「
カナダde日本語」で素晴らしい映像を見つけてしまったのでリンクを貼ります。
今夜書こうと思ってた予定を変更して、一人でも多くの皆さんに見ていただこうと思います。
(元ネタ提供はブログ「
米国からの便り」の拳志郎さんとブログ「
たかしズム・・・」のたかしさんです。)
◆
靖国神社での田母神の演説に抗議したカナダ人が事情聴取を受ける<緊急報告>日本の恥!国辱画像!
「米国からの便り」
http://kensirou2001.blog79.fc2.com/blog-entry-517.html
に、<2/3【靖國神社】平成21年8月15日現地レポート>なるとんでもない「チャンネル桜」の映像が紹介されている。
前半はどうでも良いので、19分55秒の少し前から見てほしい。(※この映像では前半は省略され、見て欲しい部分からになっています。)
場所は靖国神社。演説を終えたばかりの田母神に対し、一人の外国人(最後のクレジットによるとカナダ人らしい)が「ドイツでは(憲法違反で)逮捕されますよ。」と、極めて勇気ある「忠告」をした。田母神の演説を妨害したわけではない。演説を終えた後に発言しているのだ。ところが、そのあとの右翼連中の反応たるやすさまじい。
「何を言ってんだぁーお前はっ!」「何で逮捕されるんだーっ!」「ふざけるなよお前!」「バカヤロー」「ここは日本だ!」「バカヤロー帰れ!帰れ貴様!」「この場所がどういう場所かわかってんのか?」「ドイツは犯罪犯してんだよ!日本は犯してないんだよ!」
「帰れ貴様」といったくせに帰ろうとすると「逃げるな貴様!」とくる。「チャンネル桜」の司会者(?)のおじさんは、その場を離れようとする外国人の腕を再三にわたり掴み、またリュックサックを引っ張るなどしている。画像で見る限り外国人は桜おじさんに指一本触れてはいない。
と、そこへやって来たのがお馴染の「警視庁」。ここから後はお決まりの「展開」。「ドイツなら逮捕される」はずの田母神や桜おじさんの方は放っておいて、何と!外国人の方を「逮捕」しちゃった!
これらの一部始終を執拗にビデオに納め続けるチャンネル桜のカメラマン。おかげでこの「不当逮捕」の経緯が克明に記録される結果となってしまった。何たる皮肉、何たる愚かさ。こんなものをYoutubeにUPするなんて自分たちで「墓穴」を掘っているようなものだ、ということすら分からない。全然「逆効果」なのに。まさにネトウヨの頭の悪さ全開である。日本の恥を世界に晒しているということがどうして理解できないのか?警視庁の方々の顔もばっちり映っている。
とにかく見事な映像である。この国辱映像は絶対に全世界の人々にも見てもらわなくてはいけない。誰か英語字幕版作ってUPして欲しい。
http://www.youtube.com/watch?v=DgmnlWUH26Y&feature=player_embedded
ブロガーの皆さん、この事件はリアリティーツアーの「公妨画像」に勝るとも劣らない「人権弾圧」だと思うがいかがだろうか?是非動画をダウンロードして皆さんのブログにUPして頂きたい。それと英語字幕版を作れる方がいたら宜しくお願いしたい。この実態を全世界に向けて発信しようではありませんか!
<追記>
皆さん、それにしても何というすばしっこい対応でしょうか?。私がこのエントリーをUPしたとたん、奴らは画像を「非公開」にしたらしい(笑)。まったく卑劣ですな。 でもご安心ください。
こちらにアップしました!
http://www.youtube.com/watch?v=zwyB4p8f0Uo
(引用ここまで)
ヤクザのような国粋右翼達の怒号の下品さは‘お約束’ですが、その後の警察がふるってますね。麻生リアリティツアーの映像同様、警察は誰の味方なのか、よーーーくわかります。
警察が取り囲んだのは、手も出さず穏やかな調子で話しすぐその場をその場を離れようとしたカナダ人のほうでした。大声で罵声を投げつけ腕を掴んだりリュックをひっぱったりした右翼の集団は一切お咎めなし。
そしてこのカナダ人は靖国神社をあとにしますが、何人もの警察官はなおもしつこく彼を追い続けます。途中、彼がしつこくカメラを回し続けるチャンネル桜のカメラマンに抗議しても警察はカメラマンを注意するわけでもなく取らせたい放題(肖像権侵害でしょ)
追ってきたと思われる右翼が怒号を浴びせても制止もしない。
こんな警察って、まるでチャンネル桜や右翼達のボディガードみたいですね。彼を取り囲む警官の数は何故こんなに?と不思議に思うほどドンドン増えていきますが、
一体、彼は、何の犯罪容疑なんでしょうね?なんの嫌疑もない一般人を多数の警官が取り囲むなんて、ものすごい威嚇的で恐怖感を与え、人権上非常に問題です。
彼は賢明にも警察官にくってかかったり、強く手を振り払ったりすることは映像では見あたりませんでした。警察官達は体を彼にかなり近接させていましたので、下手すると麻生ツアーのように「転びコウボウ」という手を使われたかも、と想像してしまいます。
結局彼は警察で事情聴取されたようです。言い争いのもう一方当事者の右翼達は事情聴取なんかされてないんでしょうね。実にアンフェアです。
警察は国粋右翼にはとことん甘いのです。そして、事情聴取後彼は、田母神氏とチャンネル桜に謝罪し、二度とこのような「妨害行為」(!)をしないと約束させられたそうです。
是非、彼自身にこの体験を色々なメディアに話して欲しいと思います。
日本には言論の自由はありません。
日本の警察は、むき出しのファシズムは放置して、ファシズムを批判する言論の方を弾圧するのです。
日本の警察は戦前の特高警察と本質的に何ら変わらないのです。日本の警察の正体を海外に発信するのに、この映像は見事なメッセージとなってくれました。
そして、日本はまだまだファシズムの根っこがはびこっていることや、ここ、靖国神社は、戦没者を悼み再び戦争の惨禍を繰り返さぬよう平和を誓う場所として、まっったくふさわしくないことも、よーーーく伝わるでしょう。こんな国粋右翼がたむろす場所に公式参拝する閣僚の気が知れません。
靖国神社には‘結界’が張られており、その中は戦前にタイムスリップしていて大日本帝国憲法の世界が息づいているのです。日本の民主主義は戦後64年たっても、戦前を克服できていないのです。
一部始終を撮影してくれたチャンネル桜に心から感謝いたします!
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