Ａｆｔｅｒｎｏｏｎ　Ｃａｆｅ

ブログから一ヶ月近く遠ざかってた後にこうしてエントリーを打つのは、子供の頃長い夏休みの後久しぶりにクラスメイトに会ったときみたいに何だか気恥ずかしい気分がします。
まだ頭がブログモード（？）に戻ってない感じです。少しずつマイペースで復活していきたいと思いますので、のんびりお付き合い下さいませ。
とりあえず今日は徒然に・・・。

お休みしていた間に色々なことが新聞紙面を賑わしていました（といってもほとんど新聞読む余裕がなかったのですが＾＾；）

最近では・・
定額給付金と高速代暫定1000円と小沢さんの秘書逮捕と北朝鮮のミサイル騒ぎは前々から予想されてたにもかかわらず、見え見えの手にああやっぱり素直に騙される国民、麻生内閣支持率アップ。
こんなにあっさり「やっぱりオラが自民党」に回帰する人は結構多いのだなあ・・と。
特に北のミサイル祭りに関しては、政府はもう、「困ったときの北朝鮮頼み」じゃないかと＾＾；
北朝鮮を叩けば支持率アップ、プラス9条見直しに世論を誘導することが出来るわけですから、一粒で二度おいしい（古）。そのためにわざと拉致問題解決を引き延ばしてるんじゃないかと邪推したくなるほどです。（この問題に関しては「超左翼おじさんの挑戦」の北朝鮮のミサイル問題を考えるシリーズがとても参考になりました。）

それから
橋下恥事知事、相変わらずの幼稚で派手な言動が目立ちますね。
地方対国という構図で、いかにも地方（弱者）の味方として国（強者）に戦いを挑んでるようなポーズが見て取れます。これで「橋下さんは庶民の味方だ」と錯覚し、会合でマスコミを入れなかったからと言う些細なことに腹を立てて開始5分で退席するという駄々っ子のような行動も「橋下さんだから」と、好意的に見て貰え、そういう橋下さんを支持するファンからの一億円の献金がされたりしました（ため息）

常々思うのですが、小泉さんにしろ橋下さんにしろ、如何に筋の通った正論を言うかは日本の政治家にほとんど求められていないのではないでしょうか。
政治家は鋭い論客である必要はない。むしろ見る人が見れば、筋の通った正論でないことは明らか。論としては勝負がついています。たとえば小泉さんの「自衛隊がいるところが非戦闘地帯なんだ！」なんて詭弁甚だしく、大の大人がこんな幼稚な開き直りを国会で行うことが恥ずかしい限りなのですが、それが失笑を買うどころまかり通ってしまう。
つまり日本の政治家に求められる能力とは筋の通った鋭い正論を主張する能力ではなく、如何に時勢をうまく読んで人心を掴むか、如何に心地良く国民を騙すか、という能力だと思います。
そういえば確かヒトラーが「大衆は騙されたがっている」みたいなことを言ってたような気がします。
人間の心はどうしても暗い闇のような部分が生じます。しかしそれはそのままだと差別だ人権侵害だと非難を免れません。だからそれをいかにも正当な主張であるかのようにうまく正当化しそれを堂々発露できるようにしてやる、これが「心地良く騙す」事じゃないかと思います。
たとえば自己責任論などはそれでしょう。
カルデロンさん一家へのバッシングを嬉々として行う者ほど「法律違反は法律違反、日本は法治国家だ！」とここぞとばかり「法治国家」を連呼するのも正当化ですね。
（ソマリアへの自衛隊派遣についても「憲法違反だ！日本は法治国家だ！」と声を張り上げて欲しいのですが絶対やらない・・笑）
ほんとならばイジメだ差別だと言われかねない汚れた本音を法治国家という大義名分を与えられて思い切りぶちまけれるのですから、もうネトウヨやネトウヨ予備軍が飛びつくことといったら・・・(-o-；)
（カルデロンさん一家については既に参考になるエントリーがたくさんあがっているので、後程ブクマしようと思っています。）

昨日、報道ステーションでのりこさんが合唱部で歌っている姿が映されました。
アンジェラアキさんの「手紙」というとてもいい曲です。



「手紙　～十五の君へ～」
作詞・作曲・編曲　アンジェラ・アキ

拝啓　この手紙読んでいるあなたは　どこで何をしているのだろう
十五の僕には誰にも話せない　悩みの種があるのです
未来の自分に宛てて書く手紙なら
きっと素直に打ち明けられるだろう

今　負けそうで　泣きそうで　消えてしまいそうな僕は
誰の言葉を信じ歩けばいいの？
ひとつしかないこの胸がなんどもばらばらに割れて
苦しい中で今を生きている
今を生きている

拝啓　ありがとう　十五のあなたに伝えたいことがあるのです
自分とは何でどこへ向かうべきか　問い続ければ見えてくる
荒れた青春の海は厳しいけれど
明日の岸辺へと　夢の船よ進め

今　負けないで　泣かないで　消えてしまいそうな時は
自分の声を信じ歩けばいいの
大人の僕も傷ついて眠れない夜はあるけど
苦くて甘い今を生きている

人生の全てに意味があるから　恐れずにあなたの夢を育てて
keep on believing

負けそうで泣きそうで消えてしまいそうな僕は
誰の言葉を信じ歩けばいいの？

ああ　負けないで　泣かないで　消えてしまいそうな時は
自分の声を信じ歩けばいいの

いつの時代も悲しみを避けては通れないけれど
笑顔を見せて　今を生きていこう
今を生きていこう

拝啓　この手紙読んでいるあなたが
幸せな事を願います

　　　～・～・～・～・～

昨年の中学合唱コンクール課題曲です。
今ののりこさんへのエールのようで、じんときてしまいました。

両親と引き裂かれた13歳の少女には心ない中傷は余りに重すぎます。そうした中傷を浴びせる者達には心底怒りを覚えます。
でもそんな人間よりもずっとたくさんの人々がのりこさんを応援していると私は信じています。

十三のあなたに伝えたいことがあるのです
自分とは何でどこへ向かうべきか　問い続ければ見えてくる
荒れた青春の海は厳しいけれど
明日の岸辺へと　夢の船よ進め

人生の全てに意味があるから　

負けないで　泣かないで　消えてしまいそうな時は
自分の声を信じ歩けばいいの

いつの時代も悲しみを避けては通れないけれど
笑顔を見せて　今を生きていこう

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