今の日本は中国を「法治国家ではない」と批判できるのだろうか?
- 2010/10/27
- 02:00
多忙継続中にて、今しばらくの間、更新頻度が落ちますm(_ _)m今日はちょっとした雑感を徒然に。今や日本を抜き、世界への影響力が無視できない大国に成長した中国。その中国が国際社会の理念である人権尊重や民主主義に逆行する国であることは、世界にとって頭痛の種だと思います。中国は何故民主化を拒み一党独裁政治にしがみつくのか、彼らには彼らなりの論理があります。その善し悪しは別として、その論理を知り、理解すること...
お知らせ
- 2010/10/19
- 18:22
返事が遅れていてすみません。今週いっぱいは忙しいので、記事の更新をお休みします。(コメントの承認は行います)来週になれば書けると思いますので、しばらくお待ちくださいm(_ _)m...
北欧の教育を見てみよう~「受けてみたフィンランドの教育」を読んで(3)
- 2010/10/16
- 16:00
フィンランドの英語教育はとても興味深いものでしたので、触れておきたいと思います。フィンランドでは、みな当たり前のように英語が話せます。フィンランドで暮らす外国人は英語だけで生活していけるので、わざわざフィンランド語を覚える必要がないくらいです。それに比して、私達日本人は、概して英語がからっきしダメです。英語は中高6年通して最も力を入れてる教科ですし、英会話学校の数も日本が世界一です。にもかかわらず...
どうして政治家は坂本龍馬が好きなんだろう?
- 2010/10/14
- 01:00
先日NHKの龍馬伝がクランクアップしたニュースが出ていました。坂本龍馬というのはなんども繰り返しブームになるものですね。そのたびそれに乗れない私がいます(^^;自称大きな改革を目指す政治家は、何かと言えば自分を龍馬になぞらえたり龍馬を引き合いに出したがったりしますが、それってなんだかなあという印象しか持てません。幕末の志士や明治維新になぞらえた団体名をつけるのも、なんだかなあ、としか感じません。というの...
政府の外交のセンスの無さを憂う
- 2010/10/13
- 15:00
ハノイ市内のホテルでキタザワ「ゲーツさん、ゲーツさん、尖閣諸島に中国が攻めてきたら、本当に安保で日本を守って下さるんですよね?」ゲーツ「ああ、もちろんだとも、安保で守ってあげよう。・・・もしも尖閣諸島が日本の領土だって中国も納得したらね。 大船に乗ったつもりでいなさい。・・・泥舟だけどw」キタザワ「あーよかった!裏で中国と手を組んでカモにしてるなんて噂を流すブロガーがちらほらいて、ちょっと心配だっ...
政府の政策のセンスの無さを憂う
- 2010/10/12
- 13:00
まずは報道記事から連休分散に賛否 「効果2.9兆円」「業務効率落ちる」asahicomより地域ごとに時期をずらして5連休を作る「休暇分散化」の導入に向け、観光庁は6日、各界の著名人らを集めた「休暇改革国民会議」の初会合を開いた。成長戦略の柱のひとつに掲げ、来年の法案提出に向けて世論を盛り上げる狙いだが、各論では百家争鳴の状態だ。 都内の高級ホテルの大広間を借り切って開かれた会議には、新日鉄の三村明夫会長...
北欧の教育を見てみよう~「受けてみたフィンランドの教育」を読んで(2)
- 2010/10/11
- 14:00
フィンランドでは落ちこぼれを作らないことを重視しており、きめ細かいフォローをするシステムとして留年があります。以前も書きましたが、成績は絶対評価の10段階で、3まではつきません。4が二つで留年です。留年してる子は結構ごろごろいるようで、筆者の真由さんのホストファミリーの子どもも留年していました。留年は中学でもあります。「中学で留年なんて、本人が恥ずかしい思いして登校拒否にでもなったらどうするの?!」と...
北欧の教育を見てみよう~「受けてみたフィンランドの教育」を読んで(1)
- 2010/10/11
- 05:00
遅くなりましたが、この記事の続きになります。以前「スウェーデンの教育を見てみよう」というエントリーをvol.2まで書いて続きがほったらかしになっていました^^;スウェーデンの教育を見てみよう~その1・高校教育無償化によせてスウェーデンの教育を見てみよう~その2・質の高い民主主義教育スウェーデンだけでなくもう少し幅を広げて、フィンランド等も含めた北欧の教育を見ていきたいと思います。このシリーズは不定期にぼち...
イグノーベル経営学賞は、尖閣ショックに乗じて日本に無人偵察機を売ったアメリカに(笑)
- 2010/10/10
- 09:30
中国は逮捕監禁している人権活動家、劉暁波氏がノーベル平和賞を受賞したことについて、猛然とノルウェイに噛みついています。「平和賞を冒涜」=ノルウェーへの対抗措置示唆―中国外務省時事通信 10月8日(金)19時31分配信 【北京時事】中国外務省の馬朝旭報道局長は8日、劉暁波氏へのノーベル平和賞授与決定について「賞の趣旨に完全に反し、平和賞を冒涜(ぼうとく)するものだ」と強く反発する談話を発表した。談話は、「(授与...
(続き)『沖縄発 21世紀への願い』(その2)~金城実さんの手記を転載
- 2010/10/10
- 01:00
http://www.jinken-net.com/old/hiroba/2000/hiroba0008.html●大阪のウチナンチューと差別 大阪JR環状線の大正駅を下ると沖縄出身者が多く住んでいる。沖縄料理屋や呑み屋が多い。まるで沖縄文化をそのまま再現したものだ。そこでは沖縄語、三味線、空手道場、琉球舞踊研究所などがある。カラオケも琉球民謡が唄われる。犬の鳴く声も何か、ワン、ワン、ワーンワ(私は)と聞こえてくるから不思議だ。 そこで沖縄出身者が戦前、...
『沖縄発 21世紀への願い』(その1)~金城実さんの手記を転載
- 2010/10/09
- 14:30
この社会に存在する様々な差別。その差別がもたらすもっとも大きな罪の一つは、自らのアイデンティティを蔑まれると同時に、自分自身が自分自身を蔑み自己否定をしてしまうことではないでしょうか。かつて、在日朝鮮人、被差別部落とともに、琉球差別が存在しました。先月放映された「英霊か犬死か」の彫刻家金城実さんも、若い頃は沖縄の言葉や文化に劣等意識をずっと持ち、沖縄に誇りを持つことができずにいたそうです。米兵に轢...
これでもまだ取り調べ全面可視化を急ぐ気はないですか?
- 2010/10/08
- 12:00
前の記事の続きになります。関連した報道をいくつかピックアップしておきましょう。特捜前副部長取り調べ「可視化する必要ない」 郵便不正事件を巡る証拠品改ざん・犯人隠避事件を巡り、最高検の伊藤鉄男次長検事は5日、記者会見し、大阪地検特捜部前副部長・佐賀元明容疑者(49)(犯人隠避容疑で逮捕)が取り調べの録音・録画(全面可視化)を求めていることについて、「(検察官が)自分が取り調べられる時だけ可視化をしろ...
どの口がそれを言う
- 2010/10/06
- 21:32
コメント欄にて観測霊さんに教えて頂いた報道です。開いた口がふさがらない・・・取り調べ全過程録画、最高検に申し入れ 前特捜副部長側2010年10月4日21時53分 大阪地検の前特捜部長らが部下の証拠改ざんを隠したとされる事件で、前副部長の佐賀元明容疑者(49)=犯人隠避容疑で逮捕=の弁護人は4日、前副部長に対する取り調べの全過程を録音・録画するよう最高検に申し入れた。佐賀前副部長は容疑を否認しているといい...
カンシにイグノーベル賞を
- 2010/10/05
- 22:00
代表選では「一に雇用、二に雇用、三に雇用、」と雇用政策に並々ならぬ意欲をみせてくれたカンシですが、そのための具体的な政策はどのようなものかというとこちらなかでも大きく取り上げられるのが、高卒、大卒者の就職難解決のため、卒業後何年かは新卒扱いするよう企業に求める政策です。しかし「これが雇用対策?カンシ、マジですか?」との批判は早くも上がっています。◆七詩さんのHP「新卒扱い」は問題解決にはならない (...
(ひとこと)来月裁判員裁判で初めての死刑求刑事件となる「耳かき店員殺害事件」ですが
- 2010/10/03
- 18:00
審理は4日間だそうです。慎重の上にも慎重を重ねるべき死刑求刑事件の審理がたった4日間・・・・トホホorz...
郵便不正事件の証拠捏造事件が明るみになっても、民主党は決して取り調べ全面可視化を実現しようとしない気がする(付記あり)
- 2010/10/03
- 12:00
この記事への簡単な補足になります。郵便不正事件での証拠捏造事件では、前田検事だけでなく、前特捜部長、全副部長までも逮捕されました。それまで自民党の手先として自民の政敵を追い落とす役割を担っていた検察が民主党を政権与党と認め、自民党から民主党に乗り換えた、という陰謀論的見方もできないわけではありません。というかそういう澱んだ政治的陰謀というものは存在してもおかしくはないでしょう。しかしこれは決して証...
競争の教育=減点方式の教育は自己否定感を育てる
- 2010/10/02
- 23:00
少し前になりますが、保坂展人さんのブログで、教育について考えさせられるエントリーが二つありました。今日はそのひとつについてです。◆保坂展人のどこどこ日記教育・学校について考えてきたこと(つぶやき総集編)(引用開始)教育を通して「自分はナカナカのもの」と感じる自己肯定を浸食して、「このままじゃいけない」と自己否定する習慣を身につけていく。「無限疾走感」は砕かれ、「私は何の取り柄もないつまらない人間だ...