コメント
抗議すべき
「人権派」弁護士という呼び方に奇妙なものを感じているのですがマスコミですら人権派弁護士という言葉を使いますよね。
ちなみに人権派弁護士は海外ではどう表現されるんでしょうか?
もともと人権を守るためにいる存在する弁護士に人権派とつけるのは滑稽に思えます。人権派弁護士という呼称には「人権派」じゃない弁護士も抗議すべきことじゃないでしょうか?
Re: 抗議すべき>tokuさん
「人権派」に該当する外国語は、どうなんでしょうね、日本みたいなニュアンスの言葉はあるんでしょうか?(^^;
医師にたとえると
人命を救うことを使命としている
医師に対して、“人命派医師”と揶揄するような
ものですね。
Re: 医師にたとえると>フリスキーさん
人権屋なんて蔑まれた日には、医者に人命を助けるな、と言ってるようなモンですね
人権派弁護士という奇妙な日本の観念と奇妙な日本語
これは簡潔で本質的な指摘ですね。たとえば、基本的人権を擁護しない現大阪市長は弁護士法に違反しているのですね。(笑)弁護士法違反で罪に問えないでしょうか。(爆)
私の知る限り、「人権派弁護士」なんて軽蔑的なニュアンスを持つ言葉はフランス語でも英語でもないと断言してよいと思います。たぶん他の言語でも同じだと思います。
たとえば、フランスは「人権思想」発祥の地であり、政治家はその政策主張の中でしばしばフランスの人権宣言に誇りをもって立ち戻ります。うちでもいくつも取り上げた最近のフランソワ・オランド大統領の数々の演説が良い例です。
「人権派弁護士」という蔑称に象徴される、日本人の人権軽視感覚・人権破壊思想の源流を調べてそこから日本の法意識について深い反省をすることが日本の近代化、民主化にとってとても重要なように思えます。葉月さん、そういう記事をリクエストしてもいいですか?
>(誤解してる人が多いようですが、弁護団は死刑廃止論の立場に立って被告人である元少年の死刑を回避させようとしているのではありません。「傷害致死」だから死刑は不当だと言っているのです。この事実を知らずして光市事件を論じる資格はないと思います)
この指摘もいいですね。わかりやすいですね。大きな文字で強調することを提案します。
Re: 人権派弁護士という奇妙な日本の観念と奇妙な日本語>村野瀬玲奈さん
>
> これは簡潔で本質的な指摘ですね。たとえば、基本的人権を擁護しない現大阪市長は弁護士法に違反しているのですね。(笑)弁護士法違反で罪に問えないでしょうか。(爆)
特別顧問を含めれば複数そういう弁護士が大阪市に集結してるようです。
> 私の知る限り、「人権派弁護士」なんて軽蔑的なニュアンスを持つ言葉はフランス語でも英語でもないと断言してよいと思います。たぶん他の言語でも同じだと思います。
あの独特のニュアンスはちょっと他の言語に置き換えることはできないですよね
> 「人権派弁護士」という蔑称に象徴される、日本人の人権軽視感覚・人権破壊思想の源流を調べてそこから日本の法意識について深い反省をすることが日本の近代化、民主化にとってとても重要なように思えます。葉月さん、そういう記事をリクエストしてもいいですか?
ひとつは、人権というものを、例えば在日の人々だとか、犯罪の加害者だとか、生活保護受給者だとか、公務員だとか、そういうある特定の人々に属する特権、既得権だと思ってる節があります。
人権とは全ての人間に例外なくアプリオリに備わっているのもので、それを否定することはすなわち自分の人権をも否定することなのだということに全然気づいていないんです
要は、ルサンチマン、プラス、最低限の基礎知識がゼロってことじゃないでしょうか。←これをどうやって一つの記事にまで水増ししようかw
> >(誤解してる人が多いようですが、弁護団は死刑廃止論の立場に立って被告人である元少年の死刑を回避させようとしているのではありません。「傷害致死」だから死刑は不当だと言っているのです。この事実を知らずして光市事件を論じる資格はないと思います)
>
> この指摘もいいですね。わかりやすいですね。大きな文字で強調することを提案します。
がってん。
あと、「弁護人の職責は被告人の言い分を出し尽くすこと。その言い分が結果的に裁判所に採用されなかったからといって~」の間にもう一小節追加します。
この国の人権意識
ずいぶん前ですが、同僚のホステスを殺害した後、整形手術ですっかり顔を変えて、何年も逃亡していたという女性が逮捕されて、大きな話題になった事がありました。その時のテレビの報道番組で彼女の母親の証言として、彼女が十代後半の頃に恋人の窃盗(車上荒らしか何か)を手伝ったことで有罪判決を受けて収容されていた刑務所で、刑務官が男子監房の受刑者であった暴力団関係者に脅されて彼等を女子の監房内に送り込んで女子受刑者をレイプさせていた事件があり(有名な事件です)、彼女はその被害者だったという話が出ました。母親が言うにはそれ以来、娘はすっかり人が変わってしまったということでした。しかし、それを聞いた若い男性のサブ・キャスターは、彼女に同情的なことを言いかけたコメンテーターの話を遮って、「でも、その時も悪いことをしていたのでしょう?」「悪いことをして刑務所に入っていたのだから仕方がない」というようなことを二、三度言って、それ以上言わせませんでした。
私はその時、(そのような事件があったこと自体にもたいへん驚きましたが)その男性キャスターの顔をつくづく見て、報道関係者がこのような人権意識しか持っていないことに呆れ、驚いたものです。(その男性キャスターはその後も報道番組で活躍を続けてメインの司会者になったりもしていたようですが、思えばこれが私にとって、マスメディアに不信感を持つ、ひとつのきっかけになったかもしれません)
どうしても、触れずにはいられません。
裁判の判決にはとくに不服はないとしながらも、最高裁まで粘って、「無罪」を勝ち取りました。
最高裁の判決は「人に非難されたからといって、原告はいちいち目くじらを立てることもなかろう。ただし、被告がテレビで非難するのはやり過ぎだった」だったはずです。
最高裁の判事は、個人差はあれども失敗や後退のない花マル“○”人生を送っています。そんな人たちにとって、国民審査において見ず知らずで法律には無知なはずの数百万人に“×”をつけられるのはよほど屈辱的なことなのでしょう。「だから、被告の非難ぐらい、原告は辛抱しなさい。受忍限度内です。」と言っているかのようです。
名張市の事件にしても、何かのきっかけで(誰かから)本音が噴出するかもしれません。例えば、「40年近くもダラダラと刑の執行を引きのばした」というように。
そんなこと言ってる人は
そんなこと言ってる一般人(というか,そういうことをカキコむ人),もう既にいるんですよ。
私は,仕事から帰っている途中に,時々携帯電話でニュースをチェックします。
ニュースの下にコメント欄があり,私の携帯は,(ネットのニュース欄とは違い)上の方にあるコメントが,
コメント欄を選択しなくても目に入ってくるようになっているんです。
この名張毒ぶどう酒事件の再審請求棄却の報道のとき,
>だいたい,死刑判決を受けてるのに50年経ってまだ生きてることがふしぎ
とかって書いてる人がいました。……。絶句しました。
秋原さんは,死刑の存廃問題と冤罪の問題は別と書いておられましたが,とにもかくにもシネシネと言う人には,そんな区別はどうでもよく,この人は冤罪かもとチラと思う思考回路がないばかりか,冤罪と書かれていても,
それが表すことがわからないのか,考えないのか,知ろうとしないのか…本当に恐ろしいことです。
Re: この国の人権意識>風鈴草さん
それでのし上がったら今度は下を見下すどこかの市長みたいになってしまうケースも多いのですが。
Re: どうしても、触れずにはいられません。>なみはやさん
裁判長は誰だと思ったらあの竹内行夫、さもありなん。
竹内行夫は民法の不法行為の成立要件さえ知らないんじゃないかと疑ってしまいます。
あれでバカ殿は増長し、「裁判所が不法行為じゃないと言ったのに弁護士会はボクを懲戒したことを謝罪もしない!」と息巻いてます。
しかしさしもの竹内氏も、弁護士会の内部の規則ではともかく、不法行為は成立しない、という趣旨の判決を書いてるわけで、弁護士会内部の自立的な処分は別に構わない旨を言ってるのです。
また主文しか読まないで判決文全文読まなかったのが見え見えのバカ殿。
憲法違反もしまくってることですし、そろそろ最も重い懲戒処分の「除名」でいいんじゃないかと個人的には思っています
Re: そんなこと言ってる人は>mimosaさん
もう犯罪ですね、そこまで行くと。
ところで、私はこの記事であれほどバッシングを受けた光市弁護団を擁護しているんですが、何故か反対コメントが一件も来ないんです(笑)
誰もが裁判員に選ばれる可能性があるのですから、刑事弁護とはどういうポリシーに基づいて行われるものなのか、少しでもわかって欲しいと思っています。
光市事件は弁護団が再審請求したようです。
私も実はこれは傷害致死なんじゃないか、という疑いを持っています
資産公開の制度を「ザル法だ」と批判する橋下市長は、普通預金や親族の資産も公開対象にすべきだと主張しました。
橋下「親族の資産も普通預金もすべて出さないといけないと思っている。『政治とカネ』について、国民が不満に思ってるところが解決できない」
市長自身の普通預金については、「任意で出せと言われるかも知れないが、ちょっと今は勘弁してほしい」としています。
論点がずれるかもしれませんが・・
私もこれを読むまでは弁護団が死刑廃止論の立場からあのような弁護になったのだと思っていました。
>弁護人はあくまで被告人の立場に立って、被告人の言いたいことを十分法廷で出すのが職責
その通りだと思います。
しかし、私も勉強不足で申し訳ないのですが、個人的には、被告の少年が赤ちゃんを泣き止ますために紐を蝶々結びにしたら死んでしまったという証言をとても信用ができません。
これが事実だったとしても、弁護団に世論をもう少し味方につけられるような弁護のやり方というか言い方があったのではと思うのですが。(荒唐無稽に聞こえようと被告人がそれを希望するなら弁護人は全力を尽くさねばならない・・・そのとおりだとは思うのですが世論を無視することは現実できないのではないでしょうか)
>akiさん
Re: >名無しさんハンドルをお願いします
後で垂れ込み部屋にソースも添えて入れ直していただけると助かります
Re: 論点がずれるかもしれませんが・・>ビルさん
> これが事実だったとしても、弁護団に世論をもう少し味方につけられるような弁護のやり方というか言い方があったのではと思うのですが。(荒唐無稽に聞こえようと被告人がそれを希望するなら弁護人は全力を尽くさねばならない・・・そのとおりだとは思うのですが世論を無視することは現実できないのではないでしょうか)
まず、一つ目
弁護側の主張をビルさんが信じることができるかどうか、裁判所が受け入れるかどうか、ということと、内容がどうであれ弁護側が被告人の側に立つ弁護を行っていること自体を非難して良いかとは別問題です。そこをご理解いただきたいと思います。
そうでなければ裁判所が被告人側の主張を認めなかった場合の弁護側の弁護活動そのものは、全て市民の非難の対象になってしまいます。
二つ目
ビルさんはおそらくマスコミの報道を通じてしか弁護側の主張をご存じないと思います。弁護団はマスコミに正確な報道をするように再三申し入れたのですが・・。
弁護側の奇異と感じられる主張についてはマスコミがおもしろおかしく報道したせいで、かなり誤解を受けている面があります。
精神鑑定によると、父親に凄まじい虐待を受けてきた少年は精神年齢が子どものまま止まっており、予期せず被害者を死に至らしめてしまったときに通常では想像できないパニック状態に陥ったという旨の精神鑑定が出ています。
ちなみに元少年を精神鑑定した野田氏の話です。是非。
http://www.k4.dion.ne.jp/~yuko-k/kiyotaka/modoshi.htm
実際少年はちょうちょ結びにした記憶がないのです。
私たちもパニックに陥ったときの記憶が断片的に抜けてしまう、ということは想像に難くないと思います。
では何故記憶がないはずのことについてはっきり述べているかというと、これは捜査機関がどのように調書を作成するかについて一般の人々はほとんど知らないことなのですが、警察が誘導尋問や、喋った内容をつなぎ合わせて、あたかも被告人がストーリーをすらすら喋ったかのように書き上げて、そこに署名捺印させるんですね。あとから「自分はあんなこと言ってない!」というケースはごまんとあります。
ちょうちょ結びにした理由も、説明を求められてむりやり後付で説明した感が強いです。
激しいDVを受けた人間は、周囲の人間と良好な人間関係を築くことができません。嫌われないようにと無意識のうちに必要以上に他人に迎合してしまう傾向にあります。
弁護人の立会もなく、警察官に取り囲まれて取り調べを受れば、警察官が作ったストーリーに沿って供述してしまう可能性が非常に高いであろうことは、刑事弁護を手がけている弁護士ならみな知っていることです。
今回は、少年の特殊な生い立ちや特殊な心理状況、取り調べの実態など、一般の人々にはとてもわかりにくい事情があるのに、それを踏まえて正確な報道をせず、ただただ少年憎しを煽ったメディアの罪は計り知れません。放送倫理検証委員会(BPO)は、恣意的にゆがめられたメディア報道に、「被告や弁護人を批判するニュアンスが濃く、公平性や正確性に欠けた」などとする意見を発表しています。
http://megalodon.jp/2008-0416-2113-26/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080415-00000136-mai-soci
http://www.bpo.gr.jp/kensyo/decision/001-010/004_k01_key5-nhk.html
どんな事件もまずは予断と偏見を持たずに客観的事実を見るという事から始めることが大事であることを心にとめて下さると嬉しいです
>。(荒唐無稽に聞こえようと被告人がそれを希望するなら弁護人は全力を尽くさねばならない・・・そのとおりだとは思うのですが世論を無視することは現実できないのではないでしょうか)
世間の目を気にして被告人の言い分をゆがめてしまうことは,
被告人が十分言いたいことを供述する権利を奪うことになり、真実発見から遠ざかることもになります。
光市弁護団を追った東海テレビのドキュメンタリー番組「光と影」(残念ながらyoutubeにはないです)の内容を書きおこしたエントリーを書いていますので、目を通していただけると嬉しいです
http://akiharahaduki.blog31.fc2.com/blog-entry-40.html
もしよろしければこちらの本をどうぞ。お勧めです
http://www.amazon.co.jp/%E5%85%89%E5%B8%82%E4%BA%8B%E4%BB%B6%E8%A3%81%E5%88%A4%E3%82%92%E8%80%83%E3%81%88%E3%82%8B-%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E4%BA%BA%E6%96%87%E7%A4%BE%E7%B7%A8%E9%9B%86%E9%83%A8/dp/4877983589
2人の命を失わせたが、傷害致死だ(笑)
人権弁護士って、法律の陥穽を異常な情熱で以って探って、社会を掻き回すことに生き甲斐でも感じているんだろうか。最高裁で死刑確定となっているのに、これじゃ、また再審でもされそうに思う。それだけでも非常に気分悪いわ。
Re: 2人の命を失わせたが、傷害致死だ(笑)>akiさん
でも現在それは法律違反、憲法違反になってしまいます。
まずは憲法37条を改正し、刑事訴訟法も改正しなくてはいけませんね。
>aki様
父との会話
父はもうすぐ八十になる田舎の隠居です。元々時代劇大好き人間で、昔のゴールデンタイムは加藤剛さんの「大岡越前」とか、何人もの俳優さんが演じた「遠山の金さん」は、中村梅之助さん主演の頃から、いつも見ていました。(当時はテレビは一家に一台の時代だったので、子どもだった私たちも泣く泣く付き合って見ていました。お陰で、当時流行っていた、アイドルの出ている歌番組など、ほとんど見たことがありません。(T_T) )
(遠山の金さん 松方弘樹さん版 http://pds.exblog.jp/pds/1/201109/23/46/c0067646_826758.jpg 元祖刺青公務員?です)
そんな父が裁判の再審請求の話とかをニュースで聞くたびに、「一度白状しているのにやっていないなんて、そんな馬鹿なことがあるものか!」とか、(犯行自体は認めている場合には)「こいつが殺したことには変わりないんだろう?犯人にどんな事情があろうが、殺したら死刑、それでいいんだ。そんな奴はさっさと“磔獄門”にしてしまえ!」とか言います。(いつの時代だ。(^^;) )
「お父さん、『お前がやったんだ!』と毎日責められていたら、人はやってもいないことを認めてしまうものなのよ」と言いますと、「俺だったら、やってもいないことなんか絶対に認めない」と言います。「あら、そうかしら。じゃあ、お父さんが濡れ衣を着せられても、『ああ、そうですね。うちの父ならやりかねません。さっさと死刑にしてくださって結構です』と言って、放っておくわよ」とか言っても「俺は大丈夫だ」の一点張り。(><)(実際は、結構気が弱いので、ちょっと脅されると、やってもいないことでもペラペラ喋ってしまいそうなタイプですなんですが・・・)
「未成年だったのなんだの、今の裁判はめんどくさ過ぎる。昔の“お白州”みたいなものでいい」「・・・・」
実際にはあの八百屋お七だって、役人が憐れんで十六歳を十五歳ということにして(当時の「少年法」の適用)、罪を減じようとしたんだけど・・・
(お七の放火はボヤで済んだらしいということですが、当時の放火は、それ自体が殺人に匹敵する重罪)
そんな父は、今日も昼間から寝転がって、時代劇の再放送を見ています。
AKIくんへ
ネットで一度で構いませんので法律に目を通してからコメントされる事をお勧めします。山口県光市の母子暴行致死事件の実態は殺人事件ではありません。
また、被告人は精神障がいの一つである発達障がい当事者であることも判明しており、この種の場合は死刑執行は国際法違反である事は明快です。
また、「人権派」弁護士と日本はすぐにレッテルを張るのですが、弁護士はあくまでもクライアントの立場に立って弁護活動をしているのに過ぎません(中には須田セツ子医師の弁護活動をまともにしなかったおバカな弁護士も居ましたが)。
君はあまりにも現実を分かっていませんね。伊藤芳朗という弁護士が書いた「『少年A』の告白」という、少年非行担当の弁護士のコラムを一読されてから、ここでコメントされますようお勧めしておきましょう。もし、気に食わないで逆切れコメントをしたらここに私をしのぐかなり厳しい論客がいますのでフルボッコにされる事を覚悟しておくべきですな(笑)。