官邸前の水曜日のデモと金曜日のデモが連携するといいですね

村野瀬玲奈さんが、毎週水曜日、反貧困デモが官邸前で行われることを紹介して下さっています。

●首相官邸前、毎週水曜日の反貧困デモ（2012年7月18日）
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-3601.html

金曜日のさよなら原発デモを見ていつも思うのですが・・・

原発は事故を起こせば取り返しが付かなくなるほど悲惨な状況を引き起こすことを私たちは嫌というほど知りました。

だからあれほどの人数が毎週官邸前に集まります。

でも、原発が悲惨なのは事故をひきおこしたときだけではありません。

平常時から非人間的な被曝労働を強いるブラックな産業です。

ですから、事故収集にあたる作業員の線量計を鉛のカバーで覆うという非人間的なことができるのです。

原発は究極のブラック労働を強いる貧困ビジネスから反対だ！という主張がデモのなかからおこってもいいと思います。

でもそれだと官邸前金曜日のデモではなく水曜日のデモにどうぞ、と言われそうな予感(^^;

原発は事故を起こしたときだけ悲惨だからいけないというだけなく、今のように電力会社が親方日の丸の独占企業である限り、悲惨な貧困ビジネスである原発労働はなくならないからやめるべきだともいえると思います。

水曜日と金曜日は決して無関係では無いと思います。

水曜日のデモも大きくなって、初めて紫陽花「革命」といえるんじゃないでしょうか


ブログ「アフガン・イラク・北朝鮮と日本」のプレカリアートさんの言葉をお借りすれば

「原発を無くす」という事は、原発に象徴されるような、大都会による地方搾取や、元請け電力・エネルギー資本による下請け労働者に対する被曝・ピンハネ・使い捨て労働、放射能や温排水垂れ流しによる環境破壊・拝金主義とも決別し、人間あっての経済・社会に変えていく事を意味する。

なのですから。