コメント
民主主義を育むということ…
秋原さんご指摘の通り、橋下氏は新自由主義・市場原理主義の申し子ですので、彼がもし市長になれば、市民の暮らしが破壊される事は、火を見るより明らかですね。きっと、国民健康保険料の大幅引き上げや、保険証の取り上げなどは平気の兵左、難なくやってのけるでしょう。病気になっても医者に診てもらうことも出来なくなります。こんな目茶苦茶なこと許されて良いわけありません。住民の命の尊厳を守りぬくことが自治体の役割なんですよ…。
>公務員や社会的弱者を攻撃すれば気分は良いかもしれませんが、それで自分たちの暮らしが向上するわけではありません。
>福祉や医療や教育や文化を削り、公的サービスを激貧にし、市民生活をより圧迫することばかりでした。
他方で大企業、ゼネコンには至れり尽くせりの大甘。
橋下氏は地方自治の本来の役割をかなぐり捨て、市民の暮らしや福祉を破壊する、単なる財界のポチでしかないのですね。だから汚職まがいの事も平気でやるんですよ(パーティー券の件など…)
>「(自分を殺す)肉屋を熱烈に支持する豚」
トンマな豚に成り下がらない様に気をつけたいものです。実に見事な表現ですね…。(爆笑)
>彼は一部の富裕層を除いた一般の市民や社会的弱者の生活をより苦しくする政策(都構想も含め)しかしないし、実際してこなかった新自由主義の申し子である、ということを見抜くことです。
豚は肉屋によって切り刻まれる運命なんですね…。
もう亡くなられたんですが、筑紫哲也さんというジャーナリストが言ってみえた言葉が忘れられません…、『民主主義は本来、面倒臭くて手間のかかるものなんですよ、だから安心なんですね…。』
秋原さんの仰る通り、アドルフ・ヒトラー、小泉純一郎、石原慎太郎、橋下徹はみんな民主主義を破壊する独裁者でしかないんですね…。
盤石な民主主義を手塩にかけて、手間を惜しまずに、育んでいきたいものですね…、(^_-)-☆
秋原さん…、いつも勉強になります。有り難うございます。
無間地獄からの脱出
働く気のない人達に公的な資金を投入し続けても
ブラックホールのように吸い取られ続けるだけで
その先が何もないのでしょうか。
私の周りには何人もの生活保護受給者がいますが
その人達は仕事をさがすこともせず、
昼間から酔っ払ってくだをまくばかりです。
そんな人達に、いったいどれだけお金をつぎ込めばいいのでしょうか?
それよりも、金持ち、やる気のある人がやりやすい世の中にした方が景気もよくなり、雇用も創出でき、
世のためになると思います。
現職の低レベルが、もっと低レベルのハシズムを!?
現状維持・既得権益維持(A) vs. 圧政~ばら色までの変化の可能性(B)
たしかに、敵・スケープゴートを提供して憎悪を利用しているのは感じるし、一つ一つの政策でも、それは反対だと思うのも中にはある。しかし、右肩下がりでジリ貧で現状維持を自分が肯定する勢力に加担する感覚には大きな違和感を感じてしまうのですね。
内なるハシズム(B)に抗い、かつ現状維持バイアス(A)を冷静に改善していく第三の方法があるのでしょうか?というのが今の疑問です。
民主主義において全てに合意がとれる手法はありません。だから任期がくれば判断されるわけです。
現状維持を肯定することをできる自信が無いのです。
対抗の現職さんがまともな政策を出してくれるのが良いのですが、タダ単に反ハシズムといった相手を非難するだけのレベルに乗っかってしまった、またはそのレベルしか理解されない有権者だと判断された有権者の悲哀なのかもしれません。
社会の根本を見直す時ですよ…。
大阪だけの問題ではないのですが、安心して暮らしてゆける共生できる社会造りを真剣に考えなければ、早晩、日本社会は崩壊してしまいます。まずは労働者の懐を温め、内需を拡大し、デフレスパイラルから脱却すべきです。大企業経営陣には『ノブレス・オブリージュ;富の再分配』の思想を持って頂きたいものですね…。そうすれば、景気も回復し、企業収益も上がるのです。簡単なこと…。(^_-)-☆
リラックスさんへ…
>自分のBLOGの中だけで罵詈雑言を並べて、自慰行為をしている為、その光景を気味悪がった人達が、橋下氏支持になってしまった気がしてなりません。
余りにも失礼千万な物言いですね…。貴殿は最低限のマナーも持ち合わせていないのですか?。議論以前の問題ですよ。当blog主の秋原さんへの謝罪と上記侮蔑記述の取り消しを強く要求します。
Re:
おっしゃりたいことはわかります。
けど橋下陣営もすごいですよ。
革命とか解放戦争とか。
教職員組合活動が今よりうんと激しかったころに府立高校に通っていた私にとっては、むしろ橋下側に、あなたのおっしゃるような嫌悪感を強く感じるのですよ。
彼のように、なんでも討論なんでも議論なんていうのは、まさに当時の先生方のノリでした。
全ての学校がかならずしもそうではなかったようですが、府立にはいくつかそういう学校がありました。
ご存知でしょうか。
知らずに受験した私にとっては全くもってトンデモな三年間でしたが。
今はもう定年退職された当時の教員の方々は、こぞって大阪維新の会を応援されているような気がしてなりません。
自らがなし得なかった社会変革を夢見て。
はじめまして
ルールを守った投稿をしていきますので、どうぞよろしくお願いします。
大阪府民でない、外野の人間ですが全国的に注目が集まっているので書き込みます。
さて、覚悟はしていたとはいえ、「橋下大阪市長・松井大阪府知事同時誕生」悪夢の結果となってしまいました。
まさに、2011年11月27日、日本の民主主義は完全に「崩壊」しました。
この先、間違いなく日本国内に全体主義、差別主義、軍国主義がはびこり、民主主義、平等主義、平和主義はことごとく否定されるでしょう。
私達・反橋下派は、「ハシズム」に虐殺される運命しかないのでしょうか。これから先、絶望しか見えてきません。
余談ですが、昨日、橋下新市長応援に石原都知事が来ましたが、あたかもヒトラーとムッソリーニが会談した感じでした。石原氏は「橋下君が暴走した時、止めに入る」と言っていましたが、実際は「橋下君が暴走した時、正当化する援助に入る」に違いありません。
>リラックスさん
こう↑書いた二行後で、次の↓ようなことをあなたはお書きですね。
>結局、自分のBLOGの中だけで罵詈雑言を並べて、自慰行為をしている為、その光景を気味悪がった人達が、橋下氏支持になってしまった気がしてなりません。
秋原葉月さんのブログ(あるいは葉月さんと同じ方向の意見をブログで展開している人)を「読まない」普通の人が、どうして「その光景」を気味悪がることができるのですか。
二行前に書いたことを忘れるようでは、あなたの意見すべてが疑わしくなると思いますよ。
>リラックスさん
じゃあそんなブログをわざわざ覗きに来てるあなたは相当な悪趣味ですね(笑)
Re:
こんなことが起きていいのか。
あとはあの男が国政に行って大阪から消えてほしい。今まで大阪が背負っていたモノを日本で背負って下さい。
これからどうなるのか不安です。
金持ちはいいよ、どうなったって平気でしょ。
俺は自分はアルバイトだし妹は生活保護ですよ。
マスコミの責任は重すぎます。
「衆愚政治」ということを本当に思いました。
なんで俺のまわりの大阪の人間はこんなにバカなんや、チキショー。正しい知識を持っていればあんな男に投票するはずがない。
大阪市民の中年アルバイト男より。
覚悟はしていましたが、残念です
ブログ主様は、大阪の状況をワイマール憲法下でのドイツになぞらえておられました。しかし今の大阪はもっとひどい状況なのかもしれません。私達は過去の歴史に、民主主義の制度を悪用し、独裁権力の構築に成功した例があることを知っています。にもかかわらず、今、同じ道を辿ろうともくろむ者に権力を与えてしまいました。過去の過ちを知りえる立場にある現在の我々のほうが、ワイマール憲法下でのドイツの人々よりひどい選択をしてしまったのだと思います。
統一地方選のときも同じことを書きましたが、もはや大阪は手遅れなのかもしれません。すでに4期目の東京も、そして名古屋も、もしかしたらそうなのかもしれません。どうか、その他の有権者の皆さんには賢明なる判断をしていただきたいです。
もっとも愚劣な選択をしてしまった府民の一人がこのようなことを言っても説得力はないかもしれませんが、この国の民主主義が今後とも守られることを切に願いたいです。
投票率が高いと聞いて…
しかも、府知事選も大阪維新の会が勝利とは!
ここは、バランス感覚が働いてしまうと予想したんですけれど、外れてしまいました。
まぁ、都構想には反対ですけれど、教育や役所の職員については期待するところもあるので、そちらを期待したいと思います。
私自身は大阪市民でも大阪府民でもないので、選挙でこういう結果が出た以上、これまでの橋下氏の手腕を実際に見て、評価が高かったという結果ですし。
民主党、自民党、というオワコン臭が漂う政党がこぞって応援したら、当然、既得権益vs改革勢力という図式になってしまいますよね。
それに、普通に考えて、辻本清美や共産党が応援するような候補に投票するぐらいなら、多少、難があっても、逆の候補に投票するのが普通の感覚でしょうし…。
私が、橋下氏が一番問題だと思うのは、二重行政の無駄という主張で都構想を進めている事です。
現在のシステムと、都として一元化した時、どちらが良い地域になるのかの検証が不十分だと思います。
本当に無駄なだけなのか、それとも、市が権限を持つ事によって、住みやすい町ランク(?)の一位を取っているのかが、考えられていない事が問題だと思います。
平松氏も、喋るのが下手なのか無能なのか解りませんが、結局、金の数字の話に持っていかれた気がします。
これも、まぁ、橋下氏の郷土愛を期待する事にします。
以下、返信です。
村野瀬玲奈さん
> 秋原葉月さんのブログ(あるいは葉月さんと同じ方向の意見をブログで展開している人)を「読まない」普通の人が、どうして「その光景」を気味悪がることができるのですか。
⇒
閉ざされた空間でだけ討論して、突然、人前に出てデモをしたり裁判をしたりするのが、左翼の方やネット右翼の方の特徴だと思うのですが?
プラカード等に、いきなりファシストとか書かれて主張されても、ハァ?と思うのが普通の人だと思うのですが?
それと、このコメントの意味は、誰も読んでいないけれどチラシの裏に主張を書いています、という意味ですか?
秋原葉月さん
> じゃあそんなブログをわざわざ覗きに来てるあなたは相当な悪趣味ですね(笑)
⇒
はい、悪趣味です。
皮肉じゃなくて、かなり楽しませてもらっています。
黎明は近い…
わたしは、日本共産党は、前衛政党として存在価値は揺るぎなきものと確信しており、日本の政党のなかでは、最も信頼の於ける政党であると考えます。まぁ、思想信条良心の自由は日本国憲法により保障されていますので…、あくまで私見でありますが…。 今回の人気投票の結果は、予測できました。しかし、秋原さん日頃ご指摘の橋下氏の悪行の数々は、近い将来きっと民衆により糾されるでしょう。
日本に吹き荒れる、『新自由主義』・『市場原理主義』の嵐は、人心を荒廃させ、人間性を削ぎ落とします。人間が生きてゆけない社会は、必ずやまともな社会に変革されることは、歴史が証明するところです。 [天網恢恢(かいかい)疎(そ)にして漏らさず]…悪事は長続きしないんですね…。
これからの大阪府民、大阪市民の方々の暮らしが橋下氏により破壊されないことと、大阪府・大阪市の教職員の皆さんの人権や思想・信条・良心の自由が大阪維新の会(棄民集団)の輩に蹂躙されないことを心から祈るばかりですが、希望は
捨てず耐えて頂きたいものですね…。
日本の真の民主主義が盤石になるべく、秋原さんには、今後もネットを通し私たちを啓蒙して頂きたく、お願い申し上げます。
夜明けは近い…。 ワクワクしますね…。(^_-)-☆
リラックスさんへ
私も一般市民の目からいくと、過去の反原発活動が逆効果になっていたのではないかなと思い、
コメントしたことがあります。
しかし、ここのコメントは承認制になっているので、
このブログを否定するようなコメントでも承認するブログ主様の度量には、
感謝されてもよろしいのではないでしょうか?
それと、左翼ということで先入観を持っておられると思いますが、
その先入観を少し横に置いて話をされた方が良いと思います。
>普通に考えて、辻本清美や共産党が応援するような候補に投票するぐらいなら、多少、難があっても、逆の候補に投票するのが普通の感覚でしょうし…。
>プラカード等に、いきなりファシストとか書かれて主張されても、ハァ?と思うのが普通の人だと思うのですが?
この点は私もそう思います。。。
皆様すみません。
残念ながら独裁は必然なのでは
しまったのも国民の程度が低いことが原因で、
そんな状況を独裁で変えなければならないと思うのも
また国民の程度が低いままだからではないでしょうか。なんかしらの方法で国民を成長させなければまた戦争かなにかをすることになるのではないでしょうか。
今回の敗因の一つはやはり原発問題だったと思います。わかりやすいことに大衆は食いつきます。まして今回の餌が本物だったことは大きな原因だったことでしょう。独裁に勝つのであれば相手と同じ武器が必要かと思います。
2割しかいない少数派の府民様へ…
ほんとうに、残念な結果になりましたね…。悔しいですね…。
>もっとも愚劣な選択をしてしまった府民の一人がこのようなことを言っても説得力はないかもしれませんが、この国の民主主義が今後とも守られることを切に願いたいです。
貴殿は、わたしたちに、橋下の悪行三昧の事実を知らせてくださいました、感謝しております。わたしは岐阜市在住ですが、隣りの愛知県でも『中京都妄想』を吹聴している尾張名古屋の殿がいますが、浪速のバカ殿よりは若干思想的には害が少ないとは思います。が、ポピュリズム扇動手法は酷似しており油断は出来ません。
2割しかいない少数派の府民様におかれましては、ご心痛の程お察し致しますが、橋下一派の悪行は案外早い時期に大阪の良心により糾されるのではないかと思いますよ。それに、橋下は己の経歴にくだらない箔をつける為に政治ゴッコをしているだけで、すぐケツをまくるでしょう…。橋下棄民一派により、大阪の皆さんの暮らしが破壊され、思想・信条・良心の自由が蹂躙されることがなき様、心より、祈るばかりです。 でも…、今回の人気投票の様なことは、次は決して繰り返されないと確信します。
わたしも、日本の真の民主主義が盤石なものになる様に切に願います。
夜明けは近いですよ…。
Re:
既得権益打破という点ではものすごく気が合いそうに感じます。
結局、日の丸君が代の件一点のみで反橋下にまわっただけではないでしょうか。
国旗や国歌に対する橋下氏の態度は、単なるパフォーマンスに過ぎないんですけどね。
残念
ここのブログはせっかく良いことを言っているのに、
一般市民の感覚と大きく乖離しているのを心配に思います。
今回の選挙、私は、「既得権益:自民党(野中氏)、民主党(辻元氏)、共産党、大阪市役所」vs「既得権益打破:大阪維新の会」に見えましたー。
野中氏や辻元氏が応援すると、一般市民は、反対の候補に投票した方が良いと思ってしまいます。。。
秋原さん、トラバありがとうございます。m(_ _)m
最悪の懸念が現実に…。
やはり国民健康保険料大幅引き上げと、保険料減免措置の引き締めや、保険料延滞世帯に対する保険証の取り上げの強化…。
生活保護申請受理拒否の懸念や、生活保護受理件数の目標設定(抑制ノルマ)。 他にも、障がい者福祉関連諸施策予算の大幅削減など…。 日本国憲法第25条により保障されている“生存権”を蹂躙する悪政をこともなく橋下がやってのけることは、火を見るより明らかでしょうね。
大阪府守口市の場合、給与収入400万円程度(所得260万円)の4人世帯(夫婦2人+子供2人)の国民健康保険料が年間約56万円になっているそうですが、ただでさえ大きな負担を更に引き上げるでしょう。生活が破綻してしまいます。命に関わる疾病に罹患したとき、保険証が無いため、病院にも行けず、命を落とす。
必死になって、就職活動をやっているにも関わらず、この不況下…就職もままならず生活保護を申請しても、『あなたはまだ若い、働け。』と、にべも無く門前払い…。
市職員は、橋下の恫喝(懲戒免職という脅し…)により、住民福祉に粉骨砕身やろうにも余りに重い足枷がそうさせない…。結果、全て市民にしわ寄せが襲い掛かるでしょう。橋下の暴挙を阻止しなければ、低所得者層の命が危機に晒されます。
昨日の選挙結果を受け、早くも地元の自民・民主の国会議員は、「橋下と手を組まないと、自分が危ない…。」とばかりに、蒼ざめて、右往左往の醜態を晒しているとの報道…。
この“棄民政策”は、大阪だけにとどまらず、日本全体に拡がるのは明らかになってきました。秋原さんの警鐘・予言は残念ながら的中しましたね…。何とかしないと…。
Re:
そもそも一番わかり安い問題は、知事のくせに政党の党首になり、自党議員を府会・市会で沢山当選させ、今回市長・知事も取ったという、なんというか、乗っ取りのようなことです。私はよくわからないのですが、このようなことは許されることなんですか?今までそんなこと誰もしてませんよね。なぜマスコミ等はその問題性を取り上げないのでしょう?それと、なんであんなに資金があるのか。陰謀の匂いがします。
橋下の本当の目的は、ルサンチマンからの、日本滅亡なんじゃないのか。
今一番気がかりなのは、気がかりなことだらけですが、様々な施設が廃止されるのじゃないかということと、瓦礫受け入れです。橋下は知事として着々と瓦礫受け入れの準備を進めて来ました。せっかく日本の一部にある放射能付着瓦礫をわざわざ日本中に拡散させるなんて、ナンセンスの極致。今まで気をつけていた方々は、どうしたらいいんですか。大阪が福島県と同じになる。喩え〇.01%の子供しか癌にならないと仮定しても、例えば十万人で考えて十人の子供が癌に苦しむことを考えると、橋下は、もしそのまま受け入れるなら、死刑に値します。
私の知り合いのある若い女性は、放射能の問題と橋下を選んだ大阪人に嫌気がさしたことの理由から、本気で京都へ移住するつもりです。彼女は大阪市で生まれ育ち、本当は大阪市を愛しているのですよ。どれだけ橋下が憎いか。
大阪はめちゃめちゃにされます。それをなんとか阻止したいです。
今回他の地域の方々が、大阪の選挙を面白おかしく見ていて、とくにその中には橋下信者がいて、腹が立ちました。
大阪市内の中年アルバイター男より。
Re:
誰が応援しているかではなく、候補者の政策方針で投票先を決めるのが普通だと思います。
大阪市長選に限っていえば、大阪市存続か廃止かという選択になるんです。
なくなるのは大阪市役所だけではなく、大阪市そのものもです。
普通の大阪市民は、市の存廃を、候補者の応援に誰が来るかで決めていたわけですか。
大阪市民にとっての大阪市とは、その程度のものなんでしょうかね。
一般人の感覚としてはちょっと変わっている気がしますけど。
「市役所を潰してもかまわんが、わがまち大阪市は残せ」
なら、わからなくもないですが。
通りすがりですみませんが・・・。
今回の選挙の、大阪都構想、大阪府と大阪市の二重行政の解消というのがテーマだということですが、
大阪市と大阪府が二重だというならば、
例えば、大阪府庁を岸和田市かなんかに移して、
大阪市内のことは大阪市に任せて、大阪市以外のことに大阪府が専念すれば、何の問題も無いような気がするのですが。
大阪市内にある、府の施設やその分の職員も大阪市に引き取ってもらえば、わざわざ大阪都構想なんて必要ないとおもうのですが。
その点どうでしょうか。
大阪府に金が無いので、金のある大阪市が欲しい。
そういうことだったら、納得するのですが・・・。
横道ですが、橋下氏は1年も経たないうちに、放り出して、国政に行くのじゃないでしょうか。
そして、橋下を失った府知事も迷走する。
そんな風になるんじゃないかと思いますけど、間違っていますかねえ。
Re:
私自身は反・新自由主義の一人として橋下氏の力と支持者の増大を憂慮しています。ですから彼らに対する批判言論と対抗運動を応援したい気持ちは強くあります。が、この応援したい側が庶民と乖離してしまってみすみす敵にまわしているのではないか?と懸念を覚える事がいくつかあります。
例えば、橋下氏の支持者を「騙されている」「実態を見抜いていない」「愚者」と見なし、それ故にか時折口汚い言葉で攻撃する事例が見られます。(少し続きます)
Re:
私が懸念するのは「橋下氏の支持者は騙されているのではなく、自分たち(=支持者)を見下している(と彼らが見なした)人々に対する自爆テロとして、自分の破滅覚悟で橋下支持を打ち出しているのではないか?」という事です。これを避ける為にも「彼等(支持者)には困ったものだ」ではなく、「我々(橋下氏に対抗する側)は、彼等の目にどう映るだろうか?彼等の支持を得るにはどうすればいいだろうか?」をもっともっと真剣に考えるべきだろうと思います。
「内なるハシズムと闘え」と“相手”に呼びかける前に、“我々”がどうするべきか/どうあるべきかを自省すべきです。
Re:
特にネット上では普通の支持者レベルではなく、尖鋭化した信者ばかりが目立つようになっています。
彼らが、反橋下派を公務員だと決めつけて罵倒することも、おっしゃるような展開になる一因かと。
確かに彼らを批判する場合、愚者とかB層とかいう、ちょっと高みから見たいいかたをするのはいちばんよくないと思います。
私もこういう言い方はしません。
まだ、あほぼけかすマヌケといったシンプルな罵倒を繰り出すほうがはるかにましでしょう。
力負けもしませんし、実際こっちのほうが効力がありました。
難しい言葉で揶揄するのは、実行力のない知的エリートという見方をされてしまうという弱みもあると思いますし。
横レスにて失礼いたします。
>教職員組合活動が今よりうんと激しかったころに府立高校に
>通っていた私にとっては、むしろ橋下側に、
>あなたのおっしゃるような嫌悪感を強く感じるのですよ。
>彼のように、なんでも討論なんでも議論なんていうのは、
>まさに当時の先生方のノリでした。
そこは違うと思います。
大阪に先駆けて、東京都では、公立学校における教職員会議の位置づけを
変えました。従来はその学校における議決機関でした。だから、
教員間で議論が生まれ、最後は採択によって学校の方針が決められていった
のです。石原都政になり、教職員会議を補助機関とし、挙手採択も禁止しました。
そして、教育委員会によって出された通達を校長が教員に伝達してこれを
守らせるだけの機関になりました。つまり徹底した上意下達です。
これを踏襲してさらに徹底化させたのが橋下で、教育条例はその延長線に
あります。橋下および維新の会が国政に進出しキャスティングボートを握る
ようになり、さらに政権を担うようになれば、これらの条例は法律という
形で全国に施行される様になるでしょう。その可能性は高いと思います。
だから、
なんでも討論、なんでも議論なのではなくて、その真逆です。
討論、議論を教育現場から一切奪っているのが橋下です。
そこを誤解なきよう。
ですから、
貴殿が高校生時代に、学校現場における討論や議論に嫌悪感を感じておられたのならば、
それを排除したのが石原、橋下ですから、むしろあなたは、橋下に感謝するべきですね。
>国旗や国歌に対する橋下氏の態度は、
>単なるパフォーマンスに過ぎないんですけどね。
単なるパフォーマンスどころじゃないです。
彼の一貫した戦略に基づいていますよ。
教育現場における統制を強化し、討論、議論を奪うための
彼にとって必要不可欠な戦術なのです。
Re:
個人的には「あほボケかす」もどうかと思わなくもないのですが、大阪とその周辺の文化では日常会話用語で問題はないのかもしれませんね。とは言え、キツい言葉で目を覚まさせようという考え方はスパルタ式で、戦前を想起させられて忌避する人間もいるとお忘れなきよう願います。(貧しいユーモア感覚で申し訳ありません。)
先鋭化したり、耳を貸さなくなる人が出現するのは、畢竟これもセイフティ・ネットの問題に帰結するように思います。橋下氏を批判している方々の大多数はリベラル寄りで、経済に関する弱者や健康に関する弱者の問題では自己責任論で済ませず、弱者への配慮や扶助に積極的であると私は見受けます。そして、それは尊敬に値する事だとも思っています。残念なのは“知”に関する弱者(それも対立する政治的態度に属する者)が絡む問題になると、普段とはまるで異なる態度に変貌する(ように見える)ことなんですよね。私は、“知”もまた経済状態や健康と同じく豊かさの一種であり、様々な経緯から当人にとっては不本意ながらも「貧しい・弱い」状態に陥る事は誰にでも起こり得る事だと考えています。だからこそ、新自由主義や自己責任カルトに本気で対抗しようとするならば、例え橋下支持者であろうと見下したり侮蔑したりする態度は避けるべきだと思うのです。主体性と自省/自制を必要とするので辛い努力ですが…。
正直言って疲れました
当確時のTVインタビューで、橋下がこんな意味の事を言っていましたね。―「選挙で選ばれた政治家にもっと気を使え」と。それを聞いて、こいつは一体何様かと思いましたね。江戸時代の殿様じゃあるまいし。何で有権者が候補者に気を使わなあかんの?逆じゃないの。これでは、単に自分の「我」を「民意」と騙っているだけじゃないか。
また、同じ場でこんな意味の事も言っていましたね。―「物の例えで独裁と表現しただけなのに、まるで本物の独裁者であるかのように揚げ足を取られてしまった」と。何をか況やです。本物の独裁者だからこそ、「有権者より候補者(政治家)の方が偉い」などと臆面もなく言えるのでしょうが。そんな人物に、何故よりによってウチの兄貴が心酔してしまったのか。→http://blog.goo.ne.jp/afghan_iraq_nk
この「内なるハシズムと闘う」の記事ですが、既にTBも送っていただきましたが、正に書かれている通りです。後で拙ブログにも全文転載させて戴きますね。
RASさんへ
その上で、一つの側面として言わせていただきたいことは、
リベラル、左派の立場から意見の発信を続けていくと、
ネット上で誹謗中傷にさらされることは多々経験することです。
こちらのブログはBLOGOSに登録されていますが、
あちらに寄稿された記事に付けられたコメント欄には誹謗中傷が
数多見受けられます。
こちらのエントリーのコメント欄の上のほうにも非常に無礼な
コメントがありますね。
私も、主に市民新聞やコメント欄、mixiなどで議論した経験がありますが、
私自身への批判のみならず、マイノリティ、社会的弱者への差別、侮蔑と
取れるコメントを返されたことは一度や二度ではありません。
こういった場合に、相手からの心無いコメント、レイシズムに対して、
相手を叱責することをも否定するべきと貴殿は
考えるのでしょうか?
たしかに理路整然と冷静に議論していくことは大事ですが、
時に、上述のような場合に怒りの言葉をぶつけることを
一概に否定するべきではないと私は考えます。
これは、自己責任カルトとは次元を異にするものだと思います。
Re:
「貴殿」は私を指すものでしょうか?もしそうであれば、また後で(夜にでも)私の意見を書きたいと思います。
考えている以上に、したたかな切れ者なのか?
話がかなり横道にそれるのですが、私も、RAS様の仰ることも一理ある、と考えてますが、RAS様が懸念されている事自体も、彼の戦術の一環だったのでは?というのが私の見解で、できれば一般論と切り離して考えたいと思っています。
橋下氏の出自は弁護士です。
商工ローンの顧問弁護士をしていたような人物です。
これらの、民事訴訟は、一見、法律に則った、論理的なやり取りが行わるとに見受けられますが、その実、「いかに相手の感情をコントールするか」というのが重要な戦術だったりします。
特に、企業間の債権がらみの訴訟に関しては、冷静さを欠いたほうが負けです。
ですので、裁判に入る前段階から、暴言スレスレで相手を挑発するような書面を、わざわざ内容証明で送りつるなどの、訴訟に関する「戦術」を弁護士がアドバイスすることがあるようです。
要は、本来、「法」やコモンセンスとしての「商道徳」に則って公正に争うべき問題を、感情的な「水掛け論」持ち込むことで、当事者間の「自己責任の問題」に落とし込めようという戦術です。
現に、今の勤務先が、不良品の担保責任問題で、大阪の取引先と弁護士相手に上記のような泥仕合を始めてしまってます。
乱暴な言い方ですが、民事系の弁護士というのは、いわば「ケンカのプロ」です。
橋下氏は、商工ローンの弁護士時代、負けなしだったそうです。
おそらく、橋下氏は自らに対する批判も、支持者・不支持者が互いに罵倒しあうほど世論が先鋭化することも、彼にとっては計算ずくだったのでは?と考えております。
フリスキー様が指摘されるように、あまりにもひどい誹謗中傷に対して、時として叱責せざる得ないことも一概に否定できません。もっと言えば、橋下氏の場合、そういった前提すら利用して、より先鋭化する方向で世論を誘導していたとも考えられます。
その点は、RAS様「支持者の自爆テロ」と見解が異なりますが、今回の市長選を通して、橋下徹という人物は我々が考えている以上に、したたかな切れ者だと、私は痛感しております。
当エントリーの文中にもある通り、彼の横暴と受け取れる言動も、「バンカラで頼りになるリーダー」と思わせるイメージ戦略といえなくないでしょうし、そうなると言動に対する批判は、却って“イメージの補強”になりかねません。
(現に私の親父などそのように評価していますし…。恥かしい。)
今回の選挙に関して言えば、彼の言動や、ましてや人格批判をすればするほど、さらには、有権者どうしの議論が先鋭化すればするほど、彼の術中にハマってしまったのでしょう。
(ネットもうそうですが、マスコミの「出自批判」がいかに愚かしい行為だったか、考えさせられます。)
本当に橋下氏が、私が考えるような「切れ者」だとしたら、とんでもなく恐ろしい事で、願わくば買いかぶり過ぎである事を祈るばかりですが、一方、私にはで彼の政策や主張に「理念」があるとも思えす、「政敵に勝つ」という手段が、あまりにも目的・原則化しているように見受けられます。もっとも、それこそが「独裁」の危険かつ恐ろしい側面の一つですが…。
最後に、個人的にこのエントリーの趣旨を、橋下氏の言動批判でもなく、その支持者を罵倒することでもなく、ハシズム流の「戦術」に乗らないための戒めと受け取るべきと考えてます。
大いに当たっていると思いますよ。
ohdedeさんの御指摘の通り橋本は相当な戦略家で「切れ者」だと思います。
歴史を振り返っても全体主義へと自身の
権力を掌握していった人物はもれなくそうなのだと思います。
それだけに橋下は危険が大きく要注意なのです。
P.S
特に、橋下は民意の形成にとってもっとも大きな影響力を持つテレビ局を
完全に見方につけましたね。これで橋下への支持は全国化して国政進出へと
磐石の態勢が出来ていくことになると思います。
こちらの論評がある意味当たっているかと
(引用開始)
今回の圧勝のもう一つの要因は「余りにもお粗末な敵失」でしょう。民主+自民の既成政党の動きは、例えばアメリカでティーパーティーに対抗している民主党(米)とは比較にならないほどの低レベルでした。
まず、橋下新市長が「どうして日の丸・君が代にこだわったのか?」という戦術を全く理解していないという「大バカ、大間抜け」ぶりにあります。あれは非常にシンプルな戦術なのです。維新の人たちは、別に戦前の日本に戻したいわけでも「たちあがれ」的な形で高齢者のカルチャーに寄り添いたいのでもありません。
そうではなくて「日の丸・君が代」で攻めれば「敵はきっとイデオロギーから反発して感情的になる」だろうというのが彼等の「狙い」なのです。そうして「庶民の生活レベルの話や、大阪全域の経済再建」などの実務的な、具体的な政策論を説く代わりに、イデオロギー的な橋下批判に彼らが専念すれば「シメシメ」という作戦です。
イデオロギー的にカッカすることで、「反独裁」とか「反ファッショ」などという絶叫しかできない場所に追い詰められ、それが正義だと我を忘れた「反橋下」陣営を見ていると、中間層は選挙戦の展開を見ながら、これでは自分たちの民生向上にも閉塞感打破にも「全く役に立たない」という風に見てしまったわけです。
こうなると完全に橋下氏の「思うツボ」です。一旦自分たちがモメンタムを獲得してしまえば、反対派が「反独裁」を叫ぶということは「漠然と橋下支持を固めた中間層」に対して「お前たちはバカだ」と見下しているということになり、「叫べば叫ぶほど票が逃げていく」無限の循環に陥るからです。まんまと罠にはまったわけで、以降は全く勝負にならなかったのです。弁解の余地はありません。
(引用ここまで)
そして既に市民は「独裁で何が悪い」という空気になっていることを読んでいたので、反橋下陣営が橋下は独裁、と批判したことをほぼスルーしていたのでしょう、スルーするほど橋下氏には得です「あいつら何熱くなっちゃってるの?」になりますから。
もちろん彼の独裁を批判しないわけにはいきません、それが彼の本質ですから。
しかしワイマール末期のドイツ国民のように既に市民が一種のマインドコントロール状態にあるような時には、選挙戦術としては正論をわかりやすく伝える、という正攻法だけでは足りないのだ、と言うことだと思います。
もうひとつ、都構想。
都構想ってのはおよそ実現不可能な滅茶苦茶な話です。私は橋下氏が本気で都構想をやり抜こうとしているようには思えないんです。実現できたらそりゃもう儲けものでしょう、でもその可能性は低いと踏んでいるはずです。関西の財界も決して乗り気じゃないようだし。
彼は自著の中で「本当のおとしどころは誰にも言わない」と書いていましたね。
都構想は実ははじめから国政に打って出るための巨大なフェイク、府民に見せるかりそめの夢物語にすぎず、本気で実現させる気はないとしか思えない。
都構想反対派は最初から実現させる気のない与太話に振り回され続け、疲弊させられる。
で、ある日突然「都構想は諦めます」と引いて回りを驚かせる。反対派は都構想を阻止したと喜ぶが実はそこが彼の予定していた落としどころ。自著にあるように「相手に架空の利益(都構想阻止)をつかませる」わけです。
そのころには彼はもうすでに別のものを手に入れているか、手に入れようとしてるんじゃないか、別の目新しいイシューを差し出して観客の目を引きつける。そんな気がします。
まあ都構想を実現しなくても市長になったことで念願の黒字の市営地下鉄を民間に高く売るという目的は達成できますしね。
これからに向けて
正しいことを言えば、相手に響くわけではない。
改めて痛感しました。
今後に向けての課題としては、
今、貧困と格差、人心の荒廃が進む中、民主主義や人権の尊重が本当に必要とされているにも
かかわらず、「民主主義」や「人権」という言葉が輝きを失い、
打ち捨てられかかっているのが今の情勢ではないでしょうか。
そうした情勢で、「民主主義」や「人権」という言葉を前面に押し出しても
人の心には響かないと思います。
「民主主義」や「人権」という言葉を使わずに、
それらのことを誰もが理解できるように語るというぐらいの姿勢で
有権者に語りかけることが必要ではないかと思います。
>向川まさひでさん
やはり脱会はそれ専門のカウンセラーでないと難しいようです。
ナチス前夜のドイツ国民のように集団的熱狂にある場合、何がやっかいって、決して理路整然とした正論が通じないのがやっかいなんですよね、向川さんもきっと何度も経験されたことと思います。どんなにわかりやすくかみ砕いても通じない、むこうの脳が受け付けるのを拒否しちゃうんでしょうね。つくづく人間は情の動物だと思い知らされます。
こういうポピュリストはヒトラーのように、カルト集団のように、経験で学んだ心理学を駆使してきますから、こちらもそれに対応せねばなりません。
もちろんカルト脱会とはケースが違いますのでそのまま当てはまりませんが、専門のカウンセラーや心理学者にアドバイスをもらう、というのも選挙対策としては有効かも知れませんね。選挙で戦う方にとっては堂々と政策を真正面からぶつけあう以外のことに心を砕くのは本意ではないかも知れませんが・・・。
それから
「民主主義」や「人権」という言葉が輝きを失うというよりも、最初からその輝きを知らないんじゃないかな、と感じてしまうのです。でなければ「人権屋」などと人権そのものをさげすむような発言は出で来るわけないからです。
こちらのブログではフランスの中学生の民主主義教育、人権教育をよく紹介されている貴重なブログです。
イル・サンジェルマンの散歩道
http://billancourt.blog50.fc2.com/
この民主主義教育と日本の教育を比べると悲しいものがあります。
ツイッターで見かけたのですが、日本の学生はそもそもデモは許されないと思ってる人が結構いるとか・・・どこの非民主主義独裁国家ですかorz
先進民主国家なら当然その国民は民主主義教育を受け、デモは憲法で保障された大事な表現の自由である、ということくらい知っててあたりまえなのですが・・・絶句します。
これはまたいずれ記事にしようかと思っています。
メディアと選挙の関係にも問題が
>完全に見方につけましたね。これで橋下への支持は全国化して国政進出へと
>磐石の態勢が出来ていくことになると思います。
>「民主主義」や「人権」という言葉を使わずに、
>それらのことを誰もが理解できるように語るというぐらいの姿勢で
>有権者に語りかけることが必要ではないかと思います。
>選挙で戦う方にとっては堂々と政策を真正面からぶつけあう以外のことに心を砕くのは本意ではないかも知れませんが・・・。
現在の選挙のあり方が、あまりにもマスコミやネットなどの既存メディアに依存しすぎと見受けられます。
特に、マスコミやネットなどのメディアとって、情動に偏る方が、政治家以上に「楽に人心を集める」事ができるわけすから、選挙がメディアに頼れば、より情動に偏った方向にバイアスかかってしまうのではないでしょうか?
極端な例えになりますが、戦前・戦中の反植民地闘争・反ナチレジスタンスにしても、言論が弾圧されている状況で、大衆とコミュニケーションをとるために、活動家自身が、それこそ「命がけ」でチラシ一枚から、メディアを作る必要があったわけですし、「アラブの春」を例にとっても、“血を流して自由を勝ち取る”過程には、「既存のメディア」を大きく逸脱する必要があったわけですが、一方、言論の自由が保障されている民主主義国家で、今回のような結果になってしまうのは、なんとも皮肉な話と思ってしまいます。
向川様に対しては、心中お察ししますが、なんとか、憲法の範囲内で、有権者に対して正しく政策を伝えられる「オルタナティブなメディア」を持ち得ることで、橋下氏ような政治家と渡り合う事はできないものか?と、考えますが、素人なもので、中々いいアイデアが浮かびません。
秋原様
「日本国憲法が正しいと考える人たちは、日本国憲法の正しさを語るときにおいて、日本国憲法の言葉に頼り過ぎなかったか?」
「民主主義を正しいと考える人たちは、自分たちの思想を語るにおいて、「民主主義」という言葉に頼り過ぎなかったか?」
というのが、共産党員になる前、どちらかというと逆の立場にいたころからの問題意識です。
おっしゃるように民主主義が正しく学ばれておらず、そして人権を踏みにじるようなことが
日常茶飯事になっている社会において、
「民主主義」や「人権」という「言葉」が、どれだけ多くの人に輝きを持ちうるのか、
「民主主義だから良い社会」ではなく、良い社会の姿を示し、
それを民主主義という言葉でくくりなおすという問いかけ、語りかけが
私たちの側にももっと必要ではないかと思います。
府外は意外と知らないかも
府知事は松井さんに入れました。ここ2,3年の府内市内の住民感情や各種選挙の内容から、橋下氏は平松氏の2倍位得票して普通だろうと。今回の様に6:4で得票が接近されたのは、週刊誌報道や橋下氏発信ツイッター自爆なんかで、少し橋下氏と隙間を感じた軽い支持者の多くが投票しなかったせいでしょう。平松氏が無党派層からかなり支持を受けたのも中立無党派の一部が同様の理由で平松さんに投票したと思っています。
大阪以外、特に関東では20万票の大差等といっていますが、大阪の身近な立場からみていると予想外の大善戦でした・・・この感覚が解かってもらえれば幸いです。これを踏まえ、市議会野党側も冷静になれば、ある程度強気で反発できると手ごたえ持っていると思いますし、持っていなければおかしいでしょう!
あと、松井氏が色々やばい経歴あるのでは?とは、橋下氏との比較で出ていましたが、本日、朝日新聞?で出ていましたね。今後どうなるんでしょうか?
向川まさひで様へ…
わたしは、今まで地方選挙から国政選挙に至るまで、全ての選挙で、日本共産党・日本共産党公認あるいは推薦候補者に投票してきました。 日本で最も信頼のおける政党だからです。しかしながら、最近の日本共産党の退潮ぶりには、目を覆うばかりです。1970年代、日本共産党の衆議院議員は革新共同を合わせ40名いました。国会の論戦でも他党を凌ぐ舌鋒の鋭さで歴代政権を震え上がらせたものでした。 今回の大阪市長選挙での日本共産党の判断は支持しますが、無党派層も取り込んでわたしたち貧困層の命を守る政治をする為に、社民党などとの大同小異の団結・連帯を心から願っています。 わたしは党員ではないので、今の党の方針など知らないのですが、1970年代は、大阪府では黒田了一知事(憲法学者)、京都府では蜷川虎男知事(中小企業庁長官)を、日本社会党などとの革新共闘で推薦し当選させ、地方自治体の行政に日本国憲法を活かし、住民福祉に軸足をおいた府政をやられ、全世界に報道されました。 他の道県の住民が羨望の眼差しで見ていたくらいです。 現在、全国の殆どの中小零細企業が助かっている、保証協会保証付融資などは、蜷川京都府知事の発案で全国に広がり現在でも全国の銀行はじめ各金融機関の主要金融商品のひとつで重要性は変わっていません。 横道にそれましたが、日本共産党にはもう少し柔軟になって頂き、保守層も取り込む程の寛容さも持って頂きたいと強く思っております。よりよい政治を実現させて欲しいのです。今の政治のままではわたしの様な貧困層は生きてゆけないのです。大変な失礼の儀、お許しください。 向川まさひでさんの今後のご活躍とご健勝を心から祈念させて頂きます。
秋原様…。記事と全く無関係のコメントをしましたことをお許しください。
>リラックスさん
そういう侮辱的な方のコメントはタチの悪い冷やかしでしかないですし、何度も粘着されるのは非常に気持ち悪いです。
そういう方のコメントは二度と承認することはありませんし、のちほど全て削除させていただきます。
あきらめて、このブログを覗くような悪趣味をおやめになることをオススメします。
仕方ありませんね、自分の言動の責任は取りましょう、まさしく自己責任です。
はじめまして。こちらは大阪府岸和田市からです。
> 大阪の身近な立場からみていると予想外の大善戦でした・・・この感覚が解かってもらえれば幸いです。
そうですね。投票締め切りとほぼ同時に当確と聞いたので、ダブルスコアどころではない差がついたのかと思ったのですが、最終的な得票数で見るとそれほど圧倒的でもなかったというのが、正直な感想です。
むしろどうしてあれほど早く当確が出たのかが不思議なんですが(^_^;) 開票速報ってああいうものなんでしょうか。
ヨコトモ様へ…
はじめまして、青い鳥と言います。
>これからどうなるのか不安です。
金持ちはいいよ、どうなったって平気でしょ。
俺は自分はアルバイトだし妹は生活保護ですよ。
マスコミの責任は重すぎます。
「衆愚政治」ということを本当に思いました。
本当に今回の選挙結果は残念でしたね…。大変に悔しいです。ヨコトモ さんは大阪市民であられますので、今後のことを考えるとご不安であられるとご心中お察し致します。しかし、悪事はきっと指弾され長続きはしないものです。わたしは貧困層のひとりですが、ヨコトモ さんと同様、今の日本のあらゆる状況に怒りは沸点に達しています。極一握りの富裕層により、日本全体が牛じられている状況は異常としか言えません。 選挙結果を受けて、地元の自民党・民主党の国会議員は『次の選挙が勝てない。』と青ざめ、早くも橋下に擦り寄っているとの報道がありました。そうゆう情けない動きを見ていると、ハシズムが日本全体に広がるのも時間の問題です。ヨコトモ様の仰る通り日本の衆愚政治には、もうウンザリです。
妹さんともども頑張ってくださいね…。わたしもくじけずに頑張りますので…。
ヨコトモさんへ
私は悲観しております。
しかし、闇が深ければ深いほど、闇を感受する力が強い人ほど、
そこにわずかでも差し込む光に対する感受性が鋭敏に働くはずだと
私は思っております。
光が閉ざされたように思える時代にあっても、人それぞれの日常の中で
必ず光はあるはずだと思っております。
その光がたとえ一瞬で消え去ってもいいじゃないですか。
その光が希望として残るはずだと思います。
私のある知人は、『人生は一瞬の夢のためにあっても良いじゃないか。』
という粋な言葉を私に与えてくれました。
私が溺愛する故、本田美奈子さんは、“小さな幸せ”という言葉を
生前よく口にしていたといいます。
不治の病に侵されて死と向かい合う日々の中にさえあっても、
頬を伝う風、太陽が降り注ぐ光のまぶしさ、暖かさに、
ごはんをよそってくれる誰かの思いに、
彼女は幸せを感じようとしていたのです。
小さな幸せとは、小さな光と言い換えても良いかもしれません。
作家の故、中島らもの“その日の天使”の話の私にとっては
印象に残っているものです。
こちらのブログから引用させていただきます。
http://blog.goo.ne.jp/spok23/e/dac0d910815dabccf7073a5aa25f0ec4
『ある日らもさんが
何もかもが嫌になって「今日こそは死のう」と思っていたら、
外で「石焼きい~~もいしやきいもお~」という間の抜けた声が聞こえてきた。
それをぼんやり聞いていたら馬鹿馬鹿しくなって死ぬのをやめた。
嫌な事や辛い事の多い毎日の中で1日に1度は天使が現れる。
それはすれ違ったおじさんだったり、
ラーメン屋のおばちゃんだったりするかもしれない。
その人たちのなにげない一言や仕草にほっとさせられたり
くすっと笑わされることがある。
それが自分にとっての天使。
石焼いもやのおじさんは
「その日の天使」だったんだと思ったという。』
影の深い暗さを知っているからこそ、光が感じられるはずだと、
私はそう思いながら生きています。
駄文にて失礼いたします
なんです。闇に埋もれたままであるわけがありません。
本田美奈子さんの話をまたまた出してしまいますが、
彼女の歌で私がもっとも好きな曲に、『SLOW WALK』というものがあります。
彼女自身が詞を書いたものですが、
その一節に
『星の数たくさんあるよね。
輝かない星も、雲達が星を隠しても、
時が経てば顔を出す。なんでも影じゃ駄目さ、
さあ、勇気出して、
STAR、
一番星なれるよ。
Woh Woh SLOW WALK
返信した君を予約しておいたんだよ。
大切な命を守りながら、弱音を吐かないで。
SLOW WALK
星屑だった君を 変えたのは誰でもなく、勇気だよ。
大空 羽ばたいてゆけ。』
という部分があります。
私はここを以下のように替えてみました。
『星の数たくさんあるよね。
輝かない“民主主義”も、雲達が“民主主義”を隠しても、
時が経てば顔を出す。なんでも影じゃ駄目さ、
さあ、勇気出して、
STAR、
一番星なれるよ。
Woh Woh SLOW WALK
変身した“日本”を予約しておいたんだよ。
大切な命を守りながら、弱音を吐かないで。
SLOW WALK
星屑だった“日本”を 変えたのは誰でもなく、勇気だよ。
大空 羽ばたいてゆけ。』
日本は未だに民主主義を自力で勝ち取った歴史を持ちませんが、
それゆえに、脆弱な民主主義ですが、
しかし、これからしばらくエスカレートしていくであろう闇の時代の向こうに、
必ず、誰でもなく、市民一人一人の勇気によって本当の民主主義を
勝ち取る時が将来訪れることを信じております。
秋原さんや村野瀬さん宮武嶺さんのような私が敬愛しているブロガーの方々
へのエールの気持ちを込めて。
脱線にて失礼しました。
Re:
中田宏前横浜市長が二選めで8割越えを達成したのと比べると遥かに下ですね(まあ中田氏の場合、対立候補が平松氏ほどの力はなかったというのもありますが)
橋下氏の知事辞任直前の支持率も60%割ってました。
東国原氏は80%越えで逃げ切りました。
それでも大阪の橋下人気は、当時の中田・東国原を遥かに上回るもののようにマスコミは扱ってますね。
これって不思議に思いませんか?
「大阪ではもう維新の会がぶっちぎりの大人気」というふうに報道したい人たちがいるとしか思えません。
しかもこれが在京メディアによって行われているのが奇異です。
なんだか大阪が珍獣扱いされているようで、正直なところ気分が悪いですね。
選挙的には圧勝なんでしょうけど、数字をみたらイメージほどの差はありませんよね。
このギャップこそが元府民からみて、いかにも大阪的に感じました。
>しまさん
湯浅誠さんの著書「反貧困」には今の格差社会構造の原因がよくわかるように書いてありますので、一度お読みになることをオススメします
>非有権者さん
それがわかれば苦労はしません。
> 対抗の現職さんがまともな政策を出してくれるのが良いのですが、タダ単に反ハシズムといった相手を非難するだけのレベルに乗っかってしまった、またはそのレベルしか理解されない有権者だと判断された有権者の悲哀なのかもしれません。
こちらでも書いたのですがhttp://akiharahaduki.blog31.fc2.com/blog-entry-796.html
そもそも都構想なんて代物は本来市長選で争点になるようなものではないんです。
しかしそこが橋下氏のうまいところ、市長選の争点を先手を取って設定しまったので、平松さんはいやでも都構想について触れざるを得ません。彼の土俵に載らざるを得ない。政策を訴えたくても本来なら争点にならないような点について反論に時間をさかなくてはなりません。それはどうしても橋下氏の政策を否定するというネガキャンにならざるを得なかったと思います。
よろしければこちらのコメントをご覧ください
http://akiharahaduki.blog31.fc2.com/blog-entry-816.html#comment4885
>関東の30代男さん
> 余談ですが、昨日、橋下新市長応援に石原都知事が来ましたが、あたかもヒトラーとムッソリーニが会談した感じでした。石原氏は「橋下君が暴走した時、止めに入る」と言っていましたが、実際は「橋下君が暴走した時、正当化する援助に入る」に違いありません。
確かにヒトラーとムッソリーニですね!
石原氏は「橋下君が暴走した時、止めに入る」って、暴走しまくってブレーキ効かない人にいわれても・・・
石原人気は東京だけではないようですね
>2割しかいない少数派の府民さん
「日本を再び全体主義国家に導く原動力となるのはモンスター首長達、中でも橋下氏」というかねてからの懸念がどんどん実証されていく今日この頃。
中央の老政治家達はもう飽き飽きされてカリスマ性など微塵もありませんから、国民をぐいぐい引っ張るのは無理ですもん。
純粋に戦術の問題なのですが、ポピュリズムに対抗するにはどういう方法をとればよいのでしょうか。
選挙自体が人気投票に堕してしまっている状態では、バカ殿に対抗するにはこちらもポピュリズムを使う~つまり、人気の高いカリスマ性のある人物を出す、しかないように思われますが・・・
皆バカ殿の政策を真剣に吟味してバカ殿に投票したわけではないでしょう、何となく面白そう、というイメージとかアジを気持ちいいからなのです。
ではこちらもそういう人物を出すしかないのか、と・・・、
>田舎の札所さん
>元大阪府民からの伝言さん
とは、50:51でも1:99でも結果は同じなので・・・これが次の選挙にどう出るか。いえ、その前にまだ任期が。
早速色々話題を提供してくれてるようですよ。垂れ込み部屋に少し書いておきました
>フリスキーさん
それにしても本田美奈子さん、惜しい人をなくしました・・・
Re:
まことに単純ではありますが、若くて元気のある候補を立てる。
ルックスが良ければなお良し。
これが結構有効で、馬鹿にならないと思います。
維新が絡んだ首長選、私の記憶に間違いなければみな現職や主要対抗馬より年下の候補で勝っています。
市議選府議選も、候補が平均的に若い。
やはり元気で勢いがある(ように見える)ことが維新躍進のひとつの理由かと。
特に大阪は、大都市のわりに高齢化が進んでいるようです。
年齢層の高い人はやはり若い人に期待するのではないかと思いますので。
維新の会は地域政党なので国政との絡みがないから政策を自由に決めやすく、また年功序列になるほどには組織が固まっていないので思いきったことができるのが強みです。(そう考えると、地域政党ってそれだけで結構有利なんですよ。減税さんは急いで国政に手を出して勢いが落ちてしまいましたが)
他党も若い有名人の候補擁立や、党内の若手中堅の抜てきをもう少し考えるべきでしょう。
そこにわずかでも差し込む光に対する感受性が鋭敏に働くはずだと
私は思っております。
「闇が深くなるのは、夜が明ける直前であればこそ」
国父、アーレ・ハイネセンの残した言葉です。
(元ネタはどこからかは残念ながら知りませんw)
明けない夜はないはずですが、私の生きている間には少なくとも大阪では無理かもしれません。せめて少しでも早く夜が明けることを祈るばかりです。
なかなか簡単なことじゃない はしもとのことみんな支持してて気持ち悪い
不安です本当に