100年経とうが、日本国憲法は変えてはならないとの気持ちをあらためて強くしました。三輪さんの他にも、吉永小百合さん、井筒和幸さん、カン尚中さん、故井上ひさしさん、ピーコさん、渡辺えり子さん等が、素晴らしい“言葉”を寄せられてみえます。
秋原葉月さん…、長々と失礼しました。ごめんなさい。<(_ _*)>
フランス1958年の憲法では、
誤字注意
三輪ではなく“美”輪です。
みんな間違えるんですよね(^^)変換では「美」じゃなく「三」がデフォルトなので。
>ASさん…
>清和会(とその思想を奉じる連中)が全員いなくならなければ、日本の真の“夜明け”は来ないでしょうね。
この存在をスッカリ忘れておりました。
安倍政権で要職に就いた、稲田朋美や、高市早苗らも、清和会(復古的改憲論研究会)の血潮が、たぎっている“超右旋回魔女”ですものね…。(^・^)
美輪さんの金言,感謝です!
心にしみました…
やっぱり実際に体験した方の心の叫び,それがわかりやすい言葉で発されているので…心を打ちますね。
本当に重いです。
結構な量の文ですし,これを書いて下さるのにはかなり時間がかかったことと思います。
ありがとうございました。
どなたか,facebookやってる方が,安倍さんのfacebookに送ってくれないかなあ…と思ったりしました。