安倍政権の人質事件に関する政府への批判・検証封じを許してはいけない
- 2015/02/15
- 06:00
安倍政権がどんな言い訳をしようとも、どんなに「政府の対応に間違いはなかった」と繰り返そうとも、結局二人とも救えなかったのが事実である以上、事件発生後政府がどう対応してきたのかを具体的に検証するのは必須です。この検証無しには今後の日本人の安全の確保はあり得ません。しかし、予想通りではありますが、安倍政権は、政府批判や検証を求める声を、居直りや情報隠蔽、そして恫喝で封じようとしています。2/3の参議院予...
「テロに屈しない」=「人質を見殺しにする」ではないはずです
- 2015/02/13
- 15:00
前回までの記事に少し追記しておきたいと思います。前回までの記事を読んで「そうはいっても『身代金は支払わない、テロリストと交渉はしない』という方針は、世界のスタンダードなのでは?」と思ってらっしゃる方も多いと思います。テロリストとは取引しない!という米の勇ましい「テロとの戦い」宣言のおかげで、いつのまにかこれがスタンダードだとすり込まれてしまってるのでしょうまず「身代金を払うという選択肢は存在しない...
最初から人質を助ける気など全くなかったとしか思えない政府の対応まとめ その3
- 2015/02/12
- 18:00
前の記事からの続きです。安倍首相の無能さにびっくりするよな話がこちらです。●安倍首相の中東の知識は小学生並み? イラクとシリアとトルコの区別もついていない疑惑が…http://lite-ra.com/2015/02/post-856.html(前略・引用開始)・・・国会ではエラソーに中東支援の意義とイスラム国との闘いを強調している安倍首相だが、実は中東の歴史や地理、そしてイスラム国の成り立ちについて、小学生並みの知識しか持ち合わせていない...
最初から人質を助ける気など全くなかったとしか思えない政府の対応まとめ その2
- 2015/02/12
- 06:00
前の記事より続きます。非情にも湯川さんは殺害予告期限の翌日の1/24に、後藤さんは2/1に、殺害されてしまったのがあきらかになりました。本当に心が痛んでなりません。あらためてお悔やみを申し上げます。お二人を救えなかった、いえ、救おうとしなかった日本政府の外交の無能さを示す事柄ははまだあります。イスラムの専門家やジャーナリストはこぞって対策本部をヨルダンに置いたのは間違いだったと評しています。●なぜトルコで...
最初から人質を助ける気など全くなかったとしか思えない政府の対応まとめ その1
- 2015/02/11
- 06:00

2/7からようやく再開したばかりの当ブログですが(^^; 私は、中高校生くらいのこれからの若者が読んでくれる機会があるなら、少しでも考えるきっかけになってほしいという気持ちも込めて書いています。 なので、今回の人質事件について初めて読む中高生にもわかりやすいように、自分なりに順を追ってまとめていくことにしました。 (参照にした報道等は別記事でまとめてリンクを張っておきます。今更感満載なまとめですので、...
ジャーナリストが危険な戦場に行くのを国が禁止してはいけないと思います
- 2015/02/08
- 15:00
色々と先に書いておかなければならないことがありますが、記事を貯めないためにもとりあえずジャーナリストにの旅券返納命令が出たことをメモ。シリア渡航を計画、カメラマンに旅券返納命令 外務省朝日新聞デジタル 2月8日(日)0時11分配信 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150208-00000001-asahi-soci外務省は7日、シリア渡航を計画していた男性に対し旅券法に基づいて返納を命じ、男性から旅券を受領したと発表した。返納...
イスラム国人質事件について、推奨ブログまとめ #IAmNotShinzoAbe
- 2015/02/07
- 01:00
ものすごーーーーくご無沙汰してしまいました。1年以上記事を書いていなかったのに、変わらぬアクセスやコメントを頂いて感謝しております。今後、コンスタントに書けるかどうかわかりませんが、また少しずつ書き記していけたら・・と思っています。イスラム国(ISIS)による日本人人質殺害事件が起こってしまいました。お亡くなりになった湯川遥菜さん、後藤健二さんに心から哀悼の意を表します。そして、安倍政権はこのショッキ...
隣国とうまくやっていくための知恵を絞ろう
- 2010/12/26
- 12:00
前の記事でもご紹介しましたが、憲法学の水島朝穂教授がHPで民主党の防衛大綱について論評されています。少々長いですがご一読を。◆平和憲法のメッセージ新防衛計画大綱の「鋭利な刃」 2010年12月20日 (引用開始)12月17日、菅内閣は、2011年度以降の10年間の防衛力のあり方を示す「防衛計画の大綱」を閣議決定した。その内容は、首相のもとに置かれた「新たな時代の安全保障と防衛力に関する懇談会」(座長・佐藤茂雄京阪電鉄CE...
話し合いで解決する外交の能力が全くない政府~尖閣諸島の問題(4)
- 2010/09/30
- 03:00
アメリカが今や日本よりも中国を重視しており絶対に中国を敵に回そうとしないことは周知の事実です。これまでもアメリカは、尖閣諸島、竹島、北方領土等の問題については関与しないことを表明してきました。今回も再び表明しています。引用はいつも貴重な情報を速報で流して下さるはなゆーさんからです。元ネタはリンク先からご覧下さい◆低気温のエクスタシーbyはなゆーニューヨークタイムズ「尖閣で戦争でも米軍が参戦する確率...
話し合いで解決する外交の能力が全くない政府~尖閣諸島の問題(3)
- 2010/09/28
- 14:00
では、政府はどうすべきでしょうか、いくつか言説を引用します。◆リベラル21大事なのは最終解決こそはるか遠い先にしても、一触即発の危険な状態を放置しないことである。それにはどうすればよいか。問題を交渉のテーブルに載せて、正面から主張をぶつけ合うのである。その際、双方が相手の主張を包み隠さず自国の国民に知らせることが重要である。ここでは双方の領有根拠を吟味することはしないが、私の見るところ勝負はいいと...