コメント
徴兵制がある韓国は「極右国家」ですよね?
国民皆兵で有事には焦土作戦も辞さない永世中立のスイスは「極右国家」ですよね?
軍隊を持ち戦争ができる大多数の国家は「右翼国家」ですねえwww
違いますか?
意外な選挙結果
意外なほどあなたたちの声が届いていないことだ。
これこそまさに・・・
はじめまして。
> 違いますか?
ぜんぜん違います。
で、終わらせても良いんですが。
ひょっとして本文で紹介されている記事を読んでおられないのでしょうか?南ドイツ新聞が「右傾化」と危惧しているのは軍隊や徴兵制の有無ではなくて他国に「侮蔑語を用い」、「核武装を進めた」がっていて、隣国と「一戦を交えることも思案すべきと主張してはばから」ず、「人権を制限し」「男女の同権を定めた条項も抹消し」、「いわゆる河野談話」を撤回して過去の歴史的な過ちをなかったことにしようとしている=「過去の日本を夢見ている」、要するに”反動的な先軍主義者的政治家”たちがこの選挙で大きな力を得た事ですよ。
さすが、よく日本という国を見ているな、とわたしなどは感心したんですけどね。
確かに、現在の状況はこれまでとは違うでしょう。
領土野心をむき出しにする中国の軍事力は以前と比べ軽視出来る規模ではありません。
日本という国を見ているなと感心する前に現実を見てください
現実的且つ、平和的な大人の外交を
はじめまして、青い鳥と言います。
>領土野心をむき出しにする中国の軍事力は以前と比べ軽視出来る規模ではありません。
>隣国から領土侵犯を受け、人権は存在せず歴史を捏造する隣国を持つ我が国はどうすればよいのでしょうか?
わたしは約20年前、中国北京に事務所を構え、“中日合弁事業等に関するコンサルティング業務”に携わり、約5年間現地で暮らした経験があります。 中国国内における習近平氏の政治姿勢はリベラルであり、党員、官僚の腐敗に対しては厳しく臨み、政治的にも経済的にも開放的な姿勢をもった指導者として評価されています。中日関係の現実を深く冷静な目で捉えなければなりません。習近平氏はリベラルです。経済発展を重視する現実派のスタンスをとりつづけてきた実務型の政治家なんですよ。石原慎太郎の様な、差別主義、極右、国粋主義的な稚拙で幼稚な作家風情とはオツムの出来が違うのですよ。中日関係は、輸出入などの貿易量等を見れば、莫大で中国に進出している日系企業は約2万社を超えています。また、日系現地企業で労働している中国の方々も数千万単位で存在しているのですよ。現実派の習近平率いる“中国集団指導体制”が、そんな現実を無視して大切なパートナーである日本と“ことを構えること”など20000%ないと、わたしは確信しています。ただ両国間の“しこり”なるものを放置しておくのも得策ではないのも現実です。そこで6ヵ国協議の枠組みのほか、以前、こちらのブログ様のご常連論客の小野哲さんが、提唱なされた“フィリピンやベトナムなど中国との領土権に関する問題を有する東南アジア諸国を含めた協議のテーブル・枠組み”を設えることも考慮しながら平和的外交努力を積み重ねるのが、大切であると考えます。bgr様…安倍蚤の心臓さんや、石原慎太郎差別主義の権化みたいな稚拙で低能な輩に煽られたら、下手うちますよ。気をつけてください。( ^∀^)(笑)
追伸;日本共産党と中国共産党との冷戦関係に終止符を打った、日本共産党元議長であらさられる不破哲三氏の外交手腕に委ねるのも一考かとも、考えます。
bgrさん
そういう国を隣国に持つ国など世界中にいくらでもありますし、あなたが言う隣国が、あなたの言うような国だというのは、ずっと前からのことなのでしょ。だったら、大騒ぎするようなことではないってことです。
>領土野心をむき出しにする中国の軍事力は以前と比べ軽視出来る規模ではありません。
中国が核実験を成功させた48年前から、既に軽視できる規模ではなかったと思いますけど。
>日本という国を見ているなと感心する前に現実を見てください
で、現実を見たら、どうして安倍自民党のような政党に政権を担わせることを是とできるのでしょう。
安倍自民党が目指すような改憲をしたら、中国は領土的野心を小さくさせるんですか? 軍事費を削減するんですか? そして、歴史を捏造することを止めるんですか?
あるいは、それで日本の防衛力が増すんですか?
そういうことをもし考えているなら、そういう方こそ現実を見ていないとしか思えないんですけどね。
ちなみに、憲法で集団的自衛権を行使できるようにするのは、日本の防衛力が削られる意味を持つ、少なくとも現憲法下よりも増すことは無いってこと、ご存知ですか?
はじめまして。
まず、いくつか誤解があるようなのですが、
> 他国から侮蔑語を用いられ、
この「他国」とはどこのことですか?ひょっとしてネット上で中国人から「小日本」と呼ばれたとかその類の事でしたら、公人であり政治家である石原慎太郎氏が他国を侮蔑するのと、ネット上で無名の個人が日本を侮蔑するのを同列に語るのは問題のレベルを混同しています。
少なくともわたしは中国や韓国、朝鮮の政府関係者や公人が、公の場で日本を侮蔑語で呼んだ例を一例しか知りません。しかもそれは2003年の国連総会本会議の席上で朝鮮が日本に対して「北朝鮮という呼称はやめて、共和国、もしくは朝鮮と呼んでくれ」と申し入れたのに対してそれを日本側が無視したために、朝鮮側が報復的に日本を侮蔑語(Jap)で呼んだ、というものです。
もちろん他国を侮蔑語で呼ぶ行為自体褒められたものではありません。ですが選挙によって選ばれた公人が発するそれと、市井の無名の一個人が発するそれが、同じ深刻さであるわけがありません。選挙で選ばれた公人の後ろには、彼を選挙で信任した多数の国民がいるのです。その彼が侮蔑語を発するという事は、彼を支持した有権者もまた同じ価値観を共有しているとみなされても仕方がありません。記事が問題にしているのは「選挙で選ばれた公人が差別を行う」ことの反動性で、それを右傾化と評しているのです。
さて、あらためて
> 我が国はどうすればよいのでしょうか?
ひとついえることは、相手が不当であると感じるなら、こちらが同じステージに下りるのは下策だという事です。相手が不当であるなら、なおさらこちらが潔白で正当性を主張すべき場面です。武力行使や威嚇という不当行為に相手が訴えるなら、こちらはあくまで話し合いで応じるのが、正当性を維持する事に繋がります。
…以前から不思議だったのですが、中国や韓国、朝鮮に対して「あの国はこんなにひどい!」と憤る人たちの中に、「じゃあ俺たちもひどいことをしていいはずだ」と言わんばかりに、ダークサイドへ落ちていく人が一定数いらっしゃる事です。
「相手が不当である」と考えているなら、こちらがすべきことは正当性を訴える事であって、不当な同じ地平に降りて醜悪な泥仕合を演じる事ではありません。それでは第三者から「どっちもどっち」と見られ、ドン引きされるだけです。ましてやその醜悪な行為の矛先が、その国の人間だというだけで何の責任もない弱者に向かうとするなら、「どっちもどっち」どころか、こちらが不当と見なされても仕方がないように思います。
それはさておき、周辺国の脅威という「現実を見ろ」とおっしゃいますが、ではそもそも周囲の国々が脅威だからと言って右傾化して国民の人権を制限し、排外的ナショナリズムを昂じさせ、軍隊を合法化して武力を誇示すれば解決するという発想は本当に「現実」的なのでしょうか。
では、仮に日本が「再軍備」したとしましょう。ですが武力で威嚇された相手が、素直に大人しくなると思いますか?また一時的に屈服させることができたとしても、その後もそのままおとなしくしていてくれると思いますか?威嚇で黙らされれば当然不満は募るし、威嚇に負けない武力を持とうと考えるのはどこも同じです。つまり軍拡競争を煽り、地域を不安定化させる危険があります。
また実際に交戦したとなれば、双方に死者が出るのは避けられません。大切な家族、友人、恋人を奪われた悲しみや憎しみもまた後々まで残る不安定要因となるでしょう。戦争は遊びでもスポーツでも、ましてやゲームやマンガじゃありません。終わったらノーサイド、お互い恨みっこなしなんてなるはずもないのです。
また軍備に頼った強硬な解決法は経済に悪影響を及ぼします。経済が低迷するアメリカはいま巨大市場である中国と事を構える気はないし、中国も成長バブル経済を軟着陸させるために安定的な北東アジア市場を必要としています。韓国も同様。唯一ありえるとすれば中国に見捨てられた朝鮮が、米中を含めた多国籍軍によって攻撃される展開でしょうが、これも市場の不安定要素となるため、各国とも避けたいところでしょう。
更に言えばEUもインド、ブラジルといった新興国も北東アジアの混乱なんて望んでいません。日本が「再軍備」してことさらに地域の不安定要因化すれば、有力な市場を台無しにしたとして国際社会全体での日本の地位の低下は免れませんし、日本という市場からも撤退する国が増えるでしょう。
デメリットは山積み。これもまた「現実」です。
一方、日本国内に目を向ければ莫大な額の借金を抱え、さらには今後十年で200兆もの公共事業を公言している新安倍政権が、この上発生する「戦費」、あるいは「国防費」をどうやって調達するつもりなのでしょうか(民主党政権がよく言われた”財源はどうする?”問題ですね)。
それに国内の人権が制限されれば、政府のすることを国民が止められなくなります。要するに退き際を誤る可能性が大いにあるという事です。
それに排外的ナショナリズムは特にEUでは評判が悪いです。これを昂じさせれば国際社会での信用失墜は確実です。外国人が不当に扱われるとなれば、外国企業もそこにリスクを感じて進出をためらうでしょう。排外的ナショナリズムは経済的にも大きなマイナス要因です。
要するに今日本がことさら武力を誇示しても、コストばかりがかさんで、北東アジアの緊張感をいたずらに高め、国際社会での日本の地位を貶める効果しかありません。
わたしはそういう「現実」を踏まえてお話をしています。bgrさんがどんな「現実」を見ているのか、わたしには解りかねますが、わたしには「再軍備」して周辺国に対抗しようなど、それこそ夢見がちな希望的観測に過ぎないように思えます。
相手が強く出てきたら強く言い返したい、その気持ちはわかります。ですがこちらが強く返せば相手が黙るかといえば、必ずしもそうはならないのが「現実」です。国がそれをやるには大きな危険が伴う(具体的には戦争ですね)し、コストもかかります。対外的に強く出れば、その分失われるものも多くあるという事はわかってください。