コメント
>ホルヘさん
管理教育に貧困な人権教育
先進民主主義社会の構成員を育成するにはふさわしくない教育ですね
「もちろん、普通の人間は戦争を望まない。しかし、国民を戦争に参加させるのは、つねに簡単なことだ。とても単純だ。国民には攻撃されつつあると言い、平和主義者を愛国心に欠けていると非難し、国を危険にさらしていると主張する以外には、何もする必要がない。この方法はどんな国でも有効だ」byヘルマン・ゲーリング
(引用開始)
私がこの闘いにひどく感銘を受けたのは、フランスの「大人たち」が、ひどくマトモだということだ。例えば現在、日本でのプレカリアート運動に対して、「若者バッシング」的な視線を向ける上の世代は悲しいが少なくない。「フラフラしている」や「正社員になれ」的なものから「死ぬ気でやっているのか」的な精神論まで様々だが、フランスの大人たちは若者の闘いに「連帯」し、それが若者だけでなく自分たちの権利の問題だと深く理解している。連帯。一方、日本ではその反対の「分断」ばかりが進んでいるように見えて仕方ない。世代間の分断。また正規・非正規の分断。更に非正規内でも生存競争のもとに1人1人が分断されている。
山本さんとの対談中、フランスでは知らない人のいないという有名な格言を教えてもらった。それは「よりよく統治するためには分断せよ」という格言だ。ほとんどの人が「統治する側」ではなく「される側」だ。だからこそ、「分断」の「罠」にひっかかってはいけない。こんな皮肉を込めた格言が当たり前に知られている国と、「統治する側」が積極的に分断を煽り、本当にそれに煽られてしまうこの国。一体、何がフランスと日本でそれほど違うのかと尋ねてみると、「教育」という答えが返ってきた。あるフランス人は、日本の教育は「教育ではなく管理」だと言ったという。
(引用ここまで。強調は私)
Author:秋原葉月
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