コメント
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120711-00000468-yom-pol
そんな対策よりももっとすることあるでしょうに。
大阪維新の関心って カジノ>子供 なんでしょうかね。パチンコに夢中で車に子供を置き去りにする保護者とどう違うのだろう。目の前にあるいじめ問題の証拠をもみ消そうとする教師となんの違いがあろう。これらのニュースに無関心な人と一体どう違うのだろうと。
関心なんて特にないくせに。泣くだけなら誰にでもできますよ。ほんと。
ハシゲは精神科医に見てもらえ
しかも、ハラッサーテストでもトンピシャです。そこで一度ハシゲを精神科医に見せてもらいましょうか。そうして「政治家には向いていませんね」とダメ出ししてもらいましょうか。
いじめ加害者がいじめ加害者を攻撃するお粗末さには吹き出します。観測霊さん、私はあなたの記事を見た瞬間「俺、ブラックジョーク見ているやんけ」と思いましたよ。
ハシゲこそ、「膿中の膿」であることは明らかです。この男こそ今すぐ精神病院に強制入院させたらどうでしょうか。
いじめは普遍的な問題であり、多くの人が多かれ少なかれなんらかの形で関わった経験があるものと思います。今回の大津の事件に注目が集まっているのも、その経験があるからなのだと思いますが、しかし昨今の「祭り」状態は、いじめの現場において加害者がある日突然被害者に転化する現象が全国レベルで生じているに過ぎない、という感触があります。橋下市長の件の発言もその現象の一例でしかないように思えたのです。なぜなら彼には“前科”が数多くあり、そしてそのすべてを反省も謝罪もしていませんでしたから。こんな人にいじめについて何か、被害者の味方です的なスタンスで語る資格があるのだろうか。平たく言えばやはり「お前が言うな」という気持ちがありました。
そしてつい先日、文楽への補助金問題に関して、かつて自分が泣かせた高校生たちを持ち出して文楽協会を非難した(そしてそれが特に問題とも思われていないらしい)のを知った時、こんな下衆な発言があるのだろうかと正直目を疑いました。そして彼には「加害者の自覚がない(あるいは自覚はあってもそれを明らかにしない)」という書き込み当初抱いた疑念が、今は確信に変わっています。
このいじめ問題に憤っている人の中に橋下市長の支持者がどのくらいいるのかわかりませんが、橋下市長と同時にその人たちにも問いたい気持ちです。
「橋下市長がしてきたことはいじめじゃないんですか?あなたたちが支持してきた事は、いじめ加害者とどこが違うんですか?あなたたちの中で矛盾はないんですか、というか自分を省みる事はないんですか?」
殊に加害者のプライバシーを暴くようなことまでしている人たちには特に。加害者は当然未成年です。そして加害者に責任があるのは当然ですが、いじめを“してしまう”加害者の内面にも大いに問題があり、それをケア=矯正する必要があります。それをしないまま罰だけ与えて彼あるいは彼女を社会から排除することには大いに反対します。
> AGENさん
ご無沙汰しておりました。
ほんと、カジノに使う金があるのなら、せめて全部の学校に専任のスクールカウンセラーを常駐させてよ、と思います(=_=;)
泣いて見せても、そういう具体的なことを政治家が何もしなければただの「ガス抜き」もしくは「いいひとアピール」でしかないですよね。
[太字]> 小野哲さん[/太字]
そちらでもエントリで取り上げていただいてありがとうございます。まさにブラックジョークの世界、そうでなければまさに「悪い冗談」としか言いようのない発言だと思います。
[太字]> ハシゲを精神科医に見せてもらいましょうか。そうして「政治家には向いていませんね」とダメ出ししてもらいましょうか。 [/太字]
橋下市長が「政治家に向いていない」というか「政治家になるべきではない」という点には同意します。ですが、それは彼が精神疾患を抱えていたり、あるいは発達障がいを持っていたりするからではないように思います。少なくとも彼が「発達障がいである」かどうかは、正式な医師の診断によらないうちは断言すべきではないかと思います。
彼が「政治家に向いていない」「なるべきでない」のはひとえに彼の「敵を作り攻撃する」という政治手法そのものが問題だからです。その政治手法が、仮に精神疾患であったり発達障がいに由来するものだったとしても、疾患や発達障がいそのものを非難するような発言は、わたしには受け容れられません。
「橋下市長は精神疾患がある」「発達障がいである」という文脈で彼を批判するとき、精神疾患を抱える人、発達障がいを持つ人が、それをどう感じるかという事を、わたしはどうしても考えてしまうからです(ぶっちゃけた話、精神疾患のある人や発達障がいのある人にも、「あの市長と一緒にされたくない」と感じる人はいるだろうな、と思うんです)。橋下市長に対しては、実際に彼のしたことの問題点を指摘し批判すれば足りるはずです。
実際に精神疾患と発達障がいは違うものです。疾患は治療の対象になりますが、障がいは「文脈の違い」にすぎないからです。健康上の理由で政治家の職務に耐えられない人はいます。政治家はやはり心身をすり減らす激務ではあると思います。精神疾患は明確に治療の対象である以上、その診断を受けた人は治療に専念する意味でも、いったん政治家の職務から離れてもらう事が必要だと思います。
ですが発達障がいは違います。病気ではありませんし、よって治療の対象でもありません。発達障がいを持つと社会生活に著しい支障をきたすことは確かにありますが、それは訓練や教育である程度緩和できます。さて発達障がいを持つ人は、政治の世界から排除されるべきでしょうか。たとえば下半身不随という身体障がいを持っていても政治家になる道は、一応は、開けているように思います。議会や市役所をバリアフリー化すれば基本的な職務に問題は生じないでしょうし、公共施設のバリアフリー化は市民全体の便益たりえますから、問題はないはずです。どうしても移動できないときは健常者の補助があればことが足ります。健常者と障がい者の共生社会とはそういうものです。
では発達障がいについてはどうでしょうか。発達障がいを持つ人は行動や言葉の文脈が健常者のそれとは違うというだけで、特に異常な思考をしているわけではありません。その行動や言葉も訓練や教育次第で、社会との摩擦を大いに低減する事ができます。そして「どうしても困る」ときには身体障がいに対するバリアフリーのような社会の補助があればいいのではないか、つまり社会的な補助があれば発達障がいがあっても政治家として職務を行うことができる、と言えるのではないでしょうか。
もちろんこれには本人に発達障がいの自覚があり、周囲にもそれが周知され、補助のための知識が共有されていることが条件です。現在の日本社会ではこれを即座に実現する事は難しいでしょう。しかし将来的にその道が開けるような社会の方向性、施策があれば不可能ではないのではないか、と思います。
…というようなことを、つらつらと考えたり人と話したりしていたので、記事違いを承知で少し書かせていただきました。あと、時々ネット上で「アスぺ」「コミュ障」「池沼」(それぞれアスペルガー症候群、コミュニケーション障がい、知的障がいを意味するネットスラングです)などという精神疾患や発達障害のある人を揶揄したり嘲笑したりする書き込みを目にすることがあります。もちろん小野さんがそういった考えをお持ちとは、当方考えていませんが、そういう誤解が生じてもいけないな、と思い、長々と繰り言を失礼いたしました。
ご容赦いただければ幸いです。
苦言感謝します
私は発達障がい当事者である事をブログで明らかにしていますので、決して精神疾患当事者を侮辱する意味で用いたわけではありません、その点ご理解いただきたいと思います(言い訳がましいとおもいますが)。
差別の問題に関しては非常に難しいものがあり、またこの事で激論になってしまう事は勘弁こうむりたいので(あくまでも今回のエントリーはハシゲのダブルスタンダート批判ですから)、別の機会に私自身ブログで書いてみたいと思っています。
また、ハシゲが精神疾患である可能性が高いと指摘したのはフリスキーさんです。自己愛性人格障害という、重い発達障がい当事者の可能性が濃厚だとも指摘しています。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/23710
http://akiharahaduki.blog31.fc2.com/blog-entry-870.html から
発達障がいに対する考え方はつい最近変わりつつあり、そんなに急激に変わるものではないと私は思っています(転職活動でもこの事はきっちり見据えて逃げてはいけないことだと自覚もしています)。
さらにハシゲの正体が見えるサイトも発見しましたので観測霊さん、ご参照願いませんか(ご存知かもしれませんが)。
http://news.livedoor.com/article/detail/6236405/
http://blog.livedoor.jp/sexy334/archives/51709783.html
ただ、それ以外はあなたの指摘どおりでした。その点を謹んでお詫び申し上げます。
>ハシゲは精神科医に見てもらえ
返信をいただきありがとうございます。お詫びをいただき痛み入ります。
2012.07.15 ( Sun ) 03:14:14のコメント投稿を終えてから、小野さんがブログで発達障がい当事者である事を書かれているのを拝見して、「うわ、また釈迦に説法しちゃった」と焦っております(^_^;)最近こんなんばっかりやな>自分orz
もちろん小野さんが精神疾患や発達障がいを持つ人たちを侮辱する意図があったとは、わたしも思っておりませんでした。が、一晩明けて読み返すといかにもえらそうに書いてしまっていて恥ずかしいです。ですのに、広いお心で当方の苦言を受け容れていただきありがとうございます。と同時に、当然ご承知の事で繰り言を聞いていただき、申し訳ありませんでした。
ご提示いただいたサイトも拝見して、勉強させていただきます。
ただ、了解いただいたことをしつこい繰り返しますが、いくら疑いが濃厚と言っても橋下市長を正式な手続きと手法で診断した医師はおらず、その結果もない以上、彼を精神疾患者や発達障がい者であると断言することはやはり避けたいですし、するべきではないと思います。また彼の政治家としての問題を精神疾患、発達障がいを原因として論じるのは受け容れられないです。
ただ、市長にそういう疑いがある、という事まで口に出したり表明したりするべきでないとはまでは言えないな、と思いました。ここすごく微妙なところですけども。精神疾患は治療の対象ですから、本当にその疑いがあるのなら診断を受けるべきだと思いますし、そう診断されたなら治療を受けてほしいと思います。
発達障がいについても当事者の自覚と周囲の理解が必要ですから、疑いがあるなら診断を受けてほしいです。
以上、大変失礼しました。
為政者のいじめ
>橋下氏が目指す教育は、まさに大津のようないじめを引き起こす教育です。
全くその通りだと思います。
まずは、内田樹氏のいじめに対する考察が、妙にすとんと納得できるものがあったので、ここに引用します。
「内田樹の研究室」いじめについて
http://blog.tatsuru.com/2012/07/12_1033.php
----引用------
私の見るところ、「いじめ」というのは教育の失敗ではなく、むしろ教育の成果です。
子供たちがお互いの成長を相互に支援しあうというマインドをもつことを、学校教育はもう求めていません。むしろ、子供たちを競争させ、能力に応じて、格付けを行い、高い評点を得た子供には報償を与え、低い評点をつけられた子供には罰を与えるという「人参と鞭」戦略を無批判に採用してる。
であれば、子供たちにとって級友たちは潜在的には「敵」です。同学齢集団の中での相対的な優劣が、成績評価でも、進学でも、就職でも、すべての競争にかかわってくるわけですから。
だから、子供たちが学校において、級友たちの成熟や能力の開花を阻害するようにふるまうのは実はきわめて合理的なことなのです。
(中略)
「生産性の低いもの、採算のとれない部門のもの」はそれにふさわしい「処罰」を受けるべきだということを政治家もビジネスマンも公言している。
そういう社会環境の中で、「いじめ」は発生し、増殖しています。
教委が今回の「いじめ」を必死で隠蔽しようとしたのは、彼らもまた「業務を適切に履行していない」がゆえに、処罰の対象となり、メディアや政治家からの「いじめ」のターゲットになることを恐れたからです。失態のあったものは「いじめ」を受けて当然だと信じていたからこそ、教委は「いじめ」を隠蔽した。自分たちが「いじめ」の標的になることを恐れたからです。でも、隠蔽できなかった。
---引用ここまで---
この考察が、いじめ問題に対する全ての回答になるとは思えませんが、原因の一面を的確に捉えているのではないでしょうか?
そう考えると、教育に市場原理を持ち込もうとする「教育基本条例」は、まさしく「いじめを助長」する教育です。
大阪の子どもたちが、今まで以上に市場原理のエゴにさらされた結果訪れる、暗い未来を考えると、背筋が寒くなります。(内田樹氏は、教育基本条例案に対しても批判していましたね。)
そして、もっと恐ろしいのが、バカ殿にしろ片山さつきにしろ、ネット上の「祭り」に便乗するかのごとく、感情論に任せ関係者を批判する事が、「祭り」に加担し加害者や関係者に対し過剰な「いじめ」をする人たちの行動を正当化してしまう事です。
(呆れたのは、デマに踊らされ、自身のブログに無関係な個人の写真を堂々と掲載している、元某国大統領婦人の女性タレントまで現れた事。)
それにしても、最大の「いじめっこ」が為政者とは、いやな世間になったものです。
> http://bit.ly/LaZKEx
件の大津市には橋下市長が推進しようとしている学校選択制が導入されていた、との事。
> http://bit.ly/NjtylV
大津市のサイト。基本は学区制ですが、希望者に対しては学校選択制が用意されているようです。
http://bit.ly/MakoH0
そして案の定、この問題を利用して学校選択制をアピールする市長。自爆していますが気づいていないようです。しかし上記のサイトで述べられている通り、学校選択制があろうとなかろうと、いじめの防止には何の効果もありません。いじめを理由にして転校する事は現行制度でも可能だからです。
そして市長がいじめ被害当事者の精神状態に思いが至っていないのだな、と思わされます。いじめを受けて追い詰められると、「逃げられない」という思い込みが先行して冷静な判断がしづらくなります。ワタミで過労自殺した人もそうでしたよね。後から見れば「逃げればよかったのに」と思ってしまいそうなひどい状況でも、それができない。
「学校選択制があれば逃げられたのに」とでも言いたげな市長の一連のツイートは、二重の意味で「わかっていない」わけです。それよりもスクールカウンセラー常駐させるとか(専門家の窓口を学校に設置)、担任を複数制にする(生徒たちに直接相談する際の選択肢を可能な限り与える)とか、クラスあたりの生徒数を減らす(先生の眼が生徒一人一人に届きやすくする)とか、人権教育を手厚くする(いじめは人権侵害、犯罪と言う意識の醸成)そういう事をしてくださいよ。
>ほんと、カジノに使う金があるのなら、せめて全部の学校に専任のスクールカウンセラーを常駐させてよ、と思います(=_=;)
ホントそうですよ。教師たちへのいじめ対策研修の費用とか、そっち方面にはお金割けよと。維新塾なんて開いて政治談議なんか空疎なことをしてる場合じゃないんだと。
そして、いくら政治家が上から口を出そうが無意味です。
いじめは教室で起きているわけですからね。文字と表だけ見ていていじめが解決するなら初めから教師なんていらないですよ。
そんな橋下さんでも・・
僕は今回の問題は、ふせげた自殺が事件になっちゃったことです。被害者と加害者が発生したことだと思います。
被害届を受理し警察の捜査となった以上、加害者とされる少年の検挙の確率は高いと思います。
もし、橋下傘下の大阪市だったら、あの人また何を言い出すかわかりません。
いい加減、教育委員会とやらも←(ほとんどがカタデマのアルバイトらしい)組織として機能していかないと、学校の中で逮捕者がでちゃうと思います。
話は変わりますが、僕は大阪隣県の神戸市に住んでいます。
大阪の友達も多いわけで、「よう、あんなん市長に選んだな?」って尋ねてみると「それでも、前よりマシや!」って答えが帰ってきます。
つまり今までの大阪府、大阪市の行政が悪すぎたわけで、誰も言い逃ればかりで責任をとっていないということです。
「橋下もよく似たもんだろ」って僕個人は思いますが、大阪に住んでる人にとっては、そんな橋下さんでも期するものがあるんだろうと思います。
橋下さんは >観測霊さま
だから,例えば西成区で「教育バウチャー制度」なるものを導入し,いよいよこの9月から,西成区のこどもらが塾に行く為のクーポンを配ろうとしているようです。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120710/edc12071022040002-n1.htm
これについては秋原さんも,以前,早々に(教育産業へのばらまきだと)警鐘を鳴らして下さっていたのですが…
http://akiharahaduki.blog31.fc2.com/blog-entry-881.html
そもそも,ああいう「金券」に類するものは,偽造やら売買やらの犯罪に結びつく可能性が大きいというのに,そんな懸念があっても「その分の予算を学校の教師の人件費に使って,例えば『少人数学級』や『複数担任制』にして丁寧にこどもの面倒を見る」ような,言わば「(現場での,対生徒への)制度の改革」をする気は全くないのですから,よっぽど教師を信用してないのだと思います。でも,それって自分が現場を,教師を,生徒を知ろうとしていないからではないのか?と,疑問に思います(それに,クーポンを配っても,家庭の事情で放課後に塾に行けない生徒もいると思いますよ。学力をつける前に,貧困をなんとかする方が先の家庭だって少なくないはず)。
なぜ彼はそんなに教師を憎むのか…自分または自分の子が,よほどひどいめにあった,確かな経験,記憶があるのでしょうか?
でも,「彼が北野高校に通った事実」からわかることとして,私が(当時のあの校区=大阪府の旧第一学区の事情をよく知る,退職した高校教員から)直接聞いた話では,彼はあの高校に行くために,中学で,先生から特別に教科指導をしてもらう機会(補習)を持ったはずだとのことでした。トップ高に進学するんだという強い意志を持って学校に来る子が例えすごく生意気だとしても笑,教師ならほとんどの場合,その生徒の熱意に報いようとして,彼に一生懸命教えたはずだと,私も思いますけど…。
その通りだと思います。そして同じく「本当の意味で関心のない人」がこの橋下氏の姿を見て盲目的に支持する気がします。(関心のない人っていうのは子供がいなかったり、直接学校に関わっていない他人事と考えている人達の事です)
一時ほどではありませんが、今だに橋下氏を支持する人が過半数を越えているのが恐ろしいです。
市(府)民・都民・国民のリーダーとして…
こんなことも、あらためて感じました。
…連投すみません…
そう言えば、最近、監督だとか、上司だとか、キャプテンだとか、先生だとか、いろいろなところで、「リーダー」に、そういうのが期待されますよね。で、期待にこたえられないと…。
なんか、嫌です。
…でも、このいじめの問題は、先生が、プロとして、「リーダー」として、振る舞えたら防げたのかもしれませんね…。
…そういうのがなくてもうまくやっていける社会なら良いのですけどね…。
観測霊さまへの追伸
彼は、北野高校へは「調整校」と呼ばれる枠で、学区を越えた地域から進学したのだそうです。
その枠は決して大きくないので,(内申点は彼が通っていた中学内での相対評価になるため,他の北野高受験者に比べてひけを取らないレベルであったとしても,)当然,北野はトップ高ですから,当日の入試の出来については受験前に日々フォローしておかないと,なかなか不安なものがあったはずだから,との根拠があると伺いました。
もし,彼が中学の先生にそのように面倒を見てもらったのなら,彼は先生に感謝こそしてもいいはずなのに,彼の教師への憎悪は尋常ではありません。何が彼をあのような憎悪に駆り立てているのか,知りたいです。
それから,中学の内申点について,「教師が気に入らない生徒は,酷い点がつけられる」などとよく聞きます。
「内申点を教師に握られているのだから,親や生徒は教師の機嫌を取るしかない」かのような…
中学での実態は(当事者ではないので)わかりかねますが,概ねそのようなことはないのではないか,と思いますけどね…。
というのも,私は県立高に勤めていましたが,中学の内申書にあたる,高校の「調査書」には,担任は皆,懸命にいいところを探して書いてたので笑。
例としては,反抗的な生徒についても「自己主張ができる」とか,「個性的である」など(笑)。
冗談ですが,正直,ものはいいようかもと思ったこともあります(笑笑)。
もちろん,調査書を書くにあたって,生徒に自分のいいところを書いてもらうプチアンケートもしてました。
学力面で特に得意科目がなくても,友人関係やクラブ活動について目を向けて「クラブ活動に熱心に取り組んだ」とか「友人関係は円満」とか「友人に親切」とか「おとなしいが芯がしっかりしている」とか…,
頑張って生徒のいいとこ探しをした日々でしたとも!
もっと学校の教師を信頼して,少人数教育や複数担任等で,『学校で』丁寧にこどもの面倒を見れる体制にしていくことこそ,教育改革だと思うのですが…。
いじめについては,教師として対応したときのお話を,また別の機会に書かせていただきます。
あの男を精神病者扱いしてはいけません。
なぜなら、彼がもし精神病患者だったとすれば、これまでの「凶行」の責任を取らせることができなくなるからです。
彼は正気です。そして、自らの行いの責任を取るべきです。
彼に必要なのは治療でも保護でもありません。罰だけです。
府民の生活を脅かし、子どもたちから健全に育つ権利を奪い、職員を自殺に追い込んだ、その罰を受けるべきなのです。
すみません。
大津市のイジメ自殺事件までをも、あの男は利用しようとしていることにもう我慢も限界になって爆発してしまいました。
イジメ自殺がなぜなくならないか、今回の大津市の特に教育委員会の対応でよくわかりました。
大人たちがこの問題を有耶無耶にし、誰も責任を取らないように仕向けているから。これに尽きます。
そういう大人の所業を子どもたちはちゃんと見ています。見ているから、「どうせお座なりの対応で終わらせてくれる」と、たかをくくることができるのでしょう。
大阪じゅうの学校で今回の大津市のような地獄絵図を再現させようとしている橋下の教育政策は何としてもやめさせなければなりません。
そのためには一刻も早く、橋下とその一党を権力の座から引きずり下ろし、相応の罰を受けさせるべきです。
そうしてこそ初めて、子どもたちにも「イジメは悪であり、悪には罰が下る」ということを正しく認識させることができるでしょう。
Sha Wujingさんへ
その上で言い訳がましいかもしれませんが私はこう考えています。犯罪を犯したものは社会的影響を考慮に入れて精神疾患当事者であることも含めてそれなりの責任を取らねばならないのが今の社会です(そこには更生可能かどうかが問われます)。
当然ですが、私はハシゲに更生不能と言う判断を下しています。全ての私財を大阪府に提供して罪を償うべきと言うのが私の考えです。治療はそれと同時に行なうべきで、一般人と比較してハシゲ一派のやらかした権力犯罪に関しては断じて免罪されるべきではないと言うのが私の考えです。
横須賀市議の藤野英明氏はうつ病患者であるほか、パニック障がい当事者であるそうです。それでもきちんと政治家を務めているわけですから。きちんと判断できる人もいるわけです。また、自己愛性人格障害は発達障がいですが免責は基本的にはありません(少年犯罪に関しては適切な共生教育で抑えられる可能性があります)。
この事に関しては私もじっくり考えていきたいと思っています(私自身が発達障がい当事者ですから)。
http://hide-fujino.blog.so-net.ne.jp/2009-01-15
http://www.hide-fujino.com/
それと観測霊さん、拙い回答への回答に感謝申し上げます。私のブログにまで訪問いただいた事にも恐縮です。コメントもお待ちしております。
一番悪いのは誰なのか
教育委員会ガーとか言ってたら無難は無難でしょうけど。
橋下はこういうときでもやはり加害者を直接非難しない。
激しい口調であれこれいうわりにはいつもどこか逃げ腰なのはいつも通りかと。
そして識者もマスコミも誰もそこを指摘しない。
ネット上の一般人でも大抵そうなんだよな。
不思議なことに。
横槍失礼します。ハシモトが精神疾患を患っているかどうかはともかくとして、確かに権力者の人ってあまりにも融通が無くて、批判を半分も理解していないようなところはあると思います。
これは私の想像なのですが、権力を失う事を恐れるが為に、批判も指摘も一切聞き流すか、逆切れして済まそうとするのだと思います。権力だけが人間の存在意義だと思い込んでいるのですよ。だから、権力のない人達には冷たいし、障害は親のせいだというような言語道断な事を言ったりできるのだと私は思いますね。
> 教師を目の敵にしていますから,教員の人件費にお金を使うのは絶対嫌なんですよ,きっと
やっぱりそうなんですかね(^_^;)
まぁ教師の人件費を削ったうえで無茶振りして、それで自分の思い通りの結果が出れば自分の手柄にすればいいし、できなければまた叩いて人気取りに使えばいいしで、どちらに転んでも市長に損はないんですよね。それでとばっちりを受ける子どもの事なんか頭になんじゃないの、と怖い気がします。
> なぜ彼はそんなに教師を憎むのか…
わたしも彼や彼の支持者の言動を見聞きしていると、しばしばなんでそんなに他者が憎いのかと愕然とする事があります。「憎悪の表明」の敷居って確実に低くなってますよね。
市長の個人史の中で学校や先生がどんな位置づけであったのか、最終的な決定権は市長にありますからわたしたちは推測するしかないんですよね。mimosaさんのおっしゃる通り、当時の市長が先生にずいぶん世話になっていたとしても、市長がそれをどう受け取るかはわからないですし。
先生からすれば目をかけて世話を焼いたのだから感謝してくれてもいいのに、と感じるのは人情ですけど(^_^;)、必ずしも感謝が向けられるとは限らないわけで(^_^;)、先生からすれば「目をかけていた」つもりでも、生徒からすれば「目をつけられていた」と感じていたりとか(^_^;)、先生と言うのは実に因果な職業だと思います(^_^;)
そして過酷な体験が実際に市長の身の上にあったとして、だからといって政治上で私怨を晴らしていい道理はないのですけども。
> 頑張って生徒のいいとこ探しをした日々でしたとも!
ほほえましいですね(笑) 先生方は大変でしょうけども(^_^;)
わたしの小学校時代の級友でみんなを煽っての授業妨害をしばしばしていた子がいましたけども、彼の通信簿には「リーダーシップがある」的な事が書いてあったと本人から聞いたことがあります(笑)そのあとで「ただちょっと落ち着きに欠ける」と(笑) それを読んでから少し大人しくなったというのが本人談です(笑)
ちなみにわたし自身は「集中力がある」けど「ちょっと協調性に欠ける」とよく書かれました(笑)みんなが外で遊んでいるときでもずっと一人で本読んでたりとか、よくしてましたもので(^_^;)
> 『学校で』丁寧にこどもの面倒を見れる体制にしていくことこそ,教育改革だと思うのですが…。
同意です。
内田樹教授は今回のいじめに関して「教育の失敗ではなく、むしろ教育の成果」という事を書いています。
http://bit.ly/MjOMND
ずいぶん乱暴な物言いだなとは思いますが、片方で競争を煽っておきながらみんな仲良くという事の欺瞞はそれこそ子どもだましにもなっていないというのは確かに一面の事実です。
「子供たちがお互いの成長を相互に支援しあうというマインドをもつこと」、学校がそれを指導できる場であること、先生たちの言葉が欺瞞に堕さない学校であることを目指さないと、今回のいじめ「騒動」も「ガス抜き」で終わってしまうのでしょうね。嫌な予想ですけども。
いじめに対処した時のお話も、楽しみにしております(笑)
> 小野哲さん
機会があればそちらにもお邪魔したいと思います。その際はお手柔らかによろしくお願いします(笑)
AGENさん、観測霊さんへ
権力者の精神分析はあっていいと思うんですね、たとえばヒトラーは小さい頃父親から闇教育による暴力を受けていた事実があるんですね。それが後のユダヤ人虐殺につながったと言う一説もあります。いろいろな説はあるんですからじっくり解析はしていきましょうか?
観測霊さん、私こそお手柔らかによろしくお願いします(笑)。
必要なのは人権と教育では
違和“感”ではなく「それは違う」と思うということです
それは「イジメを行った生徒に人権なんて!!!(あるはずがない)」という報道のニュアンスであり、人々の反応です
確かに「悪」はイジメを行った生徒たちにあります
しかし、だからこそ、イジメを行った生徒たちには今こそ人権、教育を受ける権利が保障されなければならないのではないでしょうか(イジメを受けて死に追いやられた生徒の人権は、「保障されなければならなかった」)
その「悪」を自分のこととして受け入れること。そして、死を選ばされた生徒の苦痛、その過程をこれもまた自分のこととして追体験し、悔いること
それは、どんなに厳しい罰よりも、厳しくつらい道であるはずです。しかしながら、それ以外に生き残った側(殺した側)が、取り返しのつかない事件から逃げずに生きていく方法はないのではないでしょうか
生き残った側、というのは、イジメを行った生徒たちだけではなく、この社会に生きている人々すべてということでもあります
このような事件が起こるたびに、巻き起こっている「処罰しろ!処罰しろ!殺せ!殺せ!」という反応こそが、イジメの構図そのものに思えてなりません
そうした怨嗟の声を発するオトナたちにも、人権と教育が必要なのでしょう
>観測霊さま,
今日はいい夢が見れるかも笑。
>>頑張って生徒のいいとこ探しをした日々でしたとも!
>ほほえましいですね(笑) 先生方は大変でしょうけども(^_^;)
→ありがとうございま〜す。
>わたしの小学校時代の級友でみんなを煽っての授業妨害をしばしばしていた子がいましたけども、
>彼の通信簿には「リーダーシップがある」的な事が書いてあったと本人から聞いたことがあります(笑)
→でしょーでしょー。
通信簿もそうですけど,生徒の将来に関わりのある内申書や調査書に,教師が私怨を書いたり,ワルクチを書いたり,絶対しないですよ〜。 …ふと…誰かさんは書かれたんかしら??まさかね。
なんで「内申書を楯に」とか,悪く言われるのか,いつも不思議に思ってました。
必死でいいことばっかり書いて,生徒の親にホメて欲しいくらいでしたから。
私の勤めてた学校では「こういうの書くよ。いい?付け足しはない?」て,最終的に書く前に,原案を個人別に見せてましたもん。
生徒も「せんせ,うまいこと書くな〜」と照れくさそうでしたよ。
中には,「おれ『友人関係円満』なんやぞ」って,私に書かれることを友達に自慢してる子もいました。
>そのあとで「ただちょっと落ち着きに欠ける」と(笑) それを読んでから少し大人しくなったというのが本人談です(笑)
→かわいいですね!煽って授業妨害しても,やんちゃ坊主としては,コモノだったんだ笑。
>ちなみにわたし自身は「集中力がある」けど「ちょっと協調性に欠ける」とよく書かれました(笑)みんなが外で遊んでいるときでもずっと一人で本読んでたりとか、よくしてましたもので(^_^;)
→う…観測霊さん,私と似ているかも笑。