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怒りの機は熟した…。
親孝行…したいときには親は亡く…。でしょうか?
おまかせ民主主義…。レストランのメニューじゃないんだから…。もう少し主体性を持って、熟慮し政治に積極的に異を唱えるべきでしょうね…。
>デモは民主主義社会では市民の意思表示の一般的かつ大切なツールです。民主主義国ではデモなんて実に気軽で当たり前なので、どうして日本ではデモが行われないのかとよく不思議がられます。
‘60安保…。あれ以来、国民的怒りのウネリなるものが、ありませんね…。淋しい限りです。
思想・信条の違いを乗り越えて連帯し、怒りを表現することで、権力に揺さぶりをかけることは、有効な手段です。
>選挙という民主主義システムで初めて政権交代させたのにだめだったという無力感、絶望感は、ただでさえ長期間政治的ニヒリズムに陥っている日本人の民主主義そのものへの不信を強め、民主主義を尊重する精神を更に後退させたのではないでしょうか。
大切な指摘です…。民主党の罪は大きすぎます。国民の期待を悉く、裏切り続けている。庶民に寄り添うべき社民党や日本共産党もかつての民衆の支持が得られていない…。左翼護憲陣営が、イデオロギーの壁をドラスティックに取っ払い、大同小異、ドイツなど欧州を見習い、大同小異の団結・連帯を真剣に模索し、まずは『よりまし政権』からで良いじゃないの?…。第三極を打ち立てるんだ!という野心と気迫を是非とも見せて頂きたいものです。新自由主義・市場原理主義の嵐に晒され、貧困に喘いでいる、わたしなど貧困層は、死活問題に直面しているんですよ…。東日本大震災で九死に一生をえた、たくさんの被災者の方々を、暖房の効かない、仮設住宅に放置し、知らん顔…、こんな非人間的で想像力のカケラもない多くの政治屋の輩をかかえた、わたしたち日本人は不幸です…。
民主制の恩恵を実感できないからこそ、「独裁、いいんじゃない?」という感覚に陥りやすいというのは、非常に的確なご指摘だと思います。
…わたしが中学生の時に出会って以来、強い影響を受け続けている『銀河英雄伝説』という小説があります(今でも時々読み返しています)。はるか未来での君主制国家と共和制国家との星間戦争を描いたスペースオペラなのですが、その君主制国家を最初にうち立てたのは、共和制国家で「民主的な手続きによって選ばれた独裁者」でした。その独裁者=ルドルフの登場にあたって、こんな文章が「後の歴史家の言葉」として書かれています。
以下、少し長くなりますが引用します。
(引用ここから)
「ルドルフの登場は、民衆が根本的に、自主的な思考とそれにともなう責任よりも、命令と従属とそれにともなう責任免除のほうを好むという、歴史上の顕著な例証である。民主政治においては失政は不適格な為政者を選んだ民衆自身の責任だが、専制政治においてはそうではない。民衆は自己反省より、気楽かつ無責任に為政者の悪口を言える境遇を好むものだ」
(『銀河英雄伝説』田中芳樹/著 第1巻 黎明編 P10より)
(引用ここまで)
また共和制国家側の登場人物が幼少時に抱いた「どうして独裁者は権力を手に入れられたのか?」という疑問に対し、その父親が「民衆が楽をしたがったから」「独裁者は出現させる側により大きな責任がある」と答えるシーンもあります。
長く続く不況と政治不信、そして政権交代に対する失望から「何をやっても結局何も変わらない」という学習性無力感=民主制の恩恵を感じられない状態が、こうした責任回避と結びついたとき、わたしたちは自分たちの権利と責任をどこかの誰か丸投げして、気楽な傍観者たろうしてしまうのかもしれません。
観測霊様へ…
やはり、わたしの身にも新自由主義・市場原理主義の嵐が直撃しました…。雇い止め通告(解雇通告)を受けました。お蔭様で、予てより旧知の友が『俺のところで経理と総務を管理してくれ。』ということで「老人介護施設」で年明けから働くことになり助かりました。しかし、本当に恐ろしい世の中ですよ…。わたしの働いていた会社は、郵便事業(株)で郵便配達を担当してました。真面目に働いてきたつもりでしたが、この仕打ち…。わたしと同じ時期に、パート労働者(女性)の方々、約15名…一挙に解雇されました…。亀井静香氏の『郵便事業(株)の雇用は守りますよ…。』あんなのは嘘っぱち…。非正規労働者は有給休暇も満足に取れず、無理難題を押し付けられ、自己都合退職へ誘導…。そこら中の大企業で横行してるんですね…。
>長く続く不況と政治不信、そして政権交代に対する失望から「何をやっても結局何も変わらない」という学習性無力感=民主制の恩恵を感じられない状態が、こうした責任回避と結びついたとき、わたしたちは自分たちの権利と責任をどこかの誰か丸投げして、気楽な傍観者たろうしてしまうのかもしれません。
観測霊さん…。ご指摘通りですよ…。わたしら貧困層は、職を奪われ、脆弱な社会保障制度で即、死活問題に直面するんですよ…。わたしは妻とふたりの娘を抱え、どうしたものかと悩みましたが運が良かった…。しかし、殆どの非正規労働者の皆さんは、再就職が極めて困難なんですよ…。生きるのに必死で政治に感心を持つ余裕すらない状態…。この悪循環を断ち切らないことには、日本社会の崩壊は間近いですよ…。
もっと怒りの行動を示さないと、社会は変革できませんね…。つくづく身に沁みます。
果たして権力者とは誰なのか
「年金の特例措置解消 反対47%」・・・NHK世論調査
記事では司法やマスコミと言った権力側の横暴が挙げられていますが、各種様々な権利を要求する一方で自らの負担は徹底的に拒否する国民自体(特に高齢者世代)こそが今一番の権力と化しているのではないでしょうか?一票の格差問題もあって、政党が変わっても体制自体は変わらない事こそが無力感の原因かと。
そしてその国民の名の元、世論や選挙に阿る既存政党や官僚制度を真っ向から破壊しようとする橋下さんに人気が集まる構図になっているように思います。
>junaさん
> 「年金の特例措置解消 反対47%」・・・NHK世論調査
年々上がる保険料、後期高齢者医療制度で、高齢者医療はどんどん改悪される一方で年金は引き下げられ(←これ、国による詐欺行為と言ってもいいです)、高齢者の暮らしは圧迫されてきています。現在生活保護受給者の42%が高齢者です。
政策に対して異議を述べたり要求を主張をすることが「権力をふるう」ことなのですか?それでは権力側にものを言わず唯々諾々と従えということに等しいですね。
>一票の格差問題もあって、政党が変わっても体制自体は変わらない事こそが無力感の原因かと
一票の格差もそうですが、大きいのは小選挙区制だと思います。この選挙制度は大政党にばかり有利で死票を多く出してしまい、民意が議席に反映されません。
政権交代させたのに体制が変わらない事が無力感の原因、というのには私も同意です。
民主党はそもそもが保守政党出身者が牛耳ってる政党ですから本質的に自民党と変わらないし、いずれ自民党化するのは目に見えていました。なので、国民が厳しく監視してどんどん政府にものを言っていくべきだと思いますし、過去にそういう記事を何度か書いています。
例えばこちら
http://akiharahaduki.blog31.fc2.com/blog-entry-319.html
http://akiharahaduki.blog31.fc2.com/blog-entry-349.html
http://akiharahaduki.blog31.fc2.com/blog-entry-496.html
もしよろしければごらんくださいませ。
民主党に政権を舵取りさせたが結局自民党と同じだった。ならば次は「自民党的な政治をしない政党」に国民がこぞって投票してまた政権交代をさせればよいのです。
ヨーロッパでは政権交代は珍しいことではありません。日本ではまだたった一回しか政権交代されていません。もっとどんどんしていけばいいのです。
> そしてその国民の名の元、世論や選挙に阿る既存政党や官僚制度を真っ向から破壊しようとする橋下さんに人気が集まる構図になっているように思います。
「政党や官僚制度を真っ向から破壊しようとする橋下氏」なんて真っ赤な嘘、維新の怪がふりまくイメージに過ぎません。橋下氏がやっている政治というのは、弱者切り捨て、大型公共投資でゼネコン大喜びというまさに古い既存政党(自民党)の政治をそのまま蒸し返したものなのです。
府市統合本の顧問に、堺屋太一(ばりばりの原発推進者)を、あと、元経済産業省官僚の古賀茂明をと、人事ひとつとっても橋下さんって自民党ですか?といいたくなります。
護憲陣営の連帯と第三極の模索…
>ヨーロッパでは政権交代は珍しいことではありません。日本ではまだたった一回しか政権交代されていません。もっとどんどんしていけばいいのです。
秋原さんご指摘の通り、民主党の自民党にすり寄り公約をかなぐり捨て、国民を裏切った罪は、ほんとうに大き過ぎますね…。片や日本共産党や社民党の、ここ20年の凋落傾向は、目を覆わんばかりの悲惨さ、存在そのものが危機に直面しています。左翼護憲陣営の存在意義は揺るぎないものがあることは、誰もが認めるところですが、やはり、この長い閉塞感の原因は、左翼護憲陣営に有権者を引き付ける魅力がなくなってきて、歴代棄民大政党に代わる受け皿になりえていないことにあると考えます。わたし自身二十歳から全ての選挙で日本共産党(またはその候補者)に一度たりとも棄権せず投票し続けていますが、敢えて言いたいのですが、『よりましな民主的政権』を目指す真剣さを見せて欲しいのです。政党は政策を実現するために、手練手管を使い時には党利党略戦術も使いましょうさね…。政権に就く為の闘争に勝ち抜きその座に就くのですね…。「確かな建設的野党」に甘んじている様ではいけないと強く思います。日本共産党の党員がこんなことを言えば即除名でしょう…。こうゆう苦言にも真摯に耳を傾ける開かれた組織になるべきですよね。日本では古くから左翼共産党アレルギーが確かにあります。日本共産党の党名も思い切って変える英断も必要不可欠ですよ、欧州などは共産党の名を変え、左翼陣営が連帯し政権交代の確固たる極になり、盤石な社会民主体制を支えているんですね…。昔、宮本顕治氏は、政権奪取の意欲に燃え、「民主連合政府」を打ち出し、旧日本社会党との共闘で、東京・神奈川・大阪・京都で革新知事を…名古屋市では革新市長を現に誕生させた実績があるんですね…。今の有権者も日本共産党や社民党が正しい事を訴えていることを理解しているんですが、投票行動に結び付いていないのが現実なんですね…。日本共産党などは、歴史も古く党名にもブランド性がありますが、中国天安門事件や東欧・旧ソ連の崩壊・北朝鮮による拉致や大韓航空機爆破事件などに影響され国政選挙のたびに議席を減らしています。やはり国民のための民主的政権を目指すためには近親嫌悪の関係にあると見受けられる社民党とも、小異を捨て大同につくという懐の深さ・寛大さを発揮し、民主的無党派層や保守層も含めたたくさんの有権者が「あっ、共産党も変わったな…。」と思う様に仕向けないといけないと思います。大阪W選挙後の街頭インタビューなど見ますと、大阪のおばちゃんなど…「なんや細かい難しいことサッパリわからへんけど、橋下はんは、ハッキリ物言わはるし、なんか変えてくれはりそうな気いしたやんか、わて政治なんかに全然興味なんかあらへんのやけど橋下はんにいれましたでぇ…。」という声の多いこと多いこと…。まさに>「自由はこうして死ぬのね。万雷の拍手を浴びながら」が現実に…「豚が肉屋を喝采」現象がそこかしこで起きています。みんなの党や石原慎太郎にも万雷の拍手…。
なんとかしないと、日本の民主主義は死に絶える危機感をひしひしと感じます。
何が詐欺かと言って
年金にしろ社会保障にしろ、自分達が納めた額以上のベネフィットが得られる現行の仕組み自体こそが国家的詐欺です。どう考えても、永きに渡って継続するのは不可能ですよね?
社会福祉は当然必要ですが、自らの世代間での扶助にて行うべきであり、ツケを後世に回すべきではありません。
この種の議論において、なぜ(現)高齢者の負担増とするか現役世代(及びそれ以降)の負担増とするかの2択ばかりで、裕福な現高齢者がそうでない高齢者分をも負担する、と言う話にならないのかいつも不思議に感じております。
国民の共生意識の覚醒に期待…
もうそろそろ、社会保障制度の抜本的改革を真剣に深くあらゆる角度から見直さなければ、世代間の溝(対立)は、深まり、共生社会へ進歩するべきベクトルが真逆の方向を指し示してしまう危険性を大いに孕んでいます。
北欧スウェーデンは高福祉高負担、『揺り篭から墓場まで…』でしられていますが、スウェーデンは、“社会的な平等”を目指すスカンジナビア・デモクラシーを基調とし、連帯を重視する国民的合意のもとで、公共の負担による社会保障制度を拡大・整備し、その基礎の上に社会福祉を発展させてきたそうですよ…。スウェーデンには次の様な社会理念が構築されているそうです…。
1) 人々が貧困に陥ることを予防するというマクロの視点から、雇用制度・年金制度・住宅保障制度・社会保険制度などの確立に力点をおいています。更に、障がいその他のハンディキャップを背負った人々に対する微に入り細の福祉サービスを付加しているんです。
2)国民の間の相互扶助活動が、労働組合運動や協同組合運動の発展の過程で「社会的連帯」の理念まで高められ、それが社会保障や社会福祉の強固な精神的基盤になっているんですね。
官僚主義の弊害の打破の努力や国民運動により国の財政運営の厳しいチェックも絶え間なく続けているそうです。全ての国民が福祉の恩恵に浴することができるんですね…。
注目する点は、外交において一貫して中立政策、平和政策を貫き、福祉政策を堅固なものにしたことです。
これら全ては、国民の大多数の支持があったからなしえた事も重要ですし、日本と決定的に違う点は、国の理念を厳粛に受け止め、ノーブレス・オブリージュ;富の再分配を実践すべく大企業など富裕層が積極的に応分の負担をしているということです。国民も納税を貯金する感覚で喜んでするそうです。脱税も殆どないそうです。賛否両論わかれるところですが、わたしは北欧型のシステムを断然支持しますね…。
悲しいかな、橋下徹さんや石原慎太郎さんが万雷の拍手を浴びる様な日本では、“共生社会”の実現は程遠いでしょうね…。
生のあるうちに、北欧へ亡命しようかしらん…、このまま無理して日本に留まるとマジ、国に殺されそうだから…。(^_-)-☆
社会民主主義への期待を込めて…
たびたびのコメントお赦しの程…。f^_^;
>一票の格差もそうですが、大きいのは小選挙区制だと思います。この選挙制度は大政党にばかり有利で死票を多く出してしまい、民意が議席に反映されません。
戦後長い間、中選挙区制度でやってきて、あの長期政権で悪政の数々をやり尽くした自民党でさえもやれなかった「小選挙区制…」(民意抹殺の悪法)。細川元首相と河野洋平氏との密室でのシャンシャン手打ちでいとも簡単に始まった『小選挙区比例代表並立制』…。日本の“エセ民主主義”の軽さに驚嘆したのをきのうのことの様に思いま出しすが、今も全然変わってないどころか悪くなっている…。自民党の長期政権が終わり、あの当時、旧日本社会党の理念をかなぐり捨てた『自さ社』政権からこっち、
日本社会党は保守の権力欲に起因した策略により、捩じ伏せられ消滅…。あいも変わらずわたしが信頼してきた日本共産党も蚊帳の外、党存亡の危機に直面する始末…。右旋回に歯止めがかからない日本社会…。
歴史の歯車が逆回りする恐怖…。小泉・石原・橋下人気が証左ですね。
>国民がもっとも求めているのはまず貧困の救済です。みんなが定職に就けて生活の糧を確実に手に出来ることです。
人間まず食べられなければ、屋根のあるところに住めなければ始まらない。
東日本大震災で九死に一生をえられた多くの被災者の方々の救済はもとより、この秋原さんのご指摘されたことが、政府に求められている喫緊の課題であるにも関わらず、日本社会を蟻地獄に堕としめる“TPP参加”へ猪突猛進の愚…。もう救いようがないですね…。
>こんなことでワーキングプア層を無くし、貧困問題を解決できますか?
もう新自由主義ときっぱり別れを告げ、社会民主主義に移行しなければ、限界です。
その通りで、現在の日本は人間の住める国では、もはやなくなってしまいましたね…。
社会民主主義への移行が急がれますが、「豚が肉屋を称賛」する悲喜劇の幕を降ろす必要がありますね…。わたし思うんですが、先の東京・明治公園で開催された6万人規模の『さよなら原発集会』の様な国民的運動を継続させ、反貧困の運動とシンクロさせ、マスコミが無視できない程の思想・信条の垣根を取っ払う国民的運動の怒りのうねりを起こす必要ありだと思います。いまやネット社会…。中東の民主化運動もネットが火をつけました…。
秋原さんのこのblogに全幅の信頼を寄せている(ご常連の民主的論客の皆さんに対しましても…)わたくしめと致しましては、今後とも、『豚をせめて猿に変える』様な良質な啓蒙的情報のご提供に期待を寄せるものです…。
(注;豚はわたしのことですので差別発言ではありません…悪しからず…(^_-)-☆)
橋下維新の会と道州制、そして財界
20111215(木)記 橋下新大阪市長の狙いは道州制 開発のための集権制 財界の悲願 大阪市民、府民は踏み台か さすが隠れ自民党
金子勝氏はtwitterで、下記のように憂慮している。
masaru_kaneko 金子勝
橋下新大阪市長は、次の衆議院選挙で、大阪維新の会として候補者を擁立する場合には道州制を争点に掲げるという。経団連が道州制を強力に推進する背景には、10電力地域独占による支配体制の構築があると思うのですが…。何がやりたいんでしょうか? http://goo.gl/jcgWM
Re:
>大和路さん
爆笑させていただきました。
当ブログでは小沢氏を評価したことなど一度もないどころか、口を極めて酷評しております。
そんなことも確認なさらずに自分の思い込みだけでコメントなさるコメンターはお断りです。