コメント
No title
TBありがとうございました。
本の紹介も。
裁判も受けられず拘束されるとは残念なことです。
限りなく冤罪に近い、知的障害者ゆえの差別的な扱いもある事件だと感じています。
この国の司法制度
犯罪を認知するのも警察検察の判断で告訴、告発を受理するかどうかも警察検察の判断次第です。
捜査結果を法令に照らして単純な形式犯と見るか悪質な犯罪と見るかも彼等の恣意的な判断に左右されます。
警察から事件送致された検察が公平公正厳粛な司法判断をせず検察官の思い込みで起訴、不起訴、起訴猶予に振り分けえる独善的な権限を行使します。
本件の被疑者に限らず一旦警察から犯罪者と疑われた場合は実際の違法行為の有無に関わらず精神的、物理的な苦痛を強いられて彼等の思い込みに基づくストーリーに無理矢理に同意する供述が得られるまで繰り返し取り調べが行われる結果、心理的に追い込まれて無実の罪を自白させられます。
余程の強靱な精神力が無ければ警察に疑われた段階で犯罪者に仕立てられる危険性が有ります。
取り調べの全面可視化と共に黙秘権と弁護士の助言を受ける権利を容疑者が公使出来る様に司法手続きを明確に周知する事を警察検察に義務付ける必要が有ります。
民主党の小沢幹事長を巡る事件で東京地検特捜部の民野検事が石川議員事務所の女性秘書を証拠品の返還と嘘の呼び出しで拘束し弁護士の助言も無く本人の同意も無く無理矢理に9時間にも及ぶ強制的な事情聴取を強行し、本来は事件当時には石川議員事務所に居なかった女性秘書から小沢事件関連の証言を引き出そうと圧力を掛けていた事はマスコミには報道されていませんが民主主義国家ではあるまじき暴挙です。
>友さん
主任弁護士さんの辞任が気になるところですが、1日も早くこの膠着状態をなんとかして欲しいと切に願います。
本当に、その国の刑事司法を見れば、その国の人権の成熟度がよく見えますね。えらい「先進国」もあったもんだと毎度の事ながら唖然としますorz
>isao-pw大城 勲さん
やることは山積みなのに放置され、大衆迎合的人気取りでしかない時効撤廃はさっさと通す。
民主党の公約はどこへいってしまったのでしょうね
コメントありがとうございました
警察・検察・マスコミはマイノリティの存在について、ほとんど無関心なのでしょう。そこに組織内での功名争いが加わると冤罪が出来上がる…。
おかしいと声をあげる人がいないと止めることは難しいと思います。
はじめまして。
やはり歴史を持たないということは大きいのだと思います。
ごく大まかに言えば権力者と一般人の対決により一般人が獲得してきた権利の集積が西欧の法の歴史だと思いますが、日本には凡そそういった事例がなく、近代法を輸入しました。
民度が低い、ではなく、今まで存在しなかった文化を輸入したということになるでしょう。あの福沢諭吉でさえ、当面は衆愚政治がいい、と言ったと読んだ記憶があります。国力が列強に伍するのを優先した、当時の状勢を思えば正しい選択でしょう。しかし不幸にも教育が施される機会は未だなく、さながら時代劇の如き勧善懲悪の観念の発言が横行していますよね。圧倒的多数の日本人の感覚は、検察は正義(市民)の味方のようです。
昨日、小沢の金の問題に関する国民の反応の未熟さとその理由をニュースを眺めながら両親に指摘したところ、「だったら小沢の応援演説でもすれば」と真に残念な答えが返ってきました。政治家がああいう風にならないように、ああいう政治家が繰り返し当選しないようにという意図で始めた話で、その趣旨まではかなり遠大であるものの、その入り口で通じない。法律のルールの話をしても、小沢が怪しい怪しくないという視点から離れられない、これが多分平均的なレベルです。
私も冤罪Fileを読んでいますが、今の状態で死刑制度が存在することが笑い話ではなく怖くなってきました。現在の法の運用は冤罪を生むことが目的であるかのようです。
新聞に裁判官のコメントで
「・・・・しかし実際には犯人だと確信できる(合理的疑いをはさむ余地がない)ようなケースは殆どない」
という内容のものがありました。
怪しいと思っている被疑者を僅かな証明の綻びで無罪判決を下すことの葛藤、というものを言いたいのでしょうが
推定無罪の原則と有罪率を知っている人間には・・・・。
>拍手コメントを下さったりんごさん
こちらにお返事を書きますね。
>厚生労働省の村木さんにはたくさんの無罪に対してはたくさんのサポーターがいた。でも、彼に対してはどうなのでしょうか?
全く同感です。
http://akiharahaduki.blog31.fc2.com/blog-entry-545.html
こちらの記事で以下のように書いたことがあります。
↓
私は、今回厚労省の役人が絡んだ事件だったから検察のでっち上げが耳目を集めた、というところがどうにも気に入らないでいます(笑)
これまでの一般人の刑事事件では検察(警察もですが)のでっちあげを全然追及しようとしなかったという官尊民卑がいやでも見えてしまうからです。
取り調べ可視化は一般市民が国家権力の横暴から身を守るためのもの、官尊民卑的発想とは相いれません。
検察の証拠でっち上げの責任追及は今回の事件よりむしろ、一般の市民が被告人とされた刑事事件でこそ成されるべきではなかったかという思いがあります
それからいただいたコメントの一部分を私が削除できるシステムがないので、お願いされた件はちょっと無理です(^^;ごめんなさいね
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